加藤いづみ            
   Live tour 2015            
         『Music&Love』ライブレポ   
初めて1ヶ月で2度目の東京ライブを体験してきました!!1回
目は石野田奈津代のリクエストライブ
だったんですが、2度目は
加藤いづみの8/7にリリースされた「MUSIC」リリースに
伴う東名阪ツアーの東京でのライブ!!東京でいづみさんのライ
ブを観るのは出産後復帰初ライブ以来ですか〜。その時のライブ
はまさかの「好きになって、よかった」をセットリストから外す
というめちゃめちゃロックというか、とても攻撃的すぎるセット
リスト(ある意味節目ライブだったから間違いなくいれてくると
思っていたので)だった訳なんですが。この東京でのライブの注
目点はたった1つ。大阪でのセットリストをいじってくるのか?
個人的には絶対にいじらないでくれ!!と。今回のセットリスト
には「さよならが言えない」が入っているんですよね♪頼むから
そこだけは!!という気持ちを込めて東京へと足を運んだ訳なん
ですが。                         

今回の東京でのライブの会場は「Mt.RAINIER HOL
L SHIBUYA PLEASURE PLEARURE」と
いう、かつて映画館だった所をライブハウスに改装した所だった
かな?で行なわれます。ここ最近のいづみさんの東京でのワンマ
ンはここで行なわれているという印象が強いんですが?で、公式
HP
で行き方を調べた結果、道玄坂を登っていってユニクロが入
っている建物の6階にあるそうで。ここにたどり着くまでが意外
と大変で、開演時間ギリギリだった・・・。         

そして今回の席は”2階A席17番”というまさかの座席指定だ
ったので、イメージ的には「Zepp Numba」「なんば
Hatch」
みたいに、”1階は基本スタンディングで2階は座
席があるライブハウス”というイメージだったら、なんとまさか
の1階席にも座席があるじゃないですか!!映画館だった所を改
装したライブハウスだったのは知っていたんですが、座席の方も
そのまんま流用した形になったとは・・・。これはライブハウス
というよりかはホールと書いた方が正解かも?そして東京でのホー
ルライブ初体験という展開になってしまいました。      

