「OSAKA ROCK CITY       
    ”Fly The Flag”」ライブレポ     
大阪に新たなロックフェス誕生!?OSAKA ROCK CI
TY ”Fly The Flag”。大阪城ホールの4つのホ
ール(メインアリーナ・ウルトラホール・サブホール・城見ホー
)を使って、ライブが行われるみたいです。それにしても、大
阪城ホールには、他にもいろいろホールがあったとは・・・。(
確かウルトラホールは、小劇団のために新たに作られたホール。
ってTVで放映されていた記憶が)ちなみに私事なんですが、
阪城ホール6年ぶりぐらいに、久々に足を運ぶ事
になりました!!
確か前回、大阪城ホールに行った時もイベント形式のライブだっ
た様な?2回ほど、ライブを観に大阪城ホールの近くまで来た事
はあったんですが、見事に素通りしてしまいました・・・。はっ
きり言って、ごぶさたしすぎた大阪城ホールでライブが見れる!!
というのも、このライブの1つの楽しみです!!       

JRの環状線が、5分ぐらい遅れたため、大阪城ホールに着いた
のは、開演時間ぎりぎり。このライブは、3つの会場で同時進行
(城見ホールは、展示スペース)しているので、チケット引き換
えの時に、腕にリストバンドを装着。(MINAMI WHEE
で言えば、首にかけるPASSみたいなもの)その時、思った
事は、”あれ、タイムテーブルは渡してくれないの!?”と、思
ったんだけど、もうすぐライブが始まるし、そんな事を聞いてい
る暇などないので、とりあえずメインアリーナの方に向かってダ
ッシュ!!メインアリーナに入って、1番最初にした事は、トイ
レを探した事。(急に行きたくなってしまったので・・・。)ト
イレに行った後、アリーナの方に行こうとしたんだけど、入場規
制になってしまって入る事ができず・・・。(屋内なので、入れ
ない事は仕方ないんですが)しょうがないので、スタンド席から
観る事に。                        

まず1番最初に見たのは、THE BAND HAS NO N
AME。奥田民生SPARKS GO GOが、15年前に結
成したバンドらしく、今回再結成するみたいです。ライブは、ハ
ードでヘビーな感じのロック。という感じがしました。個人的に、
奥田民生自身がやっている様な、けだるい感じのロックを想定し
ていただけに、ちょっと意外な感じがしました。意外と言えば、
このバンドのボーカル、民生がやるものだと思っていたら、SP
ARKS GO GO
の人がメインボーカルだったらしく、(
は、どっちかと言えばサブボーカルみたいな感じ)ちょっと拍
子抜けな感じがしてしまいました。1番意外だったのは、アリー
ナの方はどうなっているのかな?と思い、アリーナの方を見てみ
たら・・・。座席があるにしては、めちゃめちゃ詰まっているな。
と思い、たまたまアリーナの方にライトが当たると、”え、もし
かして、アリーナはオールスタンディング!?”まさかの展開に
びっくりしてしまいました・・・。てっきり、座席指定はないと
はいえ、椅子が出ているものとばかり思っていたので・・・。こ
の時点で予定は大幅に変更。ラストの忌野清志郎スカパラは、
アリーナで椅子に座わりながら観ようとしていたので。オールス
タンディングだと、ロッカーを探さなければいけない。というよ
り、大阪城ホールってロッカーあるのか?6年ぶりぐらいの大阪
城ホールでは、はっきり言ってどうしていいのか分からず・・・。
したがって、ラストの忌野清志郎スカパラは、スタンドで見る
事に・・・。あと、THE BAND HAS NO NAME
のライブを観ている時、たまたま隣にいた、かなり年上なお姉様
に、「今、誰がライブやっているんですか?」と、聞かれて教え
た後、たまたま、かなり年上なお姉様が、タイムテーブルを手に
持っていたので、私の方も、「タイムテーブルは、どこでもらえ
ますか?」と、聞いた所、「係員から」という答えが。やはり、
リストバンド交換の時に、タイムテーブルを渡すのを忘れていた
みたいで・・・。THE BAND HAS NO NAMEの
ライブが終わった後、タイムテーブルをもらいに行く事に。(タ
イムテーブルがなければ、予定を立てる事ができなくなるので)

