小島麻由美            
     「On the Road」ライブレポ      
久しぶりに小島麻由美のワンマンライブを観に行ってきました。
インストアライブライブイベントでは観れたんですが、ワンマ
ンライブという事になると本当に久しぶりだなと。そしてそのワ
ンマンライブの会場は梅田クラブクアトロ。クアトロ自体行くの
が非常に久しぶりだなと。久しぶりに”我がホーム”クアトロに
行くのも非常に楽しみだった訳なんですが。         

で、この日のライブの開演時間を1時間間違えてしまって大急ぎ
で梅田クアトロに向かった訳で。で、確実に後方だから間違いな
く観にくいだろうなと思っていたら、梅田クアトロは映画館を改
装した会場だったので、後方がかなり段差があったのでとても観
やすかった!!で、ステージ上を見たらコーラスがいた事にびっ
くり!!そしてそのコーラスの方がめちゃめちゃキャバレー感強
い方だった事にさらにびっくり!!この後に小島麻由美はステー
ジの袖に行ってしまいました。この事に対してコーラスの方は「
いつもある事なんですか!?」と驚いていたんですが。そしてす
ぐにステージに戻ってきた小島麻由美はスニーカーを手に持って
きました。どうやらハイヒールが合わなかったみたいで・・・。
小島麻由美も「みんな足下とか見ないでしょ!?」と。この後に
メンバー紹介をしたんですが、コーラスの方はwack wac
k Rhythm band
のレモンさんという方みたいで。そ
れにしてもレモンさんもMCが上手いなと。これまでの小島麻由
美のバックバンドの方々が寡黙すぎたからという部分もあるんで
しょうけど。そしてベースは今回もカジヒデキが登場。なんか
ジヒデキ
がバックバンドにいるってとても不思議な気分。その後
にドラムの八馬義弘が「我々は前日から大阪に乗り込んできたん
ですが」と言ったら小島麻由美が「私だけ当日新幹線で来て申し
訳ないです」と。この後に八馬義弘がカジヒデキがソロデビュー
直後かな?にオーディエンスにぶちぎれてしまったエピソードを
暴露。で、そのぶちぎれてしまったエピソードを誰もフォローし
なかったためにカジヒデキ自身が自ら釈明するという展開に。若
かりし頃はよくある事という風な展開になった後に「セシルのブ
ルース」
なんですが、ここで私はお腹の調子が悪くなってしまっ
たので一旦トイレの方に。そして戻ってきたら「恋の極楽特急」
の終盤辺りでした。それにしても「恋の極楽特急」をやったとい
う事はライブは終盤戦!?そして次は「皆殺しのブルース」なの!?
と思ってしまった訳なんですが。という事は私開演時間どれだけ
間違えてしまったんだ!?という風なあせりを感じてしまったん
ですが。で、この後普通にMCだったのでほっとした訳なんです
が。ここでMCでPA(音響設備)を紹介させて下さいと言って
DUB MASTER Xを紹介したんですが、普通にDub 
PAの人だよね!!と思ったら、小島麻由美がMCをしている時
にリヴァーブをかけている!!で、どんなMCをしていた方とい
うと、「次の曲はどんな風に料理してくれるのか楽しみ」と言っ
ていたんですがやったのは「ブルーメロディ」を。良い具合にリ
ヴァーヴがかかっていた事が印象に残りました。この後に「赤い
帽子」
だった訳なんですが、ここで小島麻由美が歌詞を間違えて
しまうというミスを。結構小島麻由美のライブを観に行っている
訳なんですが、こういう歌詞を忘れてしまうというミスをしてし
まった小島麻由美を見たのは初めてだったのでとてもびっくりし
てしまった訳なんですが。この後に歌い直すんですがなかなかし
っくりとこず、またまたステージの袖に行ってしまう訳なんです
が。この後にレモンさんが「本日2回目なんですが」的な事を言
った後に小島麻由美が戻ったら、ティッシュを手に持ってきまし
た。それに対して驚いていたレモンさんなんですが、小島麻由美
いわくちゃんと歌わないといけないと思ったみたいで。この後に
「赤い帽子」を歌った後、MCで小島麻由美が「次の曲は長い間
