こないだ、同名のライブツアーが終わったと思ったら、また同じ
タイトルの名前でライブツアー。NUMBER GIRL時代と
同じように、ライブと共に生きるバンドになっていくんだろうな
〜。と、思ってしまいました。ちなみに、ライブ会場で、向井秀
徳公式ホームページ限定で売られている4曲入りのマキシと、ラ
イブアルバムを購入しようと思い、確実に手に入れるため、ライ
ブ終了後ではなく、ライブ開演前に購入しようと思って、販売し
ている所を見たら、行列ができていました。いやぁ〜、みなさん、
考える事が一緒のようで・・・。
メンバーが登場して、向井が最初にやった事は、ブレイクダンス。
そういえば、NUNMBER GIRLの時もブレイクダンスを、
踊っていた記憶が?(しかも、見た所もここだったような?)そ
の後、ブレイクダンスを、ベースの日向秀和とギターの吉兼聡に
も、ブレイクダンスをやらすように、振っていましたけど・・・。
その後、ヒップホップでいうフリースタイルみたいな事をやった
後、「自問自答」のヒップホップバージョン。あそこまで、変化
してしまうとは・・・。物凄く横乗りになっていました。その後
の、「SIGEKI」では一転して、なんか縦乗りな雰囲気に。
どちらの曲も、同じテイストな曲なんだけど、こんなにも乗り方
が変わるとは、驚き。個人的には「TANUKI」という曲がと
ても面白かった。タイトルもそうなんだけど、サウンドも歌詞も、
訳分からなさ感が・・・。ある意味ZAZEN BOYSの、や
りたい事を凝縮した感じがしました。今回のNUMBER GI
RLのカバーは、「SASU−YOU」前半部分はそのまま、後
半部分は、レゲェーアレンジに変貌していました。「KIMOC
HI」は、これから恒例になりつつある、オーディエンスをステ
ージに上げて、歌わすという事に。今回はレイ子(仮称)さんに、
向井が「私以外の、誰とデュエットしたいか?」という問いかけ
に、アヒトを指名。アヒトと仲良く歌っていました。ラストは「
THE Days Of NEKOMACHI」なんか凄みがあ
りました。向井のラップも、ライブで観るたびに上手くなってい
っているような気がします。
アンコールは、まず最初に、ぴあ誌上で対談した町田康氏の感想
を。なんか、とても恐かったみたいな事を言ってました。あと、
これからのZAZEN BOYSの展開について。2ndアルバ
ムを9月頃に発売する夢を見た。と、言ってました。かなりの確
率で9月に発売して、その後、またレコ発ライブをするんでしょ
うけど・・・。ラストは、「自問自答」オリジナルバージョン。
このバージョンも、嫌いではないけれど、私は最初にやったヒッ
プホップバージョンの方が好きかな?
結局、2周した今回のMATURI SESSION。なんか、
ZAZEN BOYSを上手く転がしていくための試運転のよう
に感じました。だからと言って、ライブパフォーマンスが駄目だ
った訳ではないんですが・・・。これから、外に向かって行くん
じゃないでしょうか?4つある、大型夏フェスのうちどれかは、
出演するだろうし?(エゾロックは、無戒秀徳で出演するみたい
だけど)個人的には、通販限定のCDを購入しに行ったせいで、
アヒトのドラム姿が、まったくと言っていいほど、観れなかった
のが、とても残念でした・・・。
ZAZEN BOYS
「TOUR MATSURI SESSION」ライブレポ
「TOUR MATSURI SESSION」ライブレポ