2005年1月〜2月のレビュー

(タイトルの部分をアルバムは シングルは        
       ライブ会場&公式ページ限定はで表記してます)

                              

加藤いづみ 「live:”romeo” the      
              acoustic final」
加藤いづみ、初のライブアルバム!!個人的に、いつかはリリ
ースして欲しいな!!と、思っていたので。ただ、このライブ
アルバム、一般流通されていません・・・。去年の年末に行わ
れた、ワンマンライブ&加藤いづみ公式サイトのみでの発売。
いわゆるファンアイテムという代物なんですが・・・。一般流
通されなかった事に、ちょっとした寂しさみたいなものを、感
じてしまいました。個人的な思い入れが強すぎる、というのも
あるんだろうけど、ファンアイテムにしておくにはもったいな
すぎる!!もっとたくさんの人に、このアルバムを聞いてもら
いたいと思いました。アコースティックギターの音色に乗せて
見せる、加藤いづみのいろんな表情の歌声。前半、不安定な面
もあるんだけど、とても素晴らしい歌声を披露しています。た
だ、個人的にとても残念だった事が・・・。「坂道」が、この
ライブアルバムに収録されなかった事が。はっきり言って、こ
のライブアルバムの収録曲、個人的には、とても贅沢すぎるん
だけど。(ライブで聞いた事がなかった”この街が好きだよ”
”ナチュラルガール”あと、あんまり聞いた事がない&好きな
曲の1つ”髪を切ってしまおう”が収録されているけど)正直、
「坂道」が収録されていれば、完璧だったんですけどね。贅沢
な要求かもしれませんが・・・。             

