ZAZEN BOYS          
 「TOUR MATSURI SESSION」ライブレポ 
久々にBIG CATでライブを観てきました。観てきたのはZ
AZEN BOYSのライブ。この前行った時もZAZEN B
OYSだった気が?個人的には心斎橋クラブクアトロの方がいい
なと思うんですが。今回も前のライブに引き続いて、3/20に
開通された「阪神なんば線」に乗って行ったんですが、尼崎駅で
増結作業(6両→10両)に手間取り、甲子園駅で接続した梅田
行きの急行に尼崎駅で追いつかれ、最後には追い抜かれてしまう
展開になってしまったんですが・・・。おかげさまで開場時間に
遅れてしまった・・・。                  

今回のライブツアーでは、ライブ会場限定でのライブDVD「M
ATSURI SESSION Live at Nagoya」

がリリースされるので是非とも購入したかったんですが、何とか
上手い事購入できた!!本格的なライブDVDはこれが初めてな
ので非常に楽しみ!!そして遅れてやってきたのに、大きいコイ
ンロッカーもまだ空いていたし!!非常にラッキー!!    

遅れてしまった割りには結構いい位置をキープ。少し呼吸を整え
ているうちに出囃子が鳴りZAZEN BOYSが登場。1曲目
「Memories」ちょっと変わった出だしといった感じが
します。2曲目は「Honnoji」いつ聞いてもエキセントリ
ック!!1回「本能寺」に行ってみたい!!という気分にさせら
れてしまいます。そして「WEEK END」ZAZEN BO
YS特有の黒いファンクとでも言えばいいのでしょうか?それに
しても1stアルバム「ZAZEN BOYS」の頃から持ち合
わせていた様に思うのですが、ここまで黒いファンクが似合うバ
ンドになるとは想いもしなかった。そして変拍子フュージョンな
「DARUMA」この時の吉田一郎独特なリズムの合わせ方が何
時見ても面白い!!「HIMITSU GIRL’S TOP 
SECRET」
をやった後、これは久しぶりかな?「BRAIN
 CONSRUCTION」
を。いわゆる踊らせる方向へと舵を
切ったZEZEN BOYSにとって「MABOROSHI I
N MY BLOOD」「IKASAMA LOVE」
は異端と
いえば異端な感じがしてきたんですが。今日やった曲の中で1番
驚いたのが「安眠棒」でした。ドラムのキックがいわゆる四つ打
ちビートとでも言えば良いのでしょうか?えらいディスコチック
な感じに生まれ変わった事にびっくり!!「Tombo Gam
e」
でまったりした後、「Asobi」「I Don’t Wa
nna be With You(The drifting)」

で狂った様に踊ってしまいました!!特に「I Don’t W
anna be With You(The drifting)」

の殺傷能力がさらにパワーアップした感じがしました。脳みそを
揺らされる揺らされる!!ずっとそこに漂っていたい!!と思っ
てしまいました。「I Don’t Wanna be Wit
h You(The drifting)」
のその後に「Sab
aku」
は感傷に浸ってしまうというか。そして「KIMOCH
I」
この頃はアンコールではなく本編でやるようになったんです
ね。「COLD BEAT」の後、本編ラストは「RIFF M
AN」
今やZAZEN BOYSのトリといえばこの曲になった
感じがします。                      

そしてアンコール。出て来たのは向井と吉田一郎だけ。向井いわ
く、「呼び出しを喰らった」と。ここでオーディエンスに対して
お礼と6月にまたここ(BIG CAT)でライブをやるという
告知を行った後、2人で1曲を。ZAZEN BOYSらしいド
ス黒いファンクだったと。1曲終わった後、吉兼聡と松下敦がス
テージに登場し何をやるのかな?と思ったら、変な立ち位置!?
やった曲は「Idiot Funk」12月にやった時の疑問
これで解決しました。吉兼聡と松下敦は向井のキーボードについ
ているサンプラーと打ち込み音を使うためにあの立ち位置だった
んだと。ずっと何で!?という想いがあったので。      

それにしても、ZAZEN BOYSは完璧に横乗りが似合うバ
ンドへと変貌を遂げていっていますね!!「Asobi」「I 
Don’t Wanna Be With You」
は殺傷能力
ありすぎだと!!それ以上に「IKASAMA LOVE」「M
ABOROSHI IN MY BLOOD」
が浮いている気も
しなくはないんですが。このまんまの路線だったら「半透明少女
関係」「自問自答」「CRAZY DAY CRAZY FEE
RING」
が封印になってしまうんだろうなというわびしさもあ
るんですが。次の6月のライブも非常に楽しみにして待っていよ
うと思います。