花*花             
「花*花スペシャルライブ                 
     〜二人で紡いだ20年 感謝を込めて〜」ライブレポ
今年の初のホールライブはこちらになりました。花*花の結成2
0周年記念ライブです。花*花は確かメジャー契約満了後活動休
止状態になり、10周年を機に再び活動再開した記憶が!?その
10周年のライブを観に行った
なと。で、今年初となるホールラ
イブがまさか姫路市文化センター大ホールだったとは!!まさか
このホールに再び足を運ぶ事になるとは思いもしませんでした。
前回観に行ったのは氣志團のライブツアーだったんですが、それ
が最初で最後だと思っていたので。これぞまさしく”夢にも思わ
なかった展開”だと。花*花のライブ自体観るのも久しぶりだな
と。前回観に行ったのはその当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった日本
エレキテル連合らが出演していたお笑いライブのオープニングア
クト的存在のライブ以来
ですか。ワンマンライブだと活動再開後
初となるアルバム「ハライソ」のリリースツアー以来
ですか。で、
姫路でのライブは石野田奈津代以来という、色んな意味で久しぶ
りなライブとなりました。                 

前回行った時山陽電車の「手柄駅」で降りてから向かったんで
すが、その帰りにKissesキッシーズ。氣志團のファンの
総称)の後をてくてくと歩いていったらJR西日本の「姫路駅」
にたどり着いたので、私の家からだと”山陽電車で行くよりかは
JRで行った方が早いな”と思ったので、JRで行った訳なんで
すが。前回の帰りの道の薄っすらとした記憶を頼りに姫路市文化
センター大ホールに向かったんですが、なんせ前回行ったのがか
なり昔だったので大まかな記憶しかなかったんですが、スマート
フォンのマップアプリケーションを頼りに姫路市文化センター大
ホールを目指す事に。今の時代はこれがあるから便利だなと。 

今回は当日券で入場。今回のお席は”1階・ち列・21番”とい
う中段真ん中という当日券の割にはとても良いお席だなと。それ
でも前回観に行った時よりかは悪い(爆)というより、前回観に
行った時がこれまで行ったホールライブで1番良い席だった
と断
言できるし、今後そんな席を獲得する事はほぼ100%無理(フ
ァンクラブの会員になったとしても)だとも言い切れます!!で、
客層なんですが、年齢層が高いというか、花*花と共に年齢を重
ねていった方が多いなと。ステージ上を見ると、やはりワンマン
ライブだからか、2つのキーボードとグランドピアノ以外にパー
カーションが設置されているなと。             

