京都にライブを観にやってきました。今回観に行ったのは「アラ
ウンド40 メモリーコンサート〜Songs Forever〜」
というライブイベントです。正直に書くとアラフォーではないん
ですが・・・。どうして観に行ったかというと、2月に行われた
中西保志のビルボードライブ大阪でのワンマンライブに足を運ぶ
事が出来なかったので。実はこのライブイベントが行われている
&中西保志が出演している事は知っていたんですが、ほとんど関
東地方でしかやっていなかったので、他の出演者も魅力的だった
ので一度観てみたいな〜と思っていた訳なんですが。
今日のライブが行われる場所は「京都会館第一ホール」という所
です。京都でホールと言えば「京都会館」か「KBSホール」と
いう印象があります。場所は平安神宮の左・もしくはみやこめっ
せの真ん前と書いた方が正解かな?
今回は事前にチケットを確保する事が出来なかったので、当日券
で観る予定だったんですが、ある方に「お友達と観る予定だった
のが、用事が入ってしまい行けなくなってしまったのでチケット
を買っていただけないですか?」と。値段を聞いたら当日券より
も若干値段が安かったので、これは人助けかな?と想いそのチケ
ットを購入しました。
「京都会館第一ホール」のエントランスを軽く探検。なんかモダ
ンながらも歴史と言う名の重厚さを感じたのは気のせいなのだろ
うか?あととても開放的な印象を受けました。
そしていよいよ中の方に入ります。今回の私の席は”1階15列
3番”という席。一言で言うなら端っこという奴ですね。で、自
分の席に着いた感想は思ったよりも観やすい席でした。これはち
ょっとびっくりというか、ホールってそんなものなのかな?と最
近思う様になってきた。で、ホールの中はというと、エントラン
スのモダンな雰囲気とうって変わってとてもクラシックな印象を
受けました。なんか今からオーケストラが始まるのかな?と普通
に思ってしまう程の素敵なホールでした。
私が着席して少し時間を置いた後、開演のベルが鳴りました。そ
してステージにピンクのワンピースを着た女性がステージに登場。
最初サポートの方かな?と思ったんですが。その後ステージ中央
に設置されたマイクで挨拶を。どうやらトップバッターの方みた
いです。「こんばんわ辛島美登里です。本日はようこそお越し下
さいました。去年から始まりました”アラウンド40”というラ
イブ。私は当初これ1回きりだと思っていたんですよ。ただライ
ブをやっていくうちに楽しくなっていき、また”音楽をより愛し
て頂けるアラフォー”の方々の熱い想いのおかげで、京都会館で
の12回目(辛島美登里にとってはかな?)のライブが出来る様
になりました」と言っていました。その後に「京都って特別な響
きを持っている言葉だと思います。次のライブが京都だと言われ
た時、なんか修学旅行を思い出しました」と。「こんなに美しい
屋根瓦を見ていると京都に来たな〜という気持ちになります」そ
して「昨日貝塚の方でライブをさせてもらったんですが、そこで
50歳の誕生日を迎えました」と。この話しを聞いた時、”とて
も50歳には見えない”と正直に思ってしまいました。「50歳
になってこういうピンクのワンピースを着るというのはどうかと
思うんですが。女性の方って年を取っていく程失っていくものの
方が大きいと思うんです。ただ京都の風景を見ていると、いろん
な歴史が刻まれてこういう風景になっていると思うんです。顔の
シミなんかも消しゴムで消したりしないで、それも生きてきた証
だと思っていきたいです。できればできない方がいいんですが」
だったかな?そして「京都会館は今年で50歳なんですが、私と
タメなんです」と。「京都会館は老朽化のため今年で一旦閉館す
るみたいです」と。最後に「私は今日5曲歌うんですが”春・夏・
秋・冬・春”と季節の移り変わりを皆さんに堪能してもらえたら
なと思います」と言った後に1曲目を歌ったんですが、正直歌声
