まさかの神戸国際会館こくさいホールでのライブが連続してしま
いました!!何故だか知らないけど、今年3回目だったりします。
今回やってきたのはSING LIKE TALKINGのライ
ブです。SING LIKE TALKINGは「Renasc
ence」リリース&それに伴うツアーをやった後、それぞれシ
ロ活動に突入したんですが、2009年のFM802開局20周
年イベントの「RADIO MASIC」にFM802サイドか
らの出演要請がきっかけで活動再開したそうなんですが。
今回の私の席は”1階26列22番”という席。後方の席ながら
ほぼど真ん中な席だったので、非常にラッキーだなと思ってしま
いました。で、上の方を見渡すと今回は1階だけ開放かな?2階・
3階席には人は誰もいなかったので。それにしてもステージ上が
とてもシンプルすぎる!!と。1つ前に観に行ったのが、同じ所
でセットもしっかり作っていたからそう感じてしまったのでしょ
うけど。
開演のベルが鳴り場内が暗転した後、何故か佐藤竹善のナレーシ
ョンが!!挨拶をした後に東日本大震災復興のためのチャリティー
ソングとして「Luz」を配信限定でリリースしたと。(「Lu
z」の収益金は全額寄付すると言っていました)ちなみに「Lu
z」というのはポルトガル語で”光”だそうです。その後に「L
uz」の音源が流れて来たんですが、アフリカンな音楽に乗せて、
何気ない日常を過ごせる日々に喜びを感じている風に思える歌詞
を描いている様に思いました。「Luz」の音源が流れてきた後
に、SING LIKE TALKINGのメンバーが登場。今
回はアコースティック編成なので、サポートメンバーはパーカッ
ションとキーボードだけでした。そして1曲目を演奏したんです
が、はっきり言って感動してしまいました!!再びSING L
IKE TALKINGの奏でる音楽を聞ける事に。2曲目はな
んとなくだけど、えらい曲調がフォーキーな感じがしたんですが?
そして3曲目は「One Day」ですか。この曲は確か9年前
か10年前になるのかな?SING LIKE TALKING
が活動再開した時の第1弾シングルだった記憶が?この後にMC
を。佐藤竹善いわく本当のファイナルは東京なんですが、この日
のライブは地方最後のファイナルだそうで。東京でのファイナル
は盛り上がらないので、スタッフ共々ここでの打ち上げを楽しみ
にしているという事をしゃべっていました。この後8年ぶりに活
動再開したという事をしゃべった後、8年間何をしていたかとい
うのを報告するみたいです。佐藤竹善は本人自身もしゃべってい
た通り、表舞台に立ちソロ活動等をしていたのは知っていたけど。
まず藤田千章は裏方でいろんな仕事をしていたという事を言った
後、スタジオでほとんど過ごしているからピンスポットがまぶし
いという事をしゃべっていました。で、本当にピンスポットの光
がうっとしいらしく、スタッフの名前を挙げて業務連絡みたいな
形でやめて欲しいみたいな事を言っていました。そして西村智彦
は甲斐バンドのギターのサポートをしていたみたいで。その流れ
で甲斐よしひろさんプロデュースのTOKIOの曲のアレンジを
したという事をしゃべっていました。この後に20年の出来事を
しゃべっていました。このMCで初めて知ったんですが、SIN
G LIKE TALKINGってB’z・DREAMS CO
ME TREE・高野寛と同期だったんですね。B’zとドリカ
ムと同期って何気に凄いなと。で、ドリカムの20周年記念のパー
ティーで中村正人に「若い奥さんもらっちゃって」とチャチャを
入れていたみたいです。この後に自分達の20周年にも言及して、
自分達はそういうのはあまり好きではないという発言が。10周
年を記念してのベストアルバムをリリースしたのにツアーをやら
ないのは僕達くらいという発言をしていました。その後に20年
前の出来事を振り返って、20年前はカーディガンを肩にかけて
いた業界人が多かったと言っていました。そしてそんな若いスタ
ッフにSING LIKE TALKINGのキャッチコピーを
考えてもらったみたいなんですが即却下した様です。で、その頃
佐藤竹善は4畳半のアパートに住んでいて、高いお金で購入した
シンセサイザーで毎日作曲していたんですが、時々夜になると2
駅程歩いてきた西村智彦がお金を借りにやってきたそうです。佐
藤竹善は2駅分の電車賃があるだろうがという突っ込みをしてい
たんですが。次の曲はファーストアルバムに収録されている曲を
やるみたいです。「11月の記憶〜Raining Blues〜」
を。この曲は藤田千章がドラムを叩いていたんですが、非常に漂
える曲だと思ったし、今の時代でも十二分に通用(多少アレンジ
