2日目は観たいものが結構かぶってしまって、どこに行こうか結
構迷ってしまいました。2日目最大の難所は         

          堂珍嘉邦@BIG CAT       

をどう読むか。その前の20:00台の枠を         

   ORESUKABAND@OSAKA RUIDO   

にしているんですが、この時間帯で”△(入場規制間近)”だっ
た時は                          

           Noz@FANJ twice    

を観に行く事に。Nozも観たかったアーティストなので。  

2日目最初はSUN HALLに足を運ぶ事に。SUN HAL
Lにやってきたら個人的にSUN HALL名物と指定させても
らっている「ブラックルシアン」(600円)を飲んで戦闘準備
完了です。                        

今年の「MINAMI WHEEL」のお目当てはこちらでした。
TARIKI ECHOという”レゲエ×お坊さん”というユニ
ット。「MINAMI WHEEL」の視聴サイトでたまたま出
会ったのがすべてのキッカケ。本当に楽しみにして足を運んだの
ですが、オーディエンスの方が少ない。そして始まったTARI
KI ECHOのライブなんですが、1曲目はレゲエというより
かはむしろハウスと書いた方が正解なのでしょうか?そんな風に
思ってしまいました。2曲目からはDUBな感じの選曲だったん
ですが。それにしてもこういうクラブサウンドに乗せてお経を唱
えるのってとても斬新な気がするんですが?この後にMCだった
んですが、もっと神々しい感じの方々なのかな?と思ったら、意
外と気さくなお兄さん(ちなみに2人組ユニットでお坊さんの格
好で頭にバイクのヘルメットをかぶっています)だった事にびっ
くり。もっと前の方に来て踊ってくださいという様な事を言った
後、私達は浄土真宗のお坊さんという自己紹介をした後に次は
讚仏偈」
という曲を。この曲のサビの部分で沙羅双樹の花びらを
投げていました。そして次の曲からリバーブがどんどんときつく
なっていき、私の方も「ブラックルシアン」を飲んだ影響からか
段々と気持ちよくなっていってしまいました。最後の曲はドワン
ゴで配信されている「重誓偈(じゅうせいげ)」をお務めさせて
頂くと。この曲は湘南乃風を意識して作ったダンスホールレゲエ
だと言っていたんですが果たしてどんな感じになるんだろう?あ
とこの「重誓偈」は「MINAMI WHEEL」の視聴ページ
で何故かフルで聴けるみたいです。そして始まった「重誓偈」
ったんですが、これ本当にダンスホールレゲエだったんですね!!
まさかお経をレゲエDeeJayの節でやるとは思わなかった!!
やる前に「おもいっきりタオル回してください」と言っていたけ
どこれだったらタオル廻せるなと。本当に非常に面白いライブで
した。個人的には日本で活動するよりも海外(ドイツあたり)の
方が受けそうな気がしました。               

TARIKI ECHOを観た後、堀江地区に行く事に。3日間
のタイムテーブルを観て、今年堀江地区に行けるのはこの時間帯
くらいしかなかったので。                 

という訳で向かったのはclub vijonだったんですが、
久しぶりにclub vijonに行ったらちょっと迷子になり
かけて(地図を見ないで行ったので)しまいました。最終的には
自力でみつけたんですが。ちなみにclub vijonは「な
にわ筋」の1つ手前の筋にあります。(属に言う自分用ですね)

次に観たのはsoratobiwo。編成は5人組の紅一点(紅
一点はキーボード)バンド。まず最初2曲を聞いた感想はエモコ
アな感じのサウンドに乗せて心に語りかけてくる様なVo.の歌
声とでも書けばいいのでしょうか?とても内性的な歌詞世界の様
にも思いました。この後にMCで挨拶をした後、「ずっと”MI
NAMI WHEEL”に出たくて仕方ありませんでした」とい
う事を言った後に「ムーンウォーク」という曲を。夜中に自分の
いらない物を1つずつ捨てて行くといった感じの内容に思えてし
まったんですが。その次にやった「シーラカンス」も夜を彷彿と
させる様なイメージ。この後に再びMCで「”MINAMI W
HEEL”の存在を知ったのは5年前。こういうイベントに出演
したら楽しいだろうなと思って、3回バンドを解散させてようや
くここに辿り着きました」というMCを聞いてびっくり!!はっ
きり言ってそういうタイプのVo.には見えなかったんですが・・・。
その後に「昨日いろいろとフライヤーをばらまいたんですが、そ
こで明日観に来てくれたらいろいろと秘密を教えると言ったので
いま公表します」と。「来場者全員にシールを配ります。そのシー
ルを12/11にclub vijonでやるレコ初ライブ”
やすみ、世界
”に持ってきてくれた方は”soratobiwo
のDVD”を差し上げます。そしてこの中にいくつか当たりがあ
るん(シールをめくったらしるしがあるみたいで)ですが、それ
を持ってきてくれた方には”soratobiwoの裏DVD”
を差し上げます」と。そしてその当たりのシールを右の最前列に
いたオーディエンスにプレゼントした後、最後に「やさしいライ
オン」
という曲を。最初は内性的な歌詞という印象を受けたんで
すが、段々と”夜・闇”をテーマにして歌詞を書いているのかな?
と思ってしまいました。                  

