2011年初ライブは花*花のワンマンライブを観てきました。
ちなみに2010年のラストライブも花*花だったんですけどね(爆)
今回のライブは花*花活動再開後初となるのかな?故郷となる加
古川でのライブ。どんな感じになるのか?楽しみにして足を運び
ました。
JRで「加古川駅」までやってきた後、目的地となる「加古川ウ
ェルネスパーク アラベスクホール」まではバスで行けるみたい
なので、「加古川駅」を降りてバス停まで行ったんですが、どこ
からが目的地に行く停留所かよく分からなかった・・・。そして
何とか見つけた時には、既にバスが出て何分後・・・。そして時
刻表を見たら、目的地となる「加古川ウェルネスパーク アラベ
スクホール」に行くバスは1〜2時間に1本の割合の様で・・・。
次に乗るバスは開演時間15分前だったので、思い切って徒歩&
陸上部で行く事に。
という訳で徒歩&陸上部で向かったんですが、加古川を超える所
までは良かったんですよ!!思っていた以上のタイムで行けたの
で。ただ加古川を超えた辺りから、見えてくる景色が田園風景が
ほとんど・・・。どうしようかと思いましたよ。ここで引き上げ
るのが1番セーフティーだという事は分かっているんですが、こ
こまで来たなら感というのがあったので。なんとか頑張って「加
古川ウェルネスパーク アラベスクホール」に着きました。
今回の私の席は”1階G列32番”という1番端っこな席だった
んですが、思っていた以上に見やすい席だった事にびっくり。既
にライブ中だった事もあり、ちらっとしか見れなかったんですが、
いわゆる今まで行った事のあるホールな感じとは全然違う木の温
もりが感じられるシックでモダンなホールとでも書いた方が正し
いのでしょうか?そんな感じのホールでした。そしてステージ上
を見るとこじまいづみの衣装は去年のラストライブと同じ白のワ
ンピースですか。やはり地元ライブに懸ける想いとでも書けばい
いのでしょうか?そういう物を感じました。私が席に着いた頃、
「さよなら大好きな人」を。ある意味何とか間に合った(30分
遅れ)かな?みたいな。「さよなら大好きな人」を歌い終わった
後、MCを。この曲についてこじまいづみは亡くなってしまった
おじいちゃんの事を歌った曲だと言っていました。こじまいづみ
は両親に厳しくしつけられていたみたいで、よく両親に怒られて
泣いていたみたいだったんですが、そんな中おじいちゃんだけは
いつもこじまいづみの味方になってくれていたみたいで。「今は
出来なくても大人になったら出来る」みたいな励ましをされてい
たみたいです。その後、おのまきこにその出来なかった事(片付
け方面)を今は出来る様になったか?と問われたら、「全然」と
いう返答をした後、天国にいるおじいちゃんに向かって、「おじ
いちゃんゴメン」と言った訳なんですが。この曲はこじまいづみ
が高校生の時に書いた曲だそうで、おじいちゃんが天国に旅立っ
てしまわれた時は全然歌えなかったみたいなんですが、おじいち
ゃんへの想いがいっぱい詰まっているので・・・。だったかな?
なので、今はいろいろと噛み締めて歌っているそうです。この後、
花*花は7年ぶりに活動再開した事を報告。お互いに7年間何を
していたかオーディエンスに報告していました。おのまきこは、
バンドを組んだり音楽の先生をしていたそうです。音楽の先生と
言っても学校ではない(カルチャー教室みたいな感じかな)ので、
楽しく感じてもらえる様な教え方をしているそうです。そしてお
のまきこが教えている生徒さん達は、下は小学生から上はご高齢
な方まで様々な様で。明らかに年上の人から”先生”と呼ばれる
のは違和感があると言っていました。そしてこじまいづみの方は、
結婚して母になったと報告していました。こじまいづみのお子様
は今3歳だそうで、ちょうど自我が芽生え始めているそうで、こ
じまいづみにちょっと反抗的だそうです。で、こじまいづみに怒
られそうになると「ママが好き」と言うそうで。その言葉を聞く
とこじまいづみは無条件に「そうか〜そうか〜」と言ってその息
子さんをギュっと抱きしめるそうです。おのまきこいわく、息子
さんはどんな事をすればママに怒られないか分かっている(本能
的に)んだろうなと。その後、こじまいづみは「女の子のお友達
と仲良く遊んでいる息子の邪魔をする母親の気持ちが良く分かる」
と。「もし息子が女の子の友達を家に連れて来たら、3分に1回
の割合でケーキとお茶を持っていってしまう」と。そして「ママ
も一緒にケーキ食べよっか?」みたいな事を言ってしまいそうと
発言していました。次の曲はそんなこじまいづみにおのまきこが
”息子への愛”を描いた究極のラブソングを歌えという事で作っ
たみたいです。こじまいづみいわく”せつない曲です”と言った
後に曲の名前を言ったんですが、この曲ってこじまいづみ作詞作
曲じゃなかった事にびっくりしてしまいました!!「泣けるほど」
去年のラストライブを観た限りでは、明らかにおのまきこの出番
はなかったので、完璧にこじまいづみ作詞作曲だと思っていたん
ですけど。”母親→子”という感じには受け取れず、青春まった
