チャットモンチー主催の対バンツアーに行ってきました。確かこ
の対バンツアーって2回目の開催かな?過去にEGO−WRAP
PIN’と対バンした時は観に行きたかったな〜と思ってしまっ
た訳なんですが。今回の対バンツアーは本当に異種格闘技戦とで
も呼べる様なメンツが勢ぞろいですか。その中でも広島クラブク
アトロの柳沢慎吾は異色すぎると思ってしまったんですが。今回
観に行ったZepp Numbaでのライブの対バン相手はKe
n Yokoyama。クレイジーケンバンドでおなじみの”イ
イネ!!”をいう人(爆)ではなく、日本のインディーズシーン
において初めて商業的に成功したバンド(というイメージがある)
Hi−STANDARDのギター。私がHi−STANDARD
を知ったのは「JAPAN COUNTDOWN」だったかな?
で、キテレツ大百科のOP曲だった「はじめてのチュウ」のカバー
「MY FIRST KISS」だったので、ちょうど活動休止
する直前だったんだなと。今、チャットモンチーのドラムのサポー
トをしている常岡章はHi−STANDARDのドラム。確か橋
本絵莉子はHi−STANDARDの洗礼を受けて音楽を始めた
記憶が。そしてZepp Numbaという事で、Numbaだ
けにNumbaだけに・・・。99.9%ないんでしょうけどね、
大阪だけに。でもアンコールでHi−STANDARDの曲をや
るんだろうなという淡い期待を持ってZepp Numbaに足
を運んだ訳なんですが。
結構遅い整理番号だったので遅めに行ったんですが、既にすべて
の整理番号を読み終えた後だったみたいなので急いで荷物をコイ
ンロッカーに預けてフロアへ。なんとか2列目の枠に入り込んだ
んですが、よく考えたらこの対バンツアーで最激戦区はこのZe
pp Numbaだった事に気付いてしまったんですが。そして
これ系のライブを観るのはZAZEN BOYSと銀杏BOYS
との対バン以来ですか。そして最前線でライブを観るのは記憶に
ないくらい本当に久しぶりと書いても支障がないなと。ある程度
の覚悟をした上でこの2列目の枠に飛び込んだんですけどね。
Zepp Numbaのステージに白い幕が覆われていました。
よくよく考えたら対バン&ライブイベントでZepp Numb
aに行くのは初めてだったなと。この後に影アナによる注意事項
をアナウンスした後、いよいよライブが始まるんですが白い幕に
映像が。白い幕はスクリーンの役目を果たしているんだなと。そ
してアニメーションが流れて、チャットモンチーの2人が「求愛、
求愛」と穏やかな歌声を披露して、ラストに対バン相手のKen
Yokoyamaの名前を呼んでいよいよライブがスタートします。
そして登場してきたKen Yokoyamaなんですが、まず
登場した後ギターのチューニングをやっているじゃないですか・・・。
で、その間にステージ上を見ると、Ken BAND TMとい
う旗?と「東北ライブハウス大作戦」の幟があるじゃないですか!!