にびっくりしてしまいました。歌声に芯があるというかとてもし
っかりしているというか。とてもこれが50歳になる歌声とは思
えない。2曲目に行く前に、曲説明を。「2曲目は”桜”という
曲を歌います。桜というと”春”をイメージされる方が多いんで
すが、今から歌う”桜”は”夏”をテーマにして作りました。桜
は春になると美しく咲くんですが、それ以外の季節は見向きもさ
れません。その間、夏は桜の青葉が生い茂り、秋になると枯れて
行き、冬になると落ち葉になる。そして春を迎えると奇麗な花を
咲かせる。桜は1週間くらいしか咲かないんですが、そのために
一生懸命頑張る。これって人間にも当てはまる気がします」と言
った後に「桜」を歌ったんですが、私的には娘の成長を暖かい眼
差しで見守る父親の歌の様に思ったんですが。秋の曲は「サイレ
ント・イヴ」ですか。この曲を聞けて嬉しかったです!!そして
冬の曲は沢田知可子をステージに呼びました。沢田知可子とは小
林明子との「歌姫」ツアー以来のおつきあいだそうで。ライブも
楽しかったそうなんですが、その後の飲み会もとても楽しかった
そうで、沢田知可子が「体育会系の私がお酒を飲みそうなのはわ
かるけど、辛島さんも凄くお酒を飲まれる方なんですよ」と言っ
ていました。その後にセッションの事についてしゃべっていまし
た。2人ともフジテレビ系列で今も放映されている「MUSIC
FAIR」で共演&セッションした事があったみたいなんです
が、その時はいろいろと忙しさでこなす事に精一杯みたいだった
んですが、今はいろいろと経験&余裕が出来てセッションを楽し
める様になってきたと言ってました。その後に冬の曲を。冬の曲
は中島みゆきの「時代」でした。サビの部分の2人のハーモニー
がとても奇麗でした。沢田知可子が舞台を去った後、辛島美登里
が「そして再び春が来ました。次の曲は”手をつなごう”という
曲をやるんですが、ここで皆さんにお願いがあります。3番のサ
ビの部分で隣の人と手を繋いでほしいんです。という訳で1回練
習しましょう」と。これ本当にやるんですね。私も隣の人と手を
繋いで練習を。正直ちょっと恥ずかしかった。「この後、この曲
はチャリティーCDとして500円で販売しています。この売り
上げは日本赤十字社に寄付させて頂きます。そして購入して頂い
た方にはCDにサインさせて頂きます」と言った後に「手をつな
ごう」を歌ったんですが、見知らぬ困っている人に対して手を差
し出しそうと訴えかけている感じの曲の様に思いました。
辛島美登里のライブが終わった後、ちょっとしたセッティングを。
順番的に考えて、杉山清貴がラストなのは確定。トップバッター
が辛島美登里だから、次は沢田知可子というのは考えにくい。と
いう事は?
やっぱりビンゴでした。次は私のお目当て中西保志!!まず最初
に演奏に合わせてフェイクを軽くかました後、カバーブームを作
った徳永英明の「壊れかけのRADIO」を。なんか歌声が徳永
英明っぽい感じがしてしまったのは気のせいでしょうか?その後
の自己紹介で最初に「こんばんわ、徳永英明です」とボケた後、
ちゃんとした自己紹介を。この後に京都会館にまつわる思い出を
話していました。京都会館はその昔、アイドルや外国からやって
きたアーティストがライブをする場所は決まって京都会館だった
そうで。その京都会館で25年程前中西さんは警備員をやってい
たそうです。そこで今も活動しているので、ちょっと名前を出す
事ができないんですが、某アイドルのコンサートで警備員をやっ
ていたそうです。そこでのエピソードで熱狂的な女性ファンから
アイドルを守るため、中西さんを始めとした警備員の皆さん方が
スクラムを組んで守っているんですが、中西さんの隣にいた警備
員の方が、たまたた熱狂的な女性ファンからのクロスカウンター
みたいなものが入って失神してしまったそうです。そして中西さ
んもその女性の手が当たってしまい、眼鏡がふっとんでしまった
