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堀下さゆりのライブを観に行ってきました。堀下さゆりのライブ
を観るのは結構久しぶりの様な気が？確か半年前の大阪でのライ
ブイベントは日にちを間違えてしまい、ＳＯＬＥ　ＣＡＦＥでの
ライブは「東日本大震災」で被災してしまった関係で出演中止に
なってしまった記憶が？結構久しぶりに観に行くライブになった
気がします。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

そんな久しぶりに観に行く堀下さゆりのライブ会場は谷町九丁目
にある「ライヴバーワンドロップ」というバーだそうです。大阪
市営地下鉄「谷町九丁目駅」の４番出口を出て、そのまんま地下
街の中を歩いた所にあるみたいなんですが、その地下街がとても
昭和というか寂れているというか・・・。そしてみつけた「ライ
ヴバーワンドロップ」外観はおしゃれな感じだったんですが、中
に入るとバーというよりかはむしろ場末感溢れるスナックの印象
を受けてしまったのは気のせいでしょうか？　　　　　　　　　

そしていよいよ久しぶりとなる堀下さゆりのライブ。１曲目は新
曲だそうです。「東日本大震災」を経験してそこから立ち上がっ
ていく感じの曲の様に思いました。この後のＭＣで、大阪で初ワ
ンマンライブが出来て嬉しいみたいな事を言っていました。関西
には半年に１回程度の割合でライブをしにきているんですが、半
年前にＳＯＬＥ　ＣＡＦＥにやってきたと言った事にびっくり！！
そういえばあった様な気も？このライブが始まる前の間に堀下さ
ゆりはこの地下街にある「居酒屋ふ」という所で待機していたみ
たいです。居酒屋なのにお酒も飲まずに待機していて申し訳ない
のに、店員さんは気を使ってくれてポテトサラダを出してくれた
とか。大阪は人が温かいと言っていました。その後に今日は平日
なんですが皆さん飲んでいってくださいと言った後に「仲良くな
りたい」を。この曲は聞いていてほのぼのとする。そして「風の
丘で」は、堀下さゆりが飼っていた愛犬との想い出を歌っている
様に思いました。去年リリースされた「ｆｏｔｏｎｏｔｅ」は聞
いていて”儚い”印象を持ったんですが、この曲もその一部を担
っているのかな？と思ってしまいました。この後の「緑青の海」
は久しぶりに聞いた気がします。「緑青の海」を歌い終わった後
にＭＣで物販の紹介をしていました。レモンバードのコースター
を作ったと。レモンバードのグッズは本当にどれも可愛いんです
よね♪お金に余裕があれば購入しようかと思った。その後に先頃
リリースした「この街に咲く花のように」のジャケットは佐々木
洋子さんに書いてもらったみたいです。下絵を書かずに曲を聞い
てインスピレーションだけで描いたみたいで。大地に咲くひまわ
りを描いている印象を受けました。そして「この街に咲く花のよ
うに」は今回は東北のスタジオで再レコーディングしたみたいで。
出来上がった時の感じがアルバムとは違う感じになったと言った
後に「あじさい畑」を。この曲って確か２ｎｄ　ｌｉｎｅのアン
コールで歌った記憶が？せっかくトリで出て来たんだからアンコー
ルの手拍子叩いちゃえ！！と思って率先してアンコールの手拍子
を叩いたら、その時の事を鮮明に覚えていた事にとてもびっくり
している訳なんですが。今回のライブは２部制みたいで、次の曲
で１部最後の曲だそうです。ここで休憩を入れるので、その間に
皆さん飲んでくださいと言った後に１部最後の曲は「クローバー」
を。この曲をライブで聞いたのは初めてかな？　　　　　　　　

