３日目は１６：００の時間帯の
沢井美空＠ｋｎａｖｅ
Ｈｉ−ＧＲＡＶＩＴＹ＠ＫＩＧＣＯＢＲＡ
のどちらに行く事にするか？個人的に行きたいのは沢井美空なん
ですが、ｋｎａｖｅを選択した場合、久しぶりに堀江→心斎橋を
しないといけない展開に。今回の堀江→心斎橋はかなりえぐい展
開になっているので、ちょっと尻込みをしているんですが。そし
て今年の「ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ」私のお目当てＶＯＬＡ＆
ＴＨＥ ＯＲＩＥＮＴＡＬ ＭＡＣＨＩＮＥの１つ前の猫騙のＶ
ｏ．がｅｘ：ＷＡＮＤＳの上杉晃だそうで。ＶＯＬＡの前乗りし
ようとしたらこの展開ですか・・・。果たしてＶＯＬＡは観れる
んでしょうか？
３日目の最初の時間帯はＫＩＮＧＣＯＢＲＡでＣｈｅ−ａを観る
事に。最初はＲＵＩＤＯで東京女子流を観に行こうかと思ってい
たんですけど（爆）、Ｃｈｅ−ａのプロフィールを見たらなんと
ＳＯＦＴＢＡＬＬのベースだった人がいるみたいだったので、急
遽そちらの方を優先する事にしました！！正直ＳＯＦＴＢＡＬＬ
のベースだった人がいるからパンクな物を期待していたんですが、
編成を見ると、いわゆるピアノトリオみたいな感じになっていた
事に驚き！！そして１曲目を聞くとパンクというよりかはむしろ
ロックと書いた方が正しいのかな？ＧＯ！ＧＯ！７１８８を彷彿
とさせる感じがしてしまったんですが。この後、キーボード＆Ｖ
ｏ．の人が自己紹介した後カバー曲を。「監獄ロック」をやった
んですが、この曲のオリジナルはエルビス・プレスリーだという
事を初めて知りました。その後から段々とパンク色が強くなって
きた感じがしたんですが、印象に残ったのはドラムの手数が多か
った事。アヒトイナザワな感じの鬼神チックなドラミングを観て
しまうと萌え（爆）な気分になってしまいます。Ｃｈｅ−ａのラ
イブで１番印象に残ったのはＭＣかな？キーボード＆Ｖｏ．は大
阪に来たのはこれが初めてらしく田舎者な感じがでないか緊張し
ていた事と、ラストのＭＣの時にキーボード＆ＭＣが「言い残し
た事はないですか？」という問いかけに対してＳＯＦＴＢＡＬＬ
だったベースが「言い残した事は何もないよ。音楽ですべて表現
しているから」というセリフがめちゃめちゃかっこいいと思って
しまいました。
Ｃｈｅ−ａのライブを観た後、マクドナルドで腹ごしらえを。こ
こでしかご飯を食べられない事が判明してしまったため、「アイ
コンチキン」のセットと、「ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ」のＰＡ
ＳＳを提示したらもれなく「ジューシーチキン」がついてくるの
で、そちらの方もお願いしたら何故か「ハンバーガー」も来たん
ですが？これは何のサービス！？と戸惑ってしまったんですが、
時間がないので捨てる訳にもいかず、すべて平らげたんですが・・・。
この後ダッシュでＢＩＧ ＣＡＴに移動。ここでは高橋優を観に
やってきました。高橋優は去年の夏のイベントでオープニングア
クトで登場してきたんですが、そこでのパフォーマンスがとても
熱かった所がとても印象的だったので、再び観に行こうと思った
事＆プロデューサーが浅田信一な所も。今回のライブは浅田信一
がギターのサポートで登場するみたいなので、ちょっと楽しみに
やってきたんですが。で、ＢＩＧ ＣＡＴの入り口前で入場規制
に合ってしまいました・・・。どうやら高橋優はこの２日前にテ
レビ朝日系列の「ＭＵＳＩＣ ＳＴＡＴＩＯＮ」に出演していた
みたいで・・・。これはどうしようと思ったら、何とか入る事が
出来ました。浅田信一は赤と黒のチェックのシャツを着てギター
