という訳で、ツアー2回目の柴田淳のライブに行ってきました!!
前回と確実に同じセットリストというのは分かり切ったうえで足
を運んだんですが、どうして行ったかというと、これは一去年の
ラ
イブを観て思った事なんですが、しばじゅんのライブだったら
”ホールだからこそ味わえるもの”がそこにあると!!数は少な
いんですが、今までホールで観たライブの中には”これだったら
ライブハウスでもいいだろ!!”と思ってしまうものもあったの
で。そして今回のライブは「グランキューブ大阪」で開催という
のも私にとってとても大きな要素の1つです!!しばじゅんが私
を「グランキューブ大阪」に連れて行ってくれました!!俗にい
う”関西最大級のホール”にとうとう私も行ける事になるとは!!
夢みたいだ。
「グランキューブ大阪」は「(阪神・JR)福島駅」を、なにわ
筋に沿って歩き、堂島川を渡り中之島へ。そこから左に歩いてい
き京阪電車の「中之島駅」の近くにあります。そして「グランキ
ューブ大阪」に着いたんですが、着いて最初に思った事は”ここ
は大型病院!?”という突っ込みをしてしまいました・・・。入
ってすぐに大型掲示板があるんですが、どこからどう見ても大型
病院の様なあの感じだったので・・・。その後、係員の誘導によ
ってエレベーターで4階に上がったんですが、正直言ってここで
本当にライブが行われるのか!?な感じの館内なんですが・・・。
その後も係員に誘導されて歩いていくといきなりチケットのもぎ
りの人が!!いわゆるドアみたいなものはないんですね。そして
エントランス?に入ったんですが、ホールにしてはえらい殺風景
というか、ホール特有の高揚感とでも書けばいいのでしょうか?
そういうものがまったくないんですが・・・。
ホールの中に入るとようやく”関西最大級なんだな”というのが
実感できたんですけどね。というよりこんなに大きなホールでし
ばじゅんもライブ出来る様になったんだと遠い目をしてしまった
んですが。今回の私の席は”1階Bn列37番”でした。真ん中
よりも結構右寄りなポジションだったんですが、見にくいポジシ
ョンではありませんでした。
そしてライブがスタート。今回も1曲目は「美しい人」でした。
神戸の時と同じセットリストだと頭の中では分かっていたんです
が。しばじゅんの場合はホールならではの満足感を堪能できると
思ったから足を運んだんですが、予想が見事に的中!!「Lov
e Letter」を歌った後、MC。挨拶をした後「皆さん任
せのライブにしようと思います」という部分をえらい噛み噛みだ
った気が?この後、「うちうのほうそく」を歌うんですが、この
時しばじゅんが用意した小道具が上手い事発動できずしばじゅん
が笑ってしまいました。その後、「メロディ」「かなわない」を
歌ったんですが、バックバンドの奏でるサウンドのクオリティー
が上がっている気がしたんですが?これはライブを重ねる事にし
ばじゅんとバックバンドの距離が縮まったからなんだろうなと思
うんですが。この後のMCで、「今回のライブでは皆さんに本物
の音楽を聞いてもらおうと、ミュージシャンが競演したいミュー
ジシャンの方々にお願いした」と。その後に「私が競演するのは
おこがましい」とも言っていました。で、さっき書いた「うちう
のほうそく」で、ちょっとトラブルがあった小道具はしばじゅん
自ら作成したそうで。本当ならしばじゅんが作った?キャラクター
(ポルチーという)が飛び出す?感じになっていたそうです。そ
の後に次にやる曲について「こういう曲だったらいくらでも書け
る曲がアルバムの中で1番人気がありました」と”THE しば
じゅん”という曲ですと言った後に「蝶」を。「蝶」を歌った後、
しばじゅんはステージを去り衣装チェンジへ。
衣装チェンジの間はバックバンドの皆さんがフュージョンのセッ
ションを。このセッションもこの前よりもパワーアップしている!!
濃厚なんだけど、耳障りが非常に良いとでも書けばいいのでしょ
うか?
