「花*花ポンすけ Early Summer大会」ライブレポ
久々に花*花が出演するライブイベントに行ってきました。花*
花を観に行くのはタイナカ彩智が主催したチャリティーイベント
以来
となります。今回のライブ会場は京都RAG。京都RAGに
行くのは加藤いづみのライブ以来ですか。いろんな意味で久しぶ
りが重なったライブとなりました。             

本当に久しぶりに京都RAGに行くのでどこにあるのかよく分か
らない・・・。という訳で公式HPで地図を見て京都RAGに向
かった訳なんですが、京阪電車の「三条駅」を降りて三条大橋を
渡り木屋町通りを二条方面に行けばすぐだという事が分かりまし
た。こんな風に分かったというのはblogで京都の桜と紅葉を
追いかけている成果が出た(爆)せいだと思う様にします。  

そして京都RAGに着いたんですが、チケットを見せた後スタッ
フさんに席を誘導されてしまいました。前来た時こんな感じだっ
たっけ?
と思ってしまった訳なんですが・・・。そして京都RA
Gは”1ドリンク・1フード制”だったはずなのでメニューを見
て注文した結果”生ビール+鶏の唐揚げ(おろしポン酢)”に。
で、ステージを見るとドラムとピアノと簡易型のキーボードが設
置されているんですが、京都RAGのステージ構成を見ていると
セットチェンジする余裕がない様に思ってしまったんですが・・・。
これ花*花のライブの時はどうするんだろう?と。この時は思っ
てしまいました。                     

そしてライブがスタート。まずはポンすけの2人が登場。1曲目
は2ndアルバムの2曲目に収録されている「123」という曲
を。ポンすけはピアノ:ただすけ&ドラム:小畑ポンプというユ
ニットだそうなんですが、その2人の奏で出す音がジャズだった
事にびっくり!!そして2人の奏でる音がこれまた凄い!!ピア
ノはまるで歌う様に・ドラムはまるでうねる感じに。この後MC
だったんですが、ポンすけは今年で8年目だそうで。そこで小畑
ポンプさんは「我々は中堅どころとなったんですが、中堅と言っ
てもハチ公の方ではありませんよ」と言った所、ただすけさんに
たしなめられてしまったんですが、ポンプさんは「思った事は吐
き出す」という様な事を言った後、もう1曲ポンすけの曲をやる
そうです。「空と君とボク」という曲をやったんですが、この曲
とても良いと思いました。丘の上に登り、青い空を見上げながら
好きだったのに結ばれなかった”キミ”の事を静かに思い返して
いたんだけど、ある時ふいに感情がぐっと激情的になってしまっ
た感になった印象を持ってしまいました。「空とキミと僕」をや
り終えた後いよいよ花*花の登場なんですが、ちょうど私の所で
こじまいづみが「どこからステージに行ったらいいか分からない」
と思わずつぶやいてしまい、しばらく迷っていたみたいなんです
が、結局はそのまんま迂回せず直線でステージに立つ事に。そし
てそのまんまMCだったんですが、ポンすけの2人はかつて花*
花のレコーディングに参加された事があったみたいで。そしてポ
ンプさんが参加したのが「ばんそうこう1枚」だった事にさらに
びっくり!!そしてそしてあの曲ってスラッシュメタルをイメー
ジした曲だった事にさらにびっくりした訳なんですが。その曲を
南港で行われた音楽フェスティバルでやったら、その時のオーデ
ィエンスの方から唖然とされたそうです。”花*花ってこんな感
じだったの・・・。”的な。ポンプさんは「あの時は本当に申し
訳なかった」的な発言をされていました。次の曲はローリングス
トーンズ
のカバー曲を。おのまきこがボーカルを担当しこじまい
づみがピアニカを吹いていたんですが、両者ともキーボードを弾
かないライブパフォーマンスを観たのはこれが初めての様な気が?
とても新鮮に思いました。この後に今日のライブ最初の山場と小
畑ポンプさんがしゃべった後、次の曲はただすけさんが構成を考
えてきたみたいで、とても難しそうな顔してやっているけどやっ
ている本人達はとても楽しそうにライブをやっていると言った後
に次の曲はディズニーのメドレーをやると。ちなみにこのMCの
時にこじまいづみはピアニカ→ピアノ・ただすけさんがピアノ→
簡易型?キーボードに移動。そしておのまきこがピアニカを担当
する事に。で、ディズニーメドレーが始まった訳なんですが、知
っている曲がほとんどなかった・・・。唯一分かったのがライオ
ンキング
の曲と「チムチムチェリー」だったんですが、「チムチ
ムチェリー」
ってディズニーの曲だったとは知らなかった・・・。
ちなみにポンプさんがボーカルをやっていた時、ピアノを弾きな
がらこじまいづみが大爆笑していたのがとても印象的でした。そ
んなディズニーメドレーが終わった後、ここでおのまきこが一旦
ステージを後にして、ステージ上にはポンすけ&こじまいづみが
残った訳なんですが。今日のライブは2部制みたいで、ここで1
部最後の曲をやるみたいです。こじまいづみとただすけさんはラ
イブツアーを一緒にやっていたみたいで、そこでこじまいづみが
インストに目覚めたらしいそうです。なので1部最後の曲はイン
ストナンバーを。そこで曲の紹介をこじまいづみにむちゃぶりな
感じでさせたんですが、こじまいづみの叔父が若いお嬢さんと結
婚するんだけど、その叔父が不治の病にかかってしまい、その治
療をするためにマレーシアに渡り、そこで結婚式を挙げるんだけ
ど、そこでこじまいづみが何かスピーチをしないといけないんだ
けどタイ語はしゃべれないから変わりにピアノでみたいな事を言
っていたかな?よくあの状況の中であんな事を言えたなと凄く感
心(ポンすけの2人もそうだったみたいで)してしまいました。