THE BAND HAS NO NAMEのライブが終わった
後、近くいた係員に、「タイムテーブルは、どこでもらえるのか?」
と聞いたら、近くのテントに行ったらもらえる。という事だった
ので、テントに行きタイムテーブルをもらう。その後、再びメイ
ンアリーナ
に戻り、GEAPEVINEを見る予定だったんだけ
ど、私がメインアリーナから出て来た所は、たまたまウルトラホ
ール
が近くにある方からだったみたいなので、BEAN BAG
を見る事に。                       

BEAN BAG、確か一昨年だったっけ?MINAMI WH
EEL UNDERGROUNDで観た記憶
があります。1番印
象に残ったのは、Vo.のYUMIの盛り上げ方、もしくは煽り
方がとても上手かった事。ツボを心得ているといった感じでしょ
うか?特に下ネタを上手く使っての煽り方は、そんじょそこらの
女性アーティストにはできない感じがしました。「みんな〜、イ
ク時はいっしょやで〜」というのは、はっきり言って失笑混じり
でしたが・・・。MINAMI WHEEL UNDERGRO
UNDで観た時
は、仮眠状態で聞いていたので、印象に残ってい
ないんですが・・・。今日見たかぎりでのBEAN BAGの印
象はというと、サウンド、メロディーラインは、リンドバーグ
彷佛とさせる様な感じがしました。ただ歌詞に関しては、ちょっ
と切ない感じがする様な曲もありましたが。基本的なスタイルは、
元気系GIRLPOPバンドな感じがしました。       

この後は、しばらく観たいアーティストがいないので、まず城見
ホールでの、みうらじゅん「SEX! ROCK! スクラップ!」
展を見に行く事に。何が展示されていたかというと、本人が趣味?
で集めた仏像や、あと、みうらじゅん自身が描いた油絵(海女さ
ん・叶姉妹・あと何故か大木こだま、ひびきが・・・。)とか。
やはり1番凄かったのが、何十年?にもわたって集められたエロ
スクラップ。一言で言えば「凄げぇ〜」としか言い様がないです。
よくこれだけコレクションしていられたな〜、と。      

この後、食事をするために、どこかお店はないかと、メインアリ
ーナ
を探索していると、サブホール18:00からライブをする、
ワハハ本舗の梅垣義明を見かけました。ほんと近くで見たんだけ
ど、めちゃめちゃ背が高い!!ライブ観たかったんだけど、この
時間帯は、小島麻由美ウルトラホールでライブをするので、泣
く泣くあきらめました。確かシャンソンを歌いながら、鼻から豆
鉄砲する奴だったけ?生で見たかった・・・。        

その後、サブホール近くにあったレストランで食事を終えた後、
(フィッシュバーガー、ポテトセット+ビール、合計1200円、
高い・・・。)サブホールで大阪プロレスの試合をやっているの
で観る事に。食事する前に、今日の試合のマッチメーク表を見て
いたら、スペルデルフィンvsくいしんぼう仮面vsえべっさん
(2代目)
の3WAYマッチがあるじゃないですか!!これは是
非見たい。という事でサブホールに入ろうとしたんですが・・・。
行列できすぎ!!最後尾は50m先にありました。これだったら、
他の所に行った方がいいかな?と思ったんですが、これといって
観たいものがない。という事で我慢して並んでいたら、10分く
らいして行列が動き出しました。どこで止まるのかな?と思って
いたら、あらあらサブホールの中に入れちゃいました。まさか、
50mくらいあった行列を飲み込んでしまうとは・・・。びっく
りです。                         