そしてギターのチューニングを終えてKen Yokoyama
がMCを。チャットモンチーにこの対バンライブに呼んでもらっ
たお礼を言った後にKen Bandのメンバーを紹介した後、
印象に残った言葉は「恒ちゃん(常岡章)に恥かかしたらいけな
い」という所。そして「俺と恒ちゃんは、Hi−STANDAR
Dというバンドで数々の修羅場をくぐってきた。恒ちゃんのステ
ィックと俺の竿(ギター)で」と、最後は照れ隠しなのか下ネタ
に走ってしまったんですが。そしてその後に1曲目をやったんで
すが、それなりに覚悟を持ってフロントエリアにやってきたんで
すが、当たり前というか当然と言うべきか、ダイバーの皆さんが
総攻撃してきてしまいました。そんな1曲目が終わった後に、再
びMCなんですが、Ken YokoyamaのMCで1番印象
に残ったのはこのMCでした。「東日本大震災までがあるまでは
恥ずかしくて言えない事があったんだけど、東日本大震災が起き
た後は、これまで恥ずかしいと思っていた事も発言できる様にな
ったし行動を起こせる様にもなったんだけど、それって元々心に
あったものだとは思うんだけど。ようやく自分に素直になれたと
思うんだよね」だったかな?そんな発言をしていたんだけど、要
するにロックとかパンクをやっている人達にとっては禁句な事な
んだろうなと一瞬思ってしまった訳なんですが。ボランティアと
か助け合う?ですか。対バンとかで”殺るか、殺られるか”のラ
イブアクトを繰り広げている訳なので。でも形だけというかパフ
ォーマンスだけのボランティアよりかは100倍も200倍も良
いと思ってしまった訳で。そして「We are Fuckin’
One」をやった後に「みんなが知っている曲をやります。”
Can’t Take My Eyes Off You”」と
言った後に「Can’t Take My Eyes Off
You」をやったんですが、この曲ってサビの部分が「I lo
ve you,baby〜」というやつですよね〜。あんな多幸
感溢れる曲をパンクにしてしまうなんて凄すごる!!この後にM
Cでダイバーが多数発生した事について「かつてHi−STAN
DARDというバンドがダイブというかクラウドサーフという物
を生み出したんだけど、それが今でも続いているみたいで」と言
った後に「前の方になって暴れて傷つきながら観るのも自由だし、
後ろの方で静かに観るのも自由」という発言を聞いた時には、”
こういうタイプのアーティストにしては珍しい意見だな〜”と思
ってしまった訳なんですが。その後に「俺ってGLAYよりかは
柳沢慎吾よりだよね」と言って笑いを取った後、次にやる曲はY
OU TUBEで先行公開された「I Won’t Turn
Off My Radio」を。そして1曲やった後に「パンク
ロッカーの気持ちを歌った曲です」と言った後に「Punk R
ock Dream」を。この後に「The Sound Of
Secret Mind」だったんですが、この曲はこの後の
MCで知ったんですが、Hi−STANDARDの曲でしかも久
しぶりにやった曲だそうで。この後にリクエストを募ったんです
が、「STAY GOLD」という声が多数。その声に対してK
en Yokoyamaは「ハイスタの曲はさっきやっただろう」
と、この後にもいろいろとリクエストを募った所「Walk」を。
この後1曲やった後にMCで「今日初めて観た人もいると思うけ
れど、初めてだからこんなものかな?」と。「次観る時はもっと
盛り上がってくれ」と言った後に「チャットモンチーとは裏でい
ろいろと繋がっている」と言った後に「関西には今年はいっぱい
来る。京都大作戦にも行くし」と言った後に、最後の曲はマイク
をオーディエンスに投げて「好きな事をしゃべってもいいし、歌
ってくれてもいいし、違う曲を歌ってくれてもいいし」と言った
後に「Beliver」という曲かな?最後の最後まで狂乱とい
う言葉がとても似合うライブアクトだったなと。
後攻はこの対バンの主催者チヤットモンチーなんですが、バック
バンドは男陣(常岡章・下村亮介)と乙女団(世武裕子・北野愛
子)の両陣営?なんですが、それにしてもダブルドラムって初め
てだな〜と思ったら、一応VOLA&THE ORIENTAL
MACHINEも所々ではそうだよな〜だなんて思ったりして。
で、1曲目が「変身」ですか。途中で歌詞が「求愛するぞ」に変
わっていたのが何故か可愛らしいと思ってしまったんですが。「
変身」はイントロで終わった後に「きみがその気なら」を。そし
て3曲目は福岡晃子が「楽しい〜」と絶叫した後に「シャングリ
ラ」だったんですが、この曲は2ピースだったらだれかの力を借
りなければ・・・。な曲だったなと。この後にMCだったんです
が、福岡晃子いわく「今日は特別な日」だそうで、そして舞台裏
で橋本絵莉子は感極まったそうで。どこで感極まったかというと
Ken Yokoyamaが常岡章の事を常ちゃんと言った所だ
そうです。この後再び2人にとっては”特別な日”という事をア
ピールした後、橋本絵莉子はHi−STANDARDを聞いて音
楽を始めたという事を言った後に、福岡晃子が高校時代にチャッ
