2日目、TRIANGLEの18:00のシークレットが、HAL
CALIと判明したんだけど、当初、私が立てた予定には大きな影
響はありませんでした。したがって2日目は、knaveで、TR
A・コーヒーカラーを観た後、TRIANGLEで、MEGARY
U・HALCARIを見て、ラストは心斎橋クアトロで、BAZR
A・ベベチオ・キンモクセイで締める。という、自分でも自画自賛
したくなる様な予定(ようするに、南堀江→アメリカ村→心斎橋と、
観に行く予定がとてもシンプルで、非常に楽だと言いたいだけです)
だったんだけど、20:00に出演する
Base Ball Bear@club vilon
の紹介文を見たら、急に観に行きたくなってしまったので、どうし
ようかと思ったんですが、18:00のHALCARIのライブが
終わった時点で、もし心斎橋クアトロが▲(やや混み)以上になっ
ていなければ、Base Ball Bearを観に行く事を検討
する事に。(急に気分が変わって予定を変更するのも、MINAM
I WHEELの一つの醍醐味かな?と)
まず最初は、MINAMI WHEELの離れ小島になっている、
南堀江にあるknaveに行く事に。それにしてもknaveまで
行くのしんどい・・・。(その前になんばグランド花月の近くにあ
る、宗家一条流ガンコラーメン18代目の塩ラーメンを食べに、わ
ざわざJR難波駅から行った。というのもあるんだけど。味はわざ
わざ行った甲斐があった。というか、今まで食べた塩ラーメンの中
で1番美味しかったです)遠いという覚悟はしていたものの・・・。
やっとknaveに着き、ライブフロアの中を見ると、結構人いる
じゃないですか。この人達はTRAを観にきたのか?それとも私と
同じように、次のコーヒーカラー待ちの状態でここにいるのか?ど
っちなのかな?
パンフレットの写真を見ると、TRAは3人組だったので、3ピー
スのロックバンドかな?と思ったら、どうやらこの人達も1日目最
初に観たFREENOTEと同じく、ギターとドラムだけだったみ
たいで。最後にVo.の人が登場してきたんだけど、格好(もしく
は衣装)に、衝撃を受けました。衣装は宇宙を感じさせる様なメタ
リックな感じで、風貌はというと、最初babamaniaの裸で
頑張っている男の人か、NHK教育テレビの手芸講座の先生がバン
ドを組んだのか?と思ってしまいました。そして、出てきていきな
りバレリーナの舞いを披露。あと、訳の分からないダンスをしてい
たし。これでオーディエンスの心を掴んじゃいました。(いわゆる
”つかみはO.K.”というやつです)その後にやった「今さらデ
ビュー」TRAがデビューするまでのいきさつみたいな歌詞を、そ
のまま曲にした感じなんだけど、TRAのメンバー全員、三十路超
えているんですね。ドラムの人は、若そうな感じがしたんだけど、
ギターの人は、どっかのバックミュージシャンって感じの風貌。そ
して2曲目は、歳の差カップルの憂鬱、悲観な感じを描いた歌詞を、
往年の岡村靖幸を彷佛とさせる様な濃厚ファンクな感じに乗せて歌
った曲。正直見ていて面白い!!大爆笑しながら見ていました。そ
して、バンド紹介。TRAで『トラ』と言うみたいです。てっきり
アルファベット読みだと思ったんですが。(ちなみに、Vo.の名
前は”トラ”さんというみたいで。TRAのトラです。と自己紹介
していました)その後、オーディエンスの1人に、住んでいる所と
名前を聞いて、即興で曲を。タイトルは「阪南市のいく子ちゃん」
いく子ちゃんのいろんな特徴、風貌をトラさんがレゲェーサウンド
に乗せて、即興で歌っているんですが、これもとても面白い!!い
く子ちゃんはとても恥ずかしがっていたけれど。そこらへんの芸人
でも、こんな客いじりはなかなか出来ないんじゃないでしょうか?
