3日目は最後の時間帯の
岡野宏典@club☆jungle
情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクール@hillsパン工場
のどちらに行く事にするか?正直に書くとSING LIKE
TALKING CHINDRENな岡野宏典に行くか、評判が
良くて一度は是非体感してみたい情熱マリーとしゃんぼん玉ハイ
スクールのどちらに行こうか、3日目当日になっても全然決まら
なかったんですが・・・。こうなったら、その日のフィーリング
にすべてをゆだねるという結論に。
当初の予定ではBIG CATでSEKAI NO OWARI
を観る予定だったんだけど、入場規制がかかってしまったので、
unkieを観にSUN HALLへ。
unkieはex:VOLA&THE ORIENTAL MA
CHINEの青木裕と、ex:RIZEのTOKIEが所属して
いるバンドという事で、”もし、SEKAI NO OWARI
が観れなくなってしまったらそちらに行こう”と思っていたんで
すが。ライブの方は、青木裕のエッジが立ったギター、TOKI
Eの大地をうねらせる様なベース、あとドラムの方のドラミング
がアヒトイナザワを彷彿とさせる様なぶん殴り系のドラミングだ
ったのが非常に印象的でした。で、これはMCで言っていて非常
に印象的だったんですが、unkieの3rdアルバムって通販
限定だという事にちょっと衝撃を覚えてしまいました・・・。で、
関係者&返品対応だったかな?の分を今日持ってきたので是非と
いう所にも・・・。こういう所にも音楽不況の波がやってきてい
るのかな?と思ってしまいました。
unkieを観た後、次は堀江(WEST)エリアに新しく出来
たLive Studio ZEROへ。場所はパンフレットに
掲載されている地図を見たらknaveから近かったのですが、
この近さはどっかで見た事がある気がすると想い、足を運んでみ
たらここってCELL BLOCKがあった場所じゃなかった!?
と。一言で言えば経営者が変わって店舗の名前も変わったんだろ
うなと。
ここで観たのはシリカゲルというバンド。ライブを観た感想はと
いうと、非常に浮遊感漂うサウンドでした。空間という名の海を
自由気ままに泳がせる感じとでも書けばいいのでしょうか?スタ
イル的にはsleepy.abを彷彿とさせる物がありました。
あと個人的に印象が強かったのがベースのMCでした。バンドス
タイルが浮遊感漂う感じだからなのかもしれないんですが、MC
では一転してあえてバカをやっている様に見えました。アントニ
オ猪木の物まねですべってみせたり、10/23のFANJでの
ライブイベントで「MINAMI WHEEL」のパスを受付で
持参したら1000円の所を、関係者に怒られたら考え直すと言
ってみたり、2/4にFANJ twiceでワンマンライブが
決定し、協賛にサウンドクリエーターがついたから、非常にびび
っていますと言ってのけたり。個人的には非常に面白かったです!!
廻りのオーディエンスは普通に引いていたんですが・・・。
次の時間帯、正直言ってどこも決めていなかったんですよ。特に
観たいものがなかったので、パンフレットを見て決める事に。行
き先は次の
三浦大知@BIG CAT
を確実に観る事ができる会場という事は必然的にアメリカ村エリ
アの中で探すという事になるんですが・・・。で、その中の紹介
文で気になったのが、FANJ twiceのbebecut.
tocaというバンド。”ポップスとテクノを融合させた”とい
う文章に惹かれて行く事に。
FANJ twiceの中に入ったら既にライブは始まっていま
した。bebecut.tocaはスリーピースのバンドなんで
すが、それ+ギターの人がコンピューターを使いながら演奏して
いるのかな?と思ったら、ドラムセットの中にも何かの波形?を
使って音が出せる機械が。ライブの方はロックとエレクトロニカ
を混ぜ合わせた感じの様に思いました。ポップスな色彩もあるん
だけど、ポップスというよりかはロックと書いた方が正しいかな?
個人的に面白かったのは、ベースの人がラジオのDJ風にいろん
な事をインフォメーションする所。本当にFMのDJな感じだっ
た事にびっくり!!個人的にはギターの人が巻物で自分のおすす
め(観たい)のスケジュールを披露していたんだけど、ギターの
人はthe telephones観たいんだなと思ってしまいました。
bebecut.tocaを観終わった後、ダッシュでFANJ
twiceを脱出。向かうはBIG CAT。入場規制がかか
ったらどうしよう・・・。と思ったんですが、なんとか入場する
事に成功しました。荷物をコインロッカー(実は今年はこれが初
めて)に預けて、戦闘準備完了!!そしてフロアの中に入ったら
まだスズモクがライブをしていました。スズモクってPE’Zと
pe’zmokuをやっていて、途中で行方不明になったという
記憶があるんですが。そしてフォークシンガーだった記憶がある
んですが、ステージ上は3ピースでライブされている感じが。で、
ビジュアルの方が昔はもっと尖っていた印象があったんですが、
今日観る限りではとても温和な感じに見えました。
スズモクのライブが終わった後、いよいよ三浦大知のライブ。大
知君のライブを観るのは、変声期で活動休止をしてそれが終わっ
た後の東京、大阪での復活ライブ以来ですか。非常に楽しみにし
て大知君のライブに足を運びました。
そしていよいよ三浦大知の登場!!ダンサー4人を引き連れて1
曲目「TOUGH ME」を歌ったんですが、相変わらず凄い!!
