正直言って、このツアーのライブチケットを入手出来るとは思っ
ていませんでした。先行予約がない時点で・・・。ぴあの店頭販
売に行っても無駄だと思って、ローソンのＬｏｐｐｉで頑張って
みたら取れちゃいました。び、びっくり！！そしてやりました！！
また林檎のライブが見れる！！前回行った時は大阪城ホールだっ
たんですが、今回大阪でのライブはフェスティバルホール。とう
とう、とうとう、私もフェスティバルホールに行ける事になった
んですね。過去ホールに足を運んだ事はあるんですが、ちょっと
外れた。と言えばいいんでしょうか？（サンケイホール・シアター
ドラマシティー・姫路文化会館中ホール）そんな所ばっかり足を
運んでいたので。
フェスティバルホールと言えば、あの山下達郎をして「日本一の
ホール」「大阪でのライブはここでしかやらない」と言わしめた
程のホール。そして私のお友達もよくフェスティバルホールでラ
イブを見ているので、フェスティバルホールの良さみたいなもの
を語っていました。
フェスティバルホールが入っている建物に入ると、階段に赤じゅ
うたんが。ここからして格式が違うというか。チケットを切って
もらう前に、物販コーナーがあったので見ていると、前のライブ
と同じ様にパンフレットがあったので購入しました。（本当は香
水を買う予定だったんだけど）そしてチケットを切ってもらい自
分の席を探していると、ちょっとした軽食屋さんがあったので、
そこでサンドイッチ（５００円）を食べる事に。そこの軽食屋さ
んは、フェスティバルホールと同じ建物に入っている、リーガロ
イヤルホテル直営？の軽食屋さんみたいで。コーヒー、オレンジ
ジュースのソフトドリンクの他に、ビール、ワイン、スパークリ
ングワイン、そしてシャンパンもありました。（１番高かったの
はシャンパン。値段は１０００円）フードの方は、サンドイッチ
が３種類あるみたいなんだけど、私が行った時には、すでにミッ
クスサンドイッチ１種類しかなかったので、それを購入。サンド
の内容はハムサンドと、トマト入りのたまごサンド。味の方は、
ライブハウスで言うワンドリンク代を払った。と思いたい感じの
サンドイッチでした。
私が取った席は２階Ｋ列３６番。座席表を見ると１番右端の席。
期待せずにその席に行ったら・・・。とても見やすいではないか！！
これだったら、もしかしたら林檎の表情もある程度までは分かる
かも？と思ってしまうくらい。よくフェスティバルホールは、ど
こからでも観やすい。と聞くんだけど、実際に体験してみてよく
分かりました！！これだったらそう言うわ！！大きんだけど、非
常にコンパクト。そしてホールもですね、非常に格式高い。と言
えばいいんでしょうか？そんな雰囲気を感じてしまいました。い
ろんな人が歴史を築き上げたホール。という感じがします。正直
言って、ライブハウスを主戦場にしている私が、自分自身でここ
に居るのは場違いだと分かるくらいに・・・。
このライブツアーのために、平安時代に描かれた様な絵巻の幕を
作ったのか。と思ったらスクリーンだったんですね。１曲目が始
まった時に知りました。急に絵巻から雪が降っている映像に変わ
ったので。そしてこのスクリーンは、半透明機能？も搭載してい
るみたいで。雪が降っている映像の中で椎名林檎が歌っている様
に見えました。ちなみにこの曲の名前は「雪国」とても幻想的で
よかったです！！そして椎名林檎の衣装も白無垢姿で。平安時代
に描かれた様な絵巻の幕の意味が良く分かった。と思ったら、２
曲目の「現実の嗤う」で、黒子みたいな人が白無垢を脱がしてワ
ンピースへ。その光景を見たオーディエンスからは、「オォー」
という声が。凄かった！！そして３曲目、とうとう私が見たかっ
た姿が。林檎がギターを弾きながら歌っている！！やっと見たか
った姿を見れて感激！！「歌舞伎」では、ステージ後ろのスクリ
ーンに歌詞とメンバー紹介みたいなものが。この後、椎名林檎が
ＭＣで「大阪のみなさん、初めまして。東京事変です」と言った
後、「秘密」やっと私が見たかった東京事変が観れた感じがしま
す。この前観たライブは、ショーマンシップ溢れる感じだったの
で。その後のジャズなカバー曲を歌っている時、椎名林檎の軽や
かなステップが印象的でした。
ここでキーボードの伊沢さんが「現実に於て」のピアノソロを弾
いている時、スクリーンにポエムが。顔がテーマのポエムでした。
「君の顔を探している」「私の本当の顔を探して」みたいな２人
称の会話の様な感じの。その２人称のポエムはスクリーンの端に
文字が出ていたんですが、スクリーンの真ん中では、大きな木の
ＣＧが描かれていて、その木から葉が散っていき最後にはほとん
どなくなっていき、残っている葉も枯れていってしまう。という
感じになっていきました。技術力が高いＣＧだなと。その間に椎
名林檎は衣装チェンジ。今度は真冬の様な感じの衣装。個人的に