TRAは、こういうライブイベントに出演した場合、オーディエン
スの心を掴むために(もしくはフロアの気温を上昇させるため)こ
ういう事をやっているのかな?と思ったら、トラさんから衝撃的な
一言が。「いやぁ〜、レゲェーって気持ち良いですね〜。うちら初
めてレゲェーな曲やったんですけど」エェ〜、マジですか!?とて
も初めてには見えなかったんですけど・・・。よく考えたら、「今
さらデビュー」の歌詞にもあるんだけど、三十路過ぎてからデビュ
ーだから、当然それなりのキャリアがあるだろうし、応用力ってい
うんでしょうか?そういうのがあるから、レゲェーができたんでし
ょうけど。全体を通して、トラさんのパフォーマンス、歌詞は非常
に面白いんだけど、けして面白いだけじゃありませんでした。トラ
さんの歌はとても上手いと思ったし、サウンドの方も、本当にこれ
がギターとドラムだけなのか!?と思ったし、そして、ギターと、
ドラムの人のコーラスワーク、とても綺麗!!見事なハーモニーを
奏でていたし。いわゆる笑いだけじゃない、しっかりとしたバック
ボーンがあってこそのものだと感じました。(2曲目、どうして電
子音があるのかな?この曲だけカラオケなんだ。と思ったら最後の
曲の時、ドラム叩きながらキーボード弾いていたし。ギターの人も、
最後の曲の時のソロパート。超絶テクニックでした)正直、氣志團
と通ずる部分がある。と感じました。(しっかりとしたものがあっ
てこその、エンターテイメントと言えばいいのかな?)最後は、再
びバレリーナの舞いを見せてライブが終わったんだけど、一言で言
えば、とんでもないバンドと巡り会ってしまった。というのが、率
直な感想。ある意味、反則技が多すぎる!!と思ってしまいました。
ただ、そこまで思わせる程のエンターティナーぶりだったとも思い
ますが。最後にパンフレットに載っているTRAの紹介文。「すべ
てにおいて新人離れ」はっきり言って、100%偽りなしでした。
こんなライブパフォーマンスを魅せられた後に出て来る人(バンド)
は大変だな〜。と思っていたら、この次に出て来るのはコーヒーカ
ラーだった・・・。コーヒーカラーにも仲山卯月というエンターテ
ィナーがいるものの、TRAのライブパフォーマンスに対抗できる
のか!?と、ちょっと心配しつつも、期待していたんですが。コー
ヒーカラーのライブのセッティングを見ていると、グランドピアノ
が登場してきたじゃないですか!!knaveってグランドピアノ
があったんだ!!と、ちょっと驚いてしまったんですが・・・。今
日のコーヒーカラーのライブは、グランドピアノでの弾き語りが中
心なのかな?と、この時は思ったんですが・・・。
今年のMINAMI WHEEL、私の1番のお目当てコーヒーカ
ラー。1曲目は、TESHIさんのピアノだけで。やっぱり今日の
ライブはしっとりとした感じでくるのかな?と思ったら、な、なん
とラップじゃないですか!!しかも、ちゃんと韻を踏んできている
し!!あまりの出来事に、頭の中が「???」になってしまいまし
た。そして、2曲目は、TESHIさんのピアノだけで、今度はラ
ップではなく、歌を歌っていました。MCでは、皆さんがコーヒー