そしていよいよ花*花の登場なんですが、あれ!?2人だけです
か。それにしても2人とも非常にフォーマルな衣装な印象なんで
すが。で、いよいよライブがスタートなんですが、まずはこじま
いづみがグランドピアノでおのまきこがキーボードを奏でるんで
すが、非常に音色が美しい!!そこからどんな曲をやっていくの
かな?と思ったら、「さよなら大好きな人」ですか。なんかとて
も意表を突かれたスタートだったんですが。この後にもう1曲や
った後、花*花のMCだったんですが、まずは挨拶をした後にこ
じまいづみが「ただいま」と。2人にとっては姫路もホームだっ
たんだなと。なんとなく高砂と加古川が地元の2人にとっては明
石の方がホーム感があるのかな?なんて思っていたりした訳なん
ですが。この後に客席を見たら知っている人ばっかりと言った後
に、1曲目の「さよなら大好きな人」をやった理由として、「お
祭りが終わったので、しっとりとしたかった」と言っていたかな?
そんな事を言った後に「さよなら大好きな人」は色んな人にカバー
してもらったと。その中にスピッツさんにも「さよなら大好きな
人」
をカバーしてもらったと言った後に、「今日は花*花がスピ
ッツさん
の曲をカバーします」と言った後に、こじまいづみが「
夏が終わり、段々と寒い季節に向かっていき、木々の葉は段々と
色が変わり」だったかな?そんな事を言っていたので、”次の曲
はこれなんだなと”と直ぐに分かってしまった訳なんですが。こ
の後に「楓」をやったんですが、改めて良い曲だなと思ったのと
同時に”秋の曲って意外と少ないよな”とも思った訳なんですが。
この後にMCで2人とも「秋の曲は少ない」と私が思った事と同
じ事を言っていた訳なんですが。その後におのまきこが童謡「小
さな秋」
を歌っていたんですが。ここから食欲の秋の話になり、
御座候(ござそうろう)の話になったんですが、御座候の名前が
通じるのは大阪ぐらいまでだそうで。こじまいづみが住んでいる
京都では御座候の名前は通じないと。関東の方に行って初めて
座候
の名前が通じないという事を知ったと2人とも言っていまし
た。関東では今川焼きというのが一般的だそうなんですが、御座
って”名前が硬いよね”と。あと御座候あるあるとして、白あ
んと黒あんを頼んだら白あんの方に白あんだと分かるテープが貼
られていると。で、真ん中の方になると白あんか黒あんかどっち
か分からないと。必ず偶数で買わないと区別がつかないと言った
後に、2人のこれまでの活動みたいな事を言っていました。ステー
ジ上にキーボードが2台も並ぶ形って珍しくない?というより、
2人がキーボードというユニットを私達以外で見た事がないと言
っていました。確かに言われてみればそうだなと。”1人がボー
カルで1人はギター。1人がギターとボーカルで1人がキーボー
ド。2人ともギター”というのはいるんだけど。どうして”2人
共キーボード”のユニットがいないか!?というのをこじまいづ
みが教えてくれました。答えは簡単「かさばるから」だそうで。
移動でキーボードを持っていくのは非常に大変と言った後、もし
これでストリートをしたとしたらすぐに警察官がやってくると言
った後に次の曲を。次の曲は”2人がキーボード”という特性を
活かした曲をやるそうです。片方がキーボードを弾いている時は
もう片方は手を挙げて歌うそうで。キーボードのリレーを上手く
やっていくと言った後に「キャンディ」をやったんですが、上手
い事キーボードの引き継ぎをやっているなというより、サビの部
分で2人ともキーボードを弾いているから、上手い事引き継ぎが
出来ているんだろうなと。この後にMCなんですが、このネタは
終始こじまいづみが使っていたんですが、「今年で花*花20周
年で今年で28歳なんですが」と言っていたんですが、「今日は
そんな事言ってもごまかす事ができない」と。この後に今日花*
花のライブを初めて観に来た人は?という質問をしたら、予想以
上に多かった事にびっくりしてしまいました!!この後、こじま
いづみが「今年は災害が多い年でした。台風もいっぱい来たりし
て。ライブで他の土地に行ったりしてもスマホのアラートで災害
情報があると、”高砂は大丈夫かな?加古川は大丈夫かな?”と。
皆さんにとっての20年前のあの日というのは”1/17”の事
を指していたんだと思うんですが、今の皆さんのあの日は”3/
11”だったり”9/11”だったりして、月日を感じます」だ
ったかな?そんな事を言った後に「ただひたすらに」を歌ったん
ですが、なんか花*花の曲ってたまに琉球音階なものがあるなと
「ただひたすらに」を聞きながら思ってしまった訳なんですが。
この後に「まだ愛している」を歌った後、花*花の2人がステー
ジの袖に消えていきました。ここで15分の休憩を取るそうです。
どうやらこのライブは2部制の様で。            