トモンチーに加入した時、「何の曲で練習したら良い?」という
質問を橋本絵莉子にしたら、おすすめされたのはHi−STAN
DARDだったそうで、福岡晃子いわく「とても難しかった」と
いう事を言った後に、サポート体制を取り入れての活動再々開第
1弾となった「こころとあたま」なんですが、この曲今聞いても
衝撃的だったな〜と。ある意味で原点回帰だと思うし、”まだこ
れをやる気あったのね!!”と思ってしまったオルタナティブチ
ューンだった訳なんですが。そして気がつけば乙女団の2人がス
テージから消えて男陣との4人体制になっている!!次の曲は「
こころとあたま」のc/wの「いたちごっこ」なんですが、こち
らはチャットモンチーのもう1つの特徴でもあるおっとりとした
雰囲気が感じられる曲だなと。男陣とのラストの曲はえらいイン
トロが長い!!というよりかはまるでセッションをしている風に
も感じられた「東京ハチミツオーケストラ」ですか。ちょっと意
外な展開に思えてしまった訳なんですが。「東京ハチミツオーケ
ストラ」が終わった後、乙女団がステージに戻ってきて「私が証」
をやったんですが、アルバムに収録されているものとは違ってい
て音像がとてもすさまじいものになっていた事に驚いてしまいま
した。「私が証」が終わった後、チャットモンチーの2人は頭に
キャップ(ロゴマークの”C”が広島カープみたいな感じだった
と思ったのは秘密にしといてください)をかぶってステージ中央
へ。そしてなにやらステージ左手から立方体の様なものが。ここ
でメンバー紹介をした後に、福岡晃子が「チャットモンチー初の
ラップソング!!」と言った後にコール&レスポンスの練習を。
”ラップソングってどの曲!?”と普通に思ってしまった訳なん
ですが、コール&レスポンスの練習をやると、どうやら「ぜんぶ
カン」ですか。確かにべタだけど韻を踏んでいっているという印
象はあったんですが、橋本絵莉子はラップをしているというより
かはむしろ歌っているという印象しかなかったので。コール&レ
スポンスが終わった後、福岡晃子が「えっちゃんは韻の踏み方が
上手いというか、ラップが独特すぎる」という発言をした後、ま
さかのフリースタイルを要求。そして橋本絵莉子がやったフリー
スタイルは「難波、何番?ナンバー、No.1」という、上手い
と言われれば上手いし、思っていたものと違うといえば違うし、
「ぜんぶカン」を思い返すとそんな感じになってしまうんだろう
なと思ってしまったという感想かな?この後に橋本絵莉子がZe
pp Numbaだったから難波を入れたかったという発言をし
た後に、福岡晃子が(Hi−STANDARDの)難波さんとい
う事にしとけばみたいな事を言っていたかな?その後にやった「
ぜんぶカン」なんですが、この曲ある意味でチャットモンチー至
上もっとも盛り上がる事が出来る曲なんだなと。それにしてもこ
の曲ライブで聞いて改めて思った事なんだけど、確かにヒップホ
ップリリックを書く上で1番大切な”韻を踏む”という事は出来
ているんですが、ただそれがストーリー性を持っているのではな
く、”ただ単にヒップホップのルールだから韻を踏んでおこう”
という風に感じるんですよね。CDを聞いた時は”えらい韻を踏
んだ言葉遊びをしているな”くらいにしか思わなかったんですけ
どね。まさかあれがラップだったとは夢にも思わなかったので。
「ぜんぶカン」が終わった後、男陣がステージを後にして次の曲
に行くんですが、そういえば橋本絵莉子の姿も見えない。で、「
最後の果実」なんですが、イントロの時に橋本絵莉子がワンピー
スとトークハット(顔を少々網で隠す帽子)で登場ですか。これ
がこの日のライブで1番印象に残り驚いた場面でした。チャット
モンチーってこういう”女らしさ”みたいな演出を毛嫌いしてい
るイメージがとてもあるんですが、こういう演出をしてきた事に
とてもびっくりしてしまった訳なんですが。1番はハンドマイク
で歌っていた橋本絵莉子だったんですが、2番になるとギターを
かき鳴らしながら若干エモーショナルな感じで歌っていた事にち
ょっとびっくりしてしまいました。「最後の果実」を歌い終わっ
た後、福岡晃子と乙女団の2人による「あれって誰だった?」「
天使が舞い降りてきたよな」的な発言から、再び橋本絵莉子が戻
ってきて、福岡晃子が「えっちゃんはさっきここにいなかったけ
ど、どこに行っていたの!?」という発言に対して、橋本絵莉子
は「Kenさんの楽屋にいた」というわざとらしい(爆)回答の
後に4人体制となった第2弾シングル「ときめき」なんですが、
歌詞がとても儚いので橋本絵莉子作詞なのかな?と思ったら福岡
晃子作詞だったのでとても意外だった記憶があります。「ときめ
き」のc/wな「隣の女」をやった後に男陣がステージに戻って
きて再びメンバー紹介。そして「Last Love Lett
er」をやった後、ラストは「例えば」を。なんか聞いていてし
んみりな気持ちになりました。
「例えば」が終わった後に、アンコールを求める手拍子が鳴る訳
なんですが、正直言って期待していましたよ!!チャットモンチー
+常岡章の3ピース体制でHi−STANDARDのカバーの時
に・・・。という奇跡に!!