大阪プロレスは、スペルデルフィンみちのくプロレス離脱後、
ガイドブックに載るようなプロレスを目指して旗揚げしたプロレ
ス団体。(確かそうだったはず)大阪といえば”阪神タイガース
吉本興業・そして大阪プロレス”と言われる様に。ちなみに大阪
プロレスのスタイルはというと、ルチャリブレと言われる、メキ
シコ流プロレスをベースに、笑いあり、そして真剣勝負あり。と
いった感じではないでしょうか?所属選手のほとんどがマスクマ
というのも、1つの特徴でしょう。去年、一昨年は、大阪プロ
レスはいい感じだったんですけどね〜。(第4回J−CUP開催
初代えべっさんが大ブレイク。岸和田愚連隊vsライガー[CT
U]
の抗争)現在は、2回目の選手大幅離脱(”ビッグボス”M
A−G−MA・Gamma・村浜武洋・初代えべっさん
etc ちな
みに”えべっさん”というリングネームは、大阪プロレスが名称
の特許をとっているみたいで、初代えべっさんは、新たなリング
ネームでリングに上がるみたいです。この分だと、”くいしんぼ
う仮面
”というリングネームも特許とっていそう。ちなみに1回
目の大量離脱は、ディック東郷・星川尚浩etc が確か、その当時、
新日本プロレスと抗争するかどうかで対立したことによって離脱
した記憶が?ちなみに今回の大量離脱は、契約満了によりフリー
になるらしいです)によって過渡期、もしくは土台固めの時期の
様に思います。                      

どうやら私が観たのは、第2試合目からみたいです。ちなみに、
この日は全5試合、15分1本勝負です。第2試合目は、ラ・内
田vs秀吉。ラ・内田は、サザン「勝手にシンドバット」
ラララ〜ララ、ラララ〜」
というのを、リピートしたのが入場テ
ーマらしく、リングに上がった後、テーマソングに乗って踊って
いたのが可愛らしかった。そして対戦相手の秀吉。多分新しく大
阪プロレスに参戦したレスラーみたいですね。試合の方は、力の
差が出た様な気がします。秀吉の方はパワーファイターみたいで、
力でぐいぐい押し込んでいくタイプだったんだけど、ラ・内田は、
どう見ても、まだまだデビューしたてで、キャリアが浅い感じが
しました。1番盛り上がったのは、場外シーン。今回の場合は、
(いつもそうなのかもしれないけど)椅子がなかったので、場外
乱闘の場合は、お客さん大パニック。(私もパニックになりまし
たが)でも、近くで場外乱闘が見れて、とても嬉しかった!!試
合の方は、ラ・内田が頑張ったけれど、最後は、リフトアップか
らリングに叩き付けてのフォールで、秀吉の勝利。花道で悔しが
っているラ・内田の姿が印象的でした。           

第3試合は、富宅飛駆vs正宗。富宅飛駆は、パンクラス所属の
レスラー。そして正宗は、これまた新たに大阪プロレスに参戦し
たレスラーでしょう。個人的にU系vsルチャドールだったら・
・・。と願っていたんですが。試合前、正宗が富宅飛駆に手を差
し伸べる。ケンドーカシンみたいに、そこから奇襲を仕掛けるの
かな?と思ったら、いきなり場外乱闘。再びお客さん大パニック!!
この奇襲が成功したのか、正宗が主導権を握っていたんだけど、
徐々に富宅飛駆がキックを主体にペースを奪い返す。正宗もウラ
カン・ラナ、ラ・マヒストラル
で、なんとかピンフォールを狙っ
ていたんだけど、最後は富宅飛駆のチキンウイングフェイスロッ
が、がっちりと決まり、富宅飛駆の勝利。そして、次はいよい
よ私のお目当て、スペルデルフィンvsくいしんぼう仮面vsえ
べっさん(2代目)
の3WAYマッチだったんだけど、ここで休
憩タイムらしいです。スペルデルフィンvsくいしんぼう仮面v
sえべっさん(2代目)
の3WAYマッチ、とても観たかったん
だけど、そろそろ見たいアーティストの出番が近付いてきたので、
泣く泣くあきらめる事に。たった2試合だけだったんだけど、プ
ロレスを観ての感想を。やっぱり迫力が違う!!なんでもそうな
のかもしれないけど、TVで見るのとライブは全然違う。ライブ
だと興奮するものがあります。K−1にはK−1の魅力があるし、
バーリトゥードにはバーリトゥードの魅力があると思うけれど、
ライブで観て、引き込まれる碓率が1番高いのは、プロレスの様
に思います。プロレスには、相手の良さを引き出さなければなら
ない。となると、ある程度、相手の技を受ける力がないとできな
いと思うし、たいていのレスラーが、お客さんの目を意識した試
合をやっている様に思うので。逆にプロレスの欠点と言えば、驚
きがない事。これにつきると思います。プロレスというのは、相
手の信頼関係がなければできないというのもあると思うんですが
・・・。それと、結局プロレスとは何か?と、いう問いに今だに
答えが出ていない様な気がします。(故ジャイント馬場さんは、
シュートを超えたものがプロレスだ”と発言していましたが)
NOAHみたいに、”プロレスはプロレス”がそうなのか?WW
E、ハッスル
みたいに、エンターテイメントショーなのか?前田
日明率いるW−1
みたいに、殺伐とした、いわゆる棘のあるプロ
レスなのか?それとも、みちのくプロレス、大阪プロレスが目指
す、老若男女が楽しめる地域密着型プロレスなのか?おそらく、
全てが正しい答えだと思います。そして、プロレスファン、マス
コミの人達が、プロレスを愛する限り、禅問答をくり返す様な気
がします。そして、プロレスとは?という問いに対しては永久に
答えが出ないでしょう。答えが出た時点で、プロレスというジャ
ンルは、消滅しそうな気がします。話しがめちゃめちゃそれてし
まいましたが、大阪プロレス、しばらくは土台作りをしなければ
いけないと思うんですが、いい機会なので頑張って欲しいです。
たった2試合だけだったけど、充分に楽しめました!!    