そうで、”おぉ、メガネ、メガネ、メガネ”となってしまったそ
うです。ちなみに僕の名前は保志というんですけど。というくだ
りは思わず”上手い!!”と思った以上に、今日の中西さんのM
C、非常に面白い!!と思ってしまったんですが。そして中西さ
んは今まで京都会館でライブをやった事がなかったそうで、これ
がある意味凱旋ライブだそうです。このあと今歌った「壊れかけ
のRadio」という曲は、自分の中学生の頃を思い出す曲です。
と言った後、カバー曲というのは、いろんな人がいろんな解釈を
持って歌えるのが1つの魅力だったかな?というような事を言っ
た後、人の曲ばっかり歌ってと言われるのもあれなんで、たまに
は自分の曲も。この曲はつるの剛士さんや倖田來未さんにもカバー
してもらっているんですが、自分の曲が自分の手を離れていろん
な人に歌ってもらっているのは感慨深いものがあると言った後に、
海外のアーティストにもカバーしてもらっていると。BOYZ
2 Menにもカバーしてもらっているという発言にはびっくり
してしまいました。ちなみにタイトルは「LAST RAIN」
だそうなんですが。中西さんはそのまんまやん!!という突っ込
みを入れた後に「”LAST RAIN”を聞いてください」と
言った後に「最後の雨2007」を。いつ聞いても「最後の雨」
は名曲です!!これを聞きたいがためにわざわざ京都まで足を運
んだので。「最後の雨」を歌い終わった後、ここ数年、日本のこ
れまでのポップスをカバーしたアルバムを5枚リリースしている
と。この後、私的にはとても注目発言が!!「この5枚で完結な
んですが」と。という事は次のアルバムはオリジナル!?それと
同時に徳間ジャパンとの契約は終わってしまった!?とも思って
しまった訳なんですが。その後に何故その様な事を言ったかとい
うと、皆さんが入ってこられた入口でCDを即売しているからと。
要するに宣伝ですね。この後にサポートメンバーの紹介を。アコー
スティックギターの林仁さんは、昼間金閣寺に行っていたみたい
です。私も金閣寺には2回程行った事があるんですが、とても素
敵な所だと思います。(ちなみに中西さんの京都観光?はコンビ
ニでコーヒーを買っただけだそうで)中西さん的には、京都は行
くべき所は全部行ったみたいなので、いまさら特に行きたい所が
ないみたいです。で、中西さんって大学時代は京都在住だと思っ
ていたら、近鉄電車で奈良県の自宅から通っていたみたいで。烏
丸今出川にあるキャンパスに行くためには(京都市営バスかな?)
烏丸車庫行きのバスに乗らないと駄目みたいなんですが、乗り遅
れた時はバスを追いかけて走るんですが、気がつくと5キロ先の
大学に着いてしまうと話されていました。その後に京都で5年過
ごしたんですが、そういう所でライブをするのは、なんだか笑っ
てしまうと言っていました。そしてピアノの小野澤篤さんは沢田
知可子さんの旦那さんだそうで。夫婦が同じバンドのメンバー・
プロデューサーというのはよくある話しだとは思うんですが、こ
うやって同じステージの上に立つというのはあまり記憶にない。
その後に女性の歌を僕が歌うとどんな感じになるか聞いて下さい
と言った後に今井美樹の「PRIDE」を。正直今井美樹と言っ
た時点で「PRIDE」よりも「PIECE OF MY WI
SH」だと思ってしまったんですが・・・。「PRIDE」を歌
い終わった後、この事について触れない訳にはいかないですが、
と言った後、「3/11に東日本大震災が起こった時、僕は東京
にいて凄い揺れを感じた。16年前に阪神大震災が起きた時、神
戸のラジオ局にKiss FMというのがあるんですが、そこで
ラジオ番組を持っていて、震災のメッセージがたくさんありまし
た。その頃、歌っていた僕の曲を聴いて下さい”We are”」
と言った後に「We are」を歌ったんですが、まさか中西さ
んのオリジナル曲を2曲も聞けるとは思わなかったからびっくり!!
