「MINAMI WHEEL 2019」ライブレポ   
今年も「MINAMI WHEEL」が始まりました!!今年の
「MINAMI WHEEL」は1日目、2日目が超大型の台風
19号によって中止。したがって3日目だけの開催となってしま
いました。確か1回3日目だけが中止の時があったなと。それ以
来となるのかな?1日だけでも存分に楽しんでやると心に誓った
訳なんですが。                      

いつもの様に3DAYSPASSPORTをBIG STEPで
交換する訳なんですが、今年は3階の左側にある空き店舗を利用
した形となりました。多分毎年ジブシーなんだろうなと。個人的
には地下2階が空き店舗になるのが1番良いのかな?なんて思う
訳なんですが。                      

という訳で唯一「MINAMI WHEEL」開催となった3日
目なんですが、この3日目が予定を組みやすかった&動きが少な
い日だったんですね。ある意味で”フェス感を感じられない”と
言わればそれまでなんですが。唯一迷ったのが、       

     ザ・コインロッカーズ@soma         

       yokoyure@OSAKA RUIDO  

だった訳なんですが、すぐに行きたい所が決まってしまいました。

今年の「MINAMI WHEEL」最初に訪れたのはOSAK
A RUIDOでした。yokoyureはタワーレコードの試
聴機で聞いて気に入ったので足を運びたいなと思った訳なんですが。

まずはドリンクカウンターで生ビールを飲んだ後、ライブフロア
に足を運んだ訳なんですが。そして始まったYOKOYUREの
ライブなんですが、1曲目がラヴァーズレゲエな感じの曲が非常
に心地良い。2曲目、3曲目も文字通り”YOKOYURE”さ
せてくれる曲で、ビールを飲んだ後に聞いたので非常に良い感じ
で楽しませてもらっています。正直書くと”アルコール飲みなが
ら聞いた”らもっと楽しいんだろうなと。この後にMCだったん
ですが、「MINAMI WHEEL」1日しか開催されなくな
ったけど楽しんでくださいだったかな?そんな事を言った後に、
1曲歌った後に最後の曲に行く前に、11/10に「groov
y ROOMS」
というイベントをやると言った後に最後の曲を
やったんですが、女性の方のVo.がライブフロアに降りて歌っ
ているじゃないですか!!非常に良いバイブスを感じました!!

今年の「MINAMI WHEEL」は1日しかない&後半はス
ケジュールがバシっと決まっているので、動ける前半に出来る限
り廻る事に。次は堀江エリアの方に。向かうはclub vijon!!

ここでやっていたのはROKIという4人組バンド。最初の2曲
を聞いて思った事は”もしかしてメロコア!?”かなと。この後
にMCしていたんですが、何を言っていたのかは分からないんで
すが非常に熱い事を言っていた様な気がします。この後に「夜の
後に」
を歌った後に1曲やったんですが、思わずダイブをしたく
なる様な厚い演奏とでも書けばいいのでしょうか?ラストに「夜
行列車」
という曲をやってライブが終わったんですが、グっと心
を掴まれた様なライブでした。               

この後、SUNHALLへダッシュへ向かったんですが、ライブ
は既に始まっていました。急いでドリンクカウンターでブラック
ルシアンを頼んでライブを楽しむ事に。ここではヤングオオハラ
という4人組バンドがライブをやっていました。1つ前のROK
とはまた違った感じの陽気で踊らせてくれる感じのギターロッ
クとでも書けば正解なんでしょうか?MCを聞いても非常におお
らかとでも書いた方が正解なんでしょうか?そういう風な印象を
受けました。                       

ヤングオオハラのライブが終わった後、一旦三角公園にある甲賀
でたこ焼きを食べるんですが、年々たこ焼きの値段が上がって
いる気がするんですが。これ以上(50円単位でも)値段が上が
ると、もう気軽にたこ焼きを変えない気がしてしまう私がそこに
いたりします。                      

甲賀流のたこ焼きを食べた後、CLAPPERへと足を運びまし
た。久方ぶりとなる3連続ライブです。あんまりやりたくはない
んですが、こういうイベントでは。             

ライブフロアに入ったら、ちょうど南壽あさ子がリハーサルをや
っていて、「フローラ」を歌い終わった所なのかな?これだった
らもうちょっと早くに来た方が良かったかな?とちょっと後悔し
てしまいました。                     