カラーを応援してくれたおかげで、衣装が新しくなったと。仲山卯
月は背広の裏が赤いのを、ちょっと自慢してました。あと、「TE
SHIの衣装も、モードカラーから新しくなった」と言ったから見
てみると、確かに変わっている。それ以上にTESHIさん、もし
かして髪切ったのかな?次の曲は、コンビニの店長が自分の店をフ
ランチャイズにするために、日々悪戦苦闘する曲「年中無休」そし
て、仲山卯月がこの曲をやり終わった後、「ダイブしてきたら、ど
うしようかと思った」と言っていた「スーパーバイザー」仲山卯月
がオーディエンスに手拍子を求めたのか、自らイントロ、間奏の時
に手拍子をしていたんだけど、その姿があまりにも滑稽だったので、
そこで笑いがおきていました。ここまで観て1番印象的だったのが、
TESHIさんの歌声を初めて聞いた事かな?過去2回のライブで
も、コーラスはしていたんだけど、まったく聞こえてこなかったの
で・・・。TESHIさんの歌声、キュートなんだけど、とてもソ
ウルフルな感じがする歌声でした。次の曲は、「よくラジオで、こ
の曲の転末は?と聞かれるんですが、謎のままにしておきます」と
言った後に、「ピーちゃん」を。今まで聞いたかぎりでは、愛する
ピーちゃんの事を熱く語っている。という風に感じたんだけど、今
日聞いたかぎりでは、死んでしまったピーちゃんに対しての想い、
出来事を思い出しているかの様な歌詞に聞こえてしまいました。ラ
ストの方の歌詞が、”この世にいなくなってしまったんだな”と思
える様な歌詞だったので、そう感じたのかもしれないけど。ラスト
に行く前に、9月にリリースされた「旅縁」というミニアルバムの
宣伝を。このアルバムのジャケット写真は、今年いろんな所にライ
ブに行った時の写真らしく、まさしく旅の縁だったという話しをし
ていた様に思います。あと、このミニアルバムのPVで、仲山卯月
は初めて主役になったとか。ちなみに、このミニアルバムのPVは、
ハワイで撮影された。と言ったら爆笑がおきていました。ミニアル
バム「旅縁」に収録されている曲の目玉と言った方がいいのかな?
この曲には、実はもう一つのバージョンがあって、この曲を収録す
る時どんなタイトルにするか、迷ったみたいです。最後にこの曲も
覚えてカラオケで歌って下さい。と言ったら、何故か笑い声が!!
「元祖、人生に乾杯を!」正直言って、そのまんまやん!!と突っ
込みたくなるようなタイトル。個人的に「元祖、人生に乾杯を!」
あんまり馴染めませんでした。正直言って、この曲にラップは合わ
ないでしょう。今回のコーヒーカラーのライブの感想を一言でまと
めるならば、TRAに食われてしまった。これに尽きると思います。
もう少し、互角の闘いをするのかな?TRAに負けないぐらいのラ
イブアクトを見せてくれるのかな?と思ったんですが・・・。コー
ヒーカラーが、いわゆる対バン相手を食ってしまう。という絵は容
易に想像できるんですが、まさかこんな事態になってしまうとは・・・。
今日のコーヒーカラーのコンディションが悪かったのか?それとも、
TRAのライブアクトがあまりに良すぎたのか?はたしてどっちな
んでしょうか?
