とうとう、wyolicaもホールでライブをやるようになった
か〜。余談なんだけど、ファンクラブもできるみたいだし。申し
込み受け付けなんかもあったし。(私は、申し込んでいませんが
・・・。)東京と大阪はホールでのライブ。ちなみに、東京は渋
谷公会堂。大阪は厚生年金会館芸術ホール。最初のライブツアー
から観てきた人間にとっては、ちょっとしみじみしつつも、遠い
目をしてしまいそうな気持ちになってしまいました。もしかした
ら、次のライブは、Zeppツアーになっちゃうのかな?とも思
っていたけど。厚生年金会館芸術ホールに足を運ぶのは、これで
2回目。確かBulum of Youthを観に行って以来か
な?Bluem of Youthを観に行った時は、厚生年金
会館に辿り着くまで非常に迷ったけど、今回は2回目だからか、
順調に辿り着く事に成功!!次からは、目をつぶって行ける事で
しょう!!(それは無理)で、厚生年金会館に着いたら、もう人
がいっぱい!!あれ、間違えったっけ時間?と思い、チケット確
認したら、開演時間30分前。じゃ〜、あの人の多さはなんだ?
と、思ったら、厚生年金会館大ホールで行われる「ブラスト!」
(確かミュージカルだったはず?)のお客さんでした。
私の席は、2階B列9番目という、どっちかと言えば左端の方の
席。確か先行予約でチケットをGETしたはずなんだけどな〜。
と思いつつ、そこの席に行くと、以外と見やすい。上から見下ろ
している分、距離感が近く感じられるのかな?ライブが始まるま
での間、「fruit&root」を聞いていました。(ホール
は、時間の潰し方がいろいろあって、いい感じ!!)
今日のバックバンドは、ホール仕様なのか、ストリングス隊の方
々もいました。確か、ストリングス隊の方々がいたのは、「真夜
中の王国」(今は亡き、NHKBS2の番組)で放映されていた、
「Fokey Soul」ツアー以来じゃないでしょうか?1曲
目は、このイントロもしかして・・・?まさか、この曲を1番最
初に持ってくるとは思いませんでした。「愛をうたえ」イントロ
を聞いた瞬間、”この曲使ったら、盛り上がれるような曲は、あ
と2曲しかないじゃね〜か”と、思ってしまうほど、衝撃的でし
た。「愛をうたえ」という曲は、1番最初が似合う曲だと、私も
思いますが、「愛をうたえ」以上のアップテンポな曲は、wyo
licaにはないし、そして、数少ないwyolicaのアップ
テンポチューンなので、今日のライブ、この後どうなるんだろう?
と、自分の事のように心配してしまいました。「愛をうたえ」を、
1曲目に持ってきたので、物凄く盛り上がりましたが。と、いう
事は、「red song」「風をあつめて」そして「cycl
e」と、いつものコンボを、いきなり序盤戦から使うのか?と思
いきや、2曲目は、「青い月」まったりしたテイストの曲なんだ
けど、何故だか盛り上がっている。この曲の見せ場は、間奏でa
zumiとコーラスの有坂美香さんのダンス。ハワイのフラダン
スみたいで、とてもキュートでした。「one wish」は、
CDよりかは、テンポが速めなボサノバ風?な感じになっていま
した。MCでazumiが、「大阪は、いつも盛り上がるから楽
しみにしていました」そして、「ライブで、熱い想いを届けてく
れた人達に作った曲」と言って「スパークル」そして「Marc
y Me〜いつか光を抱けるように〜」をやった後、バックバン
ドのメンバーは、ステージから一旦去って、ステージ上では、a
zumiとso−toだけ。ここからは、アコースティックコー
ナーみたいです。
アコースティックコーナーでは、2曲を演奏。1曲目は「もしも」
去年のライブでは、1回もやらなかったので残念だったけど。そ
れだけに、この曲の世界に浸りながら聞いていました。そして、
もう1曲は、最初「Blues No.8」かな?と思ったけど、
サビの部分で「チェキ ラ・ラ・ラ」と歌っているじゃないか!!