そしてアンコールに応えたチャットモンチーなんですが、個人的
にはまさかの2ピース体制。そして橋本絵莉子が「Kenさんの
”I Love”をカバーします」と言って「I Love」を
やったんですが、やっぱりHi−STANDARDのカバーを期
待してしまった私は生粋の汚れ(爆)だなと思ってしまった訳な
んですが。で、2ピースで演奏されている「I Love」オリ
ジナルは間違いなくもっとパンキッシュであり、メロコアな感じ
になっていると思うんですが、チャットモンチー2人が奏でる「
I Love」はとても素朴な音像を描いていると思いました。
で、ステージ袖にはKen Yokoyamaのサポートメンバー
が微笑ましい感じでチャットモンチーのカバーを見守っている中
Ken Yokoyamaがステージに乱入してきたじゃないで
すか!!ここでチャットモンチーの演奏でKen Yokoya
maが歌うのかな?と思ったら、2人に握手をして再び舞台から
去ったんですが、「I Love」をやり終わった後のMCで橋
本絵莉子が「びっくりした!!」という発言の後に、福岡晃子が
感極まった状態になった事に驚いてしまいました。握手をしても
らった事以上に、ステージに来てもらった事、同じステージに立
ったという部分にも感動して感極まってしまったのかな?と。こ
の後に男陣・乙女団がステージに戻ってきた後、MCで「今日は
”特別な日”」という事を言った後にアンコールラストの曲「ド
ライブ」を。そういえばこの曲は2ピース体制の時に観に行った
ワンマンライブで橋本絵莉子がアコースティックギター1本で歌
っていたなと思い出してしまいました。
ライブの感想ですか!?当然と言えば当然だし、当たり前と言え
ば当たり前なんですが、Hi−STANDARD自体来なかった
(爆)し、チャットモンチーのHi−STANDARDのカバー
がなかった事に対して・・・。前者は勝手に期待した私が悪いん
ですが、後者は淡い期待をしていただけに・・・。Ken Yo
koyamaの方は今でも最前線のライブシーンで活躍している
ハードコア/メロコアなアーティストだけあって凄かったという
か、全曲ダイブ発生するという事態にびっくりしてしまったとい
うか。ちょっとミディアムテンポな曲もあったんですが、全曲攻
めていったというか攻めしかしなかった事にさすがというか感嘆
するしかなかったというのが本音です。そしてチャットモンチー
は半年前に出演したライブイベントを観た時にも思った事なんで
すが、2ピースではできなくなってしまった曲達が4人編成とな
った事で復活できたと思うんですが、それと同時に思ってしまっ
た事は”サポートを入れた事によってバンドとしての機動力を失
ってしまったのでは!?”とも思ってしまいました。場所によっ
ては男陣オンリー or 乙女団オンリーな感じになるんだろう
なと思うんですが、このまんま両方を連れていく事になると、そ
の分だけスケジュール調整とかが大変になってきて・・・。みた
いな事になるのかな?と。
の対バンツアーって2回目の開催かな?過去にEGO−WRAP
PIN’と対バンした時は観に行きたかったな〜と思ってしまっ
た訳なんですが。今回の対バンツアーは本当に異種格闘技戦とで
も呼べる様なメンツが勢ぞろいですか。その中でも広島クラブク
アトロの柳沢慎吾は異色すぎると思ってしまったんですが。今回
観に行ったZepp Numbaでのライブの対バン相手はKe
n Yokoyama。クレイジーケンバンドでおなじみの”イ
イネ!!”をいう人(爆)ではなく、日本のインディーズシーン
において初めて商業的に成功したバンド(というイメージがある)
Hi−STANDARDのギター。私がHi−STANDARD
を知ったのは「JAPAN COUNTDOWN」だったかな?
