朝日美穂ニューアルバム         
 「Classics」レコ発ライブ 〜神戸編〜ライブレポ 
朝日美穂のセルフカバーアルバム「Classics」のレコ発
ライブを観に行きました。場所は神戸 BACK BEAT。ま
さか1年で2回行くとは思ってもみませんでした。というより、
朝日ちゃんがソロ名義でアルバムをリリースするとは・・・。今
年はミホミホマコトで打止めかな?と思っていたので。リリース
してくれたのは非常に嬉しいんですけどね。         

1番最初に登場してきたのはミチコ。1曲目を聞いた時、”この
人、とても歌が上手い!!”と思いました。空間を支配するかの
様な歌い方。と言えばいいんでしょうか?篠原美也子を彷佛とさ
せる様な感じ。ミチコは、現役の大学生(音大でクラシックを専
攻しているみたいです)で、今年の4月から音楽活動をされてい
るみたいです。当初は本名で音楽活動をしたかったみたいだけど、
本名が某オーロラ輝子さんと同じだから断念したみたいで。ちな
みにミチコの漢字は結構変わった漢字みたいです。で、今日は大
学の文化祭があり行けなくて残念だと。(”あるある探検隊”で
お馴染みのレギュラーが来ているみたいで)レギュラーよりも私
の方が面白いと言っていました。この後「君と居る夜」「Oh 
Happy Birthday」「言葉の魔法」
の3曲をやった
んだけど、情感たっぷりと言えばいいんでしょうか?とてもソウ
ルフルに歌っている様に見えました。あと、歌詞の世界が全体的
に切ない感じがしました。歌詞の内容が常に”if”がついてい
る感じが?ラストは、神戸 BACK BEATのオムニバスC
D集「DIFFER POP II」 に収録されている「いつまで
も」
という曲。それまでの3曲が切ない感じだとしたら、この曲
は力強さみたいな物を感じました。             

2番目に登場してきたのは植田謙太。植田謙太が登場してきた時、
出囃子が鳴っていた事に驚いてしまいました。この前行った時
そんなもの鳴っていなかった記憶が。植田謙太の服装がえらいハ
ワイアンな感じだったので、ハワイアンな感じの事をする人なの
かな?と思ったら、1曲目はフォーキーというか、ブルージーと
いうか。2曲目以降は完全にプルースでしたが。植田謙太のブルー
スは、日常のささいな出来事を見事に描いていた様な感じがしま
した。そして植田謙太のブルースギター、めちゃめちゃ渋い!!
音に酔いしれてしまいました。あとMCがとても面白かった!!
植田謙太のお父さんについての事が。ここでは自粛しますが。(
とてもじゃないけど、ここでは書けない)ブルースやっている人
って、MC上手な人が多いイメージがあるんですが、まさしくそ
の通りでした。                      

3番目に登場したのは、ぱぱぼっくす。ベースレスの3ピース紅
一点バンドです。ジャンルはポップロックと言えばいいんでしょ
うか?聞いていて非常に心地良いです。あとVo.の歌声がNH
Kの歌のお姉さん
を彷佛とさせる様な、とてもさわやかで透き通
っている所も。歌声がそういう感じなだけに、MCの方もそうい
う感じなのかな?と思っていたら、えらいはんなりとしたしゃべ
り方。というより、話しの内容がグダグダ。京都出身の方なのか
な?と思ったら、今は神戸に住まわれているみたいで。12月に
梅田HARD RAINでライブをやるみたいなんですが、そこ
について、かなりの毒舌を吐いていたのがとても印象的でした。
あと、ギターの人が作成したフリーペーパー、新しいバンドにつ
いても。仲が良いから言える事もあるとは思うんですが。でも、
歌声は本当に良いと思いました。              