いよいよライブが始まる訳なんですが、まずはバックバンドのメ
ンバーが登場してきた後に加藤いづみが登場。衣装はピンクのワ
ンピースですか!?2階から見た感じなんですけどとてもうん十
うん歳には見えません!!それにしてもよくよく考えてみたらい
づみさんのライブをこういう2階席で観るのは初めてかもしれま
せん。1曲目は「毎日がEXAMINATION」毎回思う事な
んですが、いづみさんの1曲目は不安定だなと。2曲目が「青空
とレインブーツ」
ここまでは大阪でのライブと同じ展開。3曲目
「不思議が丘の少年」なんですが、この曲を聞くといつも儚い
気持ちになります。この後にMCを。挨拶をした後にこの日の天
気の状況を聞いた(雨が降っていたので)後、8年ぶりにアルバ
「MUSIC」をリリースしたという報告をした後にどのくら
い購入したか!?という事を聞いた後「新しいアルバムからの曲
だけじゃなく、懐かしい曲もたくさんやるので最後まで楽しんで
いってください」と言った後に「坂道」を。改めて思う事なんで
すが、”甘くて切ない世界”ですか。こういう曲を歌わせたらい
づみさんは天下一品だなと。そして「好きになって、よかった」
ですか。前回聞いた時も思った事なんですが、イントロにちょっ
と違和感を感じてしまったのは私だけなんでしょうか?この後に
バンドメンバーの紹介を。紹介の仕方は大阪でのライブとほぼ同
じだったんですが、榎本高さんの時はちょっと違ってました。榎
本さんはライブが近づくと楽譜を忘れてステージに上がっている
夢をみるそうです。そしていづみさんもライブが近づくとそうい
う夢を見るそうで。いづみさんも急にステージ上で自分の知らな
い曲が演奏されてとてもあたふたしている夢を見るみたいなんで
すが、今回は新しい展開の夢を見たそうで。楽屋でお化粧をして
いる最中にマネージャーに「いづみさん本番なんでよろしくお願
いします」と言われて、まだすっぴんなのにステージにでて「こ
んばんは、加藤いづみです」という夢を見たそうで。こういう夢
はライブ前にはいつも見ているみたいで、こういう夢を見る度に
”もうすぐライブなんだな”と思うと言っていました。この後に
昔はリハーサルの時に、雑誌のグラビアアイドルについて可愛い
とかの批評をバンドメンバーの皆さんはしていたんですが、今は
囲碁番組のアシスタントの子良いね!!とか、ラジオ体操(NH
で放映されている?)の子良いね!!とか言っているので、そ
の会話に対してスルーをしているといづみさんは言っていたんで
すが、そんな話をしていたら次の曲に行けなくなったといづみさ
んが言ったら、高橋研さんが「そんな話題にしたのはお前だろ」
と駄目だしをされた後に、「夏のカーディガン」を。この曲を歌
い終わった後に、バックバンドの狩野良昭さん・榎本高さん・田
中徹さんがステージから一旦去った後に8/7にリリースされた
「MUSIC」について話していました。当初いづみさんは”シ
ンプルでアコースティックなもの”を作る予定だったんですが、
高橋研さんは”とにかくポップな作品”を作りたいと。あとは
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「恋するフォーチューンクッキー」がここ10年で衝
撃を受けた曲と言って、ああいう感じの曲、そして70年代のア
メリカのポップスを加藤いづみが消化したらどんな感じになるか?
やってみたかったと言っていました。そして最初は懐疑的だった
いづみさんだったんですが、作品を作っていくにつれて段々とそ
っち方向に気持ちが向かっていって、最終的にはこのアルバムの
コンセプトを自分が考えたみたいな感じの事を言っていました。
この後に「あこがれ」を歌ったんですが、「MUSIC」に収録
されている曲の中でこの曲が1番好きだなと。アップテンポナン
バーではないと思うけれど、この曲もポップな曲だと思います。
「あこがれ」を歌った後に、佐藤史郎さんもステージから一旦去
ります。ここで次の曲に行くMCを。次はいづみさんの故郷松山
市にある商店街の事を歌った曲を歌うそうです。「銀天街」故郷
に帰ってきた時、あの頃描いていた自分の将来とは全然違う人生
を歩んでいるんだけれど、この商店街のアーケードの下を歩いて
いたら、あの頃に帰ってこられるみたいな感じの歌詞の様に思い
ました。「銀天街」を歌った後、高橋研さんと佐藤史郎さんが入
れ替わり再びいづみさんのMC。夏の青空を見ていると故郷の松
山の事を思い出すと。ここから1週間前の大阪でのMCと同じ事
を言った後に「青空」を歌ったんですが、「青空」って元々そん
な感じの曲だったっけ!?と、こないだのライブでも思ったんで
すけど、時が経つにつれて・・・。みたいな感じなんでしょうか?
「青空」を歌い終わった後、バンドメンバーがステージに帰って
きました!!今日の私のライブのハイライトはここなんですよ、
ここ!!セットリストが変わっていなければ、ここであの曲を歌
うはずなんですよ!!そして「青空」の次の曲は・・・。セット
リスト変わってなかった!!この日のライブで1番楽しみにして
いたのはこの曲だったんですよ!!「さよならが言えない」をや
ってくれた!!ずっとライブで聞く事ができなかった曲をこの1
週間で2回も聞けるとは!!とても贅沢であり至福なのです!!
そして「さよならが言えない」を歌い終わった後のいづみさんの
コメントが「つらい」を連発していたのがとても印象的でした。
そしてこの後に研さんが「(こんな曲作って)ごめんね」と言っ
ていた所も。この後に「ここからは楽しい曲を」と言った後に
恋をしようよ」
を。この曲も今までライブでは聞いた事がなかっ
たのに、ここ1週間で2回も聞ける事になるとは!!そして「最
後の恋の見つけ方」
なんですが、とても楽しそうに歌ういづみさ
んを見るとちょっと違和感を感じてしまうのは私だけなのかな?
なんて。最後にこの日のライブに足を運んでくれたお礼を言った
後に「星空のジェットプレイン」を。久しぶりのいづみさんのラ
イブだったんですけどね、いづみさんの本編でのラストの曲って
この曲か「ドライブ」「星合いの空まで」というパターンが多
い気がします。                      