(live:”romeo” the acoustic f
inalは、SOLD OUTしたので、購入する事はできません)
Amika 「大きな月」
いわゆる、CDがリリースされたのは、4年ぶりぐらいかな?
個人的には、ライブビデオ(これも、ライブ会場&公式HP限
定商品なんだけど。ちなみに、今は、発売されていません)を、
リリースしてくれた時点で、もう、思い残す事はないんですが・・・。
AmikaのCDを買った時は、まず最初に歌詞を読む事から
始めるんだけど、相変わらずポエム調な所が変わっていなかっ
たのには安心しました。個人的にAmikaの1番の売りな所
でもあるし、私が1番好きな部分でもあるので。全体を通して
の感想は、メロディーがとてもポップな感じになっている所。
正直驚いてしまいました。4年の間で1番成長した部分ではな
いかと。それ以上に驚いてしまったのが、5曲目の「日々を繋
ぐ」で、自らコーラスをしている所。はっきり言ってそんな事
嫌いそうな感じがしてたんですが。4年も経つと考え方という
のも変わるものなのかな?個人的に期待していたのが、ライブ
音源の「ルービックキューブ」2年ほど、このタイトルをつけ
てリリースしていいのか?と、とても悩んでいたみたいですが・・・。
Amika公式ページ”1日”の過去ログがあれば、読んで
みてください)結局は、ルービックキューブの名称使用の許可
がおりたみたいですが。歌詞の内容は、ルービックキューブを
彼氏に例えて、今まで思っていた、感じていた不信、嘘を段々
と暴いていってしまい、(ルービックキューブの面を揃えるか
のごとく)最終的には、そのルービックキューブを捨ててしま
う。という風に感じました。確かに、こんな内容の歌詞だった
ら「ルービックキューブ」というタイトルをつけていいのか?
と、ためらってしまうのも分かります・・・。       
紗希 「春の匂い」
ACO目当てで、ライブイベントを見に行った時、Roset
ta Gardenのサポート&コーラスをしている姿に、そ
の時、1曲だけ、持ち歌を歌った「春の匂い」を聞いて、何か
を感じ、この人に興味を持ちました。その時のライブのMCで、
「2月にミニアルバムをリリースする」という事を言っていた
ので、非常に楽しみにしていました。基本的に私は、アーティ
ストに対して、一目惚れをするタイプではないんですが。(大
体、何回かレンタル、もしくは試聴して気にいったら、CDを
購入するタイプです)ちなみに、アーティストに対して、一目
惚れをしたのは、Amika以来です。このミニアルバムを聞
いて思った事は、ライブで感じた通りな、歌声が鼻にかかって
いる所が良かった。あと、嬉しかったのが、全体的にアコース
ティックなサウンドだった事。ライブの時は、弾き語りだった
けど、アルバムでは、バンド感溢れるサウンドになるものだと
思っていたので、とても嬉しい誤算でした。以外、もしくは、
ライブでは、感じられなかった部分なんだけど、歌声が思った
以上に、ハスキーというか、ソウルフルというか。ライブで聞
いた時は、とてもキュートな歌声という印象があったので。個
人的な願望としては、変に奇をてらった事をせず、これからも、
アコースティックを軸にした形の、アーティスト活動をしてい
って欲しいです。                    
レミオロメン 「南風」
この曲で、初めてレミオロメンのアップテンポな曲を気にいり
ました。前作「モラトリアム」も、アップテンポな曲だったん
だけど、ポップな事をやりたいのか、尖った方向に行きたいの
か、よく分からなかったので。この曲は、ポップな方向に、針
を振り切った事が、良い結果になった様な気がします。曲を聞
いていると、口ずさみたくなります。個人的に、サビの部分の、
高揚感を煽る感じが好きです。              
YUKI 「JOY」
久しぶりに、YUKIのポップな曲を聞いた感じがします。最
近の曲は、ミディアムテンポ、もしくはバラードを主流でやっ
ているイメージがあったので。(CMの影響もあるんだろうけ
ど・・・。)もしかして、ここまでポップな曲は、ソロ転向後、
初めてなのかな?この曲を聞いていると、JUDY AND 
MARY「Hello! Orange Sunshine」
「Cheeze ”PIZZA”」を彷佛させるものがあるな。
と、思いながら、聞いてしまう自分がいます・・・。    
小松未歩 「小松未歩7〜prime number〜」
約1年半ぶりのアルバム。前作、前々作と、ダンスサウンドを
取り入れたアルバムだったんだけど、このアルバムは、原点回
帰したかの様な、ミディアムテンポが多い感じの、普遍的でポ
ップな感じのアルバムになっていると思います。この前も、こ
んな事を書いた記憶があるんだけど、その時々で、流行りな事
があると思うんだけど、これだけ、立ち位置が変わっていない
のは、とても凄い事だと思います。前作、前々作と、ダンスサ
ウンドに挑戦してはいたけれど。変わる事も大変だけど、変わ
らない事は、もっと大変というか。刺激的要素は、ないんだけ
ど、聞いていると、まったりできるというか。この人の作風は、
そんな感じがします。ただ、今回はちょっと刺激的要素が。「
翼はなくても〜Extravagant MIX」小松未歩の
まったりした歌声と、トランステクノという、一見相反しそう
な感じの組み合わせなんだけど、これが、以外や以外、見事に
噛み合っている!!これには、驚いてしまいました。って、い
うより、こんだけ噛み合っているんだったら、他の曲のRIM
IX、次のアルバムの収録曲のどちかかでいいから、また、ト
ランステクノで何かして欲しい。と思いました。      
CANDY 「Bye&Thanks」
この曲で、デビューしたみたいですが、貫禄みたいなものを感
じました。とても歌が上手いと思います。特に高音部分は聞い
ていて、とても気持ちいい!!デビュー曲だからか、とてもポ
ップなR&Bって感じだったけれど。(最近のDIVA系は、
ポップな感じが多いような?)個人的には、ソウルフルなバラ
ード曲を聞いてみたいと思いました。           
名取香り 「Gentlemah」
この人も、この曲でデビュー。アコースティックサウンドで、
ダンスホールレゲェーをやっているんだけど、この人、レゲェ
ーシンガーのわりには、レゲェーシンガー特有の節回しがない
所が気にいっています。っていうより、ソウルシンガーが、ダ
ンスホールレゲェーをやると、こんな風になるのかな?とも思
いましたが。聞いていて、とても心地良いです。      
Mi 「未来の地図」
TV番組「あいのり」の主題歌で、デビューした女の子3人組
バンド。恋心を抱いている女の子の心情を、甘い歌声で歌って
います。最初「あいのり」で、この曲を聞いた時、”えらいコ
テコテなGIRLPOPやな〜”と、思ったんですが。こうい
う感じの曲は、ここ最近増えている印象が?「あいのり」で聞
いた時は、元気な感じの歌声に聞こえたんだけど、CDでは、
ちょっと不安げな感じの歌声でした。もうちょっと元気な感じ
があればいいのにな!!と、思いました。個人的には、これか
らに期待のGIRLPOPバンドです。