ZAZEN BOYS          
 「TOUR MATSURI SESSION」ライブレポ 
久しぶりのZAZEN BOYSのライブ。8月のなんばHat
ch
でのライブイベントのチケットをGET出来なかったので・・・。
それにしても、今回のライブツアーびっくりしました!!まさか
BIG CATでやるとは・・・。ZAZEN BOYS(向井
秀徳)=”心斎橋クラブクワトロ or なんばHatch”と
いうイメージがあったので。そして、実はBIG CATでのZ
AZEN BOYSのライブが行われるのは2回目なんです。
AZEN BOYS結成して3回目の(確か)ライブ
がBIG 
CATでのライブイベント出演。けれど正直、ZAZEN BO
YS(向井秀徳)とBIG CATがイコールにならないんです
が・・・。(それにしても、ここでBIG CATでライブを観
たのは3年ぶりと書いた半年で、BIG CATでのライブが3
回もあるとは・・・。BIG CATに呪いをかけられてしまっ
たのか?)                        

出囃子が鳴ってZAZEN BOYSのメンバーが登場してきた
時、1番びっくりしてしまったのが、柔道2段松下敦のビジュア
ル。髪の毛は長くなり、しかもパーマをあてているし。服装もお
しゃれな感じのシャツを着ているんですが、どっからどう見ても、
そっちの筋の方にしか見えなかったのは気のせいでしょうか?そ
して向井が「OSAKA CITY」と叫んだ後、1曲目を演奏。
イントロが長かったので、何の曲をやるのかな?と思っていたら、
曲に行く前に向井が「そこらに転がる五合瓶」と。まさか「WH
ISKY&UNUBORE」
を1曲目に持ってくるとは・・・。
今日のライブは意表を突かれたスタート。(アウトロも長かった)
2曲目は「Himitsu Girl’s Top Secre
t」
3曲目は向井が「SI・GE・KIが欲しくてたまりません」
と言った後に「SI・GE・KI」を。そう言えば、「SI・G
E・KI」
をライブで聞いたのは、本当に久しぶりだな〜。この
曲はベースの日向秀和の弾きっぷりが堪能できる曲なのでとても
好きです。「USODARAKE」「安眠棒」をやっている時の
日向の表情がとても楽しそう!!そういう表情を見ていると、こ
ちらも楽しい気持ちになるのがとても不思議。そしてこの曲もラ
イブで聞いたのは久しぶり「SEKARASIKA」今日は真ん
中のえらい密集した地帯にいたからか、久しぶりにジーパンが濡
れている様な気がするんですが?今日のライブで1番良かったの
「Sugar Man」この前のライブ以上に、えらい感じの
アレンジになっているんですが。一言で言えば、ギター、ベース、
ドラム、ラップがまったく別の方向に向いてバラバラなのに、ち
ゃんと1つにまとまって曲として成立している所が。正直こんな
事ってあり得るの?と思ってしまいました。そして「CRYZY
 DAYS CRYZY FEELING」
今日のライブでの出
だしがギターの吉兼聡からだったので、久しぶりにオリジナルの
方をやるのかな?と思ったら、New Ver.の方でした。そ
う言えばこの曲の時、向井は頭にタオルを乗せたので、ラッパー
チックな事をするのかな?と思ったら、その後タオルを目に覆わ
せ、あごの下でタオルを結び、その上に眼鏡をかけていました。
なんか覆面レスラーみたい。その後、向井のMC。「ここで単独
公演をやるのは初めてなんですが」と言った後に、高校生時代の
思い出を。「私は1989年の時、高校生でPixiesが好き
だった事をふと思い出してしまいました。その頃、ちょうどバン
ドブームだった訳なんですが、私はクラスの誰も聞いていない様
な音楽が好きだった」と。その後、1人のオーディエンスから「
おませさん」と。その後、向井は「あっち(女)の方がませてい
たんだけどな」と言った後に、「そんな事言わせるな」と。で、
その頃に美容室へ髪を切りに行った時、そこで働いていたお姉さ
んに惚れてしまい、短髪にしたのにも関わらず一週間後再び美容
室へ行き、「お酒を一杯どうですか?」と誘ったみたいで。(成
功したみたいです)「その1989年の事を思い出して曲を作り
ました。”1989”」と言った後に「1989」を。歌詞の方
はタイトル通り1989年当時の事を思い出している感じに聞こ
えました。そんな事を思い出して書いた歌詞だからか、向井が一
生懸命高い声を出して、恥ずかしさを隠している様な感じで歌っ
ている様に聞こえました。あと、向井にしてはめずらしく「Ye
ah!Yeah!Ye、Ye、Yeah!」
を連発していたのが
とても印象的でした。最後の方はオーディエンスとコール&レス
ポンスをしていたし。次の曲も新曲かな?この曲はNUMBER
 GIRL
を彷佛とさせる様な感じの曲。この曲はダイブよりも
モッシュがしたいな。と思ってしまいました。そして久しぶりの
「黒い下着」イントロが鳴った時、将棋倒れが起きてしまいまし
た・・・。この3曲を連発された時、NUMBER GIRL
ライブがフラッシュバックしてきてしまいました。(NUMBE
R GIRL
のライブってこんな感じだったなと)この曲も久し
ぶりの「DAIGAKUSEI」「TANUKI」この当たりで
酸欠気味になってしまいました。あまりにも激しすぎたので・・・。
(その前の3曲が)この後ぐらいに、「開戦前夜」で休ませてく
れるかな?と思ったら、「MABOROSHI IN MY B
LOOD」
「IKASAMA LOVE」ですか・・・。意識
が段々と薄れてきてしまいました・・・。ただその後の「Fri
day Night」
のイントロが鳴った瞬間、”吉兼聡のダン
スを見なければ”と思い、最後の力を振り絞って頑張りましたよ!!
この曲だけは吉兼聡の方を見ていたんですが、とても独特で独創
的なダンスでした。ラストに向井が「また来よう、OSAKA 
Cityに」(これずっと言っていました)と言った後に、「R
IFF MAN」
を。酸欠状態の人間にとっては、とても辛い曲
でした・・・。(好きなんですけどね、この曲)       

アンコールの曲に行く前に向井が「みなさん、今日は絶望的なく
らい汗をかかれたと思います。帰りは絶望的なくらいの寒さが待
っています。絶望的なくらいの汗をかいたその状態で帰ったら、
確実に風邪を引いてしまうので、物販で衣類を売っているので、
皆さん購入してください」と、さりげなく物販の宣伝をした後に
「半透明少女関係」を。イントロが鳴っただけで、オーディエン
スの反応が違います。やっぱこの曲が1番盛り上がれるし、狂え
る。ダイバーも登場したし!!(そのうちの1人に”踵落とし”
を喰らわされてしまい、ちょっときれてしまったんですが・・・。)
ラストは「Water Front」今日のライブの始まりの曲
だった「WISKY&UNUBORE」にも言える事なんだけど、
意外な曲で締めくくったなと。とてもまったりとした音だったの
で、思わず空間に漂いたくなってしまいました。       

今日のライブで1番びっくりしたのが「1989」でした。「感
覚的にNG」を初めて聞いた時にも思ったんだけど、NUMBE
R GIRL
を彷佛とさせる感じがしました。もしかしたら向井
秀徳の針がメロディの方に戻ってきているのかな?と。でもそう
なってくると、日向さんは大変だろうなと、ちょっと思ってしま
いました。良くも悪くもZAZEN BOYSとストレイテナー
は真逆(ストレイテナーは正統派な感じ)なので。