1年ぶりにフェスティバルホールにやってきました!!まさか2
回目のフェスティバルホールがこんなにもインターバルの期間が
短かったとは思ってもいませんでした。正直びっくりですよ!!
私を2回目のフェスティバルホールへと導いてくれたのは松たか
子!!本当にお礼を言っても言い尽くす事は出来ない様な気が?
松たか子は「コイシイヒト」がチャート番組で流れてくるたびに
耳に残り&気になってしまいました。本格的に好きになったのは、
小田和正プロデュースの「ほんとの気持ち」を聞いて。いわゆる
女優のサイドワーク的な物は感じず、きちんと音楽活動をしてい
ると感じたので。女優で好きになったのは原田知世以来ですね。
1番好きなのは、熱くも冷たくもないちょうどいい感じのぬるま
湯加減と言えばいいんでしょうか?そういう感じの歌声が良いです。
ホール公演と言えばパンフレット。今回もパンフレット(300
0円)を購入してきました!!そしてCDを購入したらポスター
がもれなくついてくるみたいで。CDを購入するかはまた後で考
える事にしました。
せっかくフェスティバルホールに来たので、今回もリーガロイヤ
ルホテル直営の軽食屋さんで「ミックスサンドイッチ」(500
円)と「スパークリングワイン」(700円)を注文。格式があ
るホールでワインを飲みながらサンドイッチを食べていると、ち
ょっとしたセレブ気分に陥ってしまいます(爆)
今回の私の席は1階LL列R35番でした。はっきりと言えば右
端の方の席なんですが、そこはフェスティバルホール。どこから
でもステージ中央が見やすいです!!ちなみにこういうホールラ
イブで1階席で見るのは久しぶりの様な?
そしてステージにサポートメンバーと松たか子が登場。サポート
メンバーにはホーン隊はいないんですか・・・。ちょっと残念。
松たか子の衣装は白のTシャツにカーキー色のズボン。カーキー
色のズボンがダボダボだからかB−GIRLっぽく見えてしまい
ました。1曲目は「きみの笑顔 きみの涙」1曲目だからか、ち
ょっと音程が不安定な様な気がしました。その後MCで、4年ぶ
りのライブを楽しみにしていたという事と、大阪でライブをする
のがとても好きだという事を言った後、次の曲の説明を。アーテ
ィストとしても女性としても先輩の竹内まりあさんに曲を提供し
てもらった事を言った後「みんなひとり」そして次の曲は、なん
とキーボードを弾きながら「now and then」ちょっ
と驚いてしまいました。何かの番組で松たか子がピアノを弾いて
いる姿を見た事があるんですが、まさかライブでキーボードを弾
きながら歌うとは!!(ステージに設置されていたキーボードを
見て誰が弾くのかな?とは思ったんですが)その後、MCで「4
年ぶりのライブ、本当に御無沙汰していました。その4年の間に
アルバムを2枚作ってしまいました。2枚とも素敵なアーティス
トの方が曲を提供してくれました。次に歌う曲は私よりも年下の
アーティストに作ってもらった曲です。GOING UNDER
GROUNDの松本素生さんに作ってもらった曲です。”春風ス
クランブル”」アルバム「Cherish You」で1番期待
していた曲でしたが・・・。(CDを聞いた感想は書かない様に
します)歌詞の方はライブで聞いても松本素生特有の胸が高まる
感じを上手く表現できたと思うんですが・・・。そして再びキー
ボードを弾きながら「惑星」この辺りから段々と音程が安定して
きている様に感じました。そしてこの曲が終わった後、サポート
メンバー(ドラム、ギター、ベース、キーボード、コーラス、バ
イオリン)のバイオリンの金子飛鳥さん以外はステージを降りて
しまいました。次の曲に行く前にMCで、「金子飛鳥さんがこの
コンサートに参加して下さるという事なので、”a piece
of life”をやらなければ。と思っていたら、気がつい
たら私のキーボードと金子さんのバイオリンだけでやるという展
開になってしまい緊張しています」と言った後に、「a pie
ce of life」を。今日のライブで1番良かったのがこ
の曲でした。それにしても松たか子って、ここまで少ない音色で
聴かせる事が出来る人だったとは・・・。正直驚いてしまいまし
た。「a piece of life」が終わった後、再び残
りのサポートメンバーがステージに上がった後、ドラムの川村カ
ースケさんにステージ上に設置されたカクテルドラムの説明を求
めていました。で、カクテルドラムの意味はよく分からないと・・・。
川村カースケさんいわく、バーとかでのちょっとしたパーティー
で使用されていたから、そういう名称がついたのではないかと。
カクテルドラムを使用した1曲目は「水溜まりの向こう」とても
ジャジーでちょっとスウィングしたくなってしまいました。ジャ
ジーでスウィングと言えば、もしかしたらこの曲やってくれるか
な?と思ったらやってくれたじゃないですか!!今日のライブで
1番聞けて嬉しかったのはこの曲でした!!「ソレアレス・メモ
リー」前のアルバム「僕らはいた」に収録されているんですが、
「僕らはいた」の中で1番好きな曲なんです!!初めて聞いた時、
”松たか子とジャズって合うんだ!!”と衝撃を受けてしまいま
