2009年8月〜9月のレビュー

(タイトルの部分をアルバムは シングルはで表記してます)
平井堅 「CANDY」
平井堅久しぶりのシングルは、ゴリゴリなエロファンク!!個人
的に平井堅のアップテンポナンバーはとても好きなので嬉しいん
ですが。ただエロファンクと言っても、平井堅の場合は歌声が”
透き通った淡い歌声”なので、セクシーな感じになるんですが。
個人的にはもっとこういう曲をやっていって欲しいですけどね。
西野カナ 「もっと...」
世間では”着うたの歌姫”と呼ばれているそうです。2人の温度
差にいらだちを感じている女心を歌っている曲だと思うんですが、
サビの部分の歌詞はとても良いと思うんだけど、Aメロ・Bメロ
の歌詞とサビの歌詞が上手い事リンクしていない感じが非常に残
念な感じがしました。歌声自体は非常に切ない歌に似合うと思うだけに。
RYUKYUDISCO 「Pleasure」
RYUKYUDISCOメジャー2枚目のアルバムは”RYUK
YUDISCO版歌ものアルバム”といった感じに仕上がってい
る様に思います。したがって今までのもので1番とっつきやすい
アルバムになったのではないかと思います。ただ個人的に1番印
象に残ったのはインストゥルメンタルな「てくのnoひみつ」だ
ったんですが・・・。琉球民謡度が減った分だけとっつきやすく
なったとは思うんですが、個人的にはテクノと琉球民謡のせめぎ
合いとでも書けばいいのでしょうか?そこがRYUKYUDIS
COの最大の魅力だと思うので、そういう点ではちょっと残念だ
ったかなと。(ポップというものを否定する気はさらさらないんですが)
BENI 「Better&Sweet」
安良城紅(あらしろべに)→BENIと改名して初めてのアルバ
ム。先行シングルの「Kiss Kiss Kiss」「恋焦が
れて」を聞いた印象としては”緩いテンポの曲が非常に似合いそ
う”という印象があったんですが、アルバムを聞いた印象として
は、アップテンポな曲にも適正があった事に驚いてしまいました!!
全体的なトーンとしては、人肌な温度で良い具合に揺らせてくれ
るアルバムとでも書いた方が正解なのでしょうか?聞いていてと
ても気持ちいいです。印象に残ったのは、先にも書いた先行シ
ングルの2曲、アップテンポな「Anything Goes!!」
stardust」「GO ON」童子−Tをfeat.した「
抱きしめて」これからの季節にぴったりなアルバムに仕上がって
いると思います。