コーヒーカラーショックを引きずりつつ、knaveから、アメリ
カ村にあるTRIANGLEへ移動。当然走って移動した訳なんで
すが、非常に遠い!!走っても走ってもなかなか辿り着かない・・・。
頑張ってTRIANGLEに辿り着き、ライブフロアの中に入った
時には、ハァーハァー、ゼーゼー。思わず地べたに座り込んでしま
った・・・。ちなみに、ハァーハァーゼーゼーして座り込んだ場所
は、本当に前の方。秘かにベストポジションをキープしていました。
確かこの人達は、去年のMINAMI WHEEL PUT YO
UR HANDS UP!に出演していた記憶があります。MEG
ARYU。MEGARYUは、Vo.&レゲェーDJの2人組ユニ
ット。ライブはとても楽しかった!!私自身が、いわゆるダンスホ
ールレゲェーを体感したのが初めてだったというのもあるんだろう
けど。それを踏まえても非常に楽しかった!!ヒップホップ、R&
Bだったら、盛り上がってきたら”HANDS UP!”する所を、
レゲェーだったら、タオルを振り回す。レコードショップで流れて
いたダンスホールレゲェーなライブを今、体感している訳で。今回
タオルを持っていなかったので、腕を振り回していたんですが。(
シャドータオル振り回しみたいな)ライブの内容は、7月にドロッ
プされたアルバム「上昇気流」からの曲中心だと思います。歌詞の
内容は、前向きになるような、励まされている様な感じの詞だと思
います。あと私は非常に好感を持ったんですが、Vo.の歌声がレ
ゲェシンガー特有の歌声(演歌でいうコブシが入っている感じ)じ
ゃなかった所が良かった。透明感があって聞いていてとても心地良
い。MOOMINを彷佛とさせる感じがしました。レゲェーDJの
方も、いわゆるガナリ声というんですか?そういう感じのスタイル
なんだけど、言っている言葉はちゃんと聞き取れたし。去年のMI
NAMI WHEEL PUT YOUR HANDS UP!仮
眠をとりつつ聞いているんじゃなかった。と、今さらながら後悔し
てしまいました。
MEGARYUのライブが終わった後も、HALCALIのライブ
を観るのでTRIANGLEに残る。座って待とうとしたら、当然
と言えば当然なんだろうけど、人が一杯TRIANGLEに来ちゃ
って座れない・・・。(それでも、なんとか工夫して座っちゃいま
したが)
そして、HALCALIが登場。まず思った事は、2人とも可愛い!!
HALCAちゃんは、TVやCDのジャケット写真を見た限りでは、
可愛い。と思っていたんだけど、YUCALIちゃんは、どっちか
と言えば、ちょっとくせのある顔立ちだと思っていたので。TVや
CDのジャケット写真から判断すると、可愛いのはHALCAちゃ
んなんだけど、生で見た感想を言うならば、YUCALIちゃんの
方が可愛い!!と思ってしまいました。(いしのだなつよ[石野田
奈津代]を、初めて見た時の感じを思い出してしまいました)1曲
目は「マーチングマーチ」ゆるい感じでライブがスタート。2曲目
が「ギリギリ・サーフライダー」この曲ではダンスを披露。ダンス
の方もゆるい。ライブパフォーマンスの方(ラップ)は、もっとR
IP SLYMEぽくなるのかな?と思いきや、HALCALIら
しさ?とでも言うのかな。オリジナリティー溢れる感じだったのが
意外でした。MCで、「昨日まで、うちらが出るという事知らなか
ったのに、こんなにも集まるとは・・・。凄い!!」と、自画自賛。
そして、ここで宇宙初披露の曲をやってくれるみたいです。タイト
ルは、「TIP TAPS TIP」かな?何ていうんだろう。今
まで聞いてきたHALCALIの曲とは何か違う・・・。とてもメ
ロディアスな感じがするし。1番違和感を感じたのは歌詞でした。
一言で言えば、思春期特有の・・・。と言えばいいんでしょうか?
この曲は、HALCALIの2人も作詞に参加しているのか!?と
思ってしまうような歌詞でした。そして「BABY BLUE!」
今日のライブでやった曲の中では、1番アップテンポな曲でした。
身体揺らしながら聞いていたし。そして、HALCALIのダンス
もまた可愛かった!!「若草DANCE」この曲は、RHYMES
TARの宇多丸が参加しているみたいで。ここまでのHALCAL
Iのラップを聞いて思った事なんだけど、目黒という言葉がとても
印象的でした。ヒップホップ流に言うと、レペゼン目黒なんだな、
と。何となくなんだけど、YUCALIは分かる感じがする。ここ
でもう1曲、新曲をやってくれるみたいで。やって欲しかったら、
うちらを盛り上げてくれ!!という事でコールアンドレスポンスを。
そして、盛り上がった所で新曲を。ハウスをベースにした曲でした。
最後の曲は、ゲストを呼んでいるみたいで。誰が出てくるんだろう?