今夜の主役です、朝日美穂。今日も打ち込みを使ってのキーボー
ドでの弾き語り。1曲目は「バスタムライムス」2曲目は「ムー
ンライトシンフォニー」
今日の朝日ちゃんの歌声はとても神々し
い感じがします。ここで「Classics」をリリースした経
緯について。メジャー時代にリリースしたアルバム(”Thri
ll march
””ONION”)が廃盤になってしまったの
で、昔の曲を残したい、聞いてもらいたいという思いがあったの
で、セルフカバーアルバムをリリースしたみたいです。3曲目は
「日蝕」最初音楽雑誌で、この曲はジャズテイストという記事が
載っていたのを読んだ時、最初「エンターテイナー」の本当のタ
イトルはこれだったんだ。と思ったんですが、どうやらまったく
違った曲みたいで。聞いていて心地良いです。「幸せにうたおう」
は、とても情感たっぷりに歌っていました。ここでMC、朝日ち
ゃんはイベントをやるたびに、ちょっとしたアクシデントが起き
るみたいで。今日は肘を擦りむいてしまったみたいです。あと、
電車とホームの間に足が落ちていってしまったと。最初は景色が
変わったな。とぐらいにしか思わなかったけど、気が着いたら電
車とホームの間に足が挟まっていて、頑張って脱出したと。(自
力でかな?)皆さんも気をつけてくださいと言っていました。あ
と朝日ちゃん、新しくblogを開設したみたいで。告知とかは
すぐ書けるんだけど、日々の出来事を書くのはとても難しいと。
どうしてか?と思ったら、私は「ささ脳」だからだと。物事を論
理的に捉えてからではないと無理みたいで・・・。(ちなみに私
も”ささ脳”でした)次は10年前の曲を。その曲を歌い終わっ
た後、「10年間はいろいろ選択肢があったんだなと。でも選択
肢が少なくなる事はとてもいい事ですよ。それだけに集中できる
からと」ここで、「Classics」を作ったもう一つの動機?
みたいな物を。「今、いっしょにバンドをやっているメンバーが
いるんですけど、その人達と音源を残したい。一緒にやっていて
心地良いんですよ。私は、飽きっぽい性格で1曲1曲違った事を
やらないと気がすまない人間なんですけど、今回はグッと我慢し
て頑張りました。1枚のアルバムで、バンド編成でやったのは初
めてだと思います」と。その後「今回は残念ながら、バンドで来
る事ができなかったんですが、次来る時はバンドで来たいと思い
ます。その時は宜しくお願いします。BACK BEATさん」
と言っていました。本当にBACK BEATさん、宜しくお願
いします。「この曲も、バンドでやった曲です」と言った後に
Eternal Flower」
本当にいつも思う事なんですが、
キーボードで弾き語りをしつつ打ち込み音源を使う所は、はっき
り言って職人の域に達しているのではないか?と思うくらいに巧
み。そして「唇に」今日のライブは、オールスタンディングでは
なく、椅子に座って観ていたんですが、その状態で身体を揺らし
ながら、心の声を出して歌いながら観ていました。最後に、明日
タワーレコード茶屋町NU店で、インストアライブをするという
告知を行った後に、「西の空へ」この曲を聞くと、これで朝日ち
ゃんのライブが終わるんだな。と思ってしまう様になってしまい
ました。                         

この後、アンコールの手拍子をすると再び朝日ちゃんが登場!!
その後、朝日ちゃんがぶっちゃけトークを。「実は、レコ発ライ
ブだからやっているんですが、しっとりした曲は飽きてしまって、
今は明るくて楽しい曲を歌いたい」と。そんな事、ここで言っち
ゃっていいんですか?その後、「この曲は、誰の曲か知らない人
が多くなっているみたいですが」と言った後に、「Holida
y」
を。(確かマドンナだったかな?)本当に朝日ちゃん楽しそ
うに歌っている。その後、この流れで「雨上がりの午後を」本当
に楽しく歌っている朝日ちゃんを観て、”本編の方にもアップテ
ンポな曲、やればよかったのに。レコ発にこだわらず”と思った
私がいました。                      

MCでも言っていた事なんだけど、本当に朝日美穂のバンド編成
でのライブを久しぶりに観てみたいなと。1回だけ観た事がある
んですが。バンド編成でないと「さかさまパラシュート」が聞け
ないと思うので。あと、ライブを観て1番印象に残ったのは、ミ
チコでした。あの情感たっぷりな歌声、切ない歌詞世界、空間を
支配するかの様な歌い方。本当に篠原美也子を彷佛とさせる様な
感じがしました。また観てみたいなと思うアーティストでした。