「MINAMI WHEEL 2012」ライブレポ   
今年も「MINAMI WHEEL」が始まりました!!今年も
開催時期は10月中旬、そして今年も1日目はアメリカ村(MI
DDLE)エリアだけの開催という事に。これに関しては個人的
には妥当だなと。この形をずっと続けていって欲しいなと。  

毎年恒例のBIG STEPで3DAYS PASSPORTと
引き換えて、いよいよ「MINAMI WHEEL」がスタート!!
今年は天気が良い!!去年みたいな形はもう本当に嫌なので・・・。

  2日目のライブレポ  3日目のライブレポ  総評    

今年も1日目はすんなりとスケジュールが決まりました。まずは
今年から新たなに「MINAMI WHEEL」の会場に加わっ
たPangeaに行ったんですが、初っ端から入場規制がかかり
そうな雰囲気なんですが?スタッフはまだ入場できるみたいな事
を言っていたのでそんなには心配していなかったけど。    

そしていよいよライブがスタートという所でFM802のDJ:
飯村大吾さんが登場。どうやらここは飯村さんが担当する番組
RADIO∞INFINITY」
のおすすめアーティストを紹介
する枠だったみたいで。飯村さんは「本当にここで良いのか?」
みたいなアジテーションをしていたんですが、最終的には「良い
バンドなので楽しみにしていて下さい」と。そして最初に登場す
るバンドはこないだのツアーファイナルでPangeaをソール
ドアウトさせたみたいで。ちょっと期待値が上がりました。  

今年の「MIAMI WHEEL」1番最初に観るのはキドリキ
ドリという3ピースバンド。まず1曲目はダンスロックというか
ニューウェーブな感じのサウンドとでも書けばいいのでしょうか?
2曲目はちょっとミドルテンポな曲を。この後ギター&Vo.が
「ここ、いや”MINAMI WHEEL”初出演で入場規制凄
くない!?」そして「ラジオには出演した事がないんですが仲良
くさせてもらっています」と。その後に「ラジオに出演させて欲
しい」と言っていたんですが、番組でプッシュしているバンドだ
と思っていたんですが違っていたんですか?この後に立て続けに
激しいニューウェーブな曲を叩き付けるんですが、このサウンド
を聞いていると”荷物をコインロッカーに預けてこれば良かった”
と後悔している訳なんですが。この後に物販の紹介をした後、5
曲目はミドルテンポな曲だったんですが、ちょっと癖のある感じ
の歌い方の様に思いました。最後の曲に行く前に今後の予定を。
この後再び自己紹介を「SAKAI Cityからやってきたキ
ドリキドリです」という所がZAZEN BOYSの向井秀徳
彷彿とさせる感じなんですが?そして告知を。10/20にPa
ngeaでタワーレコード難波店のイベントに出演。そして明日
「Let’s DANCE」のイベントに出演だそうです。風
営法によってライブハウス(クラブ)の運営を規制される事に対
して反対という意思表示をするために出演だそうで。確かにこう
いうアンダーグラウンドカルチャーがある事によって属にいうピ
ラミッドの頂上の部分が存在できるものだと私は思います。最後
の曲はちょっとギターロックよりだったかな?キドリキドリのラ
イブ、ニューウェーブを軸にしたライブが個人的にはとても好み
でした。予備知識無しで来てしまったから仕方ない部分はあるん
ですが、出来れば荷物無しで&アルコールを飲んでから参加した
かったなと。今年の「MINAMI WHEEL」も初回から良
いバンドを選択した様に思いました。            

この後、新しく「MINAMI WHEEL」の会場となったP
angeaを祝して「カシスソーダ」を飲んだ後、「MINAM
I WHEEL」で1番大きい箱なBIG CATへ移動。  