と思ったら、今日の20:00にknaveでライブをするヨース
ケ@HOMEが登場。そして「愛」という曲を。HALCALIに
しては、えらいど真ん中なタイトルだな〜と思って調べてみたら、
どうやら真心ブラザーズ(真心ブラザーズトリビュートに参加して
いたみたいで。真心ブラザーズとHALCALI、まったく共通点
が見つからない・・・。)の曲みたいです。HALCALIにして
は、ソウルフルというか熱い感じがしました。(ちなみにヨースケ
@HOMEは、ハーモニカで参加)HALCALIのライブを観た
感想は、一言で言えばとても無邪気。観ていてとても楽しさという
のが伝わってきたし。音の空間を自由に泳ぎ回っている感じがしました。
HALCALIを観た後、TRIANGLEを出て、出た所すぐ近
くにあるホワイトボードで、心斎橋クアトロの状況を確認する。心
斎橋クアトロの所が●(入場可能)になっているので、心斎橋クア
トロに行くのはやめることにする。次の19:00のライブをどう
するか?20:00のBase Ball Bear待ちをするた
め、club vijonに行くか?この時間帯はライブを観ずに
休憩タイムにするか?それとも他の所でライブを観るか?とりあえ
ず腹がへったので、TRIANGLEの近くにある、アメリカ村を
代表するタコ焼き屋甲賀流のタコ焼きを買う。食べ終わった後、今
度は、これまた近くにあるマクドナルドで、マックシェイクSを買
って咽を潤す。一通り腹ごしらえが済んだ後、19:00の時間帯
をどうするか?考える。とりあえず、パンフレットを取り出し、タ
イムテーブルを見る。19:00台は、はっきり言って、
BAZRA@心斎橋クアトロ
以外観たいな。と思うものがなかった・・・。どうしようか?休憩
タイムにしようと思ったけど、もう少し考えてからでも遅くないだ
ろう。という事で考えてみる。今度はライブハウス、クラブで考え
てみた。これから先、どう考えても今年のMINAMI WHEE
L、足を運ばないであろう3つのライブハウス、クラブが出て来ま
した。[OSAKA MUSE・DROP・FANJ twice]
次の20:00を南堀江にあるclub vijonに行く事を考
えると、自動的に心斎橋にあるOSAKA MUSEは消える事に。
と、いう事は、19:00のライブは[DROP・FANJ tw
ice]のどちらかに。DROP・FANJ twiceの19:
00の欄を見る。FANJ twiceの方に気になる名前を発見。
H.という名前。K.という名前は知っているんだけど・・・。(
確か韓国のアーティストだったけ?ちなみにR&BDIVAにも、
昔K.という人がいました。FUTURE TRACKSでプッシ
ュされていたな〜)この名前が気になったので、FANJ twi
ceに行く事に。
FANJ twiceに入ると、やはりというか、あんまり人がい
ない・・・。さて、H.という人はどんな人だろうか?(パンフレ
ットでH.の紹介文を読んでいなかったので)まず最初にドラムの
人が登場してきて、ドラムソロを。なかなかかっこいい!!そうこ
うしているうちに、ベースとギターの人が登場。そこからセッショ
ンを。3ピースにしては、真ん中にマイクスタンド立っているしな
〜。と思っていたら、最後にVo.が登場。どうやらH.は、バン
ドみたいで。(女の子がベースの紅一点バンド。SUPERCAR
編成と言えば分かりやすいのかな?)1曲目を聞いていると、Vo.