そして南壽あさ子のライブなんですが、まずは挨拶をした後に、
台風19号で被害に遭われた方に対してのコメントを言った後に
「フランネル」だったんですが。この人の歌声はいつ聞いても”
夏の甘酸っぱい感じ”を思い起こさせてくれる感じが好きな訳な
んですが。2曲目は「すみれが咲く頃」を。南壽あさ子の歌声は
”目を閉じると風景が見える”所が良いんですよね。なんかこの
曲は幼き日の事を思い出している感じがいいんですよね。次の曲
に行く前に10/6にリリースされた「Neutral」につい
て話していました。このアルバムは日本とアメリカで制作された
様で。次の曲はアメリカの民謡「Shenandoh」を歌うそ
うです。この曲はカーネギーホールでライブをした時もアメリカ
のオーディエンスが口づさんでくれたそうです。その後に「Sh
enandoh」
を歌ったんですが、非常に透明感を感じてしま
いました。この後にNHKのEテレ「みんなのうた」で放映さ
れている「鉄塔」を歌ったんですが、南壽あさ子の曲の中で楽し
さというか無邪気さを感じたのはこの曲が初めてかも!?最後の
曲は「for get me not」を歌って南壽あさ子のラ
イブが終了したんですが、心が安らぐ様なライブアクトでした。

この後、観るのは見田村千晴。一度「MINAMI WHEEL」
で観た記憶があります。そして登場してきた見田村千晴。アコー
スティックギターでの弾き語りでのライブ。1曲目が「悲しくな
ることばかりだ」
だったんですが、確かこの人のライブってこん
な感じだったよなと思い出しました。世の中に対する不平不満を
吐き出すスタイルとでも書いた方が正解なんでしょうか?次の
シラフで夢を語れ」
もそういう風な感じの曲の様に思いました。
「あの日雨が降ったから」はループステーションを用いての演奏。
4曲目の「銀河鉄道の夜」もループステーションを用いての演奏
だったですが、この曲はアコースティックギターで演奏するので
はなくて、ハンドマイクで歌っていたんですが、歌を歌っていた
のではなくて、ポエトリーリーディングだった事に驚いてしまい
ました。宇宙に行っている好きな人に対して想いを届ける様な歌
詞が印象的だったんですが、この日のライブと「銀河鉄道の夜」
を聞いている時、ふと”かつての橘いずみを彷彿とさせるもの”
を感じてしまいました。この後に「独白」を歌った後に、10/
9にリリースされた「歪だって抱きしめて」のリリースツアーで
関西にやってくると。そのライブツアーは弾き語りVer.とバ
ンドVer.の2種類があって、バンドVer.は1/26に
omeno kyoto
、バンドVer.は3/1にpange
であると言った後に、最後の曲は「禁煙室」だったんですが、
非常に胸に響くと書いた方が正解なんでしょうか?そんなライブ
だった様に思いました。                  

この次に登場してくるのは三上ちさこなんですが、本当に久方ぶ
りに去年の「MINAMI WHEEL」で観たんですが、その
時観た印象は”fra−foa時代のオルタナ姫から、歌を歌う
喜びを覚えてしまった
”だった訳なんですが。1人の人間として
の成長としたら喜ばなければいけない訳なんですが・・・。果た
して今回は前回観た時に感じた”陽のエネルギー”をさらに感じ
るライブになるんでしょうか?               