この後は、再びウルトラホールに戻る事に。その前に腹ごしらえ
として、たこ焼きとビールを飲む事に。           

そして、再びウルトラホールに行ったら、めちゃめちゃ人がいる
じゃないか!!予想外の展開にびっくり。この時間ライブをやる
のは、RYUKYUDISCOという、今、注目されているテク
ノユニット。ちなみにメンバーは2人で、兄弟らしいです。どん
なライブになるのかな〜?と思ったら、サポートのボーカル(も
しくはアジテーション担当?)が出て来て、琉球舞踊をしつつ、
歌っているじゃないですか!!まったく予期していなかった展開
なので、びっくりしてしまいました。サウンドはというと、琉球
音楽とテクノが融合した形と言ったらいいのかな?ビールを2杯
も飲んだという影響もあるんだけど、RYUKYUDISCOが
作り出すサウンドにめちゃめちゃ酔えたし、狂ってしまいました。
正直、時間が経つのを忘れるほど。周りのオーディエンスの方々
も、踊り狂っていたし。はっきり言ってトリップしてしまいました。

ここからは、私のお目当てのアーティストばかりが登場してくる
訳なんですが。まず最初は、つじあやのつじあやののライブの
セッティング中に気になった事は、つじあやののトレードマーク
であるウクレレ。良く見ると、アンプ内蔵している気が?とうと
うウクレレにも、アンプ内蔵タイプというのが登場したのか!?
と、思ってしまった訳なんですが。(もしかしたら、自作したの
かもしれないけど)                    

そして、つじあやのが登場。1曲目は「風になる」さっきのRY
UKYUDISCO
が、物凄くアッパーだったので、いつも以上
につじあやのの歌声、世界観がまったり、ほがらかな感じがする
んですけど。「風になる」を歌った後、つじあやのがPAに向け
て、マイクの音量を下げる様に。というジェスチャーをしたんだ
けど、その仕種がとても可愛らしい。2曲目は、なんと「年下の
男の子」
こないだリリースされた、speenaのカバーシング
ルにも収録されていたのを思い出してしまいました。speen
a版
「年下の男の子」は、元気で明るくおてんばな感じの印象を
受けたんだけど、つじあやの版「年下の男の子」は、優しくおっ
とりした感じなんだけど、怒らせたら怖そうな感じのお姉さん。
といった感じがしました。そして3曲目は「クローバー」この曲
は、とても好きだったので、生で聞けて嬉しかった!!確か前に
1回だけ、ライブを観た事があった
んだけど、その時は、やって
くれなかったので。本当に感激してしまいました!!これだけで、
このライブイベントに来て良かった!!と。次の曲は、「どっち
の料理ショー」のED曲
らしく、つじあやのが「この曲を聞いて
お腹をすかせてしまったら、ごめんなさい」と言っていました。
「春風」確か、元ピチカートファイブの小西康陽プロデュースの
曲だったはず。初めて聞いたんだけど、今までで1番ポップでア
ップテンポな曲というか。その一つの要因は、小西康陽がプロデ
ュースしたからだと思うんだけど。それでいてメロディーライン
は、つじあやのらしいというか。なんか不思議な感じでした。
パレード」
この曲もタイトルだけだったら、もっとアップテンポ
でもいいような気がするんだけど、つじあやのらしい、まったり
とした曲でした。つじあやのが「次で最後の曲です」というと、
オーディエンスから「え〜」というリアクションが。そのリアク
ションを見て、つじあやのが「一応予定通りなんですけどね」と
いう言葉が・・・。マイペースな人柄というのが、とてもにじみ
出ています。ここで、つじあやのからの告知が。今年は、季節ご
とにCDをリリースしていくみたいで、夏にリリースされるシン
グルは、なんとGRAPEVINEと共演すると。あと、今年は
ライブをたくさんする。と言っていました。それにしても、つじ
あやのとGRAPEVINE、はっきり言って、どんな風な作品
になるのか想像できない。そしてラストの曲は、「桜の木の下で」
この曲は、ウクレレを弾かずに歌っていました。つじあやの=ウ
クレレというイメージがあるから、ちょっとした違和感を感じて
しまいました。確かこの曲、トーレヨハンソンプロデュースだっ
た記憶が?                        

