1998年2月発売
「揺れる光ない海の底」
Amikaのデビューアルバム。
このアルバムには、人を包み込む
やさしさ、壊れる事なんて、すご
く簡単なんだ、それでも前に進ん
でいく力強さ。そういうのがでて
いるアルバムです。      


 1.朝方            
 2.世界            
 3.揺れる光ない海の底     
 4.How can I say 
 5.ふたつのこころ       
 6.ナンを食べにいく      
 7.ビール           
 8.花火            
 9.住宅            
10.一日            
11.手を振る朝         

<Pick UP!>

「朝方」
人を信じる事の難しさ、信頼を作りあげる事の難しさ、
それでいて、信頼なんて簡単に壊れてしまう。いや壊し
してしまう。                   

「それでも割れないプラスチックに
私もこんなものかと思った」
 
「世界」
この詞にAmikaの歌声がのると、すべてを優しく包
むような温かい世界がそこにあります。それは、まるで
「私は、あなたのためならなんだっできる。だから、あ
なたも私だけをみていて!」みたいな感じです。   
「ナンを食べにいく」
この曲は、私とAmikaを結び付けた曲。この曲は今
でも私が1番好きな曲です。この曲を初めて聞いた時、
物凄く独特な世界にひきずりこまれた!!感じがして、
今でも目を閉じて聞くと、その場にいるような感じがし
ます。まだまだ、日本語詞にはまだ見ぬ可能性があるん
だ!!と見せつけた曲だと思います。歌声は良い意味で
も、悪い意味でも怨念がはいっています。詞の世界は「
彼氏と毎日通っていたのに、いつまにか、1人できてい
る自分はなんなの?カップルが来るのが分かっているの
に、来てしまうのは、どうしてなの?」というやりきれ
ないという感じが。その詞の世界と歌声にサウンドを乗
せると不思議な世界がそこにあります。