3回目の大阪城ホール!!まさか、まさか3回目の大阪城ホール
に行けるのが、こんなに早くだったとは!!去年の8月、ケツメ
イシの公式BBSで、「チケットを持っていないので、皆さんの
ライブレポを楽しみにしています」というカキコをしたら、な、
なんと、そのBBSのレスに、「ライブ行きたいんでしたら、2
枚チケット譲りますよ」という返事があったんだけど、その日は、
ケツメイシよりも、こちらのライブがどうしても観たかったので、
泣く泣くあきらめてしまった訳なんですが・・・。(そのライブ
は、B@by Soulの2ndアルバム「A Life Tr
ip」のリリースパーティーだったんですが、今にして思えば、
B@by Soulの方を選んで正解だった。2/10付けで、
”B@by Soul活動終了”・・・。)1回目〜2回目が6
年だったから、2回目〜3回目は最低でも3年だろうな。と思っ
ていたので、まさか1年足らずで3回目の大阪城ホールに来れた
事に物凄く驚いてしまった訳なんですが・・・。
そして、3回目の大阪城ホールは、ワンマンライブ。観に行くの
は、東京事変。椎名林檎のソロ時代から一度はライブを観てみた
い!!と思っていたんですが、いつもチケットGET出来ず・・・。
今回は先行予約分のチケットをGETして、足を運んだ訳なんで
すが。(今思ったんですが、前々回が福島LIVE SQUAR
E 2nd LINE。前回がKOBE BACK BEAT。
収容人数が、”約200人(オールスタンディングの時)→約7
0人(オールスタンディングの時)→10000人”落差ありす
ぎ!!)
今回は久々の座席指定なので、開場時間までに行かなくてもいい
ので、(オールスタンディングの場合、いいポジションで観るに
は、開場時間までに来ないと、ほぼ無理なので)遅めに出発。大
阪城ホールに着いたのは、大体開演時間30分前かな?そのまん
ま大阪城ホールに入る。という事も考えたんだけど、入り口付近
でグッズが売られていたので、購入する事に。ここで驚いた事が
一つ。もう、この時点でグッズ売り切れている種類がある!!(
ライブTシャツ、他にもありました)びっくり!!椎名林檎恐る
べし!!と思った訳なんですが。ちなみに私が購入したのは、パ
ンフレット。理由は、”次いつ来れるか?”分からなかったので。
それだったら、1番記念に残る物を購入しました。(もしくは、
後々ゴミにならない物)あと、気になったのは東京事変のシンボ
ルマークが入った小旗。可愛いな!!と思ったんだけど、これは
確実にゴミになってしまう。大切に保存していても、数年後、ふ
とした時にゴミとして捨ててしまう可能性があったので、購入す
るのをやめてしまいました。(そしてライブの時、小旗を購入し
なかった事を後々後悔する事に)
さっき、このライブのチケットは先行予約でGETした。と書い
たんだけど、座席番号は、”2階D列15番”という席。正直、
「先行予約で2階かよ!!」と思ってしまったんですが、実際に
その席に行ってみてビックリ!!「ベストポジションじゃないで
すか!!」ほぼ、ど真ん中。と言っていいくらいの席。wyol
icaの時に先行予約でGETした席とは大違い!!あと、前回
行った時の大阪城ホールのセッティングとは違いました。前回は、
ステージが横にあったのに対し、このライブは縦にステージが!!
ライブの種類によって、ステージ配置も違ってくるもんなんです
ね。
ライブが始まるまでの間は、「大人」を聞きながら待っていまし
た。それにしても、久しぶりにライブが始まるのが待ち遠しい。
というか、ドキドキするというか。そんな状態になった自分自身
にびっくり!!
出囃子が流れてきて、いよいよ東京事変の首謀者達が登場!!そ
して1番最初に思った事は、”首謀者達が豆粒にしか見えん!!”
