2006年3月〜4月のレビュー

タイトルの部分をアルバムは シングルは        
       ライブ会場&公式ページ限定はで表記してます)
ZAZEN   「MATSURI SESSION     
   BOYS     12・27 2005 TOKYO」
ZAZEN BOYSライブアルバム第3弾は、2005年、1
2/27の渋谷AXでのライブが収録されています。このライブ
アルバムを聞いて1番印象的だったのは、ドラムスの松下敦のド
ラミング(と言えばいいのかな?)が、アヒトイナザワみたいな
感じになっていた事。これは、向井秀徳の要求もあって、こんな
感じになったのかな?とも思いましたが。このアルバムの1番の
特徴は「CRAZY DAYS CRAZY FEELING」
のNew Ver.が聞ける事でしょうか?何かDubぽい感じ
がするんですが。(マイクにリバーブ処理をしているからでしょ
うけど)個人的にこのアルバムで1番気に入っている所は、Di
sc2ラスト3曲の「COLD SUMMER」「自問自答」「
半透明少女関係」本当にめちゃめちゃかっこいい!!特に「CO
LD SUMMER」は感慨深いものがあります。アヒトが脱退
したのでこの曲は封印かな?と思っていたので。       
 ZAZEN    「AT THE MATSURI    
     BOYS          SESSION」 
こちらは、「ZAZEN BOYS III」が10倍楽しめるC
Dらしいです。全曲インストなんですが、最後までだれる事な
く聞けてしまいました。音だけで切迫感を表現できているのは
凄いなと。あとベースラインが物凄く複雑でゴチャゴチャして
いる感じがとても印象的でした。NUMBER GIRL最後
のCDとなった「I don’t know」に収録されてい
る「中学一年生」「サーティン」を思い出してしまいました。
これだったら、曲数を5、6曲ぐらいに絞ってミニアルバム名
義で一般流通で販売してもいいのでは?と思いました。   
SOIL&”PIMP”    「Pimp of     
      SESSIONS     The Year」
ZAZEN BOYSが出演していたライブイベントにたまた
ま出演していて、そのライブを見た時ヒップホップでいう”l
ock”されてしまったんですが。日本よりかは海外で人気み
たいで。全体的にとても切迫感ある所が私好みです。正直ジャ
ズを聞いている。というより、とてもとんがっているロックを
聞いている印象があります。めちゃめちゃかっこいいです。C
Dで聞くのもいいんだけど、ライブでアルコールを飲みながら
踊り狂いたい!!これは贅沢な悩みなのかもしれないけど、も
うちょっとスローテンポな曲が欲しかったかな。(スウィング
させる様な感じの)これを所々に配置すれていれば、もっと良
い感じのアルバムになった気がします。          
小島麻由美 「スウィンギング・キャラバン」
小島麻由美7枚目のアルバムを聞いた第1印象は「セシル時代
に戻っている」正直言ってびっくりしてしまいました。このア
ルバムを聞いていると、前作「パブロの恋人」が、セシル後の
小島麻由美と、このアルバムでの小島麻由美とを上手くグラデ
ーションした感じに思えてしまうのは気のせいでしょうか?個
人的にお気に入りなのは、ノー天気な感じの「ラストショット」
陽気で明るい感じの「chakachaka」そして、密室な
感じの切迫感を感じ、その昔”平成の笠地シズ子”と呼ばれて
いた事を思い出してしまった「トルココーヒー」もしかしたら
このアルバム、原点回帰した感じの位置付けになるのかもしれ
ないですね。                      
綾瀬はるか 「Rose」
女優、綾瀬はるかの1stシングル。プロデュースが小林武史
で、作詞がEvery Little Thingの持田香織。
いわゆる豪華布陣。という訳なんですが。1番びっくりしたの
が、小林武史がプロデュースした事。正直言って、小林武史が
こういう仕事をするとは思わなかったのでびっくりしてしまっ
たんですが・・・。けれど歌声を聞いて感想が変わりました。
”これはやるわ”と。綾瀬はるかの歌い上げる声がですね、小
林武史が好みそうな声をしているんですよ。(あくまで私の主
観ですが)あと綾瀬はるかの歌声がWoman’s Soul
のVo.を感じさせる物(思い出して)がありました。まだま
だ未熟な部分はあるんだけど、個人的にはこれからが楽しみです。
チャットモンチー 「恋の煙」
これが1stシングルかな?(メジャーでは)ポップだけどオ
ルタナティブな感じがするサウンド。ちょっと舌足らずな歌声。
個人的には、どこかGO!GO!7188を彷佛とさせる様な
感じがします。好きな人に対して、私に罠をかけてほしい。そ
して2人で甘いひとときを過ごたい。という妄想をしている様
な歌詞を歌っている様に思います。煙=妄想なのかな?   
音速ライン 「ナツメ」
個人的にとても気になっているバンドの1つです。切ないメロデ
ィー、切ない歌詞世界。っていう所が1番気になってしまう所な
んだろうけど。今回の曲もそんな感じに仕上がっていると思いま
す。とても切ない未練感みたいなものを感じました。     
バブル青田 「ジーザス」
テレビ朝日系「ロンドンハーツ」発の企画物。と言った方が早い
かな?このバブル青田は、青田典子(ex:CCガールズ)が扮
しているみたいで。ちなみにこの曲、TKこと小室哲哉プロデュ
ースみたいで。バブル青田というだけあって、非常にバブリーな
感じ。(いろんな意味で)非常に懐かしいと思ったのと同時に、
とても新鮮に感じました。いわゆる輪廻転生というんでしょうか?
良い頃の小室メロディー(流行りを追いかけずに自分自身の感性
から出たメロディーというか。ちなみにこの曲、小室哲哉全盛期
に作った曲みたいで)という風に感じました。あと小室メロディー
の1つの特徴として、とても高音域な音が挙げられると思うんだ
けど、青田典子よく声が出ている。これにはびっくり!!正直言
ってバブル青田の第2弾を期待している自分がいます。っていう
より、企画物としてはちょっともったいない。という気も。(歌
詞カード見て気がついたんだけど、小室さん編曲はしていないん
ですね・・・。)