「◆◇◆Minor Swing presents 2005
 NEW YEAR COUNT DOWN◆◇◆」ライブレポ
初めてのカウントダウンライブ!!この日は、全国的に雪が降っ
て、交通機関に影響が出ていた所もあったみたいだし、(私の所
は、大丈夫だったけれど)そして、寒かったので、行くのやめよ
うかと思ってしまったんですが・・・。(紅白歌合戦で、”マツ
ケンサンバ
”と、氣志團の勇姿を見たかったし、PRIDE男祭
り2004
の”ヒョードルvsノゲイラ”の試合も見たかったの
で)でも、結局は、観に行く事に。場所は、千日前にある、味園
ビル地下1階
の、キャバレーユニバース。最初、千日前にあると
知った瞬間、行くのやめようかな?と思ったんですけど・・・。
(なんか、いかがわしい、というイメージがあったので。あと、
場所が直前まで分からなかったのも。Yahoo!で検索して、
味園ビルの公式HPが出て来て、そこにMAPがあり、それを見
た感じ、大体の場所が分かったので、行く事にしたんですが)そ
れにしても、私の音楽、ライブ履歴は、えらい事になっているよ
うな?                          

   初めてのスタンディングライブ:原田知世       
   初めて買った、カバー(外国語の)アルバム:原田知世 
   初めてのカウントダウンライブ:キャバレー      
   ライブでの感動:PRICELESS(爆)
      

ある意味、裏街道まっしぐら!!キャバレーユニバースがある、
味園ビルは、難波MOTHER HALLがある、南海道りを、
まっすぐ行った先にありました。以外と近かった!!MAPを見
た感じでは、もっと距離がありそうな気がしてたんだけど。ちょ
っと、驚いたのは、すぐ先に黒門市場があった事。もっと早く来
て探検しとけば良かったと、後悔してしまいました。     

初めて入ったキャバレーの中。赤・青・黄・緑の電色が、とても
いかがわしい。そして、シャンデリアが豪華!!私が想像してい
たキャバレーが、そこにありました。想像と違っていた点は、思
ったよりも広かった事。難波Mother Hallと同じくら
いの広さかな?折角なので、ライブが始まるまでの間、キャバレ
ーの中を探検する事に。これだけ広いからか、ドリンクカウンタ
ーが、臨時のも含めて3つ。あと、大晦日だからなのか、フード
に、年越しソバと、年越しスイーツという名の、お餅が販売され
ていました。個人的に嬉しかったのが、ハーゲンダッツのクリス
ピーサンド
が売っていた事。1回、食べてみたかったので。そろ
そろ、ライブが始まる頃なので、スタッフに「荷物置き場はどこ
ですか?」と聞いた所、(当然、キャバレーにコインロッカーは、
ないので、若干、主催者側の方で用意してくれる。という貼り紙
を見たので)「一度、再入場してから・・・」という説明を受け
たので、荷物、防寒具を預けず、そのままの状態で、ライブに望
んだ訳なんですが・・・。                 

最初に登場してきたのは、DUBSENSEMANIA。名前か
らして、非常に楽しみにしてたんですが。はっきり言って、期待
道りのDUBサウンド。リズムを刻むキーボードの音だけで、酔
ってしまいました。あと、DUB特有の残響音にも。アルコール
を飲みつつ聞いていたら、もっと、DUBSENSEMANIA
が、作りだす音の世界に酔えたんだろうな?と思ってしまいまし
た。大晦日という日に、聞くDUB。本当に非日常というか、大
晦日には、合っていないと思ってしまいました。そこが、面白い
所でもあるんですが。                   

やはり、防寒具を着たまま見るのは、とてもつらいので、ステー
ジの切り替えの間に、ハーゲンダッツのクリスビーサンドを食べ
て、体を冷やす事に。お味は、さすが、ハーゲンダッツ!!と、
唸ってしまうだけの美味しさ!!300円は高いかな?と思った
けど、このお味だったら、それだけの価値はある!!     