そして第2部へ。まず最初にステージに登場したのはポンすけの
2人とおのまきこ。ここでMCがあったんですが、花*花ではな
く、おのまきことして何回かポンすけとライブで共演があったみ
たいで、そのうちの1日が「東日本大震災」の前日に行われた様
(確かその後日に花*花のホームグラウンドの尼崎ブラントン
ワンマンライブだった記憶が?)で、「東日本大震災」の時、ポ
ンプさんは難波の「ビッグカメラ」にいたみたいで、最初地震が
発生した時”めまいがした”と思ったみたいなんですが、近くに
いた人もそういう風に感じたみたいで”これは地震だな”と思っ
たみたいです。そしてただすけさんはちょうど東海道新幹線に乗
車していたみたいで、そこで地震と遭遇し「東京駅」に着いたの
は7時間後と言っていました。「東京駅」から出た後、家に帰宅
する予定だったんですが、秋葉原にいる知人のライブハウスで帰
宅困難者を受け付けるというメールを見て、そのライブハウスに
行って一晩を過ごす事に。で、そこで飲み物を飲もうとしたんで
す(自由に飲んで良かったみたいです)が、冷蔵庫にはあいにく
ビールしかなかったみたいで、ただすけさんは「仕方ないな〜」
と言いながらビールを飲む事に。そしてコンビニに食べ物を買い
に行ってもらったんですが、そこには乾きものしかなかったみた
いで、これに対してもただすけさんは「仕方ないな〜」と。一晩
が過ぎて秋葉原のライブハウスから帰宅したただすけさんなんで
すが、いきつけの美容室に入った時、美容院のスタッフさんが酒
盛り(こんな状態だからお客さんはやってこないと思っていたみ
たいで)をしていたみたいで、その酒盛りに誘われたただすけさ
んは「仕方ないな〜」と。そして酒盛りに参加したただすけさん
だったんですが、この後無料で髪も切ってもらったそうです。こ
ういうエピソードを話した後に、ようやくライブの方へ。1曲目
はポンプさんが是非ともおのまきこさんに歌ってもらいたい歌だ
そうです。この曲はJUJU「Request」を聞いて、こ
の曲はまきこちゃんに合うと思ったそうです。そして歌った曲は
My Little Lover「Hello Again〜
昔からある場所〜」
を。非常にアダルトな印象を持ちました。こ
の後にこじまいづみがステージに登場しました。その後に花*花
は音楽界に1つの足跡を残したねとポンプさんが言った後に「自
分達の代表曲を歌う事にいろいろと葛藤はなかったの?」という
ポンプさんの質問にこじまいづみはいろいろと葛藤があってRA
Gに初めて出演させてもらった時も別名(確かリンスだったっけ?)
で、カバー曲オンリーな形でライブをさせて貰っていたんだけど、
今では感情が1周して、そういう曲をやる時のオーディエンスの
笑顔が見れるのがとても嬉しいと言っていたので、ここで「あ〜
よかった」
をもうやるんだと思ったら、「さよなら大好きな人」
だったのでちょっと意表をつかれてしまった事は秘密です(爆)
それにしてもこの曲、久しぶりにオリジナルに近い形で聞いたと
いうより、ライブでオリジナルに近い形で聞いたのは初めてだっ
たりします。この後にポンすけの2人のいろいろな経歴を聞かせ
てもらったんですが、ただすけさんってあのTHE ALFEE
のサポートをしていた事にびっくりしてしまいました。で、サポー
ト暦は6年だそうなんですが、ライブ中いろいろとびっくりする
みたいで。ライブツアー中に結構セットリストいじってくるみた
いなんですが、それをライブ中に知ってしまう事がよくあるみた
いで、譜面を開いて”次、この曲!?”というのがよくあるみた
いで、時々キーボードスタートの曲もあっていつも緊張感を持ち
ながらライブをしていると言っていました。その後にポンプさん
に「そういう対応が出来るから6年間もサポートができている」
と。あとただすけさんは益若つばささんがやっているMilky
 Bunny
のサポートもやっているみたいです。次の曲はこじ
まいづみのリクエストだそうです。槇原敬之「hungry 
spider」
を。このMCでポンプさんがスカンチのドラマー
だった事を知った訳なんですが、この曲の編曲はポルノグラフィ
ィー
のプロデューサーをやられている本田昭光さん(ポンすけの
2人もお世話になっているみたいで)だそうなんですが、アコー
ディオンの音色がとても印象に残るアレンジだったんですが、そ
の理由はPVに出演するためだったそうで、実際にそのPVに出
演しているんですが、もしPVでアコーディオン奏者に注目がい
ったらまた違う形で本田さんは世に出たかもしれないと言った後
に、この「hungry spider」がリリースされた後、
槇原敬之は・・・。(以下自粛)この後、いろいろとポンプさん
槇原敬之に対する発言を繰り返すたびにこじまいづみが大慌て。
口元に人差し指を立てたり、「お願いだからtwitterに書
かないで」とか(爆)そしてポンプさんは発言をした後「書いた
ら殺す」という物騒な発言(爆)をしたり。ここで書ける事は
かんち
ROLLY槇原敬之は近い親戚だという事。すかんち
の1stアルバムにキーボードで参加している事。その経歴を
原敬之
的には消したい事。そしてROLLY槇原敬之は仲が良
い(その両親は”・・・”だそうで)だそうです。そんなこんな
で歌った「hungry spider」だったんですが、こじ
まいづみと合っていたと思いました。私がこの曲好き(ダークな
世界観が)な部分もあるんですが。この後に再びメドレーだそう
です。今度はQueenのメドレーだそうです。このメドレーも
ただすけさんが製作したみたいなんですが、このメドレーも非常
に大変だったそうです。で、Queenメドレーだったんですが、
分かったのは「We Will Rock You」しか分から
なかった・・・。そしてラストは「あ〜よかった」だったんです
が、この曲のイントロの時こじまいづみが「おまえら、この曲が
聞きたかったんだろ!?」的な女王様な発言がとても印象的でした。