前に行った時は、細かくまでは分からなかったけど、ある程度の
表情は分かったんですけどね、スタンドでも・・・。どうしてだ
ろう?と思ったら、前のライブはステージが横向きで、今日の東
京事変のライブは縦向き。だから、豆粒にしか見えないんだ。と
実感。1曲目が「葬列」確か椎名林檎のソロ時代の3rdアルバ
ム「加爾基 精液 栗ノ花」に収録されている曲なのでは!?思
いっきり意表を突かれたのでびっくりしてしまいました。意表を
突かれたと言えば、1番の間奏で「少年少女合唱団」が登場して
コーラスしちゃっているし!!やっぱアリーナライブは違うな〜。
というより、椎名林檎ってそんな事するタイプだったの!!と。
(ライブDVDを見た限りでは、そんな事しなさそうにしか見え
なかったから)そして、2曲目は東京事変のデビュー曲、「群青
日和」えらいクラシック。というアレンジだったんですが。この
曲も「少年少女合唱団」がコーラスしていたからだろうと思うん
ですが。「群青日和」が終わった後、椎名林檎が、「遠くからよ
うこそおこし下さいました。手前等、東京事変と申すものです」
という簡単な自己紹介をした後、楽器隊による、ちょっとしたソ
ロプレイ。ギターの浮雲さんと、ベースの亀田師匠が、何かの装
置に乗りながらブイブイいわせているし。やはり、アリーナライ
ブは違うな、と。そして3曲目、この曲も東京事変の曲というよ
りかは、椎名林檎ソロ時代の曲だな。何の曲だろう。と思ったら、
もしかして「虚言症」ですか!?2ndアルバム「勝訴ストリッ
プ」に収録されている、この曲もクラシック調に聞こえたのは何
故なんだ!?と思ったら、亀田師匠のMCでその理由が分かりま
した。今日のライブは、サポートメンバーが2人いるみたいで。
(1人はパーカッションを主にやっている様に感じました。もう
1人は分かりません。豆粒みたいにしか見えないから・・・。)
もう1曲、ソロ時代の曲をやってくれたんですが、この曲が今日
のライブの中で、個人的に聞けて1番嬉しかった曲です。「丸の
内サディスティック」ま、まさか聞けるとは思わなかったのでび
っくり!!そして、この時、東京事変のシンボルマークが入った
小旗を購入しなかった事を後悔してしまいました。サビの部分で
椎名林檎が、オーディエンスに対して小旗を振る様なアジテーシ
ョンをしているではないか!!椎名林檎って、そんな事するタイ
プだったのか?と。ライブDVDを見た限りでの椎名林檎は、そ
んな事するタイプには見えない。とさっき書いたんだけど、それ
にしては、今日のライブ「第2期東京事変お披露目ライブ」「関
西初アリーナ」という部分を除いても、ここまでサービス精神旺
盛だったのか?というくらい、いろいろやっていました。「サー
ビス」では、バンドではなく、カラオケをバックに全員熱唱(拡
声器で)&ダンス。そして、椎名林檎以外の4人のメンバーは、
「スーパージョッキー」の「熱湯コマーシャル」みたいな形で、
ステージ上で速着替えにチャレンジしていたり。(もちろん簡易
な感じの幕がありましたが)その間、椎名林檎は女のスタッフと
一緒に70年代風アイドルの様なダンスを踊っていたし。あと「
母国情緒」では、簡易マーチング隊を結成して、ステージの端ま
で行って歌っていたのが印象的でした。(ほとんど音だけしか聞
こえないオーディエンスの為にサービスしたんだろうと。あと、
オーディエンスが椎名林檎と握手する為に、手を伸ばしたんだけ
ど、わざと届かないふりをする所が焦れったいなと)東京事変の
ライブを観て思った事は、椎名林檎の歌声が、非常に力強い。と
ても存在感溢れる歌声だったと思いました。「化粧」「夢のあと」
「手紙」の様なブルース調のバラードから、「秘密」「ブラック
アウト」「喧嘩上等」の様なロックチューンまで。あとですね、
椎名林檎の存在感がでかい!!さっきも書いた様に、非常に豆粒
みたいにしか見えなかったんですが、それを補えるほどのオーラ。
というんですか?そういう物を感じました。ラストは、ドラムの
刃刀さんが、ラジオのMC口調で曲を紹介してから、「透明人間」
を。この曲は東京事変にしては、とてもポップな位置にある曲な
んではないでしょうか?この曲でもサビになると、オーディエン
スが小旗振っていたし。(上からアリーナを見た時、小旗を振っ
ているオーディエンスが非常に美しく見えました)
アンコールは、再び刃刀さんが軽くMCをした後、メンバー紹介。
1曲目は「落日」2曲目にいく前に、椎名林檎が「また近いうち
に、再び御会い出来ると思います」と言った後に、洋楽のカバー
曲かな?(曲名分からなかったけど)を歌って東京事変のライブ
が終了。メンバーがステージ上から消えた後、スクリーンにエン
ドロールが!!なんか映画を見ている雰囲気。その後、ライブツ
アーの日程表がスクリーンに流れてきました。
今日のライブ、えらいサービス精神旺盛なライブだったな。とい
うのが1番最初に思った事でした。アリーナだから、第2期東京
事変の顔見せ興業という点を差し引いても。椎名林檎って、オー
ディエンスを突き放すライブアクトをする(ライブDVDを見た
限りでは)という印象があったので。あと曲の方も、ロックバン
ドが、ブルース、ジャズに挑戦。という感じが?もっとゴリゴリ
のロックサウンドを期待していただけに拍子抜けしてしまいまし
た。あと、椎名林檎がギターを弾いて歌った曲が1曲もなかった
事、これが1番残念でした。(このライブは、ボーカリストに専
念したのかもしれないけど)歌声はとても存在感がある感じがし
ました。特にファルセットの力強さがとても印象的でした。今回
のライブ、椎名林檎が豆粒にしか見えなかった。ギターを弾きな
がら歌ってくれなかった。という残念な部分はあるんだけど、長
年の念願だった、”椎名林檎を堪能できた”という点においては、
満足しました。次はもうちょっと肉眼で見れる所でライブが見た
いです。(チケット争奪戦に勝ち抜く事ができたらの話しですが
・・・。)
東京事変
「DOMESTIC! Virgin LINE」ライブレポ
「DOMESTIC! Virgin LINE」ライブレポ