を弾いていました。１曲歌い終わった後、高橋優がＭＣで「大阪
でバンドでライブをするのは初めてなので楽しみにしていました」
と言っていました。この後に「ほんとのきもち」を。この曲は日
本テレビ系列で放映されている「Ｑ１０」の主題歌だそうで。そ
の後に「福笑い」という曲をやった後、「少年であれ」という曲
を。社会でいろいろと闘っている人達に向けて作った曲だそうな
んですが、聞いているととても癒されるというか、切々と心に問
いかけられている感じがしました。ラストの曲に行く前にこの後、
１６：００からタワーレコードＮＵ茶屋町店でインストアライブ
があると言った後、ずっとライブをしていたい・この時間を共有
していたいという気持ちを込めて作った「シーユーアゲイン」を
歌って終わったんですが、プロデュースを浅田信一がやっている
からなのかもしれないんですが、アレンジがまるでＳＭＩＬＥな
感じの音に仕上がっているんですよ！！特に「少年であれ」と「
シーユーアゲイン」は、もろＳＭＩＬＥな感じだったのでびっく
りしてしまいました。心の中で浅田信一に”ボーカルを取れ！！”
と叫んでしまったし。高橋優には悪いんですが少しだけノスタル
ジックに浸ってしまいました・・・。
この後はＴＲＩＡＮＧＬＥに行って、Ｓａｏｒｉ＠ｄｅｓｔｉｎ
ｙを。名前だけは知っているんですよ！！確か「ＢａｒｆＯｕｔ」
に掲載されていた気が？あとＡｉｒａ Ｍｉｔｓｕｋｉと同じエ
レクトロニカ系だという事も。で、ライブが始まる前にリハーサ
ルをやったんですが、まさかダンスを全開で踊るとは思っていな
かったのでびっくりしてしまいました。もしかしてもうライブが
スタートしちゃったの！？と勘違いしてしまうくらいに。ライブ
の方はゴリゴリのストロングなエレクトロサウンドが身体にとて
も心地良かったです！！Ｓａｏｒｉ＠ｄｅｓｔｉｎｙの浮遊感溢
れる（エフェクトかけてるんだろうけど）歌声もなかなか良かっ
たです。個人的には電気グルーヴの「シャングリラ」のカバーが
とても良かった。ＭＣでＳａｏｒｉ＠ｄｅｓｔｉｎｙは関西での
ライブは２年振りくらいだそうで。あとプロフィールは非公開だ
そうなんですが、出身はこちらの方だそうです。そして「ＭＩＮ
ＡＭＩ ＷＨＥＥＬ」限定の缶バッジをオーディエンスに配る際
Ｓａｏｒｉ＠ｄｅｓｔｉｎｙが「十日戎みたい」と言っていたの
が印象的でした。で、そんなオーディエンスなんですが、明らか
に声援がアイドルチックだったのがとても印象的でした。昨日の
Ｍａｒｉ７よりかはましだったけれど。ゴリゴリのストロングな
エレクトロサウンドでかき消してくれた部分はあったけど。ライ
ブが終わった後に親衛隊チックなオーディエンスの一言「やっぱ
Ｓａｏｒｉだな」の一言が耳に残ってしまいました・・・。ファ
ンはいないよりいた方が良いと思うし、ライブも盛り上がらない
よりも盛り上がった方が良いとは思うんですが、個人的にこの乗
りにはついていけないというか・・・。悪い意味でのＰｅｆｕｍ
ｅ効果を肌で実感してしまいました・・・。
次はｋｎｅｖｅで沢井美空を観に行く事に。１６歳のシンガーソ
ングライターがメジャーレーベルと契約という事なので、どんな
感じなのか非常に楽しみにして足を運んだんですが、ｋｎｅｖｅ
まで行くのが非常に遠い・・・。毎回の事なんですが。で、ｋｎ
ｅｖｅに着きフロアの中に入ると、学校の友達とか親族な方々が。
どうやら沢井美空はこちらの出身の様です。
で、ライブの方はサポートにアコースティックギターとパーカッ
ション、沢井美空はキーボードを弾きながら歌うみたいです。そ
して１曲目がスタートしたんですが１番最初の歌詞にびっくりし
てしまいました。「私、失恋してしまいました」と。で、その後
