「ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ再結成」

一言でまとめると”Ｔｈｉｓ　ｉｓ　向井秀徳”だな（爆）と。
要するに”蝦夷ロックでライブがしたい”というのが１番なのか
な？とも思ってしまったんですが。それにしてもですね、向井秀
徳と中尾憲太郎が再び同じバンドでステージに立つのか。向井秀
徳とアヒトイナザワは、アヒトイナザワのＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳ
在籍最後の方で向井秀徳から”テンションが違う”と言われて、
自分のやりたい音楽をやるためにＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳ脱退→Ｖ
ＯＬＡ＆ＴＨＥ　ＯＲＩＥＮＴＡＬ　ＭＡＣＨＩＮＥ結成だった
様に（要はＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳでロックをやりたかったけど、
向井秀徳的にはＮＡＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ後期で表現された、ＨＩ
ＰＨＯＰ・ＤＵＢ・祭囃子の要素をさらに推し進める形を取りた
かったんだなと）思ったんですが。時が経ち、アヒトイナザワも
バンドのフロントマンになり、向井秀徳の言っていた意味合いが
分かり和解（？）みたいな形になったとどっかの音楽雑誌で読ん
だ記憶（「夏の魔物」で向井秀徳・アヒトイナザワ・田淵ひさ子
の３ショットの写真をｔｗｉｔｔｅｒで見た記憶があります）が
ある訳なんですが。で、確か中尾憲太郎がＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲ
Ｌを脱退した理由は”方向性の違い”だったと思うんですが、そ
の当時のネットの情報では”ロックバンドなのにロックンロール
やりてぇ”だった記憶があります。そしてＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲ
Ｌ解散後、少なくとも公の場において向井秀徳と中尾憲太郎は絡
んだ記憶がないので、その点においても”１００％再結成はない
んだろうな”と。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ロック雑誌的（ＲＯＣＫ’ＩＮ　ＯＮ　ＪＡＰＡＮ）アプローチ
によるＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ再結成の美しさを書くとするなら
ば、『北海道で解散（札幌ペニーレーン）したバンドが北海道（
蝦夷ロック）で再結成する』でしょうか？ちなみにＮＵＭＢＥＲ
　ＧＩＲＬは福岡県博多区出身のバンドなんですけどね。そして
蝦夷の地で再結成後ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬが初めて奏でる曲は
何なんでしょうね？「透明少女」「ＯＭＯＩＤＥ　ＩＮ　ＭＹ　
ＨＥＡＤ」等が挙げられると思うんですが、個人的には「ＩＧＧ
Ｙ　ＰＯＰ　ＦＡＮ　ＣＬＵＢ」が１曲目だったら、非常に再結
成として素晴らしいし、ロック雑誌的にも”３万字で大炎上（も
はや死語）”しちゃうだろうなと。　　　　　　　　　　　　　

向井秀徳は「何発かやりたい」というコメントを残しているので、
この後ライブツアーがあると思うんですが、個人的にはそれはワ
ンマンではなく対バンツアーであって欲しいというか、そっちの
方が観たいんですよね。それは向井秀徳が尊敬の念があるｅａｓ
ｔｅｎ　ｙｏｕｔｈ・ＴＨＡ　ＢＬＵＥ　ＨＥＲＢ。ある意味同
志的？なＫＩＮＧ　ＢＲＯＴＨＥＲＳ。そしてＮＵＭＢＥＲ　Ｇ
ＩＲＬに憧れていたＡＳＩＡＮ−ＫＵＮＧ−ＦＵ　ＧＥＮＥＲＡ
ＴＩＯＮ・Ｂａｓｅ　Ｂａｌｌ　Ｂｅａｒ。ワンマンも観たいん
ですけどね、こっちの方がワクワク感があるんですよね！！札幌・
東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡あたりですかね。ツアー
を組むとするならば。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

最後にですね、ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬのこれからについて。こ
んだけの事をするならば”新たな音源が聞きたい”になってくる
と思うんですが、個人的にはそれは”１００％ない”と断言でき
ます！！すべてのソングライティングをしている向井秀徳が”こ
の曲はＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ向け、あの曲はＺＡＺＥＮ　ＢＯ
ＹＳ向け”という感じの曲作りは絶対しないだろうし、そんな向
井秀徳は私は見たくないなと。そしてこの再結成はほぼ間違いな
く”生物はお早めに”という感じだと思うんですよね！！　　　

田淵ひさ子いわくな”鬼自主練”を得ての「蝦夷ロック」に出演
するであろうＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ。これってＤＶＤでリリー
スしないんですかね？ユニバーサルさん。とでも書いて、ＮＵＭ
ＢＥＲ　ＧＩＲＬ再結成についてのコラムを締めさせて頂きます。
（追記：再結成後初ライブは７／２７＠新宿ＬＯＦＴになりました）