「大阪百歌Vol.7」ライブレポ       
今年も、大阪百歌の季節がやってきました!!最初の頃は、半年
に一度くらいの割合で、”百歌ツアー”なるものをやっていたん
だけど、ここ、2、3年くらいから、1年に1回しか、こっちに
来てくれなくなってしまいました・・・。それでも来てくれた事
に感謝!!なんですが。ちなみに今年は、女3人だけのライブ。
3人だけで百歌というのは、3人のうち2人が、トークが長いか
らなのかな?と、思ってしまった訳なんですが・・・。    

トップバッターは、奥井亜紀。1番最初に歌ったのは、「花冠」
という曲。少し切ない感じの曲でした。その後のMCで、OSA
KA MUSEの下の洋服屋さんで服を買い、その衣装を来て、
ライブをやっているとの事。あと、お昼にうどんを食べに行った
時、たまたま近くの席が新婚さんで、その時の新婦さんの食べ方、
仕種がとても可愛らしかった。と、かなりの嫉妬心を抱いていた
かの様な言い方をしていた事に、ちょっと切ないものを感じてし
まいました。その後、この話しのオチで、「その近くで、カレー
うどんを口を汚しながら食べているのが、私らしい」と、言って
いましたけど。2曲目は、大学時代、目で見た、肌で感じた風景
を曲にした「風紋」という曲。3曲目は、奥井亜紀にしては、情
念的というか、えらい激しい曲。アコギを弾いている宮脇さんの
演奏も、とても激しかったし。どうして激しい曲になったかとい
うと、この曲は、不倫をテーマにしたみたいで・・・。今回は、
大阪に車で来たみたいで、その時見た景色は、桜がとてもきれい
だったっと。次の曲は「目黒川」という曲で、その昔、目黒川の
近くに住んでいて、桜がとてもきれいだった。と、言っていた様
な気がします。で、「目黒川」という曲は、目黒川が見える景色
に住んでいる2人が、いろんな出来事を重ねていって、愛が深ま
っていく。という様な感じの曲に思いました。この曲は、実際の
出来事に基づいて歌詞を書いたのかな?「WIN WIN WI
ND」
MCでの発言を聞くと、どうやら久しぶりにライブで歌っ
たみたいで。一言で言えば、ここ最近、個人的に再ブレイクし始
めている、王道のGIRLPOP。といった感じの曲。この曲を
歌っている時が、1番いきいきしていました。奥井亜紀特有の、
っと言った方がいいのかな?オーバーアクションが飛び出してい
たし。そして「cyclong」という曲。この「cyclon
g」
という曲は、こないだ?リリースされたアルバムのタイトル
にもなっているみたいで。ちなみに、フライヤーには、「cyc
long」
のライナーノーツがあるから、これを読んで買ってく
れたら嬉しい。と、秘かにセールストークをしていた様な?次の
曲は、インターネットの掲示板で、”どの曲を歌って欲しいか?”
と、リクエストを募集した曲らしいです。「Candy Pod」
この曲を歌う前、”人は、何か困った時、飴ちゃんひと粒でもあ
ったら、がんばれるんじゃないのか?”みたいな説明があったか
ら、元気系、もしくは励まし系GIRLPOPみたいな曲なんだ
ろうな?と、思っていたら、ちょっと切ない感じがしました。ラ
ストの曲は、いつか結婚をテーマにした曲を書きたいと思いなが
ら10年が経ってしまった。と、言っていた記憶が・・・。友達
が結婚するみたいなので、それがきっかけで書いたとか。ちなみ
にタイトルは、フライヤーに載せていた言葉から拝借したみたい
です。「愛する人の名を呼ぶために」愛する人の名を呼ぶまでの、
そこにいたるまでの出来事、心情を歌っている感じがしました。
個人的には、ウエディングソングにしては、ちょっと重いかな?

この後、ドリンクカウンターに行って、ZIMAを頼み、飲んで
いたんだけど、(今回の百歌は、思っていた以上に椅子があり、
上手い事椅子をGET!!したので、席もある事だし、アルコー
ル飲みながら、ライブを楽しもうと思ったので)これが大失敗・
・・。ここに来る前に、浪速餃子スタジアムという所で、ビール
を1杯飲んだ。というのもあるんだろうけど、見事に酔ってしま
いました。こっからは、かなりあやふやなライブレポになると思
います。(奥井亜紀の所でも、すでにあやふやな様な?)   

2番手は橘いずみ。全体的にしっとりとした、ブルース調な曲を
中心にしたライブでした。個人的には、もっとロックな感じのが
聞きたかったんだけど・・・。その分、MCの内容がとてもロッ
クだった。このライブの何日か前に、バイクでツーリングをして
いたらしく、(確か奈良県か、三重県あたりまで)走行距離は2
000キロだったとか。で、その途中、道に迷ったとかで、田舎
道を脱出するために激走していたんだけど、だんだんと、道の幅
が狭くなっていき、気がついたら山の崖崩れ注意の立ち入り禁止
の所に入っていたとか・・・。どうやら、立ち入り禁止の柵?に
気がつかずに走っていたみたいで・・・。めちゃめちゃロック(
と、いうより、危険なんだけど・・・。)な走り!!ところで、
去年のMINAMI WHEELで、春にはアルバムをリリース
する。と言っていたのは、結局どうなったのだろうか?(気がつ
いていないうちに、アナウンスしたのかもしれないけど・・・。)

