「ｎａｔｕｒａｌ　ｗｏｍａｎ　　　　　　　　
　　〜竹中麻実子２ｎｄアルバム『Ｎｏｔｅ』　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　レコ発ライブ〜」ライブレポ　　
竹中麻実子２ｎｄアルバム「Ｎｏｔｅ」のレコ発ライブに行って
きました。竹中麻実子と出会ったのは、今年１月のライブイベン
ト。その時のお目当ては堀下さゆりだったんですが、竹中麻実子
のライブを観て”黒い声の割りにはえらい情感を込めた歌い方を
するな”と思い、気になってしまいました。本格的に好きになっ
たのは、その半年後のライブイベント。（この時も１番のお目当
ては堀下さゆり）半年前観た時よりも、歌声、歌に込める感情が
ＵＰしていた様に思ったので。で、この竹中麻実子がリリースし
た作品、いわゆるＣＤショップには置いていないみたいで。最初
びっくりしました。ａｍａｚｏｎ、ＨＭＶで”竹中麻実子”と検
索しても出てこない、出てこない・・・。竹中麻実子というアー
ティストは本当の意味？でのインディーズのアーティストみたい
で。これまでにも、いわゆるインディーズ（バンド、ユニット）
から好きになった方はいるんですが、その好きになった方達は、
いわゆるそのシーンで名を馳せた人達。（向井秀徳・アヒトイナ
ザワ・ＴＨＡ　ＢＬＵＥ　ＨＥＲＢ）本当に無名な所からのイン
ディーズアーティストを好きになったのは、これが初めて。でも、
ある意味誇りに思っています！！それがロック、ヒップホップで
はなく、Ｒ＆Ｂだった事に！！　　　　　　　　　　　　　　　

難波モンタージュの場所はＦｌａｍｉｎｇｏ　Ｔｈｅ　Ａｒｕｓ
ｈａよりも、ちょっと北に位置する場所にあります。こないだＦ
ｌａｍｉｎｇｏ　ｔｈｅ　Ａｒｕｓｈａに行った時に場所を確認
したんですけどね。（難波モンタージュのホームページにある地
図を見たら、この場所はＦｌａｍｉｎｇｏ　ｔｈｅ　Ａｒｕｓｈ
ａから近いなと）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

中はですね、えらいアダルトチックな感じ。トレンディードラマ
に出て来るおしゃれなライブバーと言えばいいんでしょうか？ま
さかライブハウスでソファーにゆったり座りながら鑑賞するとは
思いませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

私が入ってきた時にちょうどライブが始まったのが、Ｐａｌｌｅ
ｔというバンド。ＰａｌｌｅｔはＶｏ．・ベース・パーカッショ
ン・アコースティックギターの紅一点４人編成のバンド。１曲目
が「Ｐａｉｎｔｅｄ　Ｔｏｗｎ」２曲目が「Ｓｔｉｎｇ」Ｒ＆Ｂ
サウンドに乗せて歌うＶｏ．の情感たっぷりな切ない歌声が良い
です！！Ｐａｌｌｅｔは切ない曲を中心に演奏をするバンドだそ
うで。切ない歌好きな私にとってはたまらないバンドです！！３
曲目「下弦の月」４曲目「Ｎｉｇｈｔ　ｆａｃｅ」しっとりとし
たサウンドの中で響くＶｏ．の人の切なくも情感ある歌声。あと
パーカッションの人が吹くブルースハーブがとてもかっこよかっ
た。Ｖｏ．の人がメンバー紹介をした後、「Ｗｈａｔ’ｓ」「情
熱」という曲を。「情熱」は今日披露した曲の中で唯一アップテ
ンポな曲でした。とても情感たっぷりに切ない詞世界を表現して
いた様に思いました。ただ、１曲ぐらいは明るい感じの曲が欲し
かったかな？とも思ってしまいましたが・・・。　　　　　　　

この後、ドリンクカウンターに行きビールを注文して戻った後、
モンタージュのスタッフさんがメニュー表を持ってきたので、メ
ニューを見たら、唐揚げ（５００円）があったので注文。味の方
は微妙でした・・・。（ライブハウスでクオリティーの高い物を
求めてはいけないとは思うんですが・・・。）　　　　　　　　

