Amika

私がAmikaと出会ったのは、1998年10/9のFM80
主催の「LIVE DIVA」加藤いづみを観に足を運んだ
事から始まった。たしかかの香織を入れた3人が出演していた。
その中で、パンフでのAmikaを見た感想は「なんで沈んでん
ねん」
だった。「ふたつのこころ」(後日判明)のジャケ写だっ
たが、そういえばやけにAmikaの眼光が鋭いなぁ〜と思い、
Amikaという人はどんな顔している人だろう、とAmika
に対して興味津々であった。いよいよライブが開始される時、私
が抱いた思い、それは(加藤いづみは今日どんな曲やるのかな?
この曲歌うのかな?もしかして新曲披露?)でした。そしていよ
いよライブスタート。まず司会のFM802のDJが、出演する
3人の近況、印象などを話していて、Amikaについては  

「Amikaさんは今日が初ライブです。
でも緊張は全然していないですよ〜。さ
っきからずっと、おなかすいた〜って言
ってますから。どんなライブを魅せてく
れるか楽しみですね!!」      

たしか、こんな事を言っていたと思う。大抵頭に初めての・・・。
とつく場合、緊張してしまうものだがその中で余裕すら感じられ
たAmikaの様子。そしてAmikaのライブがスタートした。
たしか1曲目に「ビール」を披露したと思う。「ビール」を聞い
ての感想は、独創的な詞を書く人なんだなと思ったのだが、2曲
目に披露した「ナンを食べにいく」は、物凄く衝撃的だった。目
をつぶって聞いてもその場にいるようなAmikaの歌声と、独
創的な詞が絡み合って物凄い独特な雰囲気を醸し出していたのを
思い出す。だけど、まだこの時私はAmikaという名前はばっ
ちりと覚えたが、このライブに来て1番うれしかった事は、加藤
いづみ
が”私がライブで聞きたい歌ベスト3”のうちの1曲を披
露してくれた事であった。私がAmikaに対して惹かれていっ
たのはしばらくしたある日、ライブの時もらったパンフレットな
どに含まれていた「Amikaファイル」(現在行方不明)なる
ものを見てからであった。たしかそこにはAmikaのデビュー
までの道のりなどが書いてあったと思う。Amikaの苦悩とか
描かれていたが、私が1番びっくりした部分、それはAmika
の詞であった。そのAmikaの詞は私がライブの時感じた独創
的な詞ではなく、まるでポエムの短編集のようであった。さらに
凄いと思った事は、作曲経験のないAmikaがこの詞に対して
メロディーをつけられた事。これには”もしかしたら作曲センス
の方が凄いのでは!!”と今でも感じています。そしてマキシシ
ングル「世界」を購入。Amikaの作り出す世界に惚れ込み現
在にいたってます。私はAmikaの世界に触れられて本当にう
れしいです!!私の世界とAmikaの世界をつなげてくれたの
は、もしかして加藤いづみ!?               

アルバムリスト
1998、2月 揺れる光ない海の底
2000、12月 会えない事になった日