2番目に登場してきたのは、THREE SEVEN。確か、M
Cで、「京都から来た、スカバンド」というのを、言っていたの
で、非常に縦乗りなライブパフォーマンスを、期待していたんで
すが・・・。とても、横乗りなサウンドでした。私が思っている
スカのイメージは、とても乗りが良くて、テンポが速い。という
のがあったので、見事に期待を裏切られました。THREE S
EVENが作り出す音の世界も、アルコールがとても合うと思い
ました。防寒具を来ていなければ、横に揺れながら聞いていた様
な気がします。                      

防寒具を着たまま、ライブを観る。というのは、つらいものがあ
ります・・・。今度は、咽が乾いてきたので、ビールを飲みにド
リンクカウンターへ。次からは、防寒具を腰に巻いて、ライブを
見る事に。これで、少しは楽になるでしょう。        

スペシャルゲストの横山ホットブラザーズ。登場する前から、オ
ーディエンスは、「横山、横山」を、大連呼!!はっきり言って、
ロックスターが、登場する前のような感じでした。ネタの方は、
カラオケのエコー、長男の顔芸。これぞ、偉大なるマンネリ!!
これぞ、上方伝統芸能!!と、いう感じ。一つ一つのネタに対し
て、物凄いレスポンスを返していたので、横山ホットブラザーズ
のお三方は、かなり戸惑ったのではないでしょうか?(普段、演
芸場では、お年寄り相手にしている。と、長男自身も言っていた
し)それにしても、TVで見ていた芸を、生で見られるなんて・
・・。感動してしまいました。ここまでやってしまうと、オーデ
ィエンスは、横山ホットブラザーズの代名詞、”ノコギリ芸”を
求めるんですが、長男いわく、「持ち時間が25分あるから、ま
だやらない」みたいで。変わりに、普段はやらない(らしい)曲
芸を披露。長男が、皿を回しながらハーモニカを吹いていたんだ
けど、その皿を回す皿の裏が、棒がちゃんとはまる様に、穴があ
いていました。バレバレ!!それでも、ちゃんと皿を回して、ハ
ーモニカを吹けた時には、拍手が起きましたが。(いい客だ!!)
その後、もっと難易度の高い技を披露したけど、これも仕込み済
み。そして、レツゴー3匹で言えば、長作のポジションの三男も、
曲芸を披露。海老一染乃助・染太郎でお馴染みの、笠の上で、ボ
ールを回すというのを、やっていたんだけど、これも、笠のどこ
かの部分に、糸とボールをつけて、上手く回る様にしていました。
ここまで来ると、”ノコギリ芸”しか残っていないし、長男の方
も、根負けしたのか、リクエスト?に答えて”ノコギリ芸”をや
る事に。生で聞いた「お〜ま〜え〜は〜あ〜ほ〜か」正直、大感
動!!生で聞けるなんて!!そんな事は、一生ありえないと思っ
ていたから。オーディエンスの、「他にはできないの?」と言う
声に対して「今日、ちょ〜っと、あ〜ついな〜」をノコギリで。
こういう事もできるんだと、ちょっと驚き!!そしてラストは、
お馴染みの、ノコギリを楽器の様に使って1曲。滝廉太郎「荒
城の月」
アコーディオンを弾いている次男の「荒城の月以外で、
弾けるのはないんかい」という突っ込みに対して、長男はという
と、ウルフルズ「明日はあるさ」SMAP「世界でひとつだけの
花」
の2曲を熱演!!まだ、新ネタに挑戦しているは・・・。凄
いと思ってしまいました。                 
 
横山ホットブラザーズの漫才が終わって、次は、いよいよEGO
−WRAPPIN’
のライブだな!!と思ったら、オーディエン
スから、アンコールが!!アンコールに応える訳ないか。と、思
っていたら、なんと、再び出て来ちゃいました。再びネタをやる
のか!!と、思ったら、もうネタのストックはないらしく、アン
コールは、演歌を歌う事に。村田秀雄の曲を4番まで歌いました。
本当は、3番までしかないみたいだけど、4番は、即興で歌詞を
作って歌っていました。アンコールで、1番印象に残ったのは、
三男のやけっぱちの合いの手!!三男は、K−1が見たかったら
しく、速く終わらせたかったみたい。見ていて面白かった!! 

