岡村靖幸             
2017 SPRINGツアー「ROMANCE」ライブレポ 
久しぶりに岡村靖幸のライブを観に行きました。岡村ちゃんとD
ATEをするのは2年前のフェスティバルホール以来ですか。去
年は12年ぶりにアルバム「幸福」がリリースされた訳なんです
が。12年間のうち約半分はお務めを立派に果たしていたのは内
緒(爆)な訳なんですが。そのライブツアーを観に行く事ができ
なかったのは非常に残念だった訳でもあり・・・。それ以上に岡
村ちゃんとDATEが出来るというのが非常に嬉しくもあり楽し
くもある訳なんですが。                  

Zeep Numbaに着いたのが本当にぎりぎりだったので、
急いでライブフロアに行ったんですが、まだ始まっていなかった
事に胸を思わず撫で下ろしてしまった訳なんですが。しばらくす
ると開演時間が過ぎていたんでしょうね。オーディエンスが手拍
子をして岡村ちゃんの登場を待ちわびています。そしてようやく
登場してきた岡村ちゃん。私にとって久しぶりの岡村ちゃんとの
DATE1曲目は「聖書」だったんですが、なんか岡村ちゃんの
歌声がハスキーな様に聞こえるのは気のせいなんでしょうか?そ
れ以上に岡村ちゃんの体型が痩せている気がするのは私だけなん
でしょうか?2曲目は「彼氏になって優しくなって」なんですが、
ここでダンサーが登場したんですが、なんか今回のダンサーのダ
ンスがちょっと微妙だなと思ってしまったのは私だけなんでしょ
うか?なんかダンスのキレがちょっと・・・。そして「ぷーしゃ
かLOOP」
はこれオリジナルともアルバムに収録されているの
ともまた違ったアレンジになっている気がします。そしてここで
ふとギターの方を見ると、いつもサポートしている方と違う気が?
この後の曲、岡村ちゃんの曲じゃないと分かったんですが、これ
岡村ちゃんが楽曲提供、プロデュースした曲でもないと感じてし
まったんですが、果たしてこの曲は?この後に「うちあわせ」
すか。この曲をライブで聞いたのは初めてだったんですが、80
年代を彷彿とさせるサウンドがとても印象的です。その後に「カ
ルアミルク」
なんですが、しっかりと声が出ている以上に高音が
しっかりと出せているなと。岡村ちゃんもしっかりとボイストレー
ニングしているのかな?と思ってしまったんですが。最後のアウ
トロで岡村ちゃんが大阪のオーディエンスに対して挨拶と愛をぶ
ちまけているのがとても印象に残りました。この後に「できるだ
け純情でいたい」
だったんですが、岡村ちゃんのもう1つの特徴
であるセクシーというかエロスというか、そんな物を感じてしま
ったんですが。タイトルとは裏腹に。            

「できるだけ純情でいたい」を歌い終わった後、岡村ちゃんは衣
装チェンジ。その間バックバンドがインストナンバーを弾くんで
すが、相変わらずバックバンドのメンバーのスキルが高いなと。
ここでもギターの方を見るんですが、やはりいつもサポートをし
ている方とは違うなと。                  

衣装チェンジを終えた岡村ちゃんが再び登場。衣装チェンジした
と言ってもスーツの下のYシャツを変えただけなんですけどね。
そして衣装チェンジ後の1曲目は”なんだこの曲は!?”と思っ
てしまったんですが。歌詞を聞いたら「モンキー5」ですか。原
曲とはえらいアレンジが変わってしまったなと思ってしまった訳
なんですが。この後にロック調な「ヘアー」の後に、ホーン隊が
クリスマスソングを奏でる訳なんですが、(何の曲かは全然分か
りませんでした)そのサウンドに乗せて「Dog Days」
ゃないですか!!この後ずっと「Dog Days」を歌い続け
るのかな?と思ったら、「ラブタンバリン」ですか。そしてサビ
の部分でオリジナルサウンドになったんですが、多幸感溢れるサ
ウンドがいいですね!!次の曲が「どぉなっちゃってんだろ」
んですが、この曲もアレンジがもはやオリジナルとは違って最先
端のクラブサウンドみたいだなと。そして次の曲が「イケナイコ
トカイ」
だったんですが、この日のライブで1番良かったのがこ
の曲でした。「カルアミルク」の時にも感じたんですが、しっか
りと高音が出ているじゃないですか!!それ以上にですねバック
バンドのコーラスワークが素敵でした!!「イケナイコトカイ」
が終わった後、ステージ上が暗転になったので”ここで白石さん
のMCが始まるんだな”と。「Out of Blue」のBG
Mがいい感じだなと思ったら、次の瞬間「Out of Blu
e」
が始まったじゃないですか!!この日のライブで1番びっく
りしてしまったのがここでした!!”「Out of Blue」
ラストにやらないの!?”と。”という事はラストの曲は何をや
るんだ!?”とも思ってしまった訳なんですが。そんな「Out
 of Blue」
が終わった後に、ここでマニュピュレータの
白石さんによるMC。”白石さんのMC久しぶりだな〜”と思い
ながら聞いていた訳なんですが。そして白石さんのMCなんです
が、岡村ちゃんのYシャツがセクシーから始まり、Yシャツのボ
タンを引きちぎったらセクシーなんだろうなという話をしたらオー
ディエンスが白石さんにそれを要求。困った白石さんがベースの
横倉和夫さんに助けを求めて、代わりに横倉さんがYシャツのボ
タンを引きちぎってくれないか!?という提案をするんですが、
横倉さんはとても困っている様子。そんな要求を横倉さんが振り
切った後にメンバー紹介なんですが、やはりギターの人が違うと
この時確信を持ちました。そしてオーディエンス全員でボーカル
の所で岡村ちゃんの名前を呼んだ後、「あの娘、僕がロングシュー
ト決めたらどんな顔するだろう」
をやったんですが、改めてこの
曲がとても大好きだなと思ってしまった訳なんですが。本編ラス
トが「だいすき」この多幸感溢れるサウンドに乗せて岡村ちゃん
の歌声を聞くととても幸せな気持ちになります。       