来てくれているお客さんにリクエストされたのでやる曲なんです
が、”この曲嫌いなんですか!?”と聞かれたんですが別にそう
いう訳ではなく、ただ単純にお店に行くと”新しい物を注文する
か?よく食べる物を注文するか?”でいうと”よく食べるものを
注文するタイプ”なので、パターンが決まってしまっているんで
す」と言った後に、カジヒデキと八馬義弘に話しを振ったら2人
とも同意した後に「私の運命線」を。そう言えばこの曲ライブで
聞くのは初めてだった記憶が。この後にMCで小島麻由美が「私、
ライブでCDやアルバムの告知をするのが好きじゃないんですよ」
だったかな?そんな発言をした後に八馬義弘が慌ててフォローみ
たいな形をしていたんですが。そして「尊敬しているアーティス
トですみたいな事を言っている人って心の中で”ケッ”っと思っ
ているんですよ」的な事を言ったら、八馬義弘とレモンさんが「
誰か嫌いな人がいるんですか!?」的な突っ込みを。この突っ込
みをされた後、小島麻由美がとても戸惑うみたいな感じになった
後に小島麻由美がバックメンバーに早くステージから立ち去って
みたいな事を言った後に、ステージ上はギターの塚本功さんだけ
に。そしてやった曲は「水曜日の朝」を。塚本さんのギター1本
だけでも充分に成立させている所に、小島麻由美の歌唱力の凄さ
に改めて脱帽してしまった訳なんですが。この後にカジヒデキ
サックスの上野まことさんがステージに戻ってきて「あの娘があ
ぶないよ」
を。そう言えばこの曲もライブで聞くのは初めての様
な気がする。「あの娘があぶないよ」を歌い終わった後、残りの
バンドメンバーも登場。ここでオーディエンスがカジヒデキに対
して何か突っ込んだ様で、小島麻由美が「大阪の人って面白いね」
と言ったら、どうやらその突っ込んだ方は埼玉から来られたみた
いで。小島麻由美はとてもびっくりしていました。この後に小島
麻由美が「大阪から来られた方?」と問いかけたら、半数以上が
大阪から。というよりそれが当たり前なんですが。その後に八馬
義弘が「大阪の人は関西弁を見極める」という発言が。関西以外
の人が使う関西弁を冷たい反応をするという発言をしていたんで
すが、確かにそれは合っているなと。この後に八馬義弘が関西弁
を使ったフレーズを言うんですが冷めた空気に・・・。そんなM
Cの後に「路上」に収録されている曲を畳み掛ける様にしてやる
るんですが、かつてのグループサウンズ感というかレトロなロッ
ク調というかそんな物を感じます。あとはバックのグルーヴ感が
凄まじすぎるなと。八馬義弘のドラミングを見ているとアヒトイ
ナザワ
を思い出してしまいました。この後にMCを入れてひと呼
吸をおいた後、「路上」の収録曲の中で1番好きな「あなたはユー・
わたしはミー」
をやった後に「蛇むすめ」「茶色の小瓶」とさら
に盛り上がる曲をやった後に、MCで今日来場してくれた事にお
礼を言った後「ひまわり」を。小島麻由美のライブのラストの曲
と言えば、この曲だなと認識してしまいました。       

そしてアンコールは「結婚相談所」を。かつてのワンマンライブ
では、アンコールに応えない小島麻由美だったんですが、どこで
心境が変わったんだろうと。それはとても嬉しい心境の変化なん
ですけどね。                       

久しぶりの小島麻由美のワンマンライブ。1番最初にびっくりし
た事はコーラスの存在ですか。良い意味なのか悪い意味になるの
か分からないけど、ステージ上がキャバレー感溢れる印象を受け
ました。あとは「路上」で収録されている曲が本来小島麻由美が
やりたかった音楽だったのかな?なんて今更ながら思う訳でもあ
り。これはドラムがASACHANG→八馬義弘に変更になった
という部分もあるとは思うんですが。どういうジャンルの音楽を
やるにしても、軸となる”小島麻由美の信念”さえ変わっていな
ければO.Kだと思っているので。久しぶりに小島麻由美を存分
に堪能できたと思っているだけに、最初からライブを観れなかっ
たというのが非常に残念であり・・・。