soratobiwoを観た後、DROPへ移動。次はmy−B
utterflyを。こちらのバンドははっきり言って次のタル
トタタンを観るための前乗りだったんですが、凄く熱いライブで
した。ハードロック〜メタルを軸にしたサウンドに乗せてVo.
の熱い歌声&アジテーションがとても印象的でした。あとMCで
「ずっと”MINAMI WHEEL”に出演したかった」と言
っていたのがとても印象的でした。             

my−Butterflyが終わった後、いよいよタルトタタン
の出番なんですが、オーディエンスの数が結構多くなってきてい
る気が?確か相対性理論のメンバーがプロデュースしたユニット
だったかな?                       

そしていよいよタルトタタンが登場してきたんですが、ギターが
ex:くるりの大村達身ですか!?こんな所で大村達身と出会う
とは。で、最初に2曲やったんですが非常に抽象的な歌詞を歌っ
ている気がしました。それとですね、良くも悪くもお人形さんと
いう印象が。所々でダンスを踊る所がちょっとキュートだったり
します。この後にMC。「今日はタルトタタン初めての大阪のラ
イブにお越しいただきありがとうございます」「次の曲は亀高綾
乃が歌い、有井優がキーボードを演奏する”シンキングインザレ
イン
”を」「その次に有井優が歌い、亀高綾乃がキーボードを演
奏する”epoch making love”を歌います」と
言ったんですが、正直に書くと言わされている感丸出しだったん
ですが。この後にそれぞれのソロ曲を聞いたんですが、両者とも
ヘタウマのロリボイスな声だなと。個人的には有井優が歌った
epoch making love」
がとても好みでした。
パンがなければケーキ パンがなければケーキでいいじゃない」

という歌詞が8割ほどだったんですが、そこが非常にキュートだ
った。この後にメンバー紹介をした後に2曲やって告知を。そし
て最後に亀高綾乃が「0歳から10歳まで宝塚に住んでいてよく
大阪にも遊びに来ていました。久しぶりに大阪にやってきて帰っ
てきた感じがしました。大阪本当に大好きです」と言っていまし
た。この部分はちゃんと自分の想いを言ったんだろうなと。感想
はですね、音響が悪かった部分を差し引いてもタルトタタンの歌
声がしっかりと聞こえてこなかったのが非常に残念でした・・・。
あとサポートのバックバンドが非常にしっかりしていたと。ライ
ブイベントなので仕方ない部分はあるんですが、もっとタルトタ
タンの歌声を引き出す感じのセッティングだったら、非常に魅力
が出ていたと思うだけにちょっと残念だったかな?      

ここでちょっと休憩。三角公園の近くにある「甲賀流」で「たこ
やき」(300円)と「生ビール」(350円)を。いつも「甲
賀流」
にはお世話になっています。             

休憩を終えた後、こちらも新しく「MINAMI WHEEL」
の会場に加わったCONPASSへ。地図で場所をチェックした
ら、ここはかつてunagidani sunsuiがあった所
だろうなと。                       

そしてやってきたCONPASSなんですが、予想通りunag
idani sunsui
のあった場所だった。ライブを観る前
にちょっと腹ごしらえを。「バターチキンのカレー」を食べた後、
ライブに臨みます。                    

この時間ライブをやるのはthe 京都というバンド。ベース、
ドラム、キーボードの3人体制なんですが、やっている事はエレ
クトロニカのインストゥルメンタルなんですが、ビジュアルがは
っきり言ってビジュアル系バンドなんですが。で、しばらくして
いるとステージに女性が乱入していると思ったら、急に踊り出し
たじゃないですか!!で、あの方はメンバー!?と。物凄い前衛
的なダンスを繰り広げている訳なんですが。正直あのダンスに見
とれてしまったというか、いろんな意味で唖然としてしまいました・・・。

the 京都で唖然とした後、Soap opera clas
sicsで指田郁也を観に。去年観たライブで非常に印象に残っ
ので。本当に良い歌声だと。よくよく考えてみたら今年の「M
INAMI WHEEL」で”歌”を聞きに行くのはこれが初め
ての様な気がする。                    

