加藤いづみ　　　　　　　　　　　　
　「ＨＡＰＰＹ　Ｔｏｇｅｔｈｅｒ　２０００」ライブレポ　　
２年ぶりのＨＡＰＰＹ　Ｔｏｇｅｔｈｅｒライブ。このタイトル
がつく時は、アコースティック編成でライブをやります！！１曲
目「切なく青い空のページ」いきなりいづみさんが、ミニマリン
バで演奏！！やっぱ、アコースティックライブだけに、なんか、
いつもと雰囲気が違います。そして、２曲目「元気でねバイバイ」
いづみさんの歌声は、いつ聞いても気持ちいいです。そして、大
好きなＭＣへ。いづみさんは、「アコースティックライブですけ
ど、みんなで盛り上げていきたいと思います。私だけが、盛り上
がるだけでも駄目だし、みんなだけが、盛り上がるのも駄目だし。
歌、歌って、その後、静かなＭＣじゃなく、みんなで、みんなで、
このライブを盛り上げましょう！！」と、言った後に大きな拍手！！
でも、その後「寝たら駄目、食べてるのも駄目」というお言葉が
飛んできましたが・・・。あと「加藤いづみファンには、隠れフ
ァンが多いみたいなんです。”仕事なんかでしゃべっていると、
実は私の友達が、いづみさんの隠れファンでして”と、いうのが
多い。みんな出てきて！！」というお言葉が・・・。隠れファン
の方、ぜひ、姿をみせてください！！「私にしては、Ｈａｐｐｙ
な曲です」と、言った後に歌った「ＴＲＵＥ　ＳＯＮＧ」イント
ロを、名曲「星に願いを」の、しらべにのせた後に「夏のカーデ
ィガン」を。私の理想的なシンガー像は、少ない音色（もしくは
楽器）で、目を閉じると、そこに景色が見えてくるような歌声が、
素晴らしいシンガーだと思っているので、そこから言うと、アコ
ースティックサウンドで、表情豊かな歌声を聞かせてくれるいづ
みさんは、私の理想的なシンガーでしょう、ではなくシンガーな
んです。そしてそして、この後になんと「シャンプー」とうとう
聞けました！！まさか、ＨＡＰＰＹ　Ｔｏｇｅｔｈｅｒライブで、
この曲にお目にかかれるとは！！かなり驚きものでした。でも、
私的には嬉しかった！！ＡＮＮ聞いてた時の素朴な疑問「加藤い
づみって、何している人なのだ？に、見事に答えてくれた曲」で
すから。最初は、ＴＶＣＭ（シャンプーのＣＭ）で、加藤いづみ
というテロップと、ともに流れてきて、その後、ユーミンのＡＮ
Ｎで「この曲は、月曜１部のパーソナリティーの・・・」という
紹介で、やっと加藤いづみは何物じゃ？というのが解けましたか
ら！！で、初めて生「シャンプー」を聞いた感想は、ジャズっぽ
い感じがしました。いづみさんの歌声も、なんか、けだるい感じ
で歌ってましたし。でも、いづみさんは、この「シャンプー」で、
加藤いづみという存在を知ったというのは意外だ。という発言を
してましたけど、私もいづみさんと同じ意見です。ほとんどの方
が、加藤いづみという人物をいつ知ったの？と、いう質問をした
時、ＡＮＮか、この次披露してくれた曲の名前を言うか、どっち
かだと思っていたので・・・。そして、その次の曲について、い
づみさんは、「次に歌う曲は、本当に大事にしています。今まで、
私がやってきたライブの中で、一番歌ってきたと思います。この
曲を歌う時は、本当にいろいろな気持ちを、思い出しながら歌っ
ています。昨日、思いきりふられた時の気持ちになりながら、も
しくは、３ヶ月後ふられた事を、客観的に見れるようになった気
持ちだとか・・・。今日は、どんな気持ちになりながら歌うので
しょうか？”好きになって、よかった”」今まで、この曲を何度
か聞いているんですが、ホント微妙なんだけど、今までの「好き
になって、よかった」と、なんか違った感じがしました。「涙も
枯れて」をやった後「ドライヴ」という曲をやったんですけど、
主にギターを弾いている狩野さんのアコギプレー、めちゃかっこ
よかった！！いづみさんと、キーボードの上田さんが、「１人だ
け、違う世界に行ってた」と、言うのに対して狩野さんは、「ド
ライブしたねー」と、いう爽快感あふれるコメントを。なんか、
ビール飲みたそう・・・。今回、いづみさんは、小田和正さんの
ライブツアーに、コーラスの一員として参加しているんですが、
小田さんが、いづみさんの歌声を初めて聞いたのは、泉谷しげる
さんが、５、６年前やった「日本を救え」（多分、阪神淡路大震
災の救済ｏｒ募金ライブかな？）で、ＳＩＮＧ　ＬＩＫＥ　ＴＡ
ＬＫＩＮＧの佐藤竹善さんが、中心になってやっていた前座ライ
ブに、いづみさんも参加していて、その時のライブを見ていた小
田さんが、（同じライブに出演）いづみさんの歌声を誉めてたみ
たいだと、人づてで聞いたみたい。と、いうより自慢にしてたみ
たいです。（この時のライブの印象があって、ライブツアーのコ
ーラスのオファーをしたみたいです）で、その小田さんから、い
づみさんに、コーラスとしてのオファーがあったみたいです。そ
