久々にwyolicaのライブに行ってきました。ベストアルバ
ムリリース後、azumiはソロ活動、so−toは作品提供を
していたんですが。それにしても、azumiは3枚シングルリ
リースしたから、後は1枚ソロアルバムをリリース。東名阪ライ
ブツアー(プラス札幌 or 福岡)で、ソロ活動休止。wyo
lica活動再開だと思っていたんですが。ソロ活動、中途半端
な終わり方かな?今日のライブは、ライブフロアに椅子を出して
やるみたいで。BIG CATでこういう形式のライブは8年前
の加藤いづみ以来ですか・・・。思えば遠くへ来たものだ。
チケットチェック&ドリンクチケットをもらい、ライブフロアに
入ろうとしたら、このライブ限定のカクテルがあるみたいで。a
zumi考案の「ティフィムベリー」(紅茶のリキュール+トニ
ックウォーター+ベリー系のジュースかな?)と、so−to考
案の「テキーラパイン」(テキーラ+パインジュース)の2種類。
azumi考案のティフィムベリーの方が美味しそうだったので、
ティフィムベリーの方を頂きました。非常に飲みやすかったです!!
ライブフロアの方に入ると、見事なまでに”椅子、椅子、椅子”
が出ています。8年前来た時は、後方の部分は高くなっていた記
憶があるんですが?そしてステージ上には、椅子とソファーが1
つづつ。このライブは2人だけでやるんですか。
久しぶりのwyolicaのライブ。1曲目は「空と雲」なんか
azumiの歌声が力強い感じがするのは気のせいかな?それに
しても、目の前に譜面を置いているのにも関わらず、2番のサビ
の部分と、最後の方かな?歌詞が飛んでいってしまったのには、
ちょっとびっくりしてしまいました・・・。終わった後、azu
miは「ごめん」と言っていましたが。2曲目は「One Wi
sh」ちょっと音程のキーが低かった様な気がしたんですが。こ
こでMC。大阪でのライブって2年ぶりだったんですね。私は3
年ぶりだと思っていました。その後、ベストアルバムリリース後
の2人の活動について説明していました。azumiはソロ活動。
(シングル3枚。アルバムリリースするものだと思っていたら、
リリースしないんですか?楽しみにしていたのに)so−toは
作品提供。(asの「帰り道」あと、柴崎コウにも提供したみた
いで)で、wyolicaを再開するにあたって、まずは原点に
戻って、歌声とアコースティックギターとメロディーだけのライ
ブを皆さんに聞いていただこうと。あと、新曲も披露しようかと。
その後「もしも」azumiの歌声と、so−toの優しく柔ら
かいアコースティックギターの音色に酔わされてしまいました。
そして、私がwyolicaで1番好きな曲「ありがとう」バン
ド形態でもとても良いんだけど、2人だけでやると、より歌詞の
世界に入っていける感じがします。azumiが作詞した中では、
ダントツの出来でしょう!!そして「キスの温度」「Folky
Soul」に収録されているバージョンはパイプオルガンの音
色に乗せて歌っているんだけど、アコースティックギターの音色
に乗せて歌っているのを聞いたのはこれが初めて。アコースティ
ックギターとはまた違った世界が作り出されていました。その後
のMCで「この3曲は、リクエストの上位に入る曲なんですよ」
と。そりゃ〜、そうだろうなと。それにしても、「もしも」「あ
りがとう」の連発はちょっと反則かな?Dubとは違った感じで
脳を揺さぶられてしまいました。その後、このライブは2部構成
で次にやる新曲とカバー曲で1部ラストだという事を言った後、
新曲「星」をやろうとしたら、ちょうど2人のオーディエンスが
ライブフロアに入ってきたみたいで。azumiは、その人達の
着席を待ってから歌おうとしたら、女性2人のオーディエンスか
ら、「結婚おめでとう」と。それを聞いた瞬間、azumiは椅
子にもたれかかる様にガクッと。どうやら人前でこういう事を発
表するのは恥ずかしいみたいで。(とても分かります)避けてい
たみたいですが。その後、so−toの入籍届けを提出したのは
2000年1/1だったというちょっとした話しを。(山田邦子
と同じ日だと自慢していました)その後azumiに「さすがに
もう新婚気分じゃないでしょ?」と突っ込まれたら「まだまだ新
婚です」とso−toさん。azumiはちょっと引いていまし
たが・・・。新曲の「星」星を見ながら、終わってしまった恋を
振り返っている感じの曲の様に聞こえました。1部最後の「Ti
me After Time」今日のライブで1番印象に残った
曲でした。azumiの歌声も「Who said”la la
...?」を彷佛とさせる様なキュートでインパクトがある歌声。
そしてwyolicaのライブはどちらかと言えば、まったりと
した、もしくは曲(歌詞)の世界に酔わせる感じなんですが、こ
の「Time After Time」は、切迫感溢れるという
か、とても緊張感漂う感じになっていたのが非常に印象に残りま
した。(まさかwyolicaのライブでこういう風な印象を持
ってしまうとは)
ここで15分の休憩。その間にドリンクカウンターに行き、so
−to考案の「テキーラパイン」を。もうちょっときついお酒か
な?と思ったら、意外と飲みやすかったです。2部が開始される
直前にwyolicaの2人からのアナウンスが。こういうサー
ビスもしてくれるんですね。そんなイメージがなかったのでとて
も意外でした。
第2部は、サポートにパーカッションの大儀見元さんを入れての
編成。1曲目は「unchained Blues」2曲目が「
スパークル」やはりパーカッションが入るだけでも音の質感、雰
囲気が違ってきます。その後のMCで、azumiがwyoli