の歌詞を聞いていくとポエム調なんですよね！！この感じどこか
で体験した事あるな〜と想い、記憶を辿っていったらＡｍｉｋａ
に行き当たりました。Ａｍｉｋａもこんな感じの歌詞を書いてい
たなと。その後ＭＣで、「プロフィールには１６歳と書いている
んですが、つい最近１７歳になりました」と言った後に、「さよ
ならバイバイただの人」と「あの娘の君」という２曲をやったん
ですが、「さよならバイバイただの人」は恋人と別れてしまった
風景を。「あの娘の君」は友達の恋人に対して想いを募らせてい
る風景を描いているんですが、切り口が非常に変わっている感じ
がしました。１６歳でメジャーレーベルと契約出来るのはそれだ
けの物があるからだろうとは思っていたんですが、こんだけ個性
があれば逆に納得してしまいました。この後にシンガーソングラ
イターとして尊敬している竹内まりやさんの曲をカバーしますと
言って「元気を出して」と「シングルアゲイン」を歌ったんです
が、個人的には全編オリジナル曲をやって欲しかったという想い
が・・・。この後に、こちらに住んでいた時は友達とよく恋バナ
をしていたと。次の曲はそんな恋バナをしていた時に出来た曲と
言った後に「ありがとうさようならまた会う日まで」という曲を。
交際していた時にいろんな出来事（良い意味でも悪い意味でも）
があったけど、そういうのを体験出来たのもあなたのおかげとい
う感謝をしている感じの曲の様に思いました。最後の曲に行く前
にＭＣを。沢井美空は８／２７から東京に上京して９月中旬に地
元（大阪）の文化祭があるので一旦戻ってきたんですが、その時
の出来事が非常に楽しくてずっとここに居たいという気持ちにな
ったそうなんですが、その文化祭が終わり東京の自分の家に帰る
時、どうやって帰ったか記憶にないそうです。で、自分の家に帰
った時のむなしさを曲にしたそうで。「ひと雫」正直言って良い
曲だと思いました。自分の夢（プロのシンガーソングライターか
な？）を叶えるために東京に出て来たのに、その夢を叶えるため
にいろいろと捨てなければいけない物、我慢しなければいけない
心情を描いている様に思いました。この曲聞いて”切ない”と思
ってしまった。”切ない”と思うのは恋愛系の曲だけだと思って
いたんですが、こういう”切ない”もあるんだと。つい半日前ま
で友達と楽しく遊んでいたのに、自分の夢を叶えるためにその友
達と離れ離れにならなければいけない、な感じの歌詞が。この「
ひと雫」を歌い終わった後、沢井美空のご友人・親族の方々の目
から涙が浮かんでいました。
沢井美空のライブが終わった後、残りの時間帯は心斎橋エリアで
過ごす事に。久しぶりの”堀江→心斎橋”です。「ＭＩＮＡＭＩ
ＷＨＥＥＬ」の離れ小島なｋｎｅｖｅから向かうのは新しく会
場に加わったＭｕｓｉｃ Ｃｌｕｂ ＪＡＮＵＳというライブハ
ウス。実は結果論なんですが１日目のラストの植田真梨恵を見る
ためにｓｏｍａに行った時にみつけたんですが。というよりｓｏ
ｍａの近くにあるので、最南端から最北端まで行かないといけな
い訳で・・・。頑張って走っていきましたよ！！ハァ。ハァ、ゼ
イ、ゼイ言いながら。で、ようやく着きましたよ、Ｍｕｓｉｃ
Ｃｌｕｂ ＪＡＮＵＳに。
Ｍｕｓｉｃ Ｃｌｕｂ ＪＡＮＵＳはビルの５階にあります。で、
ビルの５階に上がったら本格的な鉄板料理を作っているじゃない
ですか！！そちらの方も楽しみたいんだけど、もうすぐライブな
ので・・・。
フロアの中に行くと既に人で満杯！！これは規制がかかっている
かな？フロアの雰囲気はなんとなくだけど梅田Ｓｈａｎｇｒｉ−
Ｌａを彷彿とさせる感じがします。次に登場してきたのは近藤夏
子。密かにこの人も楽しみにしていた所があります。視聴機で聞
いた限りでは、今やミクスチャーロックと同じくらい絶滅危惧種