で、キテレツ大百科のOP曲だった「はじめてのチュウ」のカバー
「MY FIRST KISS」だったので、ちょうど活動休止
する直前だったんだなと。今、チャットモンチーのドラムのサポー
トをしている常岡章はHi−STANDARDのドラム。確か橋
本絵莉子はHi−STANDARDの洗礼を受けて音楽を始めた
記憶が。そしてZepp Numbaという事で、Numbaだ
けにNumbaだけに・・・。99.9%ないんでしょうけどね、
大阪だけに。でもアンコールでHi−STANDARDの曲をや
るんだろうなという淡い期待を持ってZepp Numbaに足
を運んだ訳なんですが。
結構遅い整理番号だったので遅めに行ったんですが、既にすべて
の整理番号を読み終えた後だったみたいなので急いで荷物をコイ
ンロッカーに預けてフロアへ。なんとか2列目の枠に入り込んだ
んですが、よく考えたらこの対バンツアーで最激戦区はこのZe
pp Numbaだった事に気付いてしまったんですが。そして
これ系のライブを観るのはZAZEN BOYSと銀杏BOYS
との対バン以来ですか。そして最前線でライブを観るのは記憶に
ないくらい本当に久しぶりと書いても支障がないなと。ある程度
の覚悟をした上でこの2列目の枠に飛び込んだんですけどね。
Zepp Numbaのステージに白い幕が覆われていました。
よくよく考えたら対バン&ライブイベントでZepp Numb
aに行くのは初めてだったなと。この後に影アナによる注意事項
をアナウンスした後、いよいよライブが始まるんですが白い幕に
映像が。白い幕はスクリーンの役目を果たしているんだなと。そ
してアニメーションが流れて、チャットモンチーの2人が「求愛、
求愛」と穏やかな歌声を披露して、ラストに対バン相手のKen
Yokoyamaの名前を呼んでいよいよライブがスタートします。
そして登場してきたKen Yokoyamaなんですが、まず
登場した後ギターのチューニングをやっているじゃないですか・・・。
で、その間にステージ上を見ると、Ken BAND TMとい
う旗?と「東北ライブハウス大作戦」の幟があるじゃないですか!!