BIG CATに入った後、ある意味「MINAMI WHEE
L」名物なカレー(300円)を食べた後、次に登場してくるバ
ンドを心待ちにしていました。               

ここで観るのはFRiPというバンド。結構いろんな所に推され
ているバンドという印象があるんですが?まず1曲目を聞いた時
にびっくりしてしまいました。音源を聞いた時はハードロックな
印象があったんですが、えらいオルタナティブな曲だった事に。
この後ギター&Vo.が「BIG CATへようこそ」と言った
後に2曲目をやったんですが、今度はえらいエモーショナルとい
うか、いろんな衝動を叩き付けているという印象を受けてしまい
ました。3曲目に「ワンダーランド」という曲をやった後にここ
でMC。「”MINAMI WHEEL”へようこそ」と言った
後、「4、5年前から”MINAMI WHEEL”に出演させ
てもらっているんですが、今回初めてBIG CATに立てさせ
てもらいました」と。この後に「5月に”XX emotion
というアルバムをリリースしました。このアルバムはライブが大
好きな私達がライブでやって楽しい曲をアルバムに収録しました」
と。その後「今現在全国7ヶ所でライブツアーをやっています」
と言った後に、オーディエンスの声を受けてから言う内容が変化
しました。「本当に大阪はいつも私達を成長させてもらっていま
す。私のライブの内容にダイレクトで反応が返ってくるので。そ
こで反省をして次に活かしてきたと思います」と。で、Vo,&
ギターの目と表情を見ると感極まっている感じがするのは気のせ
い?この後に10/26に梅田クラブクアトロでライブをやると
いう告知をやった後に「XX emotion」の曲を。最後に
サビの部分をコール&レスポンスをやってFRiPのライブが終
了したんですが、最初に書いた通り音源を聞いた印象とは異なり”
オルタナ×エモコア”な印象を受けました。あとギター&Vo.
の視線が”冷たくて鋭く射る”感じが個人的には非常にたまりま
せんでした。                       

この後、ここBIG CATにいればMONOBRIGHTが観
れるんですけどね。キドリキドリ・FRiPでロックにお腹いっ
ぱいになってしまったのでBIG CATを抜け出します。  

そして三角公園で次どこにいくか作戦会議をしていると、去年の
私の「MINAMI WHEEL」トリを飾った情熱マリーとし
ゃぼん玉ハイスクール
に出くわしてしまい、なんと情熱マリ子様
じきじきにフライヤーを受け取ってしまいました。というより普
通に情熱マリーとしゃんぼん玉ハイスクールって入場規制になる
んじゃないの!?と思ったら、確か今年のBIG CATのトリ
WHITE ASHだからな〜。ここは確実に規制&行列が出
来るだろうと。ちなみに私ですか?それは秘密。(ちなみに情熱
マリーとしゃぼん玉ハイスクール
は今年もトリ[Pangea
で出演です)                       

作戦会議の結果ディボッツを観にSUN HALLへ。紹介文の
”ヒップホップバンド”という部分に惹かれて足を運ぶ事にしました。

そしてやってきたSUN HALLなんですがオーディエンスの
数が少ない・・・。30人くらいでしょうか?BIG CAT
MONOBRIGHTがやってるからでしょうね〜。それにして
もSUN HALLはスクリーンを幕変わりに使っているのね。

そしていよいよライブなんですが、ステージ上を観てびっくりし
てしまいました!!あれ機材がない!?ステージ上にはマイクス
タンド3本と後ろにパソコンが。まず1人が登場してきてステー
ジ前方に設置していた蛍光灯?に電源を入れる。その後にぞろぞ
ろとメンバーが登場&サポートに女性ダンサーが2人。そしてラ
イブが始まるんですが、これヒップホップバンドじゃなくて普通
に”3MC、1DJ”じゃないの!?ヒップホップバンドと記載
されていたので韻シストみたいな”おしゃれでジャジーな感じ”
をイメージしていたんですが。ただ個人的には非常に好きなんで
すけどね。ダンサーは最初の2曲だけだったんですが、ダンスの
内容がヒップホップというよりかはレゲエな感じがしたんですが!?
ディボッツのライブはハードコアからポップな物までラストの曲
はどっちかといえばダンスホールレゲエー調な感じで1人、”ヒ
ップホップMCからレゲエDeeJay”になってしまった方が
いたんですが非常に上手いと思いました。きちんと言葉が入って
きたし、あとマイクリレーが非常に上手いなと。いいユニットを
みつけたと思いました!!それ以上にですね、”まさかロック(
バンド)枠なSUN HALLでヒップホップが登場するとは”
という驚きの方が大きかったんですけど。          