そしてアンコール。まず登場してきたのはこじまいづみとただす
けさん。自分達の事を「花*花のMCが下手くそな方とポンすけ
のMCが下手くそな方」と言った後に、こじまいづみの2ndア
ルバム「潤」にただすけさんが楽曲提供した曲を歌うそうです。
当初はただすけさんの弾き語りアルバムに収録するための曲だっ
たみたいで。ただすけさんが作詞してくれそうな人にこじまいづ
みをピックアップして、こじまいづみに作詞を依頼→こじまいづ
みが快諾して作詞をファックスで転送→ただすけさんが3時間で
曲を作り上げるだったかな?そんな展開だったそうで。3時間で
曲を作り上げた事にこじまいづみは”天才”みたいな事を言って
いたんですが、ただすけさん的にはすべての引き出しを開けて書
いたら3時間で完成したみたいで。「閏」という曲の意味は”あ
まる”だったかな?そこからきている様で。そして歌った「閏」
だったんですが、なんか人生の哲学というかそんな印象を受けて
しまいました。「閏」を歌った後にポンプさんとおのまきこが登
場。この後にポンプさんが2人が物販の事を言っていなかった事
に対して「商売気のない2人」というコメントを残した後、花*
花・ポンすけ・それぞれのソロアルバムの紹介をした後、最後に
やる曲について。この曲は元々イーグルスの曲だそうなんですが、
カーペンダーズがカバーをやっている動画をみつけて花*花の2
人に似合いそうと思ったのでこの曲をやるみたいなんですが、歌
い出しがただすけさんなんですが、その時会場中全員笑い出すの
が凹むと発言していたのがとても印象に残ったのでどんな感じな
のかな?とちょっと思ってしまったんですが。そしてラストの曲
「Desperad」だったんですが、ただすけさんとてもソウ
ルフルな歌声だった(爆)と。私自身はけして嫌いではないと。

久々に花*花のライブを観に行った訳なんですが、こういう花*
花がゲストに招かれてみたいなライブはとても新鮮だったという
か、”ホスト:ポンすけ・ゲスト:花*花”と書けばいいのでし
ょうか?そんな印象を持ったライブでした。普段の花*花のライ
ブでは見れない2人の表情・特にこじまいづみのお守りをしなく
ていいおのまきこの自由な感じ(爆)がとても印象に残りました。
あと普段とは違う感じと言えば、カバー曲をやった事ですか。花
*花のライブではめったに見られない風景だったのでとても貴重
な体験をしたかな?と。そして自由な雰囲気ですか。ここでも書
く事が出来ない危険な発言(爆)を楽しませてもらいました。で
もなんだかんだ言って一番伝わってきたのは4人の”音を奏でる
楽しさ”ですか。そういうヴァイヴスは充分に伝わってきました。
非常に楽しいライブだったし、久しぶりに足を運んだRAGの雰
囲気も充分に堪能できたと。この組み合わせはまた観たい!!