の時、友達と横浜まで買い物に行ってたいづみさん。マネージャ
から、「小田さんって知ってます？」「どこの小田さんですか？」
と、聞き返したいづみさん。「小田和正さんです。コーラスとし
てライブに参加してほしい。というオファーが来てますけど、ど
うしますか？」という事を言われ、思わずフリーズ状態になって
しまったいづみさん。そして「おことわりします」と言って、電
話を切ってしまったいづみさん。けれど、こんなチャンスは滅多
にないという事で、参加する事を決意したいづみさん。勉強にな
った事がいっぱいあったみたいです。特に思った事が、どんなに
小さな歯車でも、それがなくなってしまうと変な感じになってし
まう。という所を。そして、今日は小田さんの曲（オフコース）
をカバー。私自身、オフコースの曲を聞いた事がないのでよく分
からないんですが、メロディーラインがきれいだな。と、いう印
象を受けました。あといづみさんも、小田さんの曲を、上手く歌
ってるというより、自分のものにしている。と、いう感じがしま
した。次の曲は、いづみさんが今年の春、選抜高校野球のダイジ
ェスト番組のパーソナリティーをしてた時のＥＤ曲。いづみさん
は、それまで野球というものに対して、全然興味を持ってなかっ
たみたいですが、この番組に関わって、高校球児の野球に対する
情熱や、そこにある人間ドラマなどを番組、または現場などで見
て、野球（多分、高校野球オンリーかな？）に興味を持ったみた
いです。今年の夏、今度はプライベートで、甲子園球場に野球を
見に行くみたいです。ベスト８は必ず行く！！と、言ってました。
そこに勝ち上がって来るまで、はたしていづみさんのお目当ての
選手、または、チームが勝ち残っているんでょうか？その前に地
方予選優勝しなければ・・・<^_^;>そして、この選抜のダイジェ
スト番組のＥＤ曲、まだ販売されていないけど、（毎日放送が、
限定１００枚だけ製作）いつかは、みんなの手に届くようにした
いと。あと、この曲は北海道のＣＭでも流れているみたいで、本
当に早くリリースしてほしいです。そして歌った「Ｌｅｓｓｏｎ」
ＴＶや、３月に出演したＣＤでーた主催のライブイベントで披露
してくれた時に感じた切なさじゃなく、どっちかといえば、『傷
付いても、転んでも、明日また、がんばればいい事じゃん』と、
いう励ましｓｏｎｇ的な印象を受けました。「君がくれた夏の日」
という曲をやった後、ラストの曲は「ＺＥＲＯ」ギターの狩野さ
ん凄い！！アコースティックライブなのに、やっている事はもう
ハードロック。こういう感じの「ＺＥＲＯ」も、かっこよくてい
いー！！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　
アンコールの１曲目を歌う前に、「１曲目は、新曲を披露したい
と思います。今、私はここに（胸をさす）ぐっとくる歌を歌いた
いです。狩野さんに借りた、村上春樹さんの本で”人の心に残っ
ている痛みは、人を傷つけてしまった事”」と言ってました。そ
して、いづみさんは、そういう曲を、今、作っているみたいです。
で、その中で出来上がった曲の１つ「君の事」私は、ちょい不思
議な感じの印象を受けました。いづみさん特有の、切ない世界と
いうのは、そこにあるんだけど、今までとは違った感じがします。
今までのいづみさんの切ない世界というのは、あくまで主人公は
『私』て、いうのが、ほとんどだと思うけど、「君の事」は、い
づみさんにしてはめずらしく、（初めて？）他人に対しての、切
ない気持ちというのかな？だから不思議な気分になったんだろう
けど。２曲目は「さよならＳｕｍｍｅｒ　Ｄａｙｓ」これから夏
が始まりだぜ。なのに、夏が終わっていくような切なさみたいな
ものを感じました。あぁー、もう夏も終わりなんだな。と、時々
目をつぶりながら聞いていました。そしてラスト、やっぱ夏とい
えばこの曲しかないでしょう。「ひまわり」！！ところで、この
曲の間奏でいづみさんが弾いてたのはウクレレ、それとも、ミニ
ギターというものが存在するの？？？、やっぱこの曲は盛り上が
る！！でも誰も立たなかったです・・・。やっぱ、こういうのは、
前の人が率先して立たないといけないと、自戒しちゃいました・・・。

ライブ終了後、物販ブースに、いづみさんが！！握手できる。Ｃ
Ｄ購入すれば！！急いで財布みたら、２千円しかない・・・。１
万円おろしてきたはずなのに・・・。でも、よく見たら、かばん
の中に入っていたので、また並んだけど・・・。私の１つ前で売
り切れ。ひど〜〜〜い結末です・・・。　　　　　　　　　　　

そういえば、久しぶりにクアトロで座りながらのライブでした。
やっぱ、椅子に座って見るというのは良いものです！！でも、「
ＺＥＲＯ」「ひまわり」の時は、スタンディングするべきだった
と反省しています。（前の人がまず立たなくちゃですから）