そしてギターのチューニングを終えてKen Yokoyama
がMCを。チャットモンチーにこの対バンライブに呼んでもらっ
たお礼を言った後にKen Bandのメンバーを紹介した後、
印象に残った言葉は「恒ちゃん(常岡章)に恥かかしたらいけな
い」という所。そして「俺と恒ちゃんは、Hi−STANDAR
Dというバンドで数々の修羅場をくぐってきた。恒ちゃんのステ
ィックと俺の竿(ギター)で」と、最後は照れ隠しなのか下ネタ
に走ってしまったんですが。そしてその後に1曲目をやったんで
すが、それなりに覚悟を持ってフロントエリアにやってきたんで
すが、当たり前というか当然と言うべきか、ダイバーの皆さんが
総攻撃してきてしまいました。そんな1曲目が終わった後に、再
びMCなんですが、Ken YokoyamaのMCで1番印象
に残ったのはこのMCでした。「東日本大震災までがあるまでは
恥ずかしくて言えない事があったんだけど、東日本大震災が起き
た後は、これまで恥ずかしいと思っていた事も発言できる様にな
ったし行動を起こせる様にもなったんだけど、それって元々心に
あったものだとは思うんだけど。ようやく自分に素直になれたと
思うんだよね」だったかな?そんな発言をしていたんだけど、要
するにロックとかパンクをやっている人達にとっては禁句な事な
んだろうなと一瞬思ってしまった訳なんですが。ボランティアと
か助け合う?ですか。対バンとかで”殺るか、殺られるか”のラ
イブアクトを繰り広げている訳なので。でも形だけというかパフ
ォーマンスだけのボランティアよりかは100倍も200倍も良
いと思ってしまった訳で。そして「We are Fuckin’
One」をやった後に「みんなが知っている曲をやります。”
Can’t Take My Eyes Off You”」と
言った後に「Can’t Take My Eyes Off
You」をやったんですが、この曲ってサビの部分が「I lo
ve you,baby〜」というやつですよね〜。あんな多幸
感溢れる曲をパンクにしてしまうなんて凄すごる!!この後にM
Cでダイバーが多数発生した事について「かつてHi−STAN
DARDというバンドがダイブというかクラウドサーフという物
を生み出したんだけど、それが今でも続いているみたいで」と言
った後に「前の方になって暴れて傷つきながら観るのも自由だし、
後ろの方で静かに観るのも自由」という発言を聞いた時には、”
こういうタイプのアーティストにしては珍しい意見だな〜”と思
ってしまった訳なんですが。その後に「俺ってGLAYよりかは
柳沢慎吾よりだよね」と言って笑いを取った後、次にやる曲はY
OU TUBEで先行公開された「I Won’t Turn
Off My Radio」を。そして1曲やった後に「パンク
ロッカーの気持ちを歌った曲です」と言った後に「Punk R
ock Dream」を。この後に「The Sound Of
Secret Mind」だったんですが、この曲はこの後の
MCで知ったんですが、Hi−STANDARDの曲でしかも久
しぶりにやった曲だそうで。この後にリクエストを募ったんです
が、「STAY GOLD」という声が多数。その声に対してK
en Yokoyamaは「ハイスタの曲はさっきやっただろう」
と、この後にもいろいろとリクエストを募った所「Walk」を。
この後1曲やった後にMCで「今日初めて観た人もいると思うけ
れど、初めてだからこんなものかな?」と。「次観る時はもっと
盛り上がってくれ」と言った後に「チャットモンチーとは裏でい
ろいろと繋がっている」と言った後に「関西には今年はいっぱい
来る。京都大作戦にも行くし」と言った後に、最後の曲はマイク
をオーディエンスに投げて「好きな事をしゃべってもいいし、歌
ってくれてもいいし、違う曲を歌ってくれてもいいし」と言った
後に「Beliver」という曲かな?最後の最後まで狂乱とい
う言葉がとても似合うライブアクトだったなと。
後攻はこの対バンの主催者チヤットモンチーなんですが、バック
バンドは男陣(常岡章・下村亮介)と乙女団(世武裕子・北野愛
子)の両陣営?なんですが、それにしてもダブルドラムって初め
てだな〜と思ったら、一応VOLA&THE ORIENTAL
MACHINEも所々ではそうだよな〜だなんて思ったりして。
で、1曲目が「変身」ですか。途中で歌詞が「求愛するぞ」に変
わっていたのが何故か可愛らしいと思ってしまったんですが。「
変身」はイントロで終わった後に「きみがその気なら」を。そし
て3曲目は福岡晃子が「楽しい〜」と絶叫した後に「シャングリ
ラ」だったんですが、この曲は2ピースだったらだれかの力を借
りなければ・・・。な曲だったなと。この後にMCだったんです
が、福岡晃子いわく「今日は特別な日」だそうで、そして舞台裏
で橋本絵莉子は感極まったそうで。どこで感極まったかというと
Ken Yokoyamaが常岡章の事を常ちゃんと言った所だ
そうです。この後再び2人にとっては”特別な日”という事をア
ピールした後、橋本絵莉子はHi−STANDARDを聞いて音
楽を始めたという事を言った後に、福岡晃子が高校時代にチャッ
