「石野田奈津代のメジャー復帰に想いを馳せて」

石野田奈津代が2/11インディーズでリリースした「春空ーハ
ルソラー」
でメジャー再デビューする事になりました。正直この
展開にはびっくりしています!!kicca自然消滅後、なつ
消息は非常に気になっていたんですが。なつの旧ブログ「724
world」
を見つけた時は感激しましたよ!!その後、バイト
をしつつもライブ活動を再開した時には、”いつかこちらでもラ
イブしてくれると嬉しいな”と思っていたんですが。いわゆる自
主制作でコンセプトCDを3枚リリースした後に、ソロとしては
8年ぶりとなるアルバム「わたしのうた」をリリースした時には、
本当に本当に感激しました!!そしてそれ以上に名盤であった事
に。そしてこのアルバムリリース後、メディア等で”泣かせる女
というキャッチフレーズがつく事になるんですが。      

この「わたしのうた」なつにとって。いろんなものが見えた、
そして還元されたアルバムの様に思います。それが見事に形に現
れたのが、去年の3/5にリリースされた「春空ーハルソラー」
この曲を聞いた時、なつの歌詞世界にとても驚いてしまいました!!
それまでのなつの歌詞世界は、自分の気持ち・感情をそのまんま
吐き出しているかの様な感じのスタイル。ある意味で独白みたい
な感じ。自己完結で終わらせてしまっていたんですが、まるで他
人の事を思いやるかの様な歌詞だった事に。7月にリリースされ
「クローバー」もそういう感じの歌詞だったので、私は”もし
かしたらなつは、リスナーの存在に気づいたのでは!?”と思っ
ていたら、10月にリリースされた「きみのうた」のインデック
スカードの後ろの方のページにて、kicca自然消滅後のなつ
の活動履歴みたいなのが掲載されていたんですが、やはり「わた
しのうた」
リリース後、自分だけのリスナーやオーディエンスを
見つけた様で。かつてのDragon Ash(自分たちだけの
ために作った”陽はまたのぼりくりかえす”がリスナーの心を捕
らえた事によって、今度はそのリスナーのために”Under 
Age’s Song
”をリリースした事)・THA BLUE
 HERB
(クラブDJにプレイしてもらう事だけを考えた”
TILLING,STILL DREMING
”だったのが、
3rdアルバム”LIFE STORY”では、リスナーの事を
[事実上]第4のメンバーだと言ったり、オーディエンスに対し
て感謝の言葉を述べた事など)と同じ道を歩んでいるなと思った
ら、どうやら「わたしのうた」がまったく反響がなければ、アー
ティストをやめるつもりだったみたいで。なんかある意味でDr
agon Ash
と同じかも(詳しくはこちらの方で)と思って
しまいました。                      

私としては、なつが作品を発表してくれただけで正直満足しちゃ
っていたんですが、本当にまさかのメジャー復帰だった様に思い
ます。kicca自然消滅後からしたら、まったく想像できなか
ったし。今の私が願う事は”なつがいつまでもモチベーションを
高く保って音楽活動をしてほしい(感情の起伏が激しいタイプだ
と思うので)という事
”の1点に尽きると思います。あとは、こ
れは我がままかもしれないけど、良い意味でのインディーズ時代
のフットワークの軽さを維持していってくれると嬉しいなと。メ
ジャーレーベルに属すると難しい部分もあるかもしれないんです
が。これからのなつの活躍・そして新たなる再スタートに期待し
ています!!