この後、沢田知可子が登場。最後の曲もデュエットみたいです。
まずは2人ともトップバッターで登場した辛島美登里の事を誉め
ていました。中西さんいわく「辛島さんはイチローみたいだ」と。
いつでもどこでもヒットを打つと。そして沢田知可子の事を王貞
治・杉山清貴の事を長嶋茂雄と評して、自分はその間を繋ぐ2番
バッターだと評していました。ラストはライオネル・リッチとダ
イアナロスのカバーで「Endless Love」を歌ったん
ですが、2人とも歌声が非常にパワフル!!聞き入ってしまいました。
「Endless Love」を歌い終わった後、中西保志はス
テージを去り、そのまま沢田知可子のライブがスタート。「夫婦
のハーモニーを聞いてください」と沢田知可子が言った後に1曲
目がスタート。この曲のサビの部分はどっか(ドラマかな?)で
聞いた記憶が?この後、オーディエンスの曲が終わった後の拍手
について触れ、昨日の貝塚でのライブは拍手が少なかったんです
が、ここの会場は凄いですねと。そして昨日のサイン会で「中西
さんのファンです。明日も来ます」と言った強者がいた事にびっ
くり!!その後に自らの事を”体育会系バラードシンガー”と評
していました。昔は体育教師になる事が夢だったそうなんですが、
逆上がりが出来なかったので諦めて歌の世界を選び、現在の旦那
様と出会ったそうです。この後に私達夫婦は仲良くする様にして
います。その姿を辛島美登里さんにみせつけて恋愛してもらえる
様な方向に持っていこうとしているんですが、辛島さんは達観し
ているのか、そんな風にはまったくなりませんと。その後になる
べく仲良くする様にはしているんですが、人間というのはどこか
ですれ違いが発生して、そこから不協和音になってしまいます。
不協和音が発生してしまうと私達は音楽を仕事としているので、
そこでもなってしまう訳で。そういう時は林仁さん(サポートで
アコースティックギターを弾いている)が間に入ってくれますと
言った後に、「幸せになろう」を。「幸せになろう」を歌った後、
今1日に自殺する人が100人もいるという話しを。私は”がん
ばれ”という言葉がとても大好きなんですが、鬱病な人に対して
1番言ってはいけない言葉が”がんばれ”だそうで。日本には”
言霊”という素敵な言葉があります。私はあえてそれを歌でこの
言葉を言霊として使って歌いたいと思います。と言った後に「G
IFT」を。サビの部分でこれでもかというくらい「がんばれ」
という言葉があるんですが、その「がんばれ」をすべて違う感情
を込めて歌っている様に思いました。「次の曲は皆さんが大切に
している人を頭の中に浮かべて聞いてください。それでは時間旅
行の始まりです」と言った後に「会いたい」を歌ったんですが、
正直に書くと私はこのMCは必要ないのでは?と思いました。力
技というか”切ない”という方向にわざわざ持っていかなくても
いいのではないか?と思ったんですが。そんな事をしなくても「
会いたい」という曲には、それだけの力があると思うし、これに
関してはそのMCが余計すぎると思ってしまいました。そういう
事を言うにしても、もう少し抽象的にすればいいのに。この曲を
代表曲として大事にしている人が、その曲の力を信じなくてどう
すると思ってしまいました。もうちょっと曲の世界に自然に入ら
せて欲しかった・・・。最後の曲に行く前に、東日本大震災につ
いてしゃべっていました。沢田知可子のお父様が福島県出身でそ
の縁もあってか、福島県で慰問ライブをさせてもらっていると。
あと福島駅にある商店街がいわゆるシャッター通りになってしま
い、少しでも駅前が活性化するためのイベントとして、街路樹に
電飾をつけて「光のしずく」をやっているみたいです。そこの「
光のしずく」の観光大使に沢田知可子は就任しているみたいで。
直線距離で10メートルだそうです。で、観光大使になったので、
その「光のしずく」のキャンペーンソングを作ったそうで。ちな
みにこちらも辛島美登里と同じくチャリティーCDだそうで、売
り上げ全額寄付するそうです。その後に「光のしずく」を歌った
んですが、個人的にこの日のライブで1番良かったです。聞いて
いて優しい光に包まれる感じがしたというか。沢田知可子の歌声
がとても神々しく感じました。
ここでステージがセットチェンジしていたので、その間にお手洗
いに行ってきました。そして帰ってきた時には杉山清貴がMCを
していました。1曲目はデビュー曲の「サマーサスピション」と
ても新鮮な気分で曲を聞けました。杉山清貴は「夜はヒッパレ」