のパフォーマンスが面白い!!変な動きというか、狂っているとい
うか。ある意味ロックしている感じ。TRAのトラさんとは、また
違った感じの面白さ。というより、今日は面白い人をライブで堪能
する日なのか?2曲目は「nico」という曲。ベースの女の子が
「nico」という合いの手を入れるんだけど、とても可愛らしい。
3曲目は、「息子」という曲。Vo.の人が、自分を育ててくれた
親に対して、そしていつか親になった時、自分の子供に送る曲。だ
ったかな?この曲はストレートな歌詞でした。時には反抗とかして
いたけど、大きくなって親のありがたみが分かった感じの。基本的
には、青春パンクをやるバンドなんだな、と思いました。あと、V
o.の熱いというか、イチビリというか。そんな所も印象に残りま
した。見ていて飽きなかったというか、ある意味エンターティナー
というべきか。けして嫌いじゃないです。ラストにこんなMCを聞
いたからでしょうか?「今はまだまだ無名なバンドだけど、1年後
有名になってMINAMI WHEELに帰ってくる!!」と。い
ろんな有名バンドの名前を挙げて、(サザンとかアジカンとか)H.
もそのランクのアーティストになる意気込みを語っていました。そ
れが伝わったのかどうか、「これがラストの曲です。本当は、もう
ちょっとやりたいんだけど」と言ったら、「あと100曲」とかの
ヤジが何回か飛んでいたし。Vo.の方も、「やりたいんだけど、
それやっちゃたら、業界から抹殺される」と言って、笑いをとりつ
つ遠回しに拒否していたけど。
H.のライブが終わった後、FANJ twiceを出て、ここで
も出た所すぐ近くにあるホワイトボードをチェックする。どうやら、
この時点でも心斎橋クアトロは、●なのでclub vijonへ
と向かう。当初の予定を変更して、どうしてBase Ball
Bearを見に行くのか?一言で言えば、パンフレットに載ってい
るBase Ball Bearの紹介文に「ポストNUMBER
GIRL」と。確かタワレコや、雑誌などでのBase Bal
l Bearの紹介文みたいなので「NUMBER GIRL好き
にはおすすめ」という文を、何回か目にした事はあるんだけど、M
INAMI WHEELのパンフレットにも書いてあるのなら、N
UMBER GIRLが好きだった人間が見てやろう。と思うのは
無理もありません。わざわざ、心斎橋クアトロに行くルートを変更
してまで観に行くので、それなりのライブアクトは見せてほしいな!!
と思いclub vijonに足を運びました。
Base Ball Bearは紅一点の4人組(このバンドも、
紅一点がベースを担当)バンド。確か、ベースの女の子は映画「リ
ンダリンダリンダ」に出演していた記憶が!?まず最初に思った事
は、確実にVo.の歌唱力は向井秀徳より上だという事。ちょっと
甘いハスキー声というんでしょうか?MCは、向井秀徳より理不尽
だった感じがしたけど。急にギターの人に、「次の曲はディスコ調
だから、ギターに踊らす」とか言って、踊らしてみたり。あと、「
彼氏彼女の関係」かな?ギターの名前を言ってから、演奏を始めた
所。NUMBER GIRLでいう「Omoide in my
Head」を彷佛とさせる出来事でした。ライブを観ての感想、ま
ず「ポストNUMBER GIRLか?」と聞かれれば、そういう
風な物も感じる。とだけ言っておきます。どちらかと言えば、初期
NUMBER GIRLがやっていた、ギターロックって感じだっ
たんだけど。(今日のライブを観た限りでは、Base Ball
Baerは、ギターポップに近いものを感じました)ただ、NU
MBER GIRLと言うよりかは、ASIAN KUNG−FU
GENERATIONの方が、先に頭に浮かんできてしまいまし
た。(アジカンも、”N.G.S”である意味、NUMBER G
IRLっぽい曲は、ありにしてしまった所があるし。ちなみに”N.