という言葉しか見当たらない・・・。歌いながら踊っているのに
ダンサーと同じキレ、というよりダンサーよりもキレキレで踊っ
ている様な気がするんですが?この後の曲も非常にダンサブルな
曲だったんですが、非常に素晴らしいという言葉しか見つからな
い。この後MCで、「大阪凄い、負けそう」と。その後、「MI
NAMI WHEEL」に出演できた事に感謝の言葉を言った後、
今日はバンドが大勢いるなか、こういうダンサーを引き連れての
パフォーマンスは非常に珍しいという事を言った後、最後まで楽
しんでいって下さいと言った後に、KREVAをfeat.した
「Your Love」を。大知君もこういう男臭い曲を歌う様
になったんだな〜と、ちょっと遠い目をしたら、気がついたらダ
ンサーがステージからいなくなってしまいました。その後大知君
が「さっきの”Your Love”はハッピーな歌でしたが、
次は切ない曲です。”別れのべル”」を。個人的には男の心情を
激白させている感じの歌詞内容に思ったんですが、大知君も”大
人の男”になったんだな〜。という風に遠い目をまたしてしまっ
たんですが。もう1曲バラードを歌った後、「ここからはダンス
で盛り上がりましょう」と言った後、「Drama」と1曲盛り
上がる曲をやったんですが、いやぁ〜、ダンシングしてしまいま
した!!目で見ても音を聞いても身体で感じても非常に楽しいラ
イブパフォーマンスをしている!!この2曲が終わった後、オー
ディエンスの方から「今何カロリー?」という言葉が。このライ
ブが行われる前にPangeaでトークライブがあった様で、そ
こでカロリーを計測できる「デイカロリ」という物をもらったみ
たいで。その「デイカロリ」をつけて大知君はライブをしていた
みたいなんですが、結果は約800カロリーだった事にガックリ
きてしまったみたいで。この後次の曲がラストという事をしゃべ
った後、誰が観ても楽しいライブを目指すという決意表明を。そ
の後にラストの曲を。「次のステージに行くためには人それぞれ
壁を乗り越えないといけません。その壁にも2種類あって、周り
の力を借りて乗り越える壁もあれば、1人で乗り越えないといけ
ない壁もある訳で。僕はその壁を乗り越えなければいけない時、
いつも好きな音楽に助けられて来た。今度は自分がそうやって音
楽で助けて行きたい」と言った後にラストの曲「Lullaby」
を。とても安らぎを感じられる世界の様に思いました。
次はDAD MOM GODを。東京スカパラダイスオーケスト
ラを脱退した冷牟田竜之が新たに結成したバンドだそうで。荷物
をロッカーに預けた理由は、ここで暴れるからなんですけど。ス
カと言えばモッシュ合戦!!普段めったな事ではモッシュ合戦な
んかに参戦できないので非常に楽しみにしていた訳なんですが。
ライブの方は、途中でラヴァーズレゲエにアレンジされた「Ti
me After Time」以外は、アップテンポなスカナン
バー。ここを逃してはしばらくはスカダンス&モッシュ合戦に参
戦できないので、思いっきり暴れてきました!!それにしても冷
牟田竜之も楽器を弾く(吹く)のかな?と思ったら、ずっとSO
IL&”PIMP”SESSIONSの社長の様なアジテーター
な感じだった事にびっくりしてしまいました。
BIG CAT3連発ラストは(一応)飛び込み参戦なthe
telephones。一応どういうバンドかは知っていました。
VOLA&THE ORIENTAL MACHINEを彷彿と
させる様なニューウェーブバンドだという事を。そしてライブが
スタートしたらBIG CATのライブフロアがえらい事になっ
てしまいました。正直目が点になってしまった。モッシュ合戦が
ライブフロアの半分まで達している。最初真ん中当たりで観て、
DAM DOD GOMで使った体力をある程度回復させてから
再びモッシュ合戦に参戦しようと思っていたんですが、これじゃ
無理だ!!という訳で再び戦線に参戦する訳なんですが、モッシ
ュ合戦はやっているんですが、私がこれまで経験したモッシュ合
戦とはまた毛色が違うと書いた方がいいのか。私がこれまで参戦
したモッシュ合戦は、はっきり言って”やるかやられるかの殺伐
とした感じ”(さっきのDAM DOD GOMもそうだったけ
ど)だったんですが、the telephonesのオーディ
エンスのモッシュ合戦って、”良い意味でカラっとしている”ん
ですよね。非常に陽気というか。良い所での盛り上がりになると
必ずと言ってもいいくらいにあちこちでサークルモッシュが起き
ると。the telephonesの奏でる音楽もエキセント
リックなニューウェーブなんだけど、どこかポップなんですよね。
だから非常に楽しい!!MCも含めてエキセントリックな所があ
るんですが。正直こういう盛り上がり方もあるんだと。カルチャー
ショックを受けてしまいました。
いよいよ今年の「MINAMI WHEEL」最後の枠。ずっと
決まらなかったんですが、この盛り上がった流れだったら、岡野
宏典を観に行くよりも情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクールを観
にいった方がいいなと。という訳で「MINAMI WHEEL」
初となる堀江フィニッシュという事に。目指すはhillsパン
工場です!!
