ＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳ
　「ＴＯＵＲ　ＭＡＴＳＵＲＩ　ＳＥＳＳＩＯＮ」ライブレポ　
どうやら、ＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳのライブツアーの名称は、「Ｔ
ＯＵＲ　ＭＡＴＳＵＲＩ　ＳＥＳＳＩＯＮ」でいくのかな？今回
のライブツアーは、アルバム「ＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳ　II」 のレ
コ発ツアー。ちなみに、今日のチケットは、このライブのチケッ
ト発売日に、チケットを取りにいく事を忘れていたのが、その翌
日のＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳも出演していたライブイベントで、こ
の日のチケットが発売されていたので、その時に購入したもの。
そのチケットが、イベンターのチケットだったからか、ぴあ、ロ
ーソンチケットで購入した人達よりも、速く入場する事ができま
した。とてもラッキー！！今日のライブは、久々にチキンジョー
ジ。いつ以来だったっけ？加藤いづみが出演していたライブイベ
ント以来かな？と思っていたら、エレカシ以来だったとは・・・。
ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ時代は、開場時間を待っている時、向井
が路上で弾き語りをしていました。もしかしたら、今回もやるか
な？と思ってたんだけど、チキンジョージにぎりぎりに着いたの
で・・・。（今回は、やったのかな？）　　　　　　　　　　　

最初は、真ん中の良い位置をキープしていたのが、係員が、「後
ろの人が入場できないので、前の方に詰めて下さい」と行った後
に、ぎゅうぎゅう詰めにされ、ＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳの出囃子が
流れた時には、ライブフロアの段差の上のぎりぎりの所にいまし
た。（こんな場所があったとは・・・。）　　　　　　　　　　　

「Ｆｅｎｄｅｒ　Ｔｅｌｅｃａｓｔｅｒ」でライブはスタート。
てっきり、激しい曲をやるものだと思っていたので。「Ｆｅｎｄ
ｅｒ　Ｔｅｌｅｃａｓｔｅｒ」を演奏し終わった後、向井が、酒
をテーマにした浪曲？を歌った後、「ＷＨＩＳＫＹ＆ＵＮＵＢＯ
ＲＥ」なんか、意表をつかれた最初２曲。この後、ＭＣで向井が、
「コッペパン」を連発していたのが、とても面白かった。「ＣＲ
ＹＺＹ　ＤＡＹＳ　ＣＲＡＺＹ　ＦＥＥＬＩＮＧ」アルバムの中
で、１番気に入っている曲。アルバムで、この曲のサビの部分を
歌っているのは、この夏、東京事変というバンドを立ち上げた、
椎名林檎が歌っているんだけど、ライブでは、ギターの吉兼が歌
っています。次の曲の「安眠棒」も、椎名林檎が参加しています。
「ＣＯＬＤ　ＢＥＡＴ」突き刺さるようなギターの音、変拍子な
所がとてもクールな感じです。そして、この曲では、私の大好き
なアヒトイナザワのドラムソロが！！相変わらず凄い！！２分ぐ
らいドラムソロをやってた気がするけど、それを見ていたら、「
ＩＮＡＺＡＷＡ　ＣＨＡＩＮＳＡＷ」を、思い出してしまいまし
た。「Ｙｏｕ　ｍａｋｅ　ｍｅ　ｆｅｅｌ　ｓｏ　ｂａｄ」ＺＡ
ＺＥＮ　ＢＯＹＳで見せた向井の、新たな１面というんでしょう
か？元々、音楽を聞き出したのはプリンスだった。というのを雑
誌で見たので、新たな１面という表現の仕方は、間違っているの
かもしれないけれど・・・。ただ言える事は、ＮＵＭＢＥＲ　Ｇ
ＩＲＬでは、絶対こういう曲はやらなかったんだろうな？とは、
思いましたが。「黒い下着」ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ時代を彷佛
とさせる激しい曲。ここで、ダイバーが出現！！よく考えたら、
ＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳでは、ダイブが出来そうな曲はあんまりな
い事に気付きました。頭を蹴られるのは好きではないけれど、ダ
イバーが出現しなければしないで、物足りなさを感じてしまう自
分がいる事にも・・・。あと、同じ歌詞連発な所が、小島麻由美
の「わいわいわい」を彷佛させるものがありました。「ＳＡＳＵ
−ＹＵ」「ＤＡＩＧＡＫＵＳＥＩ」「ＳＥＫＡＲＡＳＩＫＡ」「
ＳＨＩ・ＧＥ・ＫＩ」「ＭＡＢＯＲＯＳＨＩ　ＩＮ　ＭＹ　ＢＬ
ＯＯＤ」「ＩＫＡＳＡＭＡ　ＬＯＶＥ」と、ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩ
ＲＬ時代を彷佛とさせるような、激しい曲の連発！！何人か、酸
欠状態に陥っている人がいて、係員に救助されている姿を見まし
た。こういう状態を見ていると、一段上のポジションをなんとか
キープしていて正解だったかな？と。もし、あのまま、いつもの
フロアにいてたら、今頃、酸欠状態になっていたかもしれない。
ラストの「自問自答」この曲は、ラストが似合う曲になったとい
うか。いわゆる「ｏｍｏｉｄｅ　ｉｎ　ｍｙ　ｈｅａｄ」と同じ
ポジションの曲になったと思いました。　　　　　　　　　　　

アンコール１曲目は「ＣＨＩＥ　ｃｈａｎ’ｓ　Ｌｏｎｇ　ｓｃ
ａｐｅ」ジャリンコチエをテーマにして作った曲。２曲目の「ｋ
ｉｍｏｃｈｉ」では、オーディエンスをステージに上げて、サビ
の部分を１人づつ歌わせていました。確か女子４名、味のある男
子１人だったかな？ちなみに、ユニット名は「ＫＯＢＥ　ｃｈａ
ｎ’ｓ」と、向井が命名しました。ラストの「半透明少女関係」
現時点におけるＺＡＺＥＮ　ＢＯＹＳがやりたい事を、すべて凝
縮した曲だと思います。後半部分の祭囃子パートは、めちゃめち
ゃ狂えます。この曲も、ダイバーの攻撃が凄かった！！　　　　

今日のライブは、久々にＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ時代の激しさを
思い出してしまいました。過去２回は、激しい曲もあったけれど、
緩い曲もあって、休ませてくれたんだけど・・・。次は、ライブ
ツアー後半の、なんばＨａｔｃｈに行く予定なんだけど、果たし
て、ＮＵＭＢＥＲ　ＧＩＲＬ時代の”ＮＵＭ−ＨＥＶＥＹＭＥＴ
ＡＬＬＩＣ”ツアーのように劇的にライブパフォーマンスが変わ
ってしまうのだろうか？楽しみです！！