トモンチーに加入した時、「何の曲で練習したら良い?」という
質問を橋本絵莉子にしたら、おすすめされたのはHi−STAN
DARDだったそうで、福岡晃子いわく「とても難しかった」と
いう事を言った後に、サポート体制を取り入れての活動再々開第
1弾となった「こころとあたま」なんですが、この曲今聞いても
衝撃的だったな〜と。ある意味で原点回帰だと思うし、”まだこ
れをやる気あったのね!!”と思ってしまったオルタナティブチ
ューンだった訳なんですが。そして気がつけば乙女団の2人がス
テージから消えて男陣との4人体制になっている!!次の曲は「
こころとあたま」のc/wの「いたちごっこ」なんですが、こち
らはチャットモンチーのもう1つの特徴でもあるおっとりとした
雰囲気が感じられる曲だなと。男陣とのラストの曲はえらいイン
トロが長い!!というよりかはまるでセッションをしている風に
も感じられた「東京ハチミツオーケストラ」ですか。ちょっと意
外な展開に思えてしまった訳なんですが。「東京ハチミツオーケ
ストラ」が終わった後、乙女団がステージに戻ってきて「私が証」
をやったんですが、アルバムに収録されているものとは違ってい
て音像がとてもすさまじいものになっていた事に驚いてしまいま
した。「私が証」が終わった後、チャットモンチーの2人は頭に
キャップ(ロゴマークの”C”が広島カープみたいな感じだった
と思ったのは秘密にしといてください)をかぶってステージ中央
へ。そしてなにやらステージ左手から立方体の様なものが。ここ
でメンバー紹介をした後に、福岡晃子が「チャットモンチー初の
ラップソング!!」と言った後にコール&レスポンスの練習を。
”ラップソングってどの曲!?”と普通に思ってしまった訳なん
ですが、コール&レスポンスの練習をやると、どうやら「ぜんぶ
カン」ですか。確かにべタだけど韻を踏んでいっているという印
象はあったんですが、橋本絵莉子はラップをしているというより
かはむしろ歌っているという印象しかなかったので。コール&レ
スポンスが終わった後、福岡晃子が「えっちゃんは韻の踏み方が
上手いというか、ラップが独特すぎる」という発言をした後、ま
さかのフリースタイルを要求。そして橋本絵莉子がやったフリー
スタイルは「難波、何番?ナンバー、No.1」という、上手い
と言われれば上手いし、思っていたものと違うといえば違うし、
「ぜんぶカン」を思い返すとそんな感じになってしまうんだろう
なと思ってしまったという感想かな?この後に橋本絵莉子がZe
pp Numbaだったから難波を入れたかったという発言をし
た後に、福岡晃子が(Hi−STANDARDの)難波さんとい
う事にしとけばみたいな事を言っていたかな?その後にやった「
ぜんぶカン」なんですが、この曲ある意味でチャットモンチー至
上もっとも盛り上がる事が出来る曲なんだなと。それにしてもこ
の曲ライブで聞いて改めて思った事なんだけど、確かにヒップホ
ップリリックを書く上で1番大切な”韻を踏む”という事は出来
ているんですが、ただそれがストーリー性を持っているのではな
く、”ただ単にヒップホップのルールだから韻を踏んでおこう”
という風に感じるんですよね。CDを聞いた時は”えらい韻を踏
んだ言葉遊びをしているな”くらいにしか思わなかったんですけ
どね。まさかあれがラップだったとは夢にも思わなかったので。
「ぜんぶカン」が終わった後、男陣がステージを後にして次の曲
に行くんですが、そういえば橋本絵莉子の姿も見えない。で、「
最後の果実」なんですが、イントロの時に橋本絵莉子がワンピー
スとトークハット(顔を少々網で隠す帽子)で登場ですか。これ
がこの日のライブで1番印象に残り驚いた場面でした。チャット
モンチーってこういう”女らしさ”みたいな演出を毛嫌いしてい
るイメージがとてもあるんですが、こういう演出をしてきた事に
とてもびっくりしてしまった訳なんですが。1番はハンドマイク
で歌っていた橋本絵莉子だったんですが、2番になるとギターを
かき鳴らしながら若干エモーショナルな感じで歌っていた事にち
ょっとびっくりしてしまいました。「最後の果実」を歌い終わっ
た後、福岡晃子と乙女団の2人による「あれって誰だった?」「
天使が舞い降りてきたよな」的な発言から、再び橋本絵莉子が戻
ってきて、福岡晃子が「えっちゃんはさっきここにいなかったけ
ど、どこに行っていたの!?」という発言に対して、橋本絵莉子
は「Kenさんの楽屋にいた」というわざとらしい(爆)回答の
後に4人体制となった第2弾シングル「ときめき」なんですが、
歌詞がとても儚いので橋本絵莉子作詞なのかな?と思ったら福岡
晃子作詞だったのでとても意外だった記憶があります。「ときめ
き」のc/wな「隣の女」をやった後に男陣がステージに戻って
きて再びメンバー紹介。そして「Last Love Lett
er」をやった後、ラストは「例えば」を。なんか聞いていてし
んみりな気持ちになりました。
「例えば」が終わった後に、アンコールを求める手拍子が鳴る訳
なんですが、正直言って期待していましたよ!!チャットモンチー
+常岡章の3ピース体制でHi−STANDARDのカバーの時
に・・・。という奇跡に!!
