半年に１回、東京百歌がツア−でまわる百歌ツアー。大阪百歌も
今回で５回目。今回は出演者が全員女性らしいので、果たしてど
ういう感じになるんでしょうか？
１番最初に登場したのは、今滝真理子。たしか小田和正のコラー
スとかもやっていた人のような？ちなみにこの人、大阪出身らし
いです。というより今日の出演者４人中３人が関西出身らしいみ
たいですけど。とても透明感のある歌声を持っている人だと思い
ました。
２番目に登場してきた奥井亜紀。今日はお友達も来ていたみたい
で「キス、して」という曲を歌った後のＭＣではもの凄く恥ずか
しいみたいな事を言ってられたのが可愛らしかったです。この日
はアルバムを発売されたので、そのアルバムからの選曲でライブ
をやられていました。その中で１番印象に残ったのが「ファンタ
ジーワールド」という曲。ギターの音の歪み具合がとてもインパ
クトがありました。奥井亜紀の歌声はいわゆる立って歌っている
時とピアノを弾きながらの時と、まったく違う表情を見せるのが
毎度毎度驚いてしまいます。個人的には、ピアノの弾き語りの時
のソウルフルな感じの歌い方が好きなんですけどね。
そして、今日の私のお目当て橘いずみ。弾き語りのスタイルで、
「銀河」「生活」「ＭＡＲＡＣＡＳ」穏やかな歌声で歌っている
のが印象的でした。あと「桜のとき」ともう１曲新曲を。歌詞に
は、ちょっとした毒っ気みたいなものがあるんだけど、歌い方は
あいかわらず穏やかな歌い方。もう衝動的で感情を叩きつける様
な歌い方はできない（もしくはしなくなった）かも分からないけ
ども、こういう感じも悪くないかもと思いました。それでも「失
格」をやった時は、もの凄い衝動的なものを感じてしまいました。
いわゆる初期の頃に作った曲をやる時は、その時の感情やらが、
蘇ってくるんでしょうかね？ライブで観た中では１番のカッコ良
さでした。
トリをつとめたのが篠原美也子。お子さんを出産してから、初め
て観るライブ。お子さんを出産された後も、相変わらず空間を支
配するかのような歌い方です。そしていつも以上のマシンガントー
ク！！お子さんをだんな様に預けて大阪に来たみたいで。お酒も
控えているような事も言っていました。確かお子さんのために「
子守唄」を作ってそれを披露してたけど、歌がうまい母親を持つ
と、それに影響されてとても歌心のある子に育つのかな？と。男
の子は母親によく似ると言いますからね？
篠原美也子のこれからの作風は（特に詞）どうなるんでしょうね？
私の好きなアーティストは出産を経験してから、作風が変わった
感じがするので。切ないというか、儚い感じの作風からどんな風
に変わっていくのか、それとも変わっていかず、ずっとそのスタ
イルを続けていくのか、ライブを観ながら考えていました。おま
えごときに心配される事ではない。と言われればそれまでなんで
すが・・・。
「大阪百歌Ｖｏｌ．５」ライブレポ