ラストは、篠原美也子。「春の歌」を歌った後に、去年の大阪百
について語っていました。なんでも、去年の大阪百歌は、1時
間50分押し!!8時すぎに出番だったはずの姐さんが、10時
すぎだったのにはびっくりしてしまった!!と、ご発言が。(そ
う言えば、去年の百歌の帰りの電車は終電だった様な?)とにか
く、時間配分を忘れてしまうほど、大阪でのライブは盛り上がる
みたいです。今回のライブの内容は、4/27にリリースされる
オリジナルアルバムの「us」今までの曲をセルフカバーしたア
ルバム「harf moon」の収録曲をやるみたいです。披露
された曲は、確か、「アスピリン」「HOPE」「流星の日」「
Journey」
だったかな?ちなみに「流星の日」は、3年ぐ
らい前に大阪でワンマンをした後に、獅子座流星群を見に六甲山
へ行った時、その獅子座流星群のあまりの美しさに感銘を受けて
書いた曲らしいです。今回の篠原美也子のライブ、いつもなら、
空間を支配するかの様な歌い方をしているんだけど、愛をテーマ
にした曲ばかり歌っていたからなのか、いつもの様な情念ぽい感
じではなく、穏やかというか、優しさというか、そんな風な歌い
方をしている感じがしました。そのおかげで、とても心地良い気
分になり、うとうとしてしまったんですが・・・。(アルコール
が入っていたとはいえ、こんな風になったのは初めて)最後の方
は、眠気との戦いになってしまいました・・・。       

しばらくして、その眠気がスパっと醒めてしまうんですが・・・。
篠原美也子のライブが終わったんだ。と思ったら、(なんとなく
ですが・・・。)篠原美也子が、奥井亜紀と橘いずみをステージ
に呼んだではないですか!!てっきりこれで、ライブが終わるも
のだと思っていたので・・・。そして、ステージには3人が椅子
に座り、最初、何するのかな〜?と思っていたら、篠原美也子と
奥井亜紀のマシンガントークショーが。トークが冴えまくってい
る!!そして、橘いずみは聞き役に。篠原美也子が、「いずみち
ゃんは、いつも話しを聞いてばっかり。もぉー、とても聞き上手」
という発言に対して「普段は、もっとしゃべるんですけどね〜」
という発言が。あの2人相手だったら、聞き役に回らざるをえな
いんでしょうけど。どうして、この3人がステージにいるかとい
うと、このライブイベントにのぞむ前に、3人で何かやろうと決
めていたみたいで。で、それを、篠原美也子の家で考えていたら、
いつの間にか、話しこんでしまい、結局は、それぞれの曲を歌う、
という事になったみたいで。まず1番最初は、奥井亜紀の「DE
NIMUM」
1番を橘いずみが歌っていたんだけど、人によって
歌い方が違うからか、曲の印象が、がらりと変わるとこが、とて
も印象的でした。次は、橘いずみの「window」この曲を歌
い終わった後の感想で、奥井亜紀と篠原美也子が、「サビの英語
の部分、歌っていてとても気持ち良かった!!」と。なんでも、
奥井亜紀と篠原美也子の歌詞には、英語の部分があんまりないみ
たいで、(そう言えば、今まで百歌で聞いた中では、ほとんどな
かった様な?)ラストは、篠原美也子の「Dear」歌を歌って
いない間の仕種が、人それぞれだな〜。と、思いながら見ていま
した。橘いずみは、しんみりと他の2人の歌を聞き入っている感
じで、奥井亜紀は、自分の出番じゃない時は、オーディエンスと
一緒に口ずさんでいました。3曲ともそうだったんだけど、サビ
の部分のコーラスワークがとても良かった!!短期間で合わせた
とは思えないくらいに。                  

これで、今日のライブは終わったな〜。と思ったら、まさかのア
ンコールを求める拍手が!!もう客電ついてるし、音楽も流れて
きているからアンコールには応えないだろう。って言うより、今
まで百歌でアンコールはなかったはずなので、やっても無駄だと
思ったんだけど、せっかくなので手を叩いてみる事に。すると、
どうでしょう、再び3人が登場してきたじゃないですか!!で、
何をするのか?と、思っていたら、アンコール用の曲は用意して
いなかったみたいで・・・。(篠原姐さんいわく、”アンコール
の拍手されたら、うちらも芸人なんで”らしく)どうするんだろ
う?と思って見ていたら、何故か、童謡の「春のうた」を歌う事
になったみたいで・・・。そこで篠原姐さんの爆弾発言が。「童
謡って、メロディーが貧弱すぎる」それが起爆剤になって、篠原
姐さんと、奥井亜紀の毒舌合戦が繰り広げられた様な?で、結局
は、もう一度「Dear」を歌う事に。最後は、かなりドタバタ
したけれど、とても嬉しいサプライズでした。        

今回の百歌、出演者が3人だったからか、私が見てきた中で1番
濃厚な百歌でした。3人でセッションしたり、まさかのアンコー
ルがあったり。ただ、個人的には、途中ZIMAを飲んでから、
記憶があいまいになってしまったのが、とても反省すべき点なん
ですが・・・。(まさか酔ってしまうとは)次から、気をつけた
いと思います。あと、気になった事は、橘いずみのニューアルバ
ムは、いつリリースされるんだ?ってとこでしょうか?確か去年
の百歌
では、夏にはリリース。MINAMI WHEELでは、
春にはリリースと言っていたので。最後に、次の百歌(半年後か
1年後か分からないけど)では、いしのだなつよ改め石野田奈津
のライブが見たいです。