次もウルトラホールで小島麻由美を観る事に。ライブイベントだ
からなのか、今日のバンド編成は、ギター・ドラム・キーボード
の3人。1曲目は、「ポルターガイスト」今日のバンドは少人数
編成なので、果たしてサウンドはどうなるのか?と思ったら、特
にいつもと変わりなかった様に思います。今日のライブを観てい
たら、ギターの塚本さんと、ドラムのASACHANGさえいれ
ば大丈夫だろう、と。2曲目は「蜜蜂」妖艶な雰囲気を出しなが
ら歌っているんだけど、聞いていて気持ちよくなってしまいまし
た。「黒い革のブルース」この曲を歌っている時の小島麻由美は、
いつ見ても楽しそう。特にラストの部分、ドラムとタイミングを
合わせて歌う所。完璧にASACHANGを、おちょくっている
としか思えない所が、とても可愛らしい。「little br
own jug」
セシル時代を彷佛とさせる感じがする曲。今日
の小島麻由美のライブで1番驚いたのが、「蛇むすめ」ラストの
部分のバンドセッションで、小島麻由美がシンバルを持ち、叩き
ながら所狭しと歩き回っているじゃないか!!なんか、おもちゃ
屋でよく見かける、”お猿がシンバルを叩いているおもちゃ”を
思い出してしまいました。ラストは、「ひまわり」ライブイベン
トの時のラストの曲は、いつもこの曲なんでしょうか?(そうい
えば、去年観に行ったライブイベントのラストの曲も、この曲だ
ったような?)今日のライブでちょっと残念だったのは、小島麻
由美のMCがなかった事。(挨拶しただけ)MCも、小島麻由美
のライブの魅力の1つなので、しゃべってほしかったんですが・
・・。(MCをしたら、時間が押してしまうので、やらなかった
のかもしれないけど。ぐだぐだになる可能性があるので)   

この後は、↑THE HIGH−LOWS↓を観るために、ダッ
シュでメインアリーナへ!!タイムテーブルを見ると、時間的に
2/3ほどしか観れないと思ったので、どっちかと言えば、忌野
清志郎
スカパラ待ちになってしまうんですが・・・。それでも
↑THE HIGH−LOWS↓のライブは凄い!!みたいな表
現が、よく音楽雑誌に載っていたし、私自身↑THE HIGH
−LOWS↓の前身、THE BLUE HEARTSが好きだ
ったので。↑THE HIGH−LOWS↓を観ての感想を。甲
本ヒロトが暴れまくっている!!私が↑THE HIGH−LO
WS↓のライブを観ていたのは、スタンド席の右側だったので、
若干見づらかったんだけど、それでもヒロトの暴れっぷりを生で
見れて感激してしまいました。(小学生くらいの時、音楽番組で
見たのと同じだと)ライブの方も大盛り上がりでした。まさか
青春」
を聞けるとは思っていなかったし、その後も、「ミサイル
マン」「相談天国」
をするとも思っていなかったので。最後の方
は、ダイブしている人もいたし。このライブを見たら、↑THE
 HIGH−LOWS↓のファンになろう!!と思う人、いっぱ
いいるでしょう!!それくらいかっこ良かった!!ライブ終了後、
噂の「GO!ハイロウズ GO!」も聞けたし!!ただ、一つ残
念だったのが、このライブをアリーナで見れなかった事。アリー
ナで見れたら、もっと感動していたと思う。         

