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２回連続での梅田クラブクアトロでのライブ。今回はＴＨＡ　Ｂ
ＬＵＥ　ＨＥＲＢのワンマンライブ！！ＴＨＡ　ＢＬＵＥ　ＨＥ
ＲＢのライブを観るのは「ＴＯＴＡＬ」のワンマンライブ以来で
すか。今回はＩＬＬ−ＢＯＳＳＴＩＮＯ（ｔｈａ　ＢＯＳＳ名義）
のソロアルバム「ＩＮ　ＴＨＥ　ＮＡＭＥ　ＯＦ　ＨＩＰＨＯＰ」
のリリースツアーとでも書いた方がいいんでしょうか？Ｏ．Ｎ．
Ｏが作るヒップホップからは遠いトラックとは違った、属に言う
ヒップホップトラックの上で躍動するＩＬＬ−ＢＯＳＳＴＩＮＯ
のリリックがどうなるのか！？とても楽しみだったりする訳なんですが。

そして久々のＴＨＡ　ＢＬＵＥ　ＨＥＲＢのライブ。まずはＤＪ
　ＤＹＥが登場してきて軽くＤＪプレイをした後にＩＬＬ−ＢＯ
ＳＳＴＩＮＯが登場。「ＨＥＬＬ−Ｏ　ＭＹ　ＮＡＭＥ　ＩＳ．．．」
を。ヒップホップトラックに乗せてラップをするＩＬＬ−ＢＯＳ
ＳＴＩＮＯが新鮮であり鮮烈であるんですが。それにしても「ゴー
ルドラッシュは終わったぜ」というリリックが印象に残ったんで
すが、これは”ヒップホップバブルが終わったという意味なんで
しょうか？この後に「Ｉ　ＰＡＹ　ＢＡＣＫ」なんですが、自分
のヒップホップの歴史を綴っている様に思ってしまったんですが。
そして「ＡＭＥ　ＮＩ　ＭＯ　ＭＡＫＥＺ」ですか。やはりＯ．
Ｎ．Ｏのトラックはヒップホップからは距離が遠い場所にあるな
と。「ＢＬＯＯＤＹ　ＩＮＫ」をやった後に、ＩＬＬ　ＢＯＳＳ
ＴＩＮＯが「俺の言葉には金がかかる。そんななかこうして時間
を作ってきてくれてありがとう」と。その後に「俺は西成にお米
を送っている。理由は日雇い労働者に美味しいお米を食べてもら
ったり、ボランティアのためにやっているんじゃない。ただ札幌
の美味しいお米を食べてもらいたいんだよ」と言った後に「あと
Ｓｈｉｎｇｏ（★西成）に喜んでもらいたい」と言った後に殷踏
合組合の名前が出た事にちょっとびっくりしてしまったんですが。
この後に「ＷＯＲＤ．．．ＬＩＶＥ」「Ｓ．Ａ．Ｐ．Ｐ．Ｏ．Ｒ．
Ａ．Ｗ．」をやった後に「Ｔｈｅ　Ｗａｙ　Ｈｏｐｅ　Ｇｏｅｓ」
ですか。この曲は好きだったのでライブで聞けて非常に嬉しかっ
た。この曲をきっかけにヒップホップゲームから他ジャンルへの
異種格闘技戦へ移行していったんだなと。「さらば、愛しき蟻の
群れ達よ」そして「俺達の前にも道がなかったけど、後にもなか
った」というのも非常に印象深い。この後に「ＷＥ，ＷＥＲＥ　
ＷＥ，ＡＲＥ」は「ＩＮ　ＴＨＥ　ＮＡＭＥ　ＯＦ　ＨＩＰＨＯ
Ｐ」の中で１番印象深い曲であり、好きな曲の１つです。なんか
ヒップホップという枠組みで作られたブルースという印象があり
ます。そして「ＬＯＳＴ　ＩＮ　ＭＵＳＩＣ　ＢＵＳＩＮＥＳＳ」
で「ベイサイドジェニーや（難波）ＭＯＴＨＥＲ　ＨＡＬＬはも
うない」というリリックがとても心にグッとくる。確かどちらも
吉本興業が運営していたライブハウスだった記憶があるんですが？
この後にＭＣで梅田クラブクアトロは、とても良いライブハウス
で無理してここでやったという事を言った後に、札幌でラップ稼
業を始めた事を話していました。有名な外国人のアーティストと
ＢＩＧ　Ｊ．Ｏ．Ｅがクラブでフリースタイルでのマイクバトル
をしていた事を話していました。その時のＤＪがあのＤＪ　ｈｏ
ｎｄａだったそうで、最初はそのマイクバトルを見ていたそうな
んですが、しばらくしてそのマイクバトルを観るのをやめて、上
でたばこを吸っていたらＩＬＬ　ＢＯＳＳＴＩＮＯの友達（モヒ
カンでギネスに載ったそうで）が心配で声をかけてきたら、ＢＯ
ＳＳはその友達に２人のフリースタイルを見ての本音を言ったら
その友達が「今はその時じゃないさ」と。その時は意味は分から
なかったけど、今はその言葉が分かると。制作期間中に他のアー
ティストが良いライブをしていても、自分に「今はその時じゃな
い」と言い聞かせている。と言った後に「ＮＯＷ　ＩＳ　ＮＯＴ
　ＴＨＥ　ＴＩＭＥ」を。そして「未来は俺らの手の中に」のト
ラックで「ＭＥＩＮ　ＬＩＮＥ」を。これがめちゃめちゃかっこ
良かった。「ＲＩＧＨＴ　ＯＮ」をやった後に、「．．．ＲＥＬ
ＥＡＳＥＤ　ＡＬＬ」を。　　　　　　　　　　　　　　　　　

そして「．．．ＲＥＬＥＡＳＥＤ　ＡＬＬ」をやり終わった後に
ＭＣで、皆んなで頂上へ行った。後は皆んなで降りていくだけだ。
と言った後に「ＮＥＷ　ＹＥＡＲＤＡＹ」を。この曲は般若をｆ
ｅａｔ，した曲なんですが、個人的に”ヒップホップ畑との人と
やるんだ！！”というちょっとした鮮烈な印象が残ったんですが。
この後に１曲をやった後にラストに恒例？の写真撮影があったん
ですが、今回はＩＬＬ−ＢＯＳＳＴＩＮＯとハイタッチできなか
ったんが心残りでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今回はｔｈａ　ＢＯＳＳのリリースパーティーという名目でのラ
イブツアーだったんですが、特にアルバムに収録されている曲達
はヒップホップではなくブルースを聞いている印象を受けました。
ＢＯＳＳが歩いてきたヒップホップでの自分史を描いているアル
バムなので必然的にそうなってしまうのは当たり前なのかもしれ
ないんですが。あとは「Ｔｈｅ　Ｗａｙ　Ｈｏｐｅ　Ｇｏｅｓ」
を聞けたのはとても嬉しかったです。ＴＨＡ　ＢＬＵＥ　ＨＥＲ
Ｂが同業者達とのヒップホップゲームから背を向け、他ジャンル
との異種格闘技戦に足を向ける決意表明的な曲が聞けて。次にＴ
ＨＡ　ＢＬＵＥ　ＨＥＲＢのライブを観に行くとしたら、もう少
しスパンを短くしたいなと。最後にですね今回も「日本語ｒａｐ
ではない　日本の北のｈｉｐｈｏｐ」を堪能させてもらいました！！