いやぁー、まさか小島麻由美のライブを、1年で2回も観れると
は思わなかった。いくら、ミニアルバムを発売したとはいえ、ま
さかライブをやってくれるとは!!本当に感謝したいです。
ライブは「おしゃべり!おしゃべり!」でスタート。最初ドラム
のASA―CHANGのソロかな?と思ったけど。ラストに息が
切れたみたいで、「この曲、最初には向かない」と言ってたけど、
私は、この曲が1番最初に向いていると思うんですけどね。ちな
みに「おしゃべり!おしゃべり!」ライブで初めて聞けたので、
秘かに嬉しかったです。「恋はサイケデリック」マンボな感じで、
「ウッ」というのがとても可愛らしいです。その後、こないだ発
売されたミニアルバム「面影」から「エースのスペード」「砂漠
の向こう」表題曲の「面影」ミニアルバムを聞いても同じ印象を
受けたんだけど、歌詞が抽象化されていっているような気がしま
す。「エースのスペード」は特にそう感じます。「黒猫」をはさ
んで「ポルターガイスト」「眩暈」「赤と青のブルース」「黒い
革のブルース」と「愛のポルターガイスト」の最初の4曲をその
まんまやったのには、ちょっとびっくりしてしまいました。「黒
い革のブルース」の最後の方で、小島麻由美とASA―CHAN
Gの妙な駆け引きはおもしろかった。ここで小島麻由美のMCが
あったんだけど、この人のMCはつかみ所がないというか、ぶっ
とびすぎという感じなんだけど、この時のMCは「今日は来てく
ださって本当にありがとうございました。まだ、もうちょっとや
るんですけどね・・・」まだ、もうちょっとやるんだったら、今
言わなくてもいいじゃん!!と思ったけど・・・。こういう要素
も小島麻由美の一つの魅力だと思います。ちなみにこの日も、ぶ
っとんでいました。この日のライブで個人的に嬉しかったのは、
「セシルのブルース」と「結婚行進曲」をやってくれた事ですね。
「セシルのブルース」は、ライブでやるとは思わなかったので、
意表をつかれたな、と思ったけど「結婚行進曲」は、やっと聞け
た!!てな感じですね。ライブアルバム「Songs For
Gentlemen」でこの曲のラストの畳み掛けが凄くかっこ
よかったので、いつかはライブで聞きたいと思ってたんですが・・・。
過去2回見に行った時、「結婚相談所」はやっても「結婚行進曲」
はやらなかったので、この日もやらないんだろうな〜。と思って
いただけに、この曲を聞けた時は感激しちゃいました。やっぱり
ラストの畳み掛け方はかっこいい!!この日もやったけど、「パ
レード」とはまた違った感じがします。「結婚行進曲」は、最初
はスローで段々スピードと凶暴感が出てくる感じなんだけれど、
けして音がごちゃごちゃにはなってなくて、ちゃんと存在感があ
るのは凄いです。ラストは「恋の極楽特急」「皆殺しのブルース」
これで終わるのかな?と思ったら、「面影」に収録されてある「
人間きらい」を小島麻由美がキーボードソロをやってこの日のラ
イブは終了。一応アンコールの手拍子は鳴るんだけれど、「本日
のライブは終了しました」というアナウンスが流れると、とっと
とライブフロアから出ていくのは定番みたいですね。あれであと
10分くらいずっと手拍子してたら、アンコールしてくれるのか
な?とその時は思ったけど、無理っぽいかな?ラストの曲の「人
間きらい」があまりに意味が深すぎる・・・。
今年は小島麻由美のライブを2回も見れて幸せでした。1stア
ルバム「セシルのブルース」に収録されている曲も何曲か聞けた
し、やっと「結婚行進曲」も聞けたし!!あと個人的には「ふう
せん」と3rdアルバム「さよならセシル」に収録されている、
「嵐前の静けさ」をライブで聞いてみたいです。あと関係ない話
だけど、ASA―CHANGが小泉今日子のヘアメイクを昔やっ
ていたのには、びっくりしました。人は見かけによらないと言う
か・・・。(爆)
小島麻由美
「ワンマンライブ’03冬公演」ライブレポ
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