15分の休憩の後、サポートのアコースティックギター・パーカ
ッションのメンバーが登場して、軽くセッションした後に花*花
の2人が再び登場。今度はカジュアルな服装で登場してきた訳な
んですが、花*花はやっぱりフォーマルよりもカジュアルな衣装
がよく似合っているなと。衣装チェンジした後の1曲目はジャジー
な感じの曲なんですが、花*花の曲ってジャジーな物が多い気が
するのは気のせいなのかな?と。この後に「赤い自転車」なんで
すが、この曲ってライブイベントでもやる確率が高いので、花*
花の2人にとってもお気に入りの曲なのかな?なんて思う訳なん
ですが。この後にMCだったんですが、2部はサポートメンバー
を呼んでのライブと言った後に、その2人のサポートメンバーの
故郷はどこか!?と聞いた後に、2人の故郷高砂の事をしゃべる
んですが、何故か自虐ネタばかりを・・・。特に紹介する事がな
いから2人は「高砂応援大使」に就任したと言っていたんですが、
たかさご万灯祭は高砂名物じゃないのかしら!?と思ってしまっ
たんですが、おのまきこが高砂には寺や神社がいっぱいあると言
った後に「ただいまおかえり」を歌ったんですが、なんかホっと
する感じの曲の様に思ったんですが。「ただいまおかえり」を歌
った後にこじまいづみが「なんか夕餉の匂いがする」と言ったの
がとても印象に残ってしまいました。この後にこの日のライブに
来ていただいてありがとうございますと言った後に、明石でのワ
ンマンライブはSOLDOUTしたと言った後に、こじまいづみ
が隣にある小ホールで小さい時出演していたピアノの発表会の思
い出について語っていました。同じ年の男の子と「クシコスポス
ト」
の連弾をしていたんですが、その発表会の時段々と男の子の
テンポが早くなっていき、こじまいづみがその速さについていく
のに必死になっていき、終わった瞬間「はっ」とため息をつきた
くなる様な展開だったと言った後に、おのまきこが「でも今では
大ホールでライブができているじゃないですか。あの頃の自分に
”何十年後、あなたは大ホールでライブが出来ているのよ”と言
ってあげたいんじゃないんですか!?」と言っていたのが印象的
でした。この後にやるのはNHKが毎年放映している「全国女子
駅伝」
のテーマソングをやるそうです。最初はその年だけの予定
だったみたいなんですが、今でもテーマソングとして使っていた
だいていると言った後に「涙のチカラ」をやったんですが、この
曲ってライブで聞いたのは初めてだったはず!!なんか背中を押
されている気がします。で、この後に「あぁよかった」なんです
が、”この曲でライブが終わるんだな。大円団だな”と思ったら
まだまだ続く事にちょっとびっくりしてしまいました。この後に
こじまいづみが「私達は一度も上京した事がない」と。仕事があ
る時だけ東京に行って、後は地元で生活をしていると言った後に
「表現はどこでもできる」かな?そんな事言った後に「音楽の神
様に捧げます」と言った後に、「for a music」をや
ったんですが、音楽という表現をさせてもらっている神様に対し
て感謝をしている様な曲に感じました。最後の曲は「大好きなお
じいちゃんとおばあちゃんの事を歌った曲」と言った後に「ずっ
と一緒に」
を歌ったんですが、この曲も今や一部でネットされる
様になった毎日放送「ちちんぷいぷい」のED曲として長く使
われている気がするんですが。               

アンコールの手拍子に誘われて、花*花の2人が登場。アンコー
ルに対してお礼を言った後に、これはずっと言っていたんですが、
御座候食べたい」と。この後に「グッドナイト」を歌ったんで
すが、楽しい夜を迎えてくださいと歌っている感じに思いました。

久しぶりに観た花*花のライブは、ほぼ花*花の地元と言ってい
いくらいの場所でのライブとなった訳なんですが、良い意味で非
常リラックスしているというか、”我が家でライブをしている”
みたいな雰囲気でのライブの様に思いました。それはオーディエ
ンスの年齢層、雰囲気にも言える事なのかもしれないんですが、
”親戚の子の発表会を観に来ている”という印象を持ったのは私
の気のせいなんでしょうか?実はこのライブツアー、大阪でファ
イナルだそうなんですが、観に行く予定しています。果たして観
に行く事ができるのでしょうか?それ以上にですね、私が姫路市
文化センター大ホールで3たびライブを観に行く日がやってくる
のでしょうか?最後にですね、もう一度この文章を書いてこのラ
イブレポを締めくくりたいと思います。まさかこのホールに再び
足を運ぶ事になるとは思いもしませんでした。