そしてアンコールに応えたチャットモンチーなんですが、個人的
にはまさかの2ピース体制。そして橋本絵莉子が「Kenさんの
”I Love”をカバーします」と言って「I Love」を
やったんですが、やっぱりHi−STANDARDのカバーを期
待してしまった私は生粋の汚れ(爆)だなと思ってしまった訳な
んですが。で、2ピースで演奏されている「I Love」オリ
ジナルは間違いなくもっとパンキッシュであり、メロコアな感じ
になっていると思うんですが、チャットモンチー2人が奏でる「
I Love」はとても素朴な音像を描いていると思いました。
で、ステージ袖にはKen Yokoyamaのサポートメンバー
が微笑ましい感じでチャットモンチーのカバーを見守っている中
Ken Yokoyamaがステージに乱入してきたじゃないで
すか!!ここでチャットモンチーの演奏でKen Yokoya
maが歌うのかな?と思ったら、2人に握手をして再び舞台から
去ったんですが、「I Love」をやり終わった後のMCで橋
本絵莉子が「びっくりした!!」という発言の後に、福岡晃子が
感極まった状態になった事に驚いてしまいました。握手をしても
らった事以上に、ステージに来てもらった事、同じステージに立
ったという部分にも感動して感極まってしまったのかな?と。こ
の後に男陣・乙女団がステージに戻ってきた後、MCで「今日は
”特別な日”」という事を言った後にアンコールラストの曲「ド
ライブ」を。そういえばこの曲は2ピース体制の時に観に行った
ワンマンライブで橋本絵莉子がアコースティックギター1本で歌
っていたなと思い出してしまいました。
ライブの感想ですか!?当然と言えば当然だし、当たり前と言え
ば当たり前なんですが、Hi−STANDARD自体来なかった
(爆)し、チャットモンチーのHi−STANDARDのカバー
がなかった事に対して・・・。前者は勝手に期待した私が悪いん
ですが、後者は淡い期待をしていただけに・・・。Ken Yo
koyamaの方は今でも最前線のライブシーンで活躍している
ハードコア/メロコアなアーティストだけあって凄かったという
か、全曲ダイブ発生するという事態にびっくりしてしまったとい
うか。ちょっとミディアムテンポな曲もあったんですが、全曲攻
めていったというか攻めしかしなかった事にさすがというか感嘆
するしかなかったというのが本音です。そしてチャットモンチー
は半年前に出演したライブイベントを観た時にも思った事なんで
すが、2ピースではできなくなってしまった曲達が4人編成とな
った事で復活できたと思うんですが、それと同時に思ってしまっ
た事は”サポートを入れた事によってバンドとしての機動力を失
ってしまったのでは!?”とも思ってしまいました。場所によっ
ては男陣オンリー or 乙女団オンリーな感じになるんだろう
なと思うんですが、このまんま両方を連れていく事になると、そ
の分だけスケジュール調整とかが大変になってきて・・・。みた
いな事になるのかな?と。