なＧＩＲＬＰＯＰを主軸としてやっているので。ライブの方はと
いうと、本当に昔懐かしいど真ん中のＧＩＲＬＰＯＰな展開にな
っていた様に思いました。近藤夏子のキャラクターとも合ってい
る感じがするし。一言で書くと”強引に人の背中を押している感
じ”の楽曲と書けばいいのでしょうか？あと印象に残ったのはＭ
Ｃで近藤夏子は今も大阪在住だそうで、この「ＭＩＮＡＭＩ Ｗ
ＨＥＥＬ」のお祭り感を肌で実感したくて家から自転車でこちら
に向かってきたそうです。ちなみになんですが、近藤夏子のお母
様はその時にハワイに向かう直前だったそうで、メールで「私は
ミナミの島に行くから。夏子は”ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ頑張
ってね」だったかな？そんなメールが送られてきたみたいです。
そういう楽天的な母親だけど、結構救われる事も多いみたいです。
あとＢＩＧ ＳＴＥＰのクリスマスツリーの点灯式＆ミニライブ・
年明けにワンマンライブツアー・配信の曲を告知していました。
この後、新しく会場に加わった所では必ずやっているアルコール
を飲んで個人的に乾杯（新しく会場に加わってくれた事に）した
んですが、この祝杯である個人的トラブルが・・・。
次に登場したのは大橋トリオ。名前だけは聞いた事あるんですよ！！
で、今日実際曲を聞くのは初めてだったのでとても楽しみにして
いたんですが。１曲目を聞いた限りではピアノの弾き語りのスタ
イルなんですが。というよりステージ上を（何とか頑張って）見
たら１人しかいないんですが・・・。”トリオなのに１人って”
と思ってしまった事は秘密にしときます。で、ライブの方はとい
うと、１人な大橋トリオが奏でるピアノ・アコースティックギター
の音色＆浮遊感漂う歌声にすっかりやられてしまい、フロアを出
てバーの椅子に座りながら眠ってしまいました・・・。正直完璧
に身体が心地良くなってしまいました。”堀江→心斎橋”と、さ
っきのセット転換中に飲んだビールが悪かったんだなと何となく
理解出来てしまったんですが・・・。
今まで「ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ」のラストを締めてきたのは
ＳＵＮ ＨＡＬＬ：１回・ＴＲＩＡＮＧＬＥ：２回・そして残り
は心斎橋クラブクアトロだったんですが、今回は初めてＯＳＡＫ
Ａ ＭＵＳＥで締めくくりたいと思います。という訳でのんびり
ＯＳＡＫＡ ＭＵＳＥまで歩いて行ってしまった（最初の方は走
っていたんですが）んですが、本当ならダッシュで向かわないと
いけなかったんですよね、実は・・・。
ＯＳＡＫＡ ＭＵＳＥに着いてホワイトボードを見たら△マーク
だった・・・。良かった何とか間に合って！！次に見るのは猫騙
というバンド。このバンドのＶｏ．はｅｘ：ＷＡＮＤＳの上杉昇
だそうで。これがパンフレットに載っていたため”もしかしたら
規制が・・・。”と思ったため、ダッシュで向かわないと行けな
いと思ってしまった訳なんですが。で、幕が上がってメンバーが
登場してきたら、みなさん頭にいろんなアクセサリーな物をつけ
ています。猫騙なだけにそれを彷彿とさせる様な物をつけている
んでしょうか？そして上杉昇の登場です！！オーディエンスから
「上杉！！」やら「昇！！」というかけ声が挙がったんですが。
で、上杉晃のビジュアルがどう見てもインディアンの酋長としか
思えない感じなんですが。上杉昇が登場してからバンド全体を見
ると、”インディアンをモチーフにしているのかな？”と思って
しまったんですが。１番面白かったというよりかは狂っていたの
はＭＣでした。「電気式の乗り物で大阪までやってきた猫騙です」