で何回か見た記憶があるんですが、こうやってじっくりとオリジ
ナル曲を聞くのは初めてなんですよね!!杉山清貴が全盛期の頃
って、私がまだ幼い?頃だった記憶があるので。「サマーサスピ
ション」を歌った後MC。ここで杉山清貴が他の出演者3人の寸
評をしていました。辛島美登里は1番がピッタリだと。まっすぐ
な所があると。沢田知可子は歌に気持ちを込めて歌っていると。
そして中西さんは置いといてと言われてしまいました・・・。そ
の後に歌を大事にしているアーティストがよく集まったなと思い
ますと言った後に、次の曲はJALのキャンペーンソングになっ
た曲ですと言った後に「僕の腕の中で」を。この曲はハワイにい
る感じがしたというか、何て書けばいいんだろう?リゾート感タ
ップリな曲の様に思いました。この後に杉山清貴が20代の記憶
がまったくないという話しを。その頃は仕事に追われていて全力
疾走で取り組んでいたと言っていました。気がついたらライブの
ステージに立っていたと。ただその後の打ち上げでの出来事はよ
く覚えているんですが。と言った後に皆さん今だに”オメガドラ
イブ”だと思っているんでしょうけど違うんですよ。という所は
私も初めて(”オメガトライブ”だそうで)知りました。次の曲
は杉山清貴が好きな曲だそうです。「君のハートはマリンブルー」
を。この後、昨日の貝塚→京都への移動の時の裏話みたいな物を
しゃべっていました。貝塚からの移動中の時、杉山清貴を除く3
人が飲み会を始めたみたいで。イメージとは違う事を言ってごめ
んなさいだったかな?そんな事を言った後に、9月に京都で弾き
語りライブがあると。そこの場所は”アクティー”とずっと連呼
していたんですが、どうやら違うみたいで・・・。正解は”アル
ティ”(オーディエンスが教えていました)だそうです。この後
に杉山清貴は辛島美登里をステージに呼んだら、辛島美登里の第
一声が”アルティー”でした。次にやる曲はツアー中に曲目を変
更したそうです。中森明菜の「セカンドラブ」を。アコギ1本だ
ったからかもしれないけど、なんか切なさというか女の哀愁感と
でも書いた方がいいのでしょうか?そんな印象を受けました。辛
島美登里がステージを去った後、最後の曲は新曲をやると。今、
オメガトライブ時代にもお世話になった林仁さんとアルバムを作
っているそうで、その中の1曲をやるみたいです。「PARAD
ISE」いわゆる大人の楽園といった感じの世界感の様に思いま
した。年輪を重ねた末に見つけた自分だけの楽園みたいな。
そしてアンコールなんですが、中西さんだけ一度出て来た後に直
ぐに引っ込み、また出てきました。理由はというとマイクを忘れ
てしまったそうで・・・。この後中西さんのMCで、「埼玉での
公演の時、アンコールの手拍子がなかったから出るに出にくかっ
たので拍手があって良かった」と言っていました。この間、杉山
清貴を除く3人がいろいろとフリーダムな感じでしゃべっている
んですが、時折中西さんが杉山清貴の事を「生徒会長いかがです
か?」みたいな感じで話しを振ると杉山清貴が「今リズムを取る
のに必死なんだよ」と。そういえば3人がMC中の時も杉山清貴
はリズムを1人で合わせていたなと。で、何を歌うのかな?と思
っていたら尾崎紀世彦の「また逢う日まで」ですか。確かにイン
トロの所はちょっとリズムが難しいそうだなと思ってしまった。
ラストは井上陽水の名曲「夢の中へ」この曲は4人のハーモニー
がとても素敵でした!!
このライブを観た感想を一言でまとめるならば、”久しぶりにが
っつりと歌を聞いたな〜”でした。どのアーティストも円熟味溢
れる歌声を聞かせてくれました。私の音楽を聞くスタンスとして
は”まだ見ぬニューカマー&強豪を探し求める”な感じなんです
が、今日の様なベテランだからこそなし得る事が出来る円熟味溢
れる歌声を聞いたら、その考えを改め直さないといけないかな?
と思ってしまいました。人生の年輪を重ねた&歌という物に向き
合った物だけが到達出来るステージとでも書けばいいのでしょう
か?そんな物を感じました。今の所、このライブが今年のベスト
アクトかな?あとは中西さんがMCで、カバーアルバムが完結し
たという話しをされていたんですが、これは次のアルバムはオリ
ジナルだと思っていいんでしょうか?その前に徳間ジャパンとの
契約がどうなっているのかが問題なんですが、出来れば今年の冬
までには久々となるオリジナルアルバムをと思っているんですが、
果たして!?
「アラウンド40 メモリーコンサート
〜Songs Forever〜」ライブレポ
〜Songs Forever〜」ライブレポ