アルバム | |
1位 | ミドリ「あらためまして、初めまして、ミドリです。」 |
2位 | faith「faith」 |
3位 | 柴田淳「親愛なる君へ」 |
4位候補? その他? |
ZAZEN BOYS「ZAZEN BOYS4」 VOLA&THE 「Halan’na−ca ORIENATAL Darkside」 MACHINE THE HEAVY 「THE HEAVY MANNERS 「MANNERS」 |
2008年、私の中で1番良いと思ったのは、ミドリ「あらため
まして、初めまして、ミドリです。」でした。初めて聞いたのは
「JAPAN COUNTDOWN」のOP曲に採用された「ゆ
きこさん」だったんですが。あそこまでブチ切れな感じの曲を聞
いたのは久しぶりの様な気が?アルバム全体を通した感想を言う
ならば、パンク・ジャズ・民謡をごちゃごちゃにしたミクスチャー
ミュージックとでも言えばいいのでしょうか?久しぶりにあそこ
まで狂った&ロックの枠を突き破りまくりなアルバムを聞いた気
がします。
2位はfaithの「faith」ようやくfaithのキャッ
チコピーである「Classic meets Hiphop」
を堪能できた作品の様に思いました。それまでのアルバムがクラ
シックとヒップホップがまったく逆の方向を向いていたのに対し、
このアルバムは上手くポップという要素を使って、クラシックと
ヒップホップを融合させた(もしくは繋いだ気が)します。
3位は毎年の様に悩んだんですが、柴田淳の「親愛なる君へ」を
挙げたいと思います。一言でまとめるとするならば、「ため息」
以来の当たりだったな〜と。「ため息」以降のアルバムって、ど
こか1曲に新境地に挑戦という曲(それはそれでしばじゅんの新
たな一面・魅力が見れて良かったと思うんですが)があったんで
すが、このアルバムは良い意味で”柴田淳の良さ”を全面に押し
出した感じに仕上がった気がします。”柴田淳の良さ”と言えば、
個人的には歌声の魅力だろうと。ピアノ1本だけで歌った「ふた
り」は、とても絶品な感じに仕上がっていると思います。最初ア
ルバムを聞き通した印象は”良い意味で地味なアルバム”だった
んですが、聞き込むうちに段々と評価が高くなっていきました。
”スタンダードの強み”を充分に堪能させてもらった1枚だった
様に思います。
本来ならここで終了なんですが、去年のベスト3を発表するのを
忘れてしまった(すいません・・・。やらなければ、やらなけれ
ばとは思っていたんですよ!!って、これって言い訳?)ので、
ここで発表。(感想は一言メモ方式で)
アルバム | |
1位 | 安室奈美恵「PLAY」 |
2位 |
VOLA&THE 「ANDROID ORIENATAL 〜like a MACHINE house mannequin」 |
3位 | 石野田奈津代「わたしのうた」 |
4位候補? その他? |
Dragon Ash「INDEPENDIENTE」 紗希「GREEN」 堀下さゆり「シロツメグサ咲いた夏」 THA BLUE HEAB「LIFE STORY」 SOIL&”PIMP” 「PIMPOINT」 SESSIONS 原田知世「music&me」 チャットモンチー「生命力」 REBEL FAMILIA「GUN OF RIDDIM」 中西保志「Standards」 RYUKYUDISCO「INSURARHYTHM」 Crystal Kay「ALL YOURS」 |
1位は安室奈美恵の「PLAY」前作「Queen Of Hi
p−Pop」の時は、歌声にもう少し力強さがあればなぁ〜と思
っていたんですが。「PLAY」では、抜く所は抜きつつ、力強
さは小室哲哉プロデュース時代を彷彿とさせる感じに仕上がって
いると思います。このアルバムで”R&BDIVA:安室奈美恵”
に変貌を遂げたのではと。
2位はVOLA&THE ORIENATAL MACHINE
の、「ANDROID〜like a house manne
quin」正直ここまで狂った感じのアルバムになるとは想像で
きませんでした、歌詞にしてもサウンドにしても。非常に変態な
感じのアルバムに仕上がっています。そんな変態な感じから時折
飛んでくるキャッチーなメロディーが非常に癖になるというか。
このアルバムで、VOLA独自のポジションを築いたのではないかと。
3位は石野田奈津代の「わたしのうた」ソロとしては実質的に8
年ぶり2枚目のアルバムです。このアルバムを聞いて1番最初に
思った事は歌声の変化でした。8年前にリリースされた「ひまわ
り」(いしのだなつよ名義でリリースされた)の時は”汚れを知
らない真っすぐな歌声”だったのが、「わたしのうた」では”8
年間いろんな経験をした結果、とてもくすんだ感じの歌声”にな
っていると思いました。それ以上に、”なつってこんなにも切な
い世界が似合う歌声だったっけ?とも。個人的には「バラ色」が
とても印象に残りました。この曲聞いた時、”なつって凄い!!”
と、絶賛(ポップでキャッチーでキュートな切ない歌な所が)し
てしまいました。
あとは2007年は個人的にアルバムの当たり年だったなと。一
応これで2007年のけじめ(爆)はつけたつもりです。