「若若男女サマーツアー06」ライブレポ      
このライブイベントはツアーを行っているみたいです。(東京・
大阪・福岡)ちなみに今日出演する3組は、いわゆるソニーミュー
ジックアーティスト(SMA)
所属みたいで。ちなみに、大阪の
ライブ会場はBIG CAT。久しぶりにここに来たな〜。とい
う感覚が。どのくらい久しぶりなんだ?と思いライブ履歴を見て
みると、最後にBIG CATでライブを観たのはZAZEN 
BOYSが関西初登場のライブイベント
以来ですか・・・。約3
年ぶり。ワンマンだと、それより約1ヶ月半前のwyolica
以来
ですか〜。BIG CATはこんなにも御無沙汰だったんで
すね〜。まったく気付かなかった・・・。(MINAMI WH
EEL
に行くと必ず1回はBIG CATに立ち寄るので、結構
行っているという感覚が)
1番最初に登場してきたのは、Base Ball Bear。
去年のMINAMI WHEELで観て以来だから、1年ぶりで
すか。1曲目が「Crazy For Youの季節」2曲目が
新曲の「祭りの後」という曲。1年前聞いた時の感想は、初期
UMBER GIRL
を彷佛とさせる様な感じだったのが、この
2曲を聞くと、エキセントリックなディスコチューン。という感
じ。MCで、昨日行われた渋谷AXでのライブが、CSのMUS
IC ON! TV
で生中継されたみたいで。それで今回のライ
ブイベントツアーのネタがばれてしまい、とても不安がっていた
んですが、実際にやってみるととても楽しいじゃないかと。あと、
今回の「若若男女サマーツアー06」というライブイベントツアー
のタイトルを、Base Ball Bearの小出裕介が考え
たみたいなんですが、1番最初に考えたタイトルが「男女10人
夏物語」みたいです。(”Base Ball Bear:男3、
女1””シュノーケル:男3”チャットモンチー:女3”=男6、
女4)けれどその後、ケツメイシ「男女6人夏物語」という曲
をリリースしたので、ボツになってしまったみたいで・・・。そ
の後、「つよがり少女」という曲を。この曲はオルタティブディ
スコ(そんなのあるのか!?)みたいな感じのサウンド。この次
の曲は、去年と同じ様にギターの子にダンスさせていました。今
回はタンバリンを叩きながら踊っていたな〜。それにしても、今
日のBase Ball Bearのライブを観ると、サウンド
にスケールの大きさを感じるんだけど、気のせいだろうか?「彼
氏彼女の関係」
を演奏した後、「夕焼けジェネレーション」今日
のライブでやった曲の中で、1番初期NUMBER GIRL
感じの曲だったんですが、この日のライブを観た中で1番良かっ
たと思った曲が、この「夕焼けジェネレーション」でした。すべ
て良かったと思いました。Vo.&ギターの小出裕介の歌声、気
迫。そしてバンドが奏でるスケールが大きいサウンド。これだっ
たら初期NUMBER GIRLがどうのこうの言われて(言わ
れたとして)も、堂々としていていいんじゃないでしょうか?そ
してMC。このツアーで3バンドは4日間ぐらい団体行動してい
るみたいですが、Base Ball Bearのドラムの堀之
内大介とチャットモンチーの福岡晃子のトランクケースが同じ色、
同じ形をしている。という事で2人は出来ているのでは?という
ネタを。思春期を彷佛とさせる様なネタだな。(爆)オーディエ
ンスも煽っているし。2人が同じかばんを持っているという事は、
2人のお父さんとお母さんは・・・。みたいな事になっているし。
その後、2ndシングルとしてリリースされる予定の「STAN
D BY ME」
という曲を。この曲は小出裕介はあんまりやる
のが好きではないらしく。理由はイントロが自分のギターだけで。
という所がみたいで。この曲は中期NUMBER GIRLを彷
佛とさせる様な轟音オルタナティブみたいな感じの曲の様に思い
ました。その後もう1曲やり、ラストは「ELECTRIC S
UMMER」
を。1番最初にも書いたんだけど、今日のライブで
やった曲は、ディスコチューンがほとんど。という印象を持ちま
した。個人的にはそっち方面の方がBase Ball Bea
rの良さが出ると思うんですが?              