した。「ソレアレス・メモリー」本当に良かった!!椅子に座っ
ているのに身体を揺らしながら聞いていましたから。「ソレアレ
ス・メモリー」が終わった後、カクテルドラムコーナーは終わり
「未来になる」をやった後、MCで「皆さん楽しんでいらっしゃ
いますか?4年ぶりのコンサートなんですが、次やる時は”松た
か子って音楽活動しているんだ”と言われない様にしたいと思い
ます」と。その後「今年で音楽活動が10年目を迎えました。音
楽活動だけをやっていらっしゃる方とは重みが全然違うかもしれ
ないですけど。駆け足ですが、この10年間の音楽活動を振り返
ってみたいと思います」と。メドレー形式で10年間を振り返っ
ていくみたいです。「桜の雨、いつか」とか「サクラ・フワリ」
をやっていました。で、このメドレーで聞けて嬉しかったのは「
Stay with me」でした。@Niftyの音楽コーナー
で加藤いづみも参加したSmile&Tearsのライブが配信
されていて、それに「Stay with me」を加藤いづみ
が歌っていたので。オリジナルの松たか子Ver.を聞けて嬉し
かったんですが、どっちが好きか?と聞かれたなら、加藤いづみ
Ver.かな。ちょっとガッカリしてしまった事は、「コイシイ
ヒト」もメドレーコーナーでやっちゃった事ですか。松たか子の
曲の中で1番好きな曲なのでガックリしてしまいました。「コイ
シイヒト」の次にやった「clover」で、メドレーコーナー
の意味が分かりました。ようするにシングルリリースされた曲を
年代順にやっていっているのかな?と。という事は次は「ほんと
の気持ち」ですか。この曲も聞けて嬉しかったんですけど、でき
ればフルで聞きたかったな。本編ラストの曲は「明日、春が来た
ら 97−07」松たか子が飛び跳ねながら歌っている姿が非常
に楽しそうでした。あと、えらいリバーヴがかかっていた様な?
(Aメロ)Dubを聞いているみたいでした。で、飛び跳ねてい
る松たか子の足下を見ると、靴はいていないんですね!!今日の
ライブで1番驚いた所はここかもしれない!!”松たか子はライ
ブの時は裸足”という所が。
アンコールでの松たか子の衣装はグレーのTシャツにカーキー色
のズボン。さっきとあんまり変わっていない・・・。アンコール
1曲目は「Cherich You」優しくも浮遊感溢れる歌声
だったと思います。2曲目が「イナーシア」この曲はキーボード
を弾きながら歌っていました。3曲目は「明かりの灯る方へ」こ
の曲非常に盛り上がりました!!この曲でライブが終わるのかな?
と思ったら、キーボードの方以外はステージを降りた後、MC。
「私がここフェスティバルホールでライブをするのは最後だと思
います。何でもフェスティバルホールは取り壊されるみたいで。
また皆さんに会える日を楽しみにしています」と言った後、「お
やすみ」非常に情感を込めて歌っている様に見えました。今まで
ライブで使用してきたフェスティバルホールへの感謝。そして今
日足を運んできてくれたオーディエンスに対しての感謝。この2
つの事柄に対して松たか子は「ぐっすり休んでください。今日は
ありがとうございました」と歌っている感じがしました。
この後、ロビーでライブアルバム「a piece of li
fe」を購入してきました。けしてポスターが目当てな訳じゃな
いです。こういう女優さんがライブアルバムを2枚もリリースす
る事が非常に珍しいなと思ってしまったので。(初期はどんなラ
イブをしていたのかな?とも思ったので)
念願の松たか子のライブを観に行った訳なんですが、1番最初に
思った事は”松たか子って切ない世界が似合う人だったんだ”と
いう事。今まで私は熱くも冷たくもないちょうどいい感じのぬる
ま湯加減が良いと書いたんですが、これは訂正しないといけませ
ん・・・。(よくよく考えてみれば”コイシイヒト”も”ほんと
の気持ち”も切ない歌だった・・・。)あとこれはCDを聞いた
時にも感じた事なんですが、他アーティストに楽曲提供された曲
と松たか子が作詞、曲した曲とでは歌声の感情の込め方に差があ
る感じがしてしまいました。(他アーティストの曲を歌っている
時はあんまり感情を込めて歌っていないのでは?と思ってしまっ
たので・・・。)この人は良くも悪くもアーティストなんだなと
思ってしまったんですが。個人的にとても残念だったのは「コイ
シイヒト」と「ほんとの気持ち」をフルVer.で聞けなかった
事。「ほんとの気持ち」はまだしょうがないとしても、「コイシ
イヒト」はフルVer.で聞きたかった・・・。(ただメドレー
コーナーがなければ”clover”を聞く事が出来なかったの
でちょっと微妙な気持ちも)最後にこれでフェスティバルホール
に足を運ぶのはこれが最後かな?日本一素晴らしいと評されるフ
ェスティバルホールに2回も行けたのはとても嬉しい事でした。
(出来ればもう1度行きたい気持ちが・・・。でも主戦場はライ
ブハウスだから無理かな?)
松たか子
「concert tour 2007
”I Cherish You”」ライブレポ
「concert tour 2007
”I Cherish You”」ライブレポ