時間ぎりぎりになんとか到着。まずは「Bird」を。相変わら
ず素晴らしい歌声だなと。おもいっきり飛び立つ感じが上手い事
表現出来ている感じがする。去年と比べて若干歌声が淡い感じが
したのは気のせいかな?この後にMCを。普段は男性とばっかり
対バンしているそうなんですが、今回は僕以外は全員女性なんで
とても緊張していると。その後いつも男性ばっかりなので楽屋が
小汚いんですが、今日は女性しかいないのでとても奇麗ですと言
っていました。この後に「今日、カップルで来ていらっしゃる方
はいますか?」と呼びかけた後「1人の方も、今日はいらっしゃ
らない方も小さい愛を歌った曲なので、それぞれ頭に浮かべて聞
いてください」と言った後に「愛のうた」を。身近にいる大切な
人の事を思った心暖まる曲でした。その次にやった曲は今度は真
逆の”哀”を歌った「哀しかない」を。好きになった女性を遠く
で見つめている様な感じの曲に思えたんですが?好きだけど好き
だけど気持ちを伝える事が出来ないみたいな。次の曲でラストだ
そうです。正直短いと思ってしまったんですが。最後の曲に行く
前に告知を。11/4にknaveでワンマンライブがあるそう
です。最後の曲は「花になれ」という曲を。この曲は指田郁也が
中学校の時、心の病になっていたみたいで、その時山下達郎さん
の曲をずっと聞いていたら心のモヤモヤが晴れたと。僕も山下達
郎さん
みたいに人の心に訴える曲を作りたいと思って、この曲を
製作したみたいです。聞いた感想は”心を強くあれ”みたいな、
心をグっと鷲掴みされる様な感じの曲でした。これぞ”ソウルミ
ュージック”だと。                    

指田郁也の”歌”を堪能した後、OSAKA RUIDOへ向か
います。ここで観るのはオレスカバンド改めORESUKABA
ND。ここは暴れるためにやってきたのでコインロッカーに荷物
を置いてきました。                    

そしてORESUKABANDのライブが始まるんですが、幕が
上がってびっくりしてしまいました。ホーン隊をサイドのポジシ
ョンに置いたのねと。そしてライブがスタートしたらとみがいき
なりベースソロをかましてくれたじゃないですか!!びっくり!!
で、曲が始まり間奏の部分になるとホーン隊ではなくいかすさん
がアジテーションですか。いろんな意味でびっくりしてしまいま
したよ!!びっくりしたという意味ではとみがメインボーカルを
やる曲があったとは。とみの可愛らしい歌声がとても素敵でした。
とみがメインボーカルを担当した曲の後にやったのは「自転車」
サビのリピートの高揚感がたまらない!!個人的に印象深かった
のはその「自転車」の後にやった曲。オーセンティックスカな曲
だったんですが、正直”オレスカもオーセンティックスカが似合
う感じのバンドになってきたか”と思いました。このまんまホー
ン隊の3人娘はずっと後ろのまんまでいるのかな?と思ったら、
やっぱり前に出て来てアジテーションしてきましたか!!ずっと
前に出たくてうずうずしていた感じがしていたし。最後はポジシ
ョン関係なしに暴れまくっていました。ORESUKABAND
のライブ相変わらず非常に楽しかったです!!        

OSAKA RUIDOからBIG CATまでダッシュです!!
これぞ「MINAMI WHEEL」を制覇するための鍵と書い
ても過言ではないと。観たいバンド・アーティストがあるならダ
ッシュでいかないと。                   

そしてギリギリで堂珍嘉邦に辿り着きました。CHEMISTR
活動休止後、大阪でライブ(インストアは知りませんが)をす
るのはこれが初めての様な気が?噂でロック方面の事をやるとい
うのは情報入手していたんですが。で、曲が始まったんですが、
ギターを弾いてやるのね。ギターを弾いてやるのはとてもサマに
なっているんだけど、なんかかっこつけてやっている気が?この
後にMCで自己紹介した後に「She knows why」を。
ここまで曲を聞いた感想はロックというよりかは、むしろAOR
な部分もある気が?基本ポップロックなんですけどね。この後改
めて自己紹介した後、今はグループでの活動を休止してソロ活動
をしていると。この後に11/14にソロデビューシングルをリ
リースすると。このシングルは両A面シングルだそうで、そのう
ちの1曲をやると。この曲はアメリカで曲を作っている時に出来
たそうで、日本では朝になるとカラスやスズメの鳴き声がするけ
ど、アメリカではハミングバードが鳴くんです。それがとても奇
麗でそこからインスパイアされて出来た曲です」と言った後に
ハミングバード」
を。この曲を聞いているとSMILEを思い出
してしまいました。堂珍嘉邦がSMILE大好きだからそういう
風に思ったんだろうけど。ここで堂珍嘉邦はギターを置いてボー
カルに専念を。次の曲は「SHOUT」を。この曲は冒頭の「S
HOUT」
からとてもインパクトが強い&ハードロックよりな曲
の様に思いました。次のR&B調な曲が個人的には1番好きでし
た。堂珍嘉邦のハイトーンボイスも聞けたし。ラストの曲も良い
感じでキャッチーなポップロックがとても良かったです。その2
曲の歌詞が”新たな道を歩む・新しい物をつかみ取る”決意みた
いな物を感じ取りました。                 

堂珍嘉邦がステージを去った後、前方のオーディエンスはアンコー
ルを要求する手拍子を叩くんですが、出てくる訳ないよな〜と思
ってみていたら、スタッフの「本日の公演は終了しました」とい
う声がない。これはもしかしたら!?と思ったんですが、やはり
なかったみたいで・・・。もっと早く出て来て欲しかった・・・。