衣装チェンジを終えた後、今度は「虹」「青の時間」というしば
じゅんがオルタナ姫に変貌を遂げる曲を。CDでもこの間のライ
ブでも思った事なんですが、”しばじゅん×オルタナティブロッ
ク”は抜群の相性を誇っている様に思うんですが。途中で”しば
じゅん裸足で歌って!!”と思っちゃったくらいですから(爆)
「人魚の声」を歌った後、バンドメンバー紹介へ。次の曲は一度
きちんとしたホールで歌ってみたかったと言った後に「白い世界」
を。「白い世界」を歌った後、ちょっと長いMCを。去年しばじ
ゅんは病気をしていたそうで、もう死んでしまうかもと思ってい
たそうです。その時病院で知り合った人に励ましてもらったそう
で。いつしか両親でも家族でもないのに非常に気になる存在にな
ったそうです。そういう人に宛てた曲だそうです。「君へ」しば
じゅんにしてはとても柔らかいタッチの曲の様に思います。母性
とでも書けばいいのでしょうか?そんな感じがします。次の曲は
女々しい男性の事を歌った曲でしばじゅん自身も非常に気に入っ
ている「雨」最後は「君にしかわからない歌」を。今回は手拍子
が鳴らなかったのがちょっと意外でした。
アンコールの手拍子に応えてしばじゅんが再び登場。グッズ紹介
を一通り終わった後、これはMC全般で言っていた事なんですが、
「大阪にしては大人しい」と。この後京都府にある保津川が今釣
りをするなら最適だと言っていました。何でもしばじゅんは川釣
りが好きだそうで、釣った魚を自分でさばくそうです。あとライ
ブが終わった後、たこ焼きを食べるのを非常に楽しみにしている
そうで。そして一昨年のライブでも言っていたんですが、「新世
界に行きたい」と。こちらはオーディエンスの皆さん方が必死に
なって止めていたんですが。この後オーディエンスにしばじゅん
が質問を募集した所、「”ピーナッツ”(ライブタイトルになっ
っている)って何?」という質問が。その答えに対して「デビュー
してから今年で”ピーナッツ”だし、年齢も”ピーナッツ”なん
です」と。私ははっきり言って頭の中が「???」なんですが。
そして何故こんなに長いタイトルになったかというと、しばじゅ
んの所属するレーベル「ビクターエンターテイメント」の規約で
背表紙にすべてタイトルを入れなければいけないそうで。それを
どうにかならないかという事をビクター側に言った所、ビクター
側は「規約は規約ですから」という事で、しばじゅんは意地にな
って今回も長いライブタイトルになったそうです。その後「他に
何か聞きたい事あります?」と聞いたら、ここでア、カペラを要
求するオーディエンスが。という訳でリクエストコーナーが始ま
ったんですが、皆さんいろんな曲をリクエストしまくる、しまく
る!!本当に加藤いづみのアンコール風景を彷彿(まさかホール
で見る事になるとは)とさせるものがあります。そのアンコール
の中で「あなたとの日々」をリクエストする方がいたんですが、
それを聞いてしばじゅんは「懐かしい」と・・・。歌う気はない
みたいで・・・。この後平松絵理の「部屋とYシャツと私」のサ
ビだけを高い声で歌ったんですが、ふざけて歌っちゃいけないと
自己反省してしまいました。その後に再びリクエスト再開するん
ですが、その時しばじゅんは舞台袖に向かって「ここというタイ
ミングで自主的に出て来てください」と言っていました。次は久
保田早紀の「異邦人」を。これは1番までしっかりと歌っていま
した。この曲を歌った後、しばじゅんは「ひとりカラオケをして
いるみたい」と。その後「デビューした後、2回しかカラオケに
行けていない」と言っていました。そして再びリクエストが再開
されるんですが、この時辺りにバックバンドのメンバーの方が登
場してきました。次はテレサ・テンの「つぐない」を。この曲は
ちょっこっとだけピアノの伴奏みたいなものがありました。この
曲も1番だけだったかな?探り探り歌っていたのが印象的でした。
この後、ようやく本編へ。1曲目は今の季節にピッタリだと思い
ますと言った後に「花吹雪」を。映像を見ながら歌を聞くと”も
うすぐ春だな”と思いました。そしてラストの曲は「なんかいい
ことないかな」最後はカラっとした感じで終わりました。
久しぶりに同じライブツアーの2回目のライブを観に行ったんで
すが満足しました!!神戸の時と同じセットリストになるのは1
00%分かった上で足を運んだんですが、ホールだからこそなし
得る事が出来る満足感とでも書けばいいのでしょうか?そういう
ものを感じました。ただMCの内容が8割ほど同じだったのがち
ょっと・・・。だったんですが。あとバックバンドの奏でるサウ
ンドのクオリティーが上がっていた事に驚いてしまいました。1
回目でも充分凄かったんですが、ライブをこなす度にレベルが上
がっていったんでしょうね。前へ出る時は前へ出るんだけど、し
ばじゅんの歌声の魅力を上手く引き出す演奏とでも言えばいいの
でしょうか?そういう風なものを感じました。初日からと比べて
しばじゅんとバックバンドの皆さんの心の距離が近くなったから
でしょうけど。最後に「グランキューブ大阪」また来たいかと言
われるとちょっと微妙かな?行く前はめちゃめちゃ楽しみにして
いたんですけどね。本当に大型病院に来た感覚が最後まで抜けな
かったので・・・。というより、「大阪城ホール」に行く確立よ
りも小さい気がしてしまうのは気のせい?
柴田淳
「JUN SHIBATA
CONCEAT TOUR 2010
月夜PARTY Vol.2
〜だってピーナッツだもん〜」ライブレポ
「JUN SHIBATA
CONCEAT TOUR 2010
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