ラストは、EGO−WRAPPIN’。個人的には、緩い曲をや
って欲しいな!!と、思っていたんだけど、1曲目から飛ばしま
くり!!モッシュが起きたら、対応できないと思ったので、なる
べく後ろの方で見ていたつもりだったんだけど、その位置でも、
モッシュが発生!!あわてて、もっと後ろに下がりました。EG
O−WRAPPIN’の、今日のライブのコンセプトは、騒いで
新年を迎えようという感じなのかな?「カサノバディス」が終わ
った後、中納良恵が、DUBSENSEMANIAと、THRE
E SEVEN
を呼んで、何をするのかな?と思ったら、セッシ
ョンをするみたい。2バンドに、2004年は、どんな年だった
のか?というインタビューをした後、セッションするのかな?と
思いきや、どうやら、急遽「PARANOIA」をやるみたいで
す。しかも、DUBSENSEMANIAと、THREE SE
VEN
も参加して。「PARANOIA」も非常に盛り上がった
!!そして、「PARANOIA」が、終わる寸前で、2005
年を迎える事に!!正直、感動するのかな?気持ちが高揚するの
かな?と思いきや、特に何とも思わなかったです。その1つの要
因は、ライブを客観的に見ていたからなのかもしれないけど。新
年を迎えて、最初の曲は、DUBSENSEMANIAと、TH
REE SEVEN
との、セッションライブ。EGO−WRAP
PIN’のライブでは、唯一の緩い曲。セッションは、この1曲
だけ。「BIG NOISE FROM WINNETKA〜黒
アリのマーチングバンド」
イントロ部分のウッドベースのベース
ライン、めちゃめちゃかっこいい!!聞けるとは思わなかったの
で、嬉しかった!!ライブの定番曲?「サイコアナルシス」ラス
トは、中納良恵が、「EGO流のスウィングナンバー」と言って、
演奏された「Crazy Fruits」そういえば、この曲も
緩い曲だった・・・。まったりした感じがとてもいい!!ちなみ
に、アンコールはありませんでした。風営法の規定で、1時まで
には終わらないといけなかったみたいで・・・。       

初めてのカウントダウンライブ、正直に言うと楽しめませんでし
た。その理由は、荷物、防寒具を持ったまま、ライブに望んだと
いうのが、1番大きな理由なんだけど・・・。中に入るまでの間
に、もうちょっと、スタッフに聞いておくべきでした。ライブの
方はと言うと、横山ホットブラザーズが、やっぱ1番印象に残っ
たかな?今まで、TVで見ていたものを、実際に生で見れた喜び
もあるんだけど、それ以上に、長男の客との掛け合いが、良かっ
た!!さすが、芸暦が長いだけあって、掛け合いに対する、瞬発
力、解答が凄い!!そして、その解答が的確!!いいもの見させ
てもらいました。DUBSENSEMANIA、また見たいな!!
と、思いました。今度は、アルコールを飲みつつ、体を揺らしな
がら。そして、EGO−WRAPPIN’、1度でいいから、
色彩のブルース」
を生で聞きたい!!今日は、カウントダウンラ
イブだから、やると思っていたので。(何となくですが・・・。)
今日のカウントダウンライブには、ライブの模様を写しだす、モ
ニターがあったんだけど、それがとても良かった!!演者と電色
の輝きが、とてもいかがわしく、生で見ているのとは、また違っ
た印象がありました。最後に、正直、キャバレーライブは、もう
1回行ってリベンジしなければ!!と、思ってしまいました。