この後、またまた腹ごしらえをするために、売店を探して、から
あげとビールを頼む。(500円+500円=1000円 高い
・・・。)しかもビールは、500円もするものだから、てっき
り生だと思っていたら、缶から紙コップに移し変えるだけかい!!
せめて、そういう事は、もうちょっと見えない所でお願いします。

次は忌野清志郎&NICE MIDDLE with BLUE DAY HORNS 個人的に、
とても楽しみにしていました。忌野清志郎が、いろんな意味で物
議を起こしているという印象があったので。まず、最初に自分の
事をGODと呼び、いろんな事を言っていたような。俺はヒット
曲をいっぱい持っているとか。ライブの方は、常に魅せるという
所を意識してやっている様な感じがしました。パフォーマンスに
してもサウンドにしても。自らのパフォーマンスとサウンドだけ
で、エンターテイメントを作り上げていました。ただ、このライ
ブ中に、ホント情けないんだけど(自分自身に対して)3杯もビ
ールを飲んだからか、所々で気持ち良くなってしまいました・・・。
こないだの反省が生かされていない)名曲「トランジスタラジ
オ」
も、うとうとしながら、気持ち良い感じで聞いてしまいまし
た。そんな気持ち良い気分がぶっとんでしまったのは、忌野清志
郎がゲストとして、↑THE HIGH−LOWS↓の甲本ヒロ
をステージに招いたから!!目がさめてしまいました。まさか、
忌野清志郎とヒロトが同じステージにいるなんて・・・。こうい
うのを、夢の共演というんでしょうね。曲は、アルバム「GOD」
で共演した(だから”GOD”という言葉で煽っていたのか・・
・。)「REMEMBER YOU」一言で言えば、不思議な感
じがしました。2人が楽しそうに歌っている姿に。そして、もう
1曲は、「気持ちいい」という曲。この曲のタイトル通り、気持
ちよさそうに歌っていました。「気持ちいい」を歌い終わった後、
ヒロトがステージを降りて、これからラストに向かって盛り上げ
ていくのかな?と思ったら・・・。この日のライブで1番驚いて
しまいました。今度は、奥田民生スカパラのホーン隊が出て来
ちゃうし。”民生、まだいたのか!!”と思った以上に、”ここ
スカパラ出て来ちゃっていいのか!?”と、思ってしまったん
ですが。(スカパラについては、忌野清志郎も、そういう事言っ
ていたけど)このメンツで、何の曲をやるのか?と思ったら、日
本が世界に誇る名曲「上を向いて歩こう」個人的にとても意外な
曲でした。洋楽のカバーをするのかな?と思っていたので。そし
て、「雨上がりの夜空に」忌野清志郎のRCサクセション時代の、
名曲中の名曲。まとも?に聞いたのが、こないだRHYMEST
AR
とコラボしたバージョンだけだったので、ライブで聞けて非
常に嬉しかったです。あと、間奏の時に、コール&レスポンスを
やったんだけど、忌野清志郎の煽り方、めちゃめちゃ上手い!!
オーディエンスをその気にさせるツボを心得ているというか。会
場全体が、一つになった感じがしました。ラストの方は、奥田民
生・スカパラのホーン隊
が、はじけまくってた印象が強く残りま
した。最後に、忌野清志郎・バックバンド・奥田民生・スカパラ
のホーン隊
が挨拶をして、忌野清志郎のライブが終わったんだけ
ど、一言で言えば、”凄かった”と!!これぞ、ベテランみたい
な。これで、高額なライブチケットの元は充分すぎるくらい、取
れたなと。                        