だ中の学生さんが、戸惑いながら一歩ずつ距離を詰めているイメー
ジしか頭の中に出て来ないんですが・・・。この後、7年振りに
リリースされたアルバム「ハライソ」について語っていました。
自分達が良いと思える様なアルバムに仕上がったと。この後に次
にやる曲について。人それぞれいろんな人生を歩んでいて、そう
いう感じの事を曲にしてみたと。「キャンディ」を。いろんな人
の人生を照らし合わせている感じのする曲の様に思いました。次
の曲は「ばんそうこう一枚」この曲は個人的にはGIRLPOP
な感じなのがとても好きです。「ばんそうこう一枚」を歌い終わ
った後MCを。さっき歌った「ばんそうこう一枚」について、こ
の曲は小さい頃は”こんな転け方して大丈夫!?”というくらい
おもいっきり転けていたけど、大人になるにつれて転けない様に
上手い事歩いているけど、大人になったからこそ、逆におもいっ
きり転けてみるのも必要ではないかと言った感じの事を言ってい
ました。その後「ただひたすらに」を。この曲は沖縄民謡調な感
じのする曲の様に思いました。この後におのまきこが、「皆さん
もっとはしゃいでいいんですよ」という事を言っていました。そ
の後今日はホールだから仕方ない部分はあるかと思うんですがと
フォローみたいな事を言っていました。次の曲は花*花が再び活
動再開して初めて出来た曲をやるみたいです。この曲は花*花史
上初の関西弁(少しだけ)が入っている曲だそうです。で、この
曲はこじまいづみいわく”アラサー応援歌”(ちなみにこじまい
づみは34歳)だそうで。「いつも心に花を持て」確かにCメロ
の部分では三十路ならではの哀愁感を漂わせている部分がある様
に思いました。この曲でオーディエンスに手拍子を求めて盛り上
がった後、その勢いのまんま「LONELY GIRL」を。こ
の後MCで、こじまいづみは自身の故郷である加古川に対しての
発言がありました。加古川に対しての愛着を軽く発言した後、山
が燃えてしまったという自虐を言ってしまったんですが・・・。
その後、その山が燃えてしまった時の友達のメールで”あんたの
所の故郷やろ!?大丈夫”と送信された様で。そのメールを見た
時、”ここ(加古川)は私の故郷なんだな”と改めて思ったそう
です。その後「加古川には大して名物や観光地はないけれど、加
古川から見える夕日は1番美しいと私は思います」と言った後に
「愛を少し語ろう」を。この曲はこの頃心にぐっと染みてくるん
ですよね!!サビの部分の歌詞が最高すぎる!!そして「あぁ〜
よかった」を。今回もこの曲は最初の方にやったと思っていたの
で、ちょっとガッカリしていた部分があったんですが。聞けて良
かった!!ラストの曲に行く前にこじまいづみが「今日は久しぶ
りに来てくれた人、花*花を初めて観に来てくれた人も本当にあ
りがとうございました。とても楽しかった!!」と言った後に、
「今日はありがとう」を。オーディエンス1人1人に語りかけて
いる様に思いました。
アンコールの手拍子に応えて登場した花*花。まずはアンコール
の1曲目にやる曲の曲説明をこじまいづみがやっていました。今
回生きている方のおじいちゃんとおばあちゃんがここの会場に来
る予定だったんですが、おじいちゃんがお腹を壊してしまって来
れなくなってしまったんですが・・・。と言った後、おじいちゃ
んとおばあちゃんが手を繋いで歩いている姿を見て、”いつか私
もあんな風な年の取り方をしたい”と思って、この曲を作りまし
た。と言った後に「ずっと一緒に」を。この曲はハートフルな感
じが良いです!!お互いに良い年の取り方をしていきたいみたい
な物が感じられて。この後に「ハライソ」について再びおのまき
こがしゃべっていました。「このアルバムをリリース出来たのは、
ずっとうちらの事を待っていてくれた皆様のお陰だと。これから
も花*花は亀の様に歩みは遅いけれど、ボチボチと活動して行き
ます」と。その後にこじまいづみが「今日のライブで日々の疲れ・
いろんな悲しみをここで葬り去って、また明日からの日常を頑張
って下さい」と言った後にアルバムの表題曲の「ハライソ」を。
この曲はウクレレの音色な部分の影響もあると思うけれど、本当
に癒しな曲だなと思いました。
いわゆる花*花の故郷である加古川でのライブを観て来た訳なん
ですが、私の知らなかったいろいろな曲の真実が分かって良かっ
たと思いました。その一方でその時の心情で曲説明がまた変わっ
ていっちゃうんだろうな?とも思ってしまった訳なんですが。あ
とは今日のライブ30分遅れでやって来てしまったんですが、聞
きたい曲はちゃんと聞けたのは私にとっては幸いでした。「愛を
少し語ろう」は、私の中で段々と身体に染み込んできた感じがす
る。私の方も花*花の事をボチボチと今年も追いかけて(出来る
だけ)みよう(爆)と思います。最後にですね、帰りはバスで「
加古川駅」に向かったんですが、事実上のノンストップだった事
に驚いてしまいました。「加古川駅」まで約20分という事は・・・。
きちんと「急がば廻れ」したのに・・・。
花*花
「ハライソ」ライブレポ
「ハライソ」ライブレポ