実はこの日は、EGO−WRAPPIN’の「Midnight
dejavu」を観に行く予定だったんですが、チケットが取
れませんでした。(発売初日に取りに行ったんですが)したがっ
て、もう1つ観たいライブがあったのでそちらの方に。「Fuk
ushima Sweet Party」のX’mas Spe
cialというのを。vol.1は観に行った事があるんですが、
これのVol.2は、ただいま大ブレイク中のチャットモンチー
が出演していました。(証拠はこちら)実はVol.2も観に行
くつもりだったんですが(チャットモンチー目当てで)、お金と
時間の都合がつかず行けませんでした・・・。今思えば、無理し
てでも行っておくべきだったと。(もうあんな近くで観られない
し・・・。)
1番最初に登場してきたのは大石亜生。難波モンタージュでのラ
イブ以来2回目です。まさかこんな短い期間(1ヶ月)で、再び
会ってしまうとは。まず1曲目は、今日はクリスマスイヴだけに
「Sailent night」その後、「結 musubi」
を。こないだ聞いた時と同じ様に、古風な言葉を使った歌詞だな。
という印象を受けました。その後のMCで、2ndlineの立
地についての感想(JR東海道[神戸]線の高架下にあるライブ
ハウスなので)と、CDの宣伝をした後に次にやる「ピエロの窓」
の歌詞の説明を。この曲の歌詞は寝ている時の夢に出てきたらし
く、それを思い起こして書いたみたいです。その歌詞を書いてい
る時、図書館でピエロについて調べたみたいで。「ピエロの窓」
を聞いた感想は、滑稽な格好をして人々を喜ばせているけど、本
当はピエロにだって悩んでいる事はあるんだけど、そんな事は表
に見せず今日も人々に喜んでもらうために頑張っている。という
歌詞の様に思いました。その次の曲は今日がクリスマスイヴだか
らか、山下達郎の「クリスマス・イブ」を。とてもハスキーな歌
声で良かったと思いました。その後、次に歌う「街灯」という曲
の説明を。この曲は、大石亜生のblogにある画像に、その画
像を見てのポエムを書いているみたいなんだけど、ふとそのポエ
ムを書いている画像を見た時、そのポエムに何か感じるものがあ
ったみたいで。そのポエムの続きを書いたみたいです。「街灯」
を歌った後、大石亜生は「暖かい気持ちになったでしょうか?」
という言葉を残したけど、私は切ない歌詞に受け取ってしまいま
した。「僕は太陽の様な力強い光りを放つ事はできないけれど、
街灯の様な優しく包み込む様な優しさで君を見守る事ぐらいは出
来る」みたいな感じに。ラストは、この後出演してくる3組すべ
てバンド編成だからか(大石亜生はキーボードでの弾き語り)、
それに対抗してラストはア、カペラで歌うと。クリスマスソング
を歌ったみたいなんですが、とてもジャージーでカッコ良かった。
こういうジャズテイスト溢れる曲の方が、大石亜生の歌声に合い
そうな気がするんですが?
2番目に登場してきたのは、MOGA HOOP。最初ベースの
女の子だけが出てきて、ベースを弾いているうちに残りのメンバー
が登場。MOGA HOOPは「ドラム・ベース・キーボード・
ギター」のギャルバンド。ライブを観た感想は、最初はまったく
音が噛み合っていなかったので、”もしかして大学のサークルバ
ンドが出演しているのか?”と思ったけど、段々音がきちんと噛
み合ってきました。あと演奏しているジャンルが幅広かったのが
印象的でした。小島麻由美を彷佛とさせる様なブルースから、フ
ァンクチューンまで。ボーカルはベースとギターの女の子だった
んですが、ギターの女の子の歌声は大人のセクシーな感じで、ベー
スの女の子の歌声はadvantage Lucyのアイコを彷
佛とさせる(advantage Lucyって、まだ活動して
いたのね、びっくり!!)様な歌声だったのがびっくりしました。
聞いていてなかなか面白いバンドだと思いました。
MOGA HOOPのライブが終わった後、ステージのセッティ
ングチェンジを見ていると・・・。もしかして、ラストに登場な
んですか?こないだのレコ発ライブは、レコ発なのにトリじゃな
かったので・・・。3番目に登場するものだと思っていたので、
その出番が終わった後にドリンクを注文しようと思ったんですが、
出番がトリだと判明してしまったので、ドリンクカウンターに行
ってワイン(赤)を注文してきました。
3番目に登場してきたのは、Jill−Decoy assoc
iation。メンバーは「ボーカル、ギター、ドラム」で、サ
ポートにサックス、オルガン、アップライドベースの6人編成。
内容の方は、ワインを飲んだせいでちょっと酔っぱらってしまっ
た部分もあるけど、とても楽しかった!!スタイルがですね、E
GO−WRAPPIN’と共通している部分があるからか、「M
idnight Dejavu」に行けなかった鬱憤をここにぶ
つけてしまいました。あとですね、ボーカルがとても綺麗な人で
した。モデル出身の人が音楽をやっているの!?と思ってしまっ
たくらい。MCは面白いんですけどね。「今日はイヴなのにどう
してここにいるの」みたいな事を話しの掴みにしていたし。最後
の方は、ボーカルの人はやりたい放題でした。洋楽のクリスマス