この休憩の時間の合間にお手洗いに行ったら堀下さゆりが！！楽
しんで帰ってくださいと言われました。　　　　　　　　　　　

そして第２部がスタート。まず１曲目は「グッバイレイニーデイ」
２曲目が「毎日がたからもの」だったんですが、オーディエンス
の皆さんが手拍子を叩いて盛り上げていました。この後のＭＣで
「毎日がたからもの」は東海地方にあるエサキホームのＣＭソン
グとして使用されていると言っていました。東海地方に来た時、
いつもテレビをつけてそのＣＭが流れるのを心待ちにしているみ
たいなんですが、なかなか流れてこないみたいです。この後に東
北の方ではセキスイハイムのＣＭに曲が使用されているという事
を言った後、エサキホームとセキスイハイムのセールスポイント
をプレゼンテーション。その後にエサキホームのＣＭを見た事が
ある方と言ったら１人いたじゃないですか！！その方は岐阜県か
ら今日のライブを観に来たみたいで。堀下さゆりは「明日の名古
屋のライブも足を運びに来て下さい」と言っていました。次にや
る曲は「福島の子供達に笑顔プロジェクト」名義でリリースされ
た「スマイル」というアルバムに収録されている「胸を張って」
という曲をやるみたいです。堀下さゆりはこのライブの前日尼崎
にある「水堂小学校」に招かれてこの曲を歌ったみたいなんです
が、この「水堂小学校」と福島の小学校とはこの曲を通じて交流
があるみたいで、なかなか子供同士は距離がありすぎて実際にこ
ちらに来る事は難しいみたいなので、まずは堀下さゆり自身が「
水堂小学校」にやってきた様です。で、「水堂小学校」の児童の
皆さんは非常に素直だと言っていました。堀下さゆり自身の年齢
をクイズにしたら「２４歳」という答えが帰ってきたけど、本当
の年齢（３３歳）を教えたらとてもびっくりした様な感じで「え〜」
という答えが返ってきたと。あと「水堂小学校」と福島の子供達
の笑顔の質が違うと言っていました。福島の子供達は地震の影響
で・・・。と言ったのに対して、「水堂小学校」の子供達の笑顔
はとても無垢だと言った後に「胸を張って歩こう」を歌ったんで
すが、堀下さゆりの曲にしてはえらいアップテンポというか跳ね
るリズムというかそんな印象を受けてしまいました。次にやる曲
はソウルフラワーユニオンの中川敬とヒートウェイヴの山口洋が
作った「満月の夕べ」を。「東日本大震災」が起きた時、支援物
資をたくさん送ってくれたのは神戸の方々だったと言っていまし
た。そのなかで「阪神・淡路大震災」の時に作られたこの曲を歌
いたいと言って歌った「満月の夕べ」だったんですが、えらい情
念を込めて歌っている様に思いました。「満月の夕べ」を歌った
後、堀下さゆりは「地震が起きた後の福島もこんな状況だった」
と言った事がとても印象に残ってしまいました。次にやる「家族
写真」についてしゃべっていました。この曲は堀下さゆりのお父
様について歌った曲だそうです。いつも写真の時はお父様は写真
に写っていないんですが、ファインダー越しに家族の事を見守っ
ていたんだなという様な事を言った後に「家族写真」を。とても
穏やかな心境で歌っている様に思いました。その後に「優しい花」
を歌ったんですが、この曲はいつ聞いても”堀下さゆりと連れ添
って歩く曲”なんだなと思ってしまいました。最後の曲に行く前
に「そうまかえる新聞」について話していました。この新聞は地
元の有志で作られている新聞で、皆さんからの寄付で成り立って
いる新聞だと。今回この新聞がフライヤーになっているんですが、
この新聞を読んで相馬市の今の現状をお届けできたらだったかな？
そんな事を言っていました。そして堀下さゆりはこれから東北を
拠点として活動していくという事もしゃべっていました。２３歳
でインディーズデビューして２５歳の時に「みんなのうた」でチ
ャンスをもらいメジャーデビューしたと。今年でデビュー１０周
年だそうです。その中で移籍のお話も頂いたんですが、いろいろ
と試行錯誤してきたそうです。ライブの時にいろいろなアドバイ
スを聞きすぎて思考が混乱したり、今日はえらいさんが来るから
ライブをしっかりやらなきゃと思ってしまったり。これからはも
っと自分のペースで活動していきたいみたいな事を言った後に「
この街に咲く花の様に」を。このＭＣを聞いた後だと、自分自身
にもいろいろといい聞かせて歌っている様に思いました。　　　

オーディエンスの手拍子に誘われて再び登場。１曲目は「かおと
ほりしたさゆり」名義でリリースされた「音楽」という曲を。今
ＫＡＯは音楽活動を休止しているみたいなんですが、今日のライ
ブに顔を出してくれたという事を言った後に「音楽」を。そして
最後の曲に行く前に今日のライブが出来たのはｅｘ：オセロロケ
ッツの森山さんがいろいろと手配をしてくれた事。そして「ぴあ
関西版」でｗｅｂインタビューが掲載されているという告知をし
た後に「居酒屋ふ」の人達が観に来てくれているという事を言っ
た後にラストは「くちびるは紅色」を。非常に可愛らしくてポッ
プな曲でライブを締めくくりました。　　　　　　　　　　　　

久しぶりに観た堀下さゆりのライブ。去年リリースしたミニアル
バム「ｆｏｔｏｎｏｔｅ」からは儚さみたいな物を感じてしまっ
たんですが、今日のライブを観た限りでは「東日本大震災」で被
災してしまった部分もあるからなのかな？と。そこからの復興し
ていく力強さと一瞬で築き上げてきたものが消えてしまうという
儚さと直面してしまった心情が「ｆｏｔｏｎｏｔｅ」に反映され
ているのかな？という物を感じてしまったり。あとですね、まさ
かメジャー時代のいろいろと苦労した心情を暴露する展開になる
とは思ってもいなかったと。これからは故郷の相馬市を拠点に活
動していくみたいなので、今まで以上にこちらに足を運ぶ事は厳
しいとは思うんですが、またこちらにライブをしに来て欲しいな
と。東北だから坂本サトルさんとどこかで接点が出来るのかな？
なんて思っていたりする訳なんですが。