は変えてきているとはいえ)するのではないかと思ってしまいま
した。「11月の記憶〜Raining Blues〜」
を歌っ
た後、藤田千章のドラムに突っ込みを入れた後、次の曲紹介を。
この曲はリリースされた当時はポップスなアレンジだったんです
が、元々はボサノバやジャズな要素が入っていた曲だったと言っ
ていました。今ではボサノバもポップスの一要素になったんです
がと言った後、今日はその原型な感じで披露しますと言った後に
やった曲は「離れずに暖めて」じゃないですか!!ライブで一度
聞いてみたいと思っていた曲だったんです!!この曲は確か柴田
淳の運命を変えた1曲というイメージが非常に強いんです!!こ
の曲を聞いてしばじゅんが音楽に目覚めたと書いても過言ではな
いと。そっちの方に感動してしまいました。この後に8年振りに
リリースした「Emperment」について話していました。
この8年の間に3人とも小さいながらもスタジオを持っているそ
うで。それぞれのパートの部分ではそれぞれのスタジオに行って
収録していたみたいです。1番頑張っていたのは藤田千章みたい
なんですが。その「Empowerment」の発売週の順位が
オリコン13位・プラネット8位みたいで。その時佐藤竹善が発
注枚数が少なかったからか皆様に迷惑をかけたと言っていました。
ユニバーサルもレコード店も”そんなに売れないだろう”と思っ
ていたんだろうけど、次アルバムをリリースする時はもっと早く
リリースできる様にすると言ったら、藤田千章は「来年アルバム
をリリースする」という爆弾発言が!!そしてその「Empow
erment」の先行シングルとなった「Dearest」につ
いてしゃべっていました。この”Dearest”というのは”
最愛の人”という意味なんですが、そこはひねくれ者な僕たち、
ここでの意味は”最愛の人に対して何が出来るだろうか?”とい
う事に対して歌っていると言った後に、佐藤竹善がサビの部分を
歌うんですが、その度に藤田千章の突っ込みが非常に面白かった!!
「困るのはあんただから」とかいろいろとマツコデラックスを彷
彿とさせる物がありました。「Dearest」を歌った後、「
Empowerment」に収録されている曲の中で1番好きな
「涙の螺旋」をやったんですが、この曲の時に佐藤竹善がベース
を弾きながら歌った事にびっくりしてしまいました。そしてこの
後くらいから、SING LIKE TALKINGの奏でるサ
ウンドに身体が反応してしまい少し夢の世界に行ってしまいまし
た・・・。気がついた時には「東日本大震災」の事についてしゃ
べっていたのかな?「阪神・淡路大震災」で大きな被害にあった
神戸も・・・。的な事を言っていた気がする。この後に「魔力」
を。そして「Wild Flowers」を歌った後にラストは
「Season Of Change」を。ここでオーディエン
スは立ち上がって手拍子をしていました。
アンコール1曲目は「La La La」最初聞いた時よりも、
とても心に染みるというか響いてしまうというか。そんな感じが
してしまいました。ラストは「SPIRIT OF LOVE」
なんですが、その前にサビの部分を合唱するために練習が行われ
たんですが、これ左右に分けて音程が違った事にびっくり!!そ
して佐藤竹善が望むクオリティーに到達していなかったのか、何
回も練習をさせられてしまったんですが、歌うのがとても難しか
ったんですが歌っていて非常に楽しかった!!
ライブが終わって帰ろうと思ったら、パンフレット(2000円)
が販売していたので購入してきました!!ホールにパンフレット
はつきものですよね!!
本当に久しぶりに観たSING LIKE TALKINGのラ
イブ。まず1番最初に思った事が、メンバー間のやりとりがとて
もフレンドリーだった事。8年前観た時はそんなに藤田千章と佐
藤竹善のやりとりはなかった気がするんだけど、今回は佐藤竹善
の1つ1つの行動に藤田千章がつっこみを入れていた事が非常に
印象に残りました。私にとっては初となるアコースティック編成
でのライブはとても心地良い物でした。このライブはアコーステー
ィック好きにはたまらない!!心地良過ぎて思わず夢の国に行っ
た(爆)くらいですから。次はバンド編成でのライブツアーを予
定しているみたいですが、その時にはもっとファンクな曲が聞き
たいなと。それにしても久しぶりのSING LIKE TAL
KINGのライブはとても贅沢な時間を味わう事が出来ました!!
SING LIKE TALKING
「Amusement Pocket
Acousitic 2011」ライブレポ
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