アンコールの手拍子に応えて再び岡村ちゃんが登場。そしてアン
コールの1曲目なんですが、この曲も本編の序盤で思ったのと同
じ様に初めて聞いた曲なんですが、岡村ちゃんの歌詞ではないな
と思ったんですが。2曲目は「いじわる」なんですが、めちゃめ
ちゃ卑猥というかエロスを感じてしまった訳なんですが。そして
「ペンション」なんですが、「カルアミルク」「イケナイコトカ
イ」
でも思った事なんですが、この日の岡村ちゃんはバラードが
神がかっているとでも書けば正解なんでしょうか?神々しい!!
この後に白石さんのMCで裏方のスタッフさんと共に物販の宣伝
をしていたんですが、ここでも白石さんは非常に面白いなと。こ
の後に横倉さんに次の曲の紹介を託すんですが、横倉さんが「ラ
イブをどうやって楽しむかは”自分次第だぜ”」と言った後に
SUPER GIRL」
なんですが、岡村ちゃんが間奏でのソロ
のダンスパートで2回も側転をみせてくれた事に感動してしまい
ました!!                        

「SUPER GIRL」が終わった後、再アンコールを求めて
手拍子が鳴るんですが、いつもだったらステージ前方にキーボー
ドが設置されるはずなんですが、その様子がない。今回はステー
ジ上にキーボードが設置されていてそこで弾き語りをするもんだ
と思っていたら・・・。                  

あら、今回はアコースティックギターの弾き語りですか?最初は
洋楽のカバーから「アベマリア」ですか。そして「Lion H
eart」
はライブで聞いたのってもしかして初めて?岡村ちゃ
んのアコギ1本で聞けるのってとても貴重かな?で、「愛はおし
ゃれじゃない」
という流れなんですが、この曲は初めて聞いた時
から80年代を彷彿とさせる色合いがとても印象的なんですが。
それ以上にこの曲の作詞をしたBase Ball Bearの
小出祐介さん
に対して「ありがとう」の5文字しかないんですね!!
それにしても”ライブのラストを飾る位置にまでやってきたか”
と思ったら、まだ続きがあった様で、ここから「ビバナミダ」
すか。80年代から一気に2017年の最先端モードに強引に連
れてこられてしまった訳なんですが。それにしてもこの曲をラス
トに持ってきたというのは結構挑戦的だなと思ってしまいました。

この日のライブで1番びっくりしたのは「Out of Blu
e」
を本編でやってきた事でしょうか?この曲をやった時、”ラ
イブのラストはどの曲で締めるんだ!?”と普通に思ってしまっ
たので。「フレッシュボーイ」ツアーからずっとこの曲がライブ
の最後を飾ってきた(はず)ので、どうやって締めるんだろう!?
とずっと思いながらライブを堪能していた訳なんですが。あとは
声量&高音がしっかりとでる様になった所ですか。その軸がしっ
かりしてきたからこそ、岡村ちゃんの魅力の1つでもある卑猥さ
が前に出てくる様になったかな?なんて思った訳なんですが。そ
してサウンドだけで80年代と現在を行き来する事が出来る数少
ない1人が岡村ちゃんなのかな?なんて思ったりした訳なんです
が。普通に何回もライブ会場でタイムスリップしてしまったのは
私だけなんでしょうか?最後にですね、久しぶりに観た岡村ちゃ
んのライブ、進化そして深化していっているなと思いました。次
は絶対に短いスパンでライブを観に行きたいと思います。