このフェスティバル、ラストを飾るのは、東京スカパラダイスオ
ーケストラ。秘かに、スカパラ観るのは、これで2回目だったり
します。1曲目は「TONGUSE」確か、「僕らの音楽」で初
めて聞いたんだけど、スカパラにしては、えらいロックテイスト
な曲だな。と思いました。それでも、アリーナは、もの凄い事に
なっていましたが。これが、ゴリゴリのアップチューンなスカナ
ンバーだと、アリーナ全体で、オーディエンスがモッシュ合戦を
していて、それを見た時には、ある意味爽快感みたいなものを感
じてしまいました。っていうより、スカパラのライブを観ている
よりも、スカパラの奏でる音に対して、モッシュ合戦を繰り広げ
るオーディエンスを見ている方が面白いと思ってしまいました。
それ以上に、私もモッシュ合戦に参加したかった!!という気持
ちにも・・・。1曲、ドラム担当の方が歌う「世界地図」という
曲を。とても甘い歌声。あと、「ルパン三世のOP曲」とても渋
くてかっこいい!!ラストは、「DOWN BEAT STOM
P」
ここでも、アリーナ全体でモッシュ合戦を繰り広げられてい
ました。これで、アンコールは、またまた奥田民生が登場して、
「美しく燃える森」を歌うんだろうな?と思っていたら、な、な
んと、開演終了のアナウンスが・・・。スカパラのライブ、ラス
トにふさわしく、めちゃめちゃ盛り上がっていたライブなのに、
消化不良というか、欲求不満というか、中途半端というか・・・。

このライブ、1番良かったのは、忌野清志郎でした。一言で言え
ば、チケットの元は充分に取れる内容のライブでした。いろんな
意味でエンターテイメントなライブステージであり、忌野清志郎
のアジテーション、ライブパフォーマンスの全てが、エンターテ
ィナーとは、こういう人の事を言うんだな。と、納得させるライ
ブでした。それだけに、東京スカパラダイスオーケストラのライ
ブが、消化不良に感じてしまったんですが・・・。(ライブは、
とても良かったんですが)その消化不良の最大の原因は、アンコ
ールがなかった事。(忌野清志郎のライブの時に、奥田民生が登
場したので、当然、アンコールの時に、奥田民生が出て来て、”
美しく燃える森”を歌うものだと)これだったら、”忌野清志郎
→スカパラ”ではなく、”スカパラ→忌野清志郎”という順番に
した方が良かったのでは?あとは、つじあやの、↑THE HI
GH−LOWS↓。つじあやのは、とても涼し気で、まったりし
た感じが良かった。それと、「クローバー」を生で聞けた事は、
とても感動しました。↑THE HIGH−LOWS↓は、スタ
ンドからとは言え、自分の肉眼で、甲本ヒロトを観れたという事
に、感動してしまいました。一生観る機会はないんだろうな?と
思っていたので・・・。                  

このOSAKA ROCK CITY ”Fly The Fl
ag”2回目があるような事を、公式HPに書いていた様なので、
意見を言わせてもらうけど、大阪城ホールを、フェス会場と見立
てて、各会場同時進行でライブをする。というのは、とても面白
いアイディアだと思うし、実際楽しかった!!大阪城ホールって、
こんな所にも、ホールがあるんだ!!みたいな。ある意味社会見
学の乗りで、いろんなホールを見て回りました。ただ、個人的に
は、それプラス、大阪城公園を上手く使っていった方が、よりフ
ェス感があるような気がします。(大阪城野外音楽堂を使うとか
・・・。その他にも野外ステージがあるなら、それを上手く利用
した方がいいと思います)あと、個人的には、飲食類の値段が高
い様な?(アリーナ内の売店、からあげ500円、ビール500
円って・・・。しかもビールは、缶から紙コップに移し替えただ
けだし)それと、Fly The Flagオリジナルフードみ
たいな物を作って欲しいです。               

5年、6年ぶりの大阪城ホール、やっぱ勝手が違う・・・。ただ、
1つ収穫だったのは、スタンド席からでも意外と観れる!!って
事でしょうか?さすがに、スタンド席からだと、顔の表情がほと
んど分からないけど、その分、身体の雰囲気、喜怒哀楽の表現と
言った方がいいのかな?そういうのが分かる感じがしました。さ
て、次に私が大阪城ホールに行くのはいつなのか?と思ったら、
ケツメイシが大阪城ホールでライブをするではないか!!3回目
の大阪城ホールは、意外とすぐなのかもしれない!!