そして中に入ったんですが、まだ人はそれほどいないですね。で、
ドリンクカウンターの方に目をやると「MINAMI WHEEL」
限定で300円みたいで。これは終わったら飲もうと!!
hillsパン工場の中に入った時は結構ガラガラだったんです
が開演時間が迫ってくると段々人がやってきました。そしていよ
いよライブがスタート。ギターの人が「ここにやってきたのは何
かの縁。だったら皆さん最後まで楽しんでいきましょう」と。そ
の後にギターの人が「そういえば情熱マリ子はどこへ行ったんや!?」
という事を言ったら、後ろから私の身体にさわる人が?なんと後
ろから情熱マリ子が登場。そしていよいよ情熱マリーとしゃぼん
玉ハイスクールのライブが始まる訳なんですが、非常にパワフル
なライブ!!途中ムチみたいな物を取り出して「ビシ!バシ!ビ
シバシ!」と歌う姿は惚れてしまう物があります。この後に前口
上を挟んだ後に「めくるめく行為」「ドントストップ」を。こう
いう歌謡曲調なスタイルは古くもあり斬新でもあると思います。
この後にMC。情熱マリ子が「おまえらアジカルユースに行かな
くてもいいのか!?」という煽りを。その後にラストにここを選
んでくれた事にお礼を言った後、ギターの人が携帯が壊れてしま
って新しいのに変えた時に、メモリーの中に1つだけ残っていた
メールがあったんですが、そのメールが非常にパワフルだったの
で紹介しますと。そのメールの内容は合コンした時にメール交換
した21歳の女の子の日常?を描いた内容だったんですが、聞い
てみて内容が凄過ぎて面白かったけど、確かにパワーはもらえる
なと。この後2曲程歌った後、再びMC。今回の「MINAMI
WHEEL」で久々に復活した”いろんなベスト3”に”好き
な女性アーティスト[顔編]”に2位に入っている事にとても喜
んでいた情熱マリ子。ちょうど1位のbomiが楽屋にいた[1
8:00@hillsパン工場]みたいだったので、「どうも2
位です〜」みたいな感じで挨拶しようと思ったんだけど、あまり
の可愛さに挨拶出来なかったみたいです。情熱マリ子いわく「1
位のオーラがあった」と。この後に去年も一昨年も「MINAM
I WHEEL」に出演して評判が良かったのに、その後のライ
ブでまったく人が来なかった事に軽く愚痴をこぼしてしまった情
熱マリ子。そして友達がいない事もカミングアウトしてしまいま
した。この後、blog・twitter・FaceBookと
あらゆるメディアを駆使しているので、皆さんお友達になってく
ださいと言っていました。この後に「お前はもう生きている」を
歌ったんですが、ラストの方でステージを降りてライブフロアで
歌った事にびっくり!!個人的にSUN HALLでのKING
BROTHERSを思い出してしまいました。この後最後の曲
はいつもこの曲で締めていますと。どんなに辛い事があっても人
生やっていれば良い事があると言った後、「寺町別れ歌」を。こ
の曲はべタベタの演歌の様に思いました。「寺町別れ歌」を歌っ
た後、全員でザ・ピーナッツの「ザ・ヒットパレード」を歌って
踊り、ステージを去りました。情熱マリーとしゃぼん玉ハイスクー
ルのライブ、一言で言い表すとすると、大西ゆかりと新世界を非
常にフレッシュにしてパワフルな感じの様に思いました。観てい
て非常に元気をもらえるというか、ある意味エンターテイメント
性溢れるというか。また観たいなと思いました。
この後、バーカウンターで「生ビール」(300円)を飲んで、
今年の「MINAMI WHEEL」が終了しました。