そしてアンコール、佐藤史郎さんと共に登場したいづみさん。衣
装は「MUSIC」のロゴが入ったTシャツに白と黒のストライ
プが入ったロングパンツ。まず1曲目は「休息」を。この曲を聞
くとすっと身体の力が抜けていく感じがします。この後にMCで、
人には頑張れとか声をかけれるんだけど、自分自身の事について
は無理して頑張ってしまう。と言っていたかな?そんなMCをし
ていた後に残りのバンドメンバーが入場。そしてグッズのTシャ
ツの宣伝をした後に「ロストチャイルド」なんですが、この曲が
1番「MUSIC」に収録されている曲の中で1番いづみさんら
しさが出ているかな?と。この後にバンドメンバーが登場してき
たんですが、いづみさんが「今日は満月なんですけど、雨が降っ
てきたので見えないですね」と。この後に「”雨の日に満月”み
たいな曲ができそうですね」と言ったら、研さんと狩野さんが悪
乗りして何回も即興で「雨の日に満月」の曲をやったら、いづみ
さんが「さっき言った奴はこれ!!」と言っていたのが印象的で
した。そして最後の曲は「ZERO」だったんですが、よくよく
考えてみたらになるんですが、アップテンポな曲をよくやった割
には席から立ってスタンディング状態になったのは「ZERO」
だけだったなと思ってしまった訳なんですが。        

アンコールが終わった後、オーディエンスが再アンコールを求め
る手拍子が!!かなり熱烈な手拍子だったので私も参戦した訳な
んですが、さすがに出てくる訳ないかと思っていたら・・・。 

再アンコールに応えたじゃないですか!!けれど登場してきたの
は研さんだけ。という事はアコースティック形式でのライブでは
おなじみのリクエストコーナー!!という訳でもないみたいで。
当初は「空とぶカウボーイ」をやる予定だったんですが、研さん
がコードが分からず悪戦苦闘しながら結局弾かず。そしていづみ
さんがオーディエンスにリクエストを募った所、「Octobe
r」
をリクエストしたオーディエンスがいたので”私も聞きたい!!”
と思ったんですが、「October」やるんだったらアコース
ティックよりもバンドの方が似合っていると思うし、バンドでや
る時点でセットリストに入っているだろうなと思ったので、やら
ないだろうなと思ってしまったので違うだろうと。で、結局何を
やるのかな!?と思ったら「屋根の上で」ですか。いづみさんの
優しい歌声がとても印象的でした。             

この日のライブでも1番印象に残ったのは「さよならが言えない」
を歌ってくれた事ですか。大阪でのライブでセットリスト変える
かも?発言があったので、内心ひやひやものだったんですが。私
が加藤いづみのファンになった曲&初めて好きなアーティストだ
と言い切れる人が出来た瞬間がこの「さよならが言えない」を聞
いた時だったのでとても感慨深いものがあったんですが、その一
方で歌い終わった後に何回も「つらい、つらい」というコメント
を聞いた時は”この曲をライブで聞けるのは次は何時!?”と率
直に思ってしまった訳でもあり・・・。正直このライブを収録し
たアルバムをリリースしてほしいなと。あとは初めて行った「M
t.RAINIER HOLL SHIBUYA PLEASU
RE PLEARURE」は観ていてとてもいいホールだなと。
発想が良いというのもある(映画館を改装して)し。アコーステ
ィック〜ポップなスタイルで、ライブハウスよりもホールの方が
映えるアーティスト・ユニット・バンドはこちらでライブした方
がいいのかな?と思ってしまいました。最後にですね、まさか”
ひと月で2回も東京でライブを観る日がやってくる”とは思って
もいなかった。