ソングを歌っている時にお菓子を客席に投げたり、ラストの曲の
サビの時、クラッカーを鳴らしたり。非常にパーティー感溢れる
ライブアクトでした。
ラストに登場してきたのは竹中麻実子。まさかラストに登場して
くるとは思わなかったのでびっくりしてしまいました。さっきも
書いたんですが、こないだのレコ発ライブは”なんでレコ発ライ
ブなのにラストじゃないんだ?”と思ってしまった訳で。今日1
番驚いた事は、髪を切ったせいか、竹中麻実子の風貌がよりロッ
クアーティストな感じになってしまった所でしょうか。今日のラ
イブ1曲目も「Amano−Jyaku」まだ好きなのに別れた
くない女の心情を上手く表現しているなと思いました。そしてこ
の曲を聞きながら、”竹中麻実子と出会ったのは、このライブハ
ウスだったな”というのを思い出していました。この後MCで、
昨日は大分県でライブをしていたという話しを。温泉を楽しめる
かな?と思ったら楽しめず、朝1番の飛行機でこっちに帰ってき
たみたいです。その帰りにバンドメンバーがタクシーで嘔吐した
みたいで。古賀さんは古賀さんで、無理やり温泉(10分程)に
入ったんだけど、風邪をひいてしまったみたいです。その大分県
のライブは、花火のイベントでのライブで、花火が打ち上がった
後に行われるみたいなんですが、全部が打ち上がるまで1時間く
らいかかったみたいで、竹中麻実子はトイレに行くのを我慢しな
がら花火を観ていたみたいです。(特等席で観ていたみたいで)
その不幸話を古賀さんは、「明石屋サンタ」に電話して話すと。
次の曲は、その花火のイベントのテーマソングみたいです。(大
分県の別府方面でのCMにも使われたみたいで)「Wish」ち
ょっと切ない感じがしてしまいました。一緒にクリスマスを過ご
してくれるのかな?みたいな微妙な乙女心を感じさせる様な。「
powder snow」とは、また違った感じでした。次の曲
は「君のそばで」竹中麻実子の表情を見ていると、感極まった感
じになっているな。と思っていたら、その後のMCで、思わずそ
うなってしまったと喋っていたら、古賀さんがさっきの不幸話を。
すぐに竹中麻実子からそんな余韻は消え去ってしまいましたが・・・。
その後に「Life goes on!」切ない感じの恋愛ソン
グを歌っている竹中麻実子の楽曲の中では異色の曲だと思うのと
同時に、1番竹中麻実子自身のキャラクターに近い背中押します
系ソングだとも思いました。この曲は手拍子がありました。そし
て、メンバー紹介をした後「虹を渡った羽」を。この曲も手拍子
がありました。その後のMCで物販紹介。今日竹中麻実子のCD
を買うとクリスマスプレゼントがあるみたいで。それを古賀さん
は「竹中麻実子の闘魂注入のビンタ」と言ったら大受け!!その
後、大受けしたオーディエンスの1人に古賀さんが「何なら僕が
叩きましょうか?」と言ったら、慌てて竹中麻実子が止めに入っ
ていましたが。あともう1つニュースがあって、2ndアルバム
「Note」が一般流通に乗るみたいです。1/31に全国のC
Dショップで販売されるみたい!!これは私もとても嬉しかった!!
最後に、2/25に南堀江kneveでワンマンライブ。3/2
7に表参道FAB(確か)のイベントに出演するみたいで。その
事を言っている時、1人のオーディエンスが「FABは有名やで」
と。その後、古賀さんが「一瞬あせりましたよ。僕はあっちの方
だと(ここでは書けません・・・。)」というやりとりが。ラス
トは、クリスマスイヴに相応しい曲「powder snow」
優しく柔らかい歌声が本当に聞いていて心地良い。EGO−WR
APPIN’のライブチケット取れなくて正解だった。と思っち
ゃったし。
ライブが終わった後、”折角ラストに登場してきたんだから、ア
ンコールの手拍子しなくちゃ!!”と気合いをいれていたら、既
に手拍子をしている人が!!私もそれに続こうと思ったら、すぐ
やめちゃうんですね!!叩くタイミングを見失っているうちに客
電がついてしまいました・・・。
まずは、折角竹中麻実子がラストに登場してきたんだから、アン
コールの手拍子を率先してやれば良かったかなと。かなり悔いが
残ってしまいました・・・。2/25にワンマンライブがある。
と分かってしまったから、やらなかった部分もあるんですが・・・。
この鬱憤はワンマンライブにぶつけようと思います。大石亜生は、
歌詞の言葉使いが気になりました。古い言葉使いをしている部分
もあるんだろうけど。あと歌声が包み込むかの様な感じだったの
が印象的でした。こないだのライブでもそうだったんだけど、キー
ボードの弾き語りで、言葉を大事にしたスタイルでやっているの
を観ていると、何故だか知らないけど大阪百歌のライブに来てい
るみたいでした。Jill−Decoy associatio
nのラストの曲の時にVo.の人が放ったクラッカーが見事に直
撃したのも良い思い出です。EGO−WRAPPIN’のライブ
のチケットが取れなかったのは、ある意味良かったかな?と思え
る様なライブでした。
「Fukushima Sweet Party
X’mas Special」ライブレポ
X’mas Special」ライブレポ