印象深かったのは「サービス」この間の大阪城ホールでのライブ
と同じ様に、５人全員が拡声器で歌う＆ダンシング！！そして今
回は、曲の間奏中は幕が降りて、椎名林檎と黒子２人がダンシン
グ。ダンスの内容がミクスチャーしていたのが、とても印象的で
した。７０年代アイドル風、クラシックバレー、何故か盆踊りま
で・・・。この後椎名林檎のＭＣで、黒子の１人の方は、カリス
マデザイナーの元で修行したデザイナーみたいで。このＭＣで印
象的だったのは、意外と椎名林檎ってオーディエンスとやりとり
する方なんだなと。っていうより、オーディエンスが椎名林檎に
対して話し掛けるとは思わなかった・・・。（オーディエンスの
１人が、椎名林檎にグルっと１回転してくれ。という要求に応え
た事にもびっくりしてしまったし）あとですね、ギターの浮雲さ
んに対して、ある女の子が「浮雲さん、萌え！！」と、それに対
して椎名林檎は、「あれって、半角カタカナで書くっちゃね」っ
という所。まさか椎名林檎の博多弁が聞けるとは。めちゃめちゃ
可愛かった！！あと亀田師匠は幼稚園から小学６年生まで大阪府
の千里市に住んでいたみたいで。伊沢さんの伴奏で、小学校の校
歌を歌っていました。刃田さんは大阪名物をジェスチャーで表現
していました。（道頓堀のグリコの看板や、食いだおれ人形。あ
と三点倒立で通天閣と太陽の塔を表現していました）メンバーの
自己紹介が終わった後、椎名林檎が「バンド結成して１年なんで
すが、新しいメンバーが加わったのでまた一から出直しておりま
す。で、”バンドと言えばコピー””コピーと言えばＢＯＯＷＹ”
という事で、コピーをやろうかと。今回はバービーボーイズをや
ろうと思います」と言ったので、何をやるのかな？と思ったら、
全然知らない曲でした・・・。バービーボーイズと言えば「目を
閉じておいでよ」しか知らないので。ギターの浮雲さんとのツイ
ンボーカルだったんですが、浮雲さんの歌声かっこいい！！私も
心の中で「浮雲さん、萌え！！」と言いかけてしまいました。
バービーボーイズのカバー曲をやっている間に、椎名林檎はまた
また衣装チェンジ。衣装チェンジした後の１曲目、驚いてしまい
ました、今日のライブの中で１番。まさかやるとは思いませんで
した。「本能」拡声器で歌っている姿を観て、東京事変の曲でも
拡声器を用いてやる曲あるんだ。と思っていたんですが、サビの
部分を聞いてびっくり！！この曲聞いている時、思わずＬｏｐｐ
ｉにお礼を言っている自分に気がついてしまいました。”よくぞ、
取ってくれた！！”と。椎名林檎ソロ時代の曲は、もう封印した
ものだと思っていたので。（こないだの大阪城ホールでのライブ
は、”お披露目ライブ”だから特別にやったものだと）「スーパ
ースター」で聴かせた後、「Ｄｙｎａｍｉｔｅ」椎名林檎、良い
感じにスウィングしていました。「修羅場」「御祭騒ぎ」と続い
て、ラストは「喧嘩上等」刃田さんの前口上の後、椎名林檎がド
スを効かせた口調でしゃべっていたんですが、めちゃめちゃかっ
こよかった！！所々オーディエンスが合いの手を入れていたんで
すが、息が合っていなかった・・・。
アンコール１曲目は浮雲さんが「透明人間にならないか？」みた
いな事を言った後、「透明人間」を。この曲が１番キャッチーで
ポップ。オーディエンスも乗りやすいし、１番盛り上がる曲なの
では？その後、「丸の内サディスティック」今回もジャジーな感
じのサウンド。アンコールラストの曲は椎名林檎が「上方の皆さ
ん、ありがとうございました。また近いうちに来ます」と言った
後、「落日」この曲は椎名林檎、アコースティックギターで弾い
たんだけど、めちゃめちゃかっこいい！！見とれてしまいました。
「落日」を歌い終わった後、椎名林檎両手を広げてオーディエン
スに挨拶。その後最前列真ん中にいたオーディエンスに、先程ま
で使っていたピックを手渡ししていました。最後までかっこ良か
った！！
今回のライブ１番良かった所は、椎名林檎がギターをかき鳴らし
ながら歌っている所。やっと念願が叶いました！！あと「本能」
をまさかやってくれるとは・・・。あとは「歌舞伎町の女王」を
やってくたら言う事なしだったんですが。
いわゆるトップバンドのホールでのワンマンライブを観たのは、
これが初めてなんですが、いろいろお金がかかっているなと。売
れたらこういう風なライブが出来るんだな。というのを実感して
しまいました。最後に初めて行ったフェスティバルホール、いや
ぁ〜、良かったです！！最初にも書いたけどとても格式高い。と
いう感じがして雰囲気も良かったし。果たして次、フェスティバ
ルホールに行けるのは何時なのでしょうか？（大阪城ホールに行
く確率よりも低くそう・・・。）
東京事変
「”ＤＯＭＥＳＴＩＣ！” Ｊａｓｔ
Ｃａｎ’ｔ ｈｅｌｐ ｉｔ．」ライブレポ
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