そして唐揚げを食べているのに夢中な時、急に「聞いて下さい、
”Ａｍａｎｏ−Ｊｙａｋｕ”」と言った後に、ライブがスタート。
不意打ちだな〜。と思ったら、演奏している方にとっても不意打
ちだったみたいで。もう１回体勢を立て直して「Ａｍａｎｏ−Ｊ
ｙａｋｕ」を演奏。今日のライブのお目当て、竹中麻実子！！黒
い歌声なんだけど情感溢れる歌声がとても良いと思います。こう
いう黒い歌声で歌うＲ＆Ｂなアーティストではめったにいないタ
イプなのではと。で、今日は２ｎｄアルバム「Ｎｏｔｅ」のレコ
発ライブなので「Ｎｏｔｅ」の宣伝を。「Ｎｏｔｅ」に収録され
ている曲は竹中麻実子いわく、ライブで散々やりつくした曲みた
いで。プロデューサーでもあり、アコースティックギターを弾い
ている古賀さんいわく「濁しに濁しまくったアルバム」みたいだ
そうです。そして次の曲は、そんな「濁しに濁しまくったアルバ
ム」の中から、「君のそばで」という曲を。嬉しい時も悲しい時
も、あなたのそばじゃなければいやだ。みたいな曲に聞こえまし
た。そして、「Ｌｉｆｅ　ｇｏｅｓ　ｏｎ！」という曲。竹中麻
実子の曲で初めてアップテンポの曲を聞きました。そして歌詞も、
恋愛系ではなく励まし系、もしくは元気にさせる様な感じの歌詞
にびっくりしてしまいました。こういうタイプの曲もやるんだ、
みたいな。オーディエンスに手拍子を要求していたし。その後「
Ｈｅｌｐ」という曲をやった後ＭＣ。クリスマスの話題を持ち出
し、クリスマスプレゼントに「ＮＩＮＴＥＮＤＯ　ＤＳ　Ｌｉｔ
ｅ」が欲しいと。古賀さんに「お返しは何をあげるの？」と聞か
れた所、「Ｎｏｔｅ」をプレゼントと。話しを聞いていると、竹
中さんはプレゼント交換をするのが好きみたいで。その後、竹中
さんのクリスマスの予定を。２２日は「ラジオチャリティーミュー
ジックソン」のチャリティーライブに出演。２３日は大分県でラ
イブ。２４日クリスマスイヴは福島ＬＩＶＥ　ＳＱＵＡＲＥ　２
ｎｄ　ＬＩＮＥでのライブ。その後、竹中さんは「この日はいろ
いろと予定があるかもしれないですが、この日ライブに来てくれ
る人は？」という問いかけに、手を挙げた人は０・・・。（私は
この日、別のライブを観に行く予定だったので。チケットはまだ
取れていないんですが）その後、２回程「２４日のライブ観に行
く人は？」という問いかけに、手を挙げた人は０・・・。竹中さ
んも「私のレコ発ライブを観に来てくれたんですよね？」とちょ
っと困惑気味に。そして古賀さんは、竹中さんに対して「”こぼ
れだした白い息は　２人が寄り添う合図”と歌っていても仕方な
いで」と。ラストは、その歌詞が入っている曲を歌うみたいです。
竹中さんが「この曲聞いて、気に入ったら２４日来て下さい」と
言っている姿がいじらしい・・・。「Ｐｏｗｄｅｒ　ｓｎｏｗ」
この季節に１番似合う曲だと思います。暖かみのある歌声と歌詞。
この曲聞きながら、ゆっくりと降ってくる雪の中に身を置きたい。
と思ってしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

この後、アンコールの手拍子しようかな？と思ったら、ステージ
ではセッティング作業。えっ〜と、”竹中麻実子レコ発ライブ”
と難波モンタージュが入っているビルの前のボードにそう書かれ
ていたはずなんですが？竹中さんはトリじゃなかったんですか？
今日のライブで１番びっくりしたのがこれでした。「レコ発ライ
ブと銘打たれているのにトリじゃなかったこと」に・・・。　　

トリを飾るのは大石亜生。１番最初にア、カペラで洋楽のカバー
曲を歌ったんだけど、とても上手い。神々しい歌声。ＭＣで「Ｆ
ＡＮＪさんでライブをやらせてもらったのはこれで２回目」と言
った後、モンタージュと言い直していたのが印象的でした。その
後３曲「結　ｍｕｓｕｂｉ」「ラブレター」「ピエロの窓」とて
も不思議な歌詞という印象を受けました。古風というか。ラスト
は、今日の出番はラストだという事でこの曲をやるみたいです。
イベントでこの曲をやった後だと、他のアーティストさんがやり
にくいかもしれない。という理由で。「Ｇｏｏｄ　Ｎｉｇｈｔ〜
おやすみのうた〜」聞いていると夢の世界に連れて行ってくれる
ような感じの歌声で歌っていたのが印象的でした。歌詞の方も安
らぎを与えてくれそうな感じだったし。膝枕されながら耳もとで
歌ってほしいな。と思ってしまいました。　　　　　　　　　　

ライブが終わった後、ＣＤの即売会。もちろん竹中麻実子の「Ｎ
ｏｔｅ」を購入。購入した後、竹中麻実子に「２４日の予定は？」
と聞かれてしまい、一応まだ分からないと答え、その後「ｐｏｗ
ｄｅｒ　ｓｎｏｗ」良かったです。と言ったら喜んでくれたのが
印象的でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今日のライブは、いろんな意味で”まだまだ、裏舞台には実力を
持った人達がいるんだな”と思いました。Ｐａｌｌｅｔ、大石亜
生両方ともまた観たいなと。そして、今日は観る事が出来なかっ
たさとうさおりのライブは次の機会にとっておきます。そして２
４日、どうして観に行くと言わなかった理由は、この日はどうし
てもみたいライブがあるので。（だから、無理してこのライブを
観に［ＣＤを買いに］行ったんですが）果たして、２４日はどこ
のライブを観に行っているんでしょうか？