まさか「ラララ」を聞けるとは思わなかった。この曲は、「悲し
いわがまま」のカップリング曲なんだけど、もう初期の曲、しか
もカップリング曲だから、もう2度とライブで聞ける事はないだ
ろうな?と、思っていたので驚いてしまいました。azumiが
言うには、アンケートでリクエストが多かったから、久しぶりに
やったと言っていました。
アコースティックコーナーが終わって、azumiがMCで、夏
の甲子園での、駒大苫小牧が優勝して感激した話しを。北海道は、
今とても盛り上がっているらしいです。北海道出身者は、その話
しを酒の肴にしているんだとか。MCが終わって1曲目が、「あ
りがとう」いつ聞いても、名曲です。この曲を、中盤でやらなく
てもいいのに。と、この時点では思っていたんですが・・・。「
シェルター」の後「キスの温度」最初はオルガンの弾き語りでの、
Folky Soul Ver.で、その後は、通常Ver.と
いう細かい演出を。この曲順を見て、ラストは切ない感じの曲を
持ってくるんだろうな〜?と思っていたんですけど。ここで、s
o−toのMC。広島でスタッフに間違えられて、俺にはオーラ
というものがない。というのと、こんだけ集まってくれたお客さ
んに、”ありがとう”以外の言葉がないか、探していたら見つか
った。”愛しているよ”と。ロックをやっている人の気持ちが良
く分かったみたいです。あと、なんでか分からないけど、「音楽
で、世界を変える気はない」と言う事を言っていました。最後の
方は、ぐだぐだになってきた所を、azumiが上手く入ってき
て、so−toのMCが終了したんだけど、so−toの人柄が
滲みでてくるようなMCでした。azumiが、「ここからは、
また盛り上がっていくんで、座っている人は立ってください」そ
して「この曲も、リクエストが多かったので」と言って、演奏さ
れたのは「冷たい雨」この曲は、1stアルバム「who sa
id”La La...」に収録されている曲。この曲も、リク
エストが多かったんですね。とても意外でした。「Blues
No.8」の時、ステージ上に何本か立っていた柱みたいなもの
から、火が出るという演出が。次の曲は、新曲「カレイドスコー
プ」今日のライブで、1番びっくりしたのがこの曲。イントロで
のso−toのギターが「愛をうたえ」と同じ感じだったから。
そして、曲調の方も、キャッチーでポップ、サビの所は、とても
伸びやかなメロディー。wyolicaって、まだこういう曲や
るんだ!!と、思ってしまいました。「red song」「風
をあつめて」と、ライブでお馴染みの曲をやった後、「これが、
最後の曲です」と言って、演奏された「空と風」聞いていて、す
がすがしいというか、さわやかというか、そういう気分にさせて
くれる曲です。
アンコール1曲目は、これまた新曲で「恋文」というタイトルの
曲。so−toのアコギと、ストリングス隊の皆さんで演奏され
たんだけど、感想を一言でいうならば、これぞwyolicaっ
て感じの曲。名曲です!!今、こういう感じの曲を作らせたら、
マジックがかかりまくり!!この「恋文」という曲は、映画の主
題歌になるみたいで。(”恋文日和”というマンガが原作の)そ
してラストは「さあいこう」これからのライブでも、この曲で締
めくくのかな?ラストが似合う曲だけれど。
今回のライブ、「悲しいわがまま」「忘れそう」をやらなかった
んだけど、ライブが終わって気付いたくらいで・・・。前回のラ
イブでも、非常に満足した!!という感想だったけど、このライ
ブは、それ以上だった!!と言っていいと思います。あと、ホー
ルライブという事もあってか、ちょっとした演出があったけど、
”とうとう、wyolicaもこういう事してもらえるようにな
ったんだ!!”と、違う所で感動してしまいました。この日、新
曲を2曲披露したんだけど、「カレイドスコープ」の方は、はっ
きり言って、so−toが作曲していない気がしました。なんて
いうんだろう?so−toの手癖、もしくはso−to節がまっ
たく感じられなかったというか・・・。私は好きなんですけど。
wyolicaにしては、久々に突き抜けた感じの曲で、ただ、
少しガールポップテイストが感じられたんですけど・・・。ライ
ブが終わった後に、後ろを振り向いたら、人がいっぱい!!と、
いう事は、次のライブは、厚生年金会館大ホールかな?最終的に
は、フェスティバルホールでライブをやるのが、似合うようにな
るんでしょうけど。
wyolica
「live tour”summer
music cump 2004」ライブレポ
「live tour”summer
music cump 2004」ライブレポ