とか、「初めての方もいるとは思うんですが、関東では超実力派
のイケメンバンドとしして活動しています」だとか。いろんな意
味でギャップがあって面白い。で、ライブの方はというとオルテ
ナティブという言葉に惹かれて猫騙をこの時間に観に来たんです
が、悪くはなかったんですがオルタナティブと言われると？みた
いな。存在ははっきり言ってオルタナティブだったんですが、バ
ンドスタイル的にはむしろハードロックな感じの様に思いました。
いよいよ今年の「ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ」も次でラストです！！
今年の「ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ」私がラストに観るのはＶＯ
ＬＡ＆ＴＨＥ ＯＲＩＥＮＴＡＬ ＭＡＣＨＩＮＥ。正直言って
ＶＯＬＡを「ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ」で観られるとは思わな
かったというのが本音です。ＮＵＭＢＥＲ ＧＩＲＬ的視点で書
くならば、去年は田淵ひさ子がＧＯＩＮＧ ＵＮＤＥＲＧＲＯＵ
ＮＤの松本素のサポートで出演していたんですが。で、今回のラ
イブは２週間前の十三ファンダンゴでのワンマンライブのリベン
ジな部分も個人的にあります。２週間前のライブは物凄く良かっ
たのに、自分自身はまったく弾ける事が出来ずに非常にガックリ
だったので・・・。それにしてもリハーサルの時のマイクチェッ
クが非常に面白かった！！アヒトイナザワのマイクチェックはい
つもこうなのか！？と思ってしまったんですが。
そしていよいよ出囃子が鳴りＶＯＬＡ＆ＴＨＥ ＯＲＩＥＮＴＡ
Ｌ ＭＡＣＨＩＮＥが登場。まず序盤３曲は「ＴＨＥ ＥＭＰＩ
ＲＥ ＯＦ Ｖ Ｏ Ｌ Ａ」「ＴＨＡＮＫ ＹＯＵ ＭＹ Ｆ
ＯＲＣＥ」「ＭＡＧＩＣ ＴＡＮＴＲＩＣ ＤＡＮＣＥＨＡＬＬ」
というエレクトロチューンから。個人的にはアヒトがドラムを叩
いている時の姿が目に入ればガン見してしまいます（爆）この後
ＭＣでアヒトが「”ＭＩＮＡＭＩ ＷＨＥＥＬ”こんな素敵なイ
ベントに参加出来て光栄です」と言った後に「社交辞令です」と
言ったアヒトに、思わずＭＣが少し向井秀徳が入っていると思っ
たのは私だけかな？この後に「Ｒｏｕｇｈ ｃｏｎｓｅｎｓｕｓ〜
特定問題に関する”集団の間隔”〜」をやったんですが、ここで
フロアにアヒトが来てしまいました。というより２週間前の時も
この曲でフロアに来た気が？で、アヒトがフロア→ステージに戻
ってきた辺りから前方では激しいモッシュ合戦が！！私も当然な
がら参戦させてもらいました！！２週間前のうっぷんを晴らすた
めに。「ＯＲＩＥＮＴＡＬ ＭＥＬＡＮＣＨＯＬＹ」をやった後
アヒトが「気に喰わない奴は斬ってしまえばいいんですよ」と言
った後に「Ｆｌａｇ」を。ここでもアヒトが再びフロアへダイブ！！
この後のＭＣで「この曲は一向に公共の電波に乗りません」と。
そんな事を言った後に「Ｐａｎｉｃ ｉｎ ｔｈｅ ｔｏｋｙｏ」
「ｓｅｌｆ−ｄｅｆｅｎｃｅ」「Ｄｅａｄ ｏｒ Ｄａｎｃｅ！！」
で締めくくったんですが、非常に楽しかった！！ラスト２曲の盛
り上がり方が尋常じゃなかったです！！一言で言えば２週間前の
ワンマンライブのダイジェストＶｅｒ．と書いた方が正しいのか
もしれません。この後アンコールを期待して手拍子を鳴らしたん
ですけどね，ＶＯＬＡの皆さんは出て来なかった・・・。有江嘉
典のマイクスタンドには例の笛があったので、アンコールがある
んだろうなと思ったんですが・・・。（”Ｍｅｘｉｃｏ Ｐｕｂ”
やるんだ！！と期待していたんですが・・・。）