G.S”の正式名称は”ナンバーガールシンドローム”確かNUM
BER GIRLが解散して衝撃を受けてしまい、この曲を作った。
と、雑誌に書いてあった記憶が・・・?)あと、ZAZEN BO
YSをちょっとだけ彷佛とさせる様な変拍子な曲もあったし。ポス
トNUMBER GIRLというフィルターを通さなければ、いい
バンドだと思います。正統派なギターロック(ギターポップ)を聞
かせてくれるバンドだと思うし。あと、これもNUMBER GI
RLに影響を受けたのか、ライブ会場限定(もしかしたら、公式H
Pでも販売されているかもしれないけど)ライブアルバム(バンド
−Bだったけ?)もあるみたいで。これは彼らが自主的にやったの
か?それとも後ろにいる人達が「NUMBER GIRLもこうい
う事やっていたから、やろうか?」という風になったのか?ここま
でやると、ちょっとどうかな?と思ってしまった訳なんですが。
2日目ラストは、心斎橋クアトロでキンモクセイを観る事に。ちな
みに今は、Base Ball Bearを観た後だからclub
vijonにいます。という事は・・・。去年に引き続いてやり
ます。南堀江→心斎橋へ!!距離的なものを言うなら、今年の方が
楽かな?それにしても、今年のMINAMI WHEELの勝負所
は、(たった2回だけど)すべてclub vijonが絡んでい
るな〜。ちなみに南堀江→心斎橋をするのが1番大変な理由は、大
きな幹線道路を2つ(四ツ橋筋・御堂筋)渡らなければいけない所。
ライブハウス・クラブに入れるのは信号次第な訳で・・・。ちなみ
に心斎橋クアトロには、なんとか入れました。心斎橋クアトロに入
った時は、kneve→TRIANGLEに行った時と同じ様にハ
ァハァゼェゼェになってしまいました。(去年と同じ結果になって
しまいました・・・。)
キンモクセイって、確か紅白歌合戦に出演していた記憶があるんで
すが?秘かに紅白出演アーティストを見るのは初めてです。キンモ
クセイのライブはアダルトというか、歌謡曲テイスト溢れるという
か、AORというか、聞いていてとても気持ち良かったです。「二
人のアカボシ」も聞けたし!!Vo.の伊藤俊吾の甘くて艶のある
歌声も素敵です。ちなみにキンモクセイが、心斎橋クアトロに着い
たのは、本当に直前だったみたいで。あと、リハーサルがない状態
でのライブは初めてだったので、とても新鮮だと言っていました。
大阪には車で来た。という話しを聞いてちょっとびっくり!!キン
モクセイだったら、当然新幹線だろう。と思っていたので。今まで
伊藤俊吾は、車で移動の時は、その中での時間の過ごし方があまり
分からなかった。と言っていたんだけど、最近はPSPにハマって
いるみたいで、時間の過ごし方を覚えたとか。年内にアルバムをリ
リースするみたいなんだけど、10月中にアルバム収録曲が出来て
いなければ、年越しになってしまうから、今必死になって曲を作っ
ているみたいです。(ちなみに、あと1曲みたいで)そのアルバム
の先行シングルになるのかな?「冬の磁石」という曲。MCで「キ
ンモクセイは冬の曲が得意なので。目を閉じて聞いてみると、景色
が見えるかもしれない。とても情緒的な曲です」と言っていたので、
どんな感じの曲になるのかな?と思ったら、ちょっとしたすれ違い
や、出来事で、本来なら引き寄せられるはずのS極とN極(彼氏と
彼女。もしくは運命の人かな?)が、反発してしまう(別れてしま
う)という歌詞の様に感じました。冬の木枯らしが似合う曲なのか
もしれない。ラストに行く前に告知を。明日は神戸スタークラブで
ライブがある。というのと、もう1つは伊藤俊吾の弟がやっている
バンドがMINAMI WHEELに出演するらしく、是非見に来
てやってくれ。と言っていました。(確か23日の16:00のC
hester Copperpot@unagidani sun
suiらしいです)その様子を見て、ベースの人が「バカ兄弟」と、
軽くからかっていたけど。ラストの曲は「僕の夏」ある日の少年の
1日を切り取った歌詞を、とてもさわやかなサウンドで歌っていま
した。聞いていて、とてもすがすがしい気分になりました。その後、
アンコールを求める拍手をしたんだけど、キンモクセイは出て来て
くれませんでした・・・。