そして三上ちさこのライブなんですが、今年の「MINAMI 
WHEEL」で1番びっくりしたのはここだったかもしれない!!
てっきりバンドセットでのライブだと思っていたんですが、まさ
かまさかのアコースティックセットでのライブでした。1曲目は
「re:rife」だったんですが、これはPVを見ても思っ
た事なんですが、fra−foa時代の「澄み渡る空、その向こ
うに僕がみたもの」
を思い出してしまう訳なんですが。この後に
「ユートピア」だったんですが、これは「re:life」を歌
っている時にも思った事なんですが、”歌を歌う事が非常に楽し
い!!”という感じなんですよね。さっきも書いたんですが”陽
のエネルギー”を感じるというか。これは1人の人間の成長とい
う部分では非常に喜ばしい事でもあると同時に、fra−foa
時代を知っている人間にとっては”もうあの頃の感情”では歌う
事はないんだなと悟ってしまう部分もあったり・・・。この後に
MCだったんですが、まずは自己紹介した後、「MINAMI 
WHEEL」が2日間中止だった事に触れた後に、三上ちさこ自
身も台風19号で避難所に避難したそうなんですが、避難所がど
こにあるか分からなくて迷子になってしまったそうです。で、次
の曲は、3/11の「東北大震災」に被災された三上ちさこのお
友達が毎年3/11に花火大会をやっているそうで、その花火を
見ている時の心情を曲にしたそうです。「sNow lette
R」
という曲だったんですが、なんかfra−foa時代を彷彿
とさせたのは気のせいかな?と。次の曲は「ヌード」だったんで
すが、今年の「MINAMI WHEEL」で1番印象に残った
のはこの曲でした。曲中盤辺りから何かが三上ちさこに降りかか
ったとでも書いた方が正解なんでしょうか?そんな物を感じたん
ですよね。そして段々と三上ちさこの歌い方が狂気じみたと書い
た方が正解なんでしょうか?まさかオーディエンスに中指を立て
るとは・・・。歌い終わった後、性も根も尽きた様な表情をして
いたのが印象的でした。最後の曲に行く前に今年は「LIGHT
&SHADOW」をテーマにして活動を行なってきたと言った後
に、それの集大成となるライブを12月に大阪でやると言った後
「Ant Star」だったんですが、まさかの”狂気”を堪
能できるとは思っていませんでした。            

この後、CRAPPERのすぐ近くにあるBIG CATへダッ
シュ!!なんとかBIGSTEPの3階部分にたどり着けたので
BIG CATの中に潜入する事ができるなと。       

BIG CATの中に入ったら、スミモフアイスを飲んだ後に荷
物をロッカーにしまおうと思ったんだけど、”まっいっか”と思
った事が誤算に・・・。                  

次にライブを観るのはWOMCADOREという4人組バンドだ
ったんですが、ライブの方は衝動を掻き立てる様なギターロック
とでも書けば正解なんでしょうか?このライブを観ていると”ダ
イブしたいな〜”という想いがあったんですが、グっとこらえて
いるとライブ終盤でダイブしている人がちらほら・・・。これだ
ったら、荷物をコインロッカーに預けてきた方が・・・。と思っ
てしまいました。                     

ラストはSIRUP。去年の「MINAMI WHEEL」で観る
事が出来なかったので、ちょっと楽しみして足を運んだ訳なんで
すが。ライブの方はR&Bというよりかは、むしろアーバンミュー
ジックもしくはシティポップスの色彩も強いかな?と感じました
が、腰に来るビート、そしてSIRUP自身もアジテーションし
ていたんですが、踊らせにきたというだけあって、非常に横乗り
させるサウンドが非常に印象的でした。アルコール片手に楽しみ
たかったと思ってしまいました。              

今年の「MINAMI WHEEL」1番印象に残ったのは見田
村千晴でした。非常にブルージー、そしてかつての橘いずみを彷
彿とさせる様な魂から出している様な歌声が非常に印象に残りま
した。そして三上ちさこはもう封印したと思っていた”狂気”を
表現した事に驚いてしまいました。序盤のライブパフォーマンス
からは明らかに”歌を歌う楽しさ”を存分に楽しんでいる表情だ
ったんですが・・・。個人的には非常に嬉しいんですよ!!ただ、
”明と暗の落差があまりにも激しすぎる!!”ここをどうするか
が三上ちさこのライブアクトの課題の様な気がしてきました。 

”台風はもうこない10月の3連勝を使用しての開催”だった「
MINAMI WHEEL」な訳なんですが、2日続けての中止
は致し方ない部分だと書いときます。さすがに10月に台風が来
るのは予期しない部分があるので・・・。ただ、次台風上陸で中
止になった場合は3回目。開催時期を再検討する段階に来るのは
間違いないのかな?と。