2番目に登場してきたのはシュノーケル。このバンドも去年のS
MAのライブイベント
で観て以来。確かオープニングアクトで登
場して、たったの2曲しか演奏させてもらえなかった。という印
象が。(その後に登場した浅田信一は3曲・・・。ガクっとした
記憶があります)今日はキーボードのサポートに、老一点こと河
野伸さんが。というより河野さん、こういうバンド系のサポート
もするんだと。非常に意外でした。過去にACOのライブや、こ
ないだのCrystal Kayのライブツアーのキーボードを
やっていた
ので、どっちかと言えばR&B方面の方だと思ってい
たので。ライブの方は、こないだ観た時はとてもさわやかな印象
があったんだけど、今回はえらい骨太なロックサウンド。あと、
ベースラインが黒いという印象を持ちました。それとですね、基
本的にメロディーラインがきれい&キーボードが加わったためか、
GOING UNDERGROUNDを彷佛とさせる様な感じに
聞こえてしまいました。                  

ラストに登場したのは、チャットモンチー。ロッキンオンジャパ
ンフェス
の3日目大トリ、(WING TENT)そしてサマー
ソニック(大阪のみ)
という大舞台を経験した後のライブ。非常
に非常に楽しみにしていました。1曲目「東京ハチミチオーケス
トラ」
ベースの福岡晃子が手拍子を求めるアジテーションをして
いたのが印象的でした。そして「ハナノユメ」「どなる、でんわ、
どしゃぶり」
夏フェスを経験したからでしょうか? 「どなる、
でんわ、どしゃぶり」
この前観たワンマンよりもスケールが大き
くなったな〜。と思いながら観ていました。ていうより、全体的
なパフォーマンスがスケールアップしている様な。ここでドラム
の高橋久美子のMC。「大阪は徳島から近いからよく来ていた」
という事と、あと「この3バンドは、デビュー時期が非常に近い
から仲が良いので、この3バンドでツアーに出れて嬉しい」と言
っていました。そしてその後、さっきのBase Ball B
ear
の小出裕介のMCを受けてか、3人とも悪のり!!当事者
の福岡晃子もこの事態をめちゃめちゃ楽しんでいるし。(その話
しを振られて、「大介、いや堀之内君とは・・・。」というのを
何回もくり返していました)次の曲は、そんな堀之内君に捧げる
曲みたいです。「さよならGood bye」さすがにそこまで
やっていいのか!?と思ったけど、そんだけ仲が良い証拠なんで
しょうね。その後の「ウィークエンドのまぼろし」今のところチ
ャットモンチーの中で好きな曲の上位に挙がります。どこが良い
か?と問われたならば、ZAZEN BOYSを彷佛とさせる様
な変拍子感といえばいいんでしょうか?この曲でチャットモンチー
の認識が変わりました。この後のMCで、橋本絵莉子が「今日、
私は久美子ちゃんの髪を編みました」と。その後、福岡晃子から
「報告だけかい」というつっこみがはいりましたが。髪型のテー
マはNHKで放映されている「チャングムの誓い」の主人公みた
いで。高橋久美子は見ていたみたいなんだけど、あまりにも話し
が長過ぎて見るのをやめてしまったみたいで。(高橋久美子のお
母さんもやめたみたいです)その後、3人で「冬のソナタ」を観
た話しを。橋本絵莉子は真剣に観ていたんだけど、福岡晃子と高
橋久美子は「この後、●▲◆なんだよね〜」とチャチャをいれて
いたら、橋本絵莉子が泣いてしまい、テレビの電源ごと切ってし
まったみたいで。その後、「つまさき」と、ちょっとアップテン
ポの曲をやった後、ラストに高橋久美子が「今、みんなに1番聞
いてほしい曲」と言った後に「恋愛スピリッツ」を。とてもスケー
ル感大きいサウンド。そして橋本絵莉子の歌声も情念がとてもこ
もっていて、とても良かったです。             

アンコールのセッティングを見ていると、マイクスタンドが何本
もステージ上にセッティングされているじゃないか!!これはも
しかしてセッションですか!?               