1日目ラストはGAKU−MCを観にAtlantiQsへ。A
tlantiQsに行くのって久しぶりな気がする。     

1年振りのGAKU−MCのライブ。1番びっくりしたのは今回
のライブはGAKUさんのアコースティックギターでの弾き語り
という部分。数年前からアコギを弾きながらライブをやっていた
のは知っていたんですが、とうとう弾き語りですか。まず1曲目
「Mic Check 1.2」を。で、イントロだけやって
いくとGAKUさんが「音響さん、GAKU−MCといいます。
僕のギター最高に良い音鳴っています」と。この後再びイントロ
を歌っていると再びGAKUさんが「音響さん、お客さんの声が
聞こえてきません。あと手拍子も鳴っていません」と。要するに
オーディエンスに”もっと盛り上げろ”というやつですか。とい
う訳で私も含めてオーディエンスの皆さんは手拍子を鳴らしなが
ら”Hey,HeyHey,Hey,HeyHey,Hey,H
eyHey,Mic Check 1.2.
”を言う事に。音響
さんに満足したという事を言った後、次の曲についてGAKUさ
んがサビの部分で”昨日のOh No”の”No”という部分と
明日のYes Yes”の2回目の”Yes”という部分を言
って欲しいと。そして練習で少しやった後、「昨日のNo,明日
のYes」
を。アコギ1本でもなかなかいい感じです。この後G
AKUさんがヒップホップなアジテーションをした後に携帯で撮
影を。その後にGAKUさんが「お前らも撮影していいんだぞ」
と。その後に「次にやる曲の間はつぶやいて(twiter)も
かまわない」と言った後に「もしもラッパーじゃなかったら」を。
この曲のリリックってEAST END時代そしてGAKU−M
Cの名曲が入っているじゃないですか!!個人的には「クロール」
のリリックが入っていた事にびっくり!!というより、それ以上
にリリックの構成が素晴らしすぎる!!この後にGAKUさんが
簡単な自己紹介を。その後オーディエンスからの「GAKUさん、
素敵」「GAKUさん、かっこいい」という声に対してレスポン
スを返した後に次にやる新曲「ALL FOR PLUS」のサ
ビの部分「Oh,OhOh,Oh,OhOh,Oh,OhOh,
ALL FOR PLUS」
で歌って欲しいと。この曲は新曲だ
けど誰も歌わなければステージを降りると。ここで”えっ〜”的
な声を言うとGAKUさんは真剣な表情で「俺はいつでもステー
ジを盛り上げる事が出来なければステージを降りる覚悟は出来て
いる。サッカー選手と同じで最高のパフォーマンスが出来なけれ
ばユニフォームを脱ぐのと同じで。それにお前らはもう”お客さ
ん”ではなく”メンバー”だから盛り上げる責任がある」と言っ
た後に「ALL FOR PLUS」を。いろんな出来事で気分
を落としてしまっても気持ち次第でなんとでもなるみたいなGA
KUさんらしいポジティブな曲だと。もちろんサビの部分は頑張
って歌いましたよ!!次の曲はGAKUさんが大切な人を亡くし
た時に作った曲を。と言った後に「ナクスコトデシカ」を。この
曲はGAKUさんがお父様を亡くされた時に作った曲なんでしょ
うか?レクイエムな感じにも聞こえました。「ナクスコトデシカ」
を歌い終わった後、GAKUさんが「次の曲でラストです」と言
ったらオーディエンスが「えっ〜」という言葉が。この後GAK
Uさんが「これ以上やると出入り禁止になるから」と。その後に
「本当に良いイベントだから。明日も明後日も良いアーティスト
さんが出演するから」と言った後、GAKUさんが去年念願の自
分だけのレーベルを立ち上げた事を言った後「何でも願いは持ち
続けるものだと。そしたらいつか叶うんだと。流れ星が流れた時
に」と言った後に「夢の叶え方」を。ライブを観た感想はGAK
Uさん普通にアコギ上手くなっていると思いました。あと向井秀
徳アコースティック&エレクトロニック
のライブってこんな感じ
なのかな?とも。