caとしては2年ぶりのライブだけど、私個人としてはソロでイ
ベントに出演したと。1つはソロアーティストazumiとして
イベントに出演。その時はコーラスとダンサーの方を連れてライ
ブをしたんだけど、その時思った感想は「踊りながら歌うのって
大変」だと。あと、年も年なんでペースを考えてライブをしなけ
ればと。もう1つは作詞家の森雪之丞さんの歌詞の世界を具現化
した舞台でポエトリーリーディングをしたみたいで。その演出を
岸谷五朗さんが担当していたみたいなんだけど、とても大変だっ
たみたいです。踊ったり転げ回ったりしなければいけない所が。
その後、この舞台観に来た人。とazumiが挙手を求めたら、
少しだけ手が挙がっていました・・・。その後、高校野球ネタを。
azumiさんは北海道出身だからか、東京でとてもアウェー感
を感じたみたいで。早稲田実業の斉藤選手の『ハンカチ王子』ブ
ームが相当気に入らなかったみたいです。その後、「うちの田中
(駒大苫小牧)もよくやった」と。駒大苫小牧の3連覇がなくな
ってしまった後、しばらくいらだっていたみたいで。そして、s
o−toさんのMC。この夏、「夢人島フェス」に出演した事に
ふれ、「いつか6万人の前でライブがしたい」と。そうするには、
売れなければいけない。売れるためにはどうしたらいいか?so
−toさんはwyolicaが売れるコツを掴んだみたいです。
今までwyolicaの曲は”内へ内へ”というタイプの曲が多
かったけれど、それを”外へ外へ”向かう曲を作ればいいと。個
人的に期待大ですよ!!so−toさんの発言に。そして次の2
曲は、wyolicaのc/w曲をやるみたいで。wyolic
aの2人はc/w曲で気に入っている曲が多いみたいです。まず
1曲目は「スパークル」のc/w曲「flower flowe
r」この曲、ライブで一度聞いてみたいなと思っていたんです!!
CDで聞いた時はR&Bという感じだったのが、この日聞いた印
象はえらいブルージーな感じがしました。もう1曲は「愛をうた
え」のc/w曲「Goodbye Summer」今日のライブ
で聞いた曲の中で、1番聞けて嬉しかったのがこの「Goodb
ye Summer」でした。サビの部分は思わず、声がでない
様に口ずさんでしまったし。その後、azumiが「この2曲知
っている人?」と、挙手する様求めたら微妙な数だったみたいで。
次の曲はazumiはシンセサイザーかな?それを弾きながら歌
うみたいです。曲は「カレイドスコープ」この曲は2年前聞いた
時にも感じた事なんですが、so−to作曲には思えないんです
よね。so−toにしてはサビがキャッチーすぎる気が?(これ
でso−toが作曲だったら、私はぶったまげてしまいます)そ
して「cycle」「愛をうたえ」「風をあつめて」久しぶりに
聞く、wyolica必殺のアップテンポチューンコンボ!!や
っぱり私って「愛をうたえ」が好きな人間だなと思ってしまいま
した。
アンコール1曲目は、「秋」(仮)という曲を。この曲はこのラ
イブツアーの東京公演が始まる直前にazumiが歌詞を書き上
げたみたいです。ちなみに曲の方は前からあったみたいで。歌詞
ははっきり言って、秋とはまったく関係ないんだけど。個人的に、
この曲はもしかしたら名曲になる予感がしました。azumi作
詞の場合は、はっきり言って「場外ホームランかボテボテのピッ
チャーゴロ」のどちらかだと思うんですが、(あくまで私の感性
では。ちなみに場外ホームランは”ありがとう””もしも”)こ
れは場外ホームラン級な感じがするんですが?azumiの歌詞
は、きちんと物語を作って完結させている感じがするんで、so
−toの書くメロディーと相性が合わなければ・・・。になって
しまうんですが。この日最後の曲は、azumiが「よければ皆
さんも歌ってください」と言った後に「さあいこう」azumi
の歌声よりも、so−toと大儀見元さんのコーラスワークの方
に心を奪われてしまいました。
久しぶりのwyolicaのライブ。そう言えば「悲しいわがま
ま」「忘れそう」やらなかったな。と気付いたのは、このライブ
レポを書いている時。いつ行ってもクオリティーの高いライブを
やっている様に思います。今日のライブで印象に残った曲は、「
Time After Time」で、wyolicaから切迫
感を感じてしまった事。あと「flower flower」w
yolicaのアップテンポチューンの仲間入りをしそうだなと。
あと、「秋」(仮)は、名曲の予感がします。ステージを去る時、
azumiが「近々また会いましょう」と言ったから、”あれ、
フライヤーにはVol.3は東京だけのはずでは?”と思ったら、
ライブイベントに出演するんですね。これはちょっと意外!!私
の記憶ではwyolicaがライブイベントに出演した(関西で)
のは、Live Junction(倖田來未も出演した時の)
と、Steady&co.のリリースパーティーぐらいでは?ラ
イブイベントに出演する時のwyolicaはどういう形態で(
多分、今日の第1部と同じなんだろうな)ライブをするのか?ち
ょっと楽しみ!!最後に、どんなにいろんな事、違うフィールド
に挑戦しても、きちっと戻れる所があるアーティストは生命力が
強いな。と思ってしまいました。(これは私がアコースティック
好きだからというのもあるんだろうけど。少ない音色でどれだけ
歌詞の世界を表現できる人が、私は歌が上手い人だと思っている
ので)
wyolica
”yet to be” presents
「Folky Soul Night vol.2」ライブレポ
”yet to be” presents
「Folky Soul Night vol.2」ライブレポ