そして3バンドが勢揃い!!Base Ball Bearの小
出裕介は、さっきやったチャットモンチーの「恋愛スピリッツ」
を高い声出しながら歌っていました。そして、小出裕介が「若干
のネタバレなんですが・・・。」と言った後、メンバー紹介。セ
ッションなんで、どうしても楽器を弾けなくなる人がいるので、
今回はBase Ball Bearとシュノーケルのリズム隊
(ベース・ドラム)が、コーラス”若若隊”を結成みたいで。で、
何の曲やるのかな?と思ったら、スチャダラパー「今夜はブギー
バック」
じゃないですか!!正直びっくりしましたよ!!ライブ
始まる前の会場のBGMにサザンが流れていたので、サザンなの
かな?と思ったけど、まさかここでヒップホップをやるとは・・・。
思いっきり意表を突かれました。1番印象的だったのは、小出裕
介でした。本編より力入れていないか!?めちゃめちゃ乗り乗り
だったし!!(本編終わって、気が楽になったという所を差し引
いても)ヒップホップのアジテーション(”言えよ、ブーギ、バ
ック!!
”)とかやっているし。それが凄くさまになっているし。
これで”最後に叫べ”みたいな事を言ってもらったら100点満
点だったんですが。最初、このセッションの役割はMC。と言っ
ていたから、てっきり司会者のことを指しているものだと思って
いたので。この時点でヒップホップナンバーをやる。といういう
事に気付くべきでした。他に印象に残った事は、曲の中盤に各楽
器のソロパートみたいなものがあったんですが、ここでBase
 Ball Bearの堀之内大介とチャットモンチーの福岡晃
子が一緒にダンス。(志村けんの”変なおじさん”の)あとは、
チャットモンチーの橋本絵莉子に「よくないこれ、よくなくない?
よくなくなくなくなくなくない?」
という部分をラップさせ、(
めちゃ可愛かった)その後、Base Ball Bearの関
根史織に対しても要求。その時の小出裕介の関根史織に対しての
言葉が、「恥を掻け、恥を掻け」と。その後の関根史織のラップ
がとても低音でやる気なさそうな所が、NUMBER GIRL
時代の田淵ひさ子
を彷佛とさせるものがありました。それにして
も、ソロパートになるとみんな嫌そうな顔してましたね。(嫌だ
ったら、やらなきゃいいのに。と思ったけど、これは小出裕介主
導の企画かな?)                     

今日のライブは、アンコールのセッションが1番インパクトがあ
りました。本当にまさか!!という曲を選択してきたので。それ
にしても、小出裕介はロックバンドのボーカリストよりも、ヒッ
プホップのMCの方が似合うのではないか?と思うくらいさまに
なっていました。これだったら、Base Ball Bear
の曲にもヒップホップナンバー作ったらいいのに、と思うくらい
に。(その結果、解散しても責任を持ちませんが)なんか、NU
MBER GIRL
と同じ道のりを歩もうとしている気がするん
ですが?チャットモンチーは、約2ヶ月前観たワンマンライブ
りもスケールが大きくなったんではないでしょうか?個人的には、
福岡晃子のアジテーションの仕方、弾きっぷりが良かった!!な
んか日向秀和みたいで。この3バンド、秋に大阪でワンマンライ
ブをするみたいです。                   

        チャットモンチー@BIG CAT     
          シュノーケル@心斎橋クラブクアトロ  
  Base Ball Bear@OSAKA MUSE  

みたいで。ちなみに、チャットモンチーのワンマンの先行予約を
しようとしたんだけど、期限が過ぎてしまいました。最後に、ア
ンコールのセッションを観て1番最初に思った事は、「若いって、
いいな〜」と・・・。