3日目は、前半戦は心斎橋とアメリカ村を行ったり来たり。当初シ
ークレットが発表されていない状態だった時の、20:00・ラス
トの21:00の時間帯は、
◎(本命)BIG CAT
(マキシマム ザ ホルモン・音速ライン)
○(対抗)TRIANGLE
(BEAT★NATURE・デリカデッセン)
knave
(アンジェラ・アキ・Suger Mama)
△(抑え)心斎橋クアトロ
(伊沢麻未・加藤ミリヤ)
だったんだけど、シークレットだった19:00@TRIANGL
EがEAST ENDと判明したので、TRIANGLEのBEA
T★NATURE・デリカデッセンは、取りやめに。(3連続同じ
会場にいるのを嫌ったので)
14:00頃アメリカ村に到着して、まず最初に前から目をつけて
いたアメ村カレーに入る。もちろんアメ村カレーを注文。お味は、
懐かしいというか、オカンカレーと言うべきか・・・。ただ、これ
で380円なので小腹が空いた時には、いいかもしれない。カレー
を食べ終わり、お金を払った後に、アメ村カレーのおばあちゃんに
MINAMI WHEELについて質問されたので答える。3日間
で6000円(本当は6200円だった)という事。あと、心斎橋
・アメリカ村・南堀江、全11ケ所で行われている事を教える。ど
うやら息子さんが、高校生?らしく興味があるみたいなので質問し
たみたい。アメ村カレーを食べたけど、まだお腹が満たされなかっ
たので、近くにあるコロッケの森田屋でコロッケを注文する。1個
100円って、コロッケにしては高いな!!と思いつつ注文すると、
な、なんと料金は50円!!確か100円って書いていたはずなん
だが?まぁ、得をしたという事で。(後で知ったんだけど、MIN
AMI WHEELのPASSPORTを持っていたら、半額にな
るみたいでした。ただし1人2個まで)お味は、ジャガイモがホク
ホクしていて美味しい!!これだったら100円というのも分かる!!
アメリカ村で腹ごしらえが済んだ後、心斎橋にあるFANJに向か
う事に。ちなみにFANJはMINAMI WHEELの会場の中
で、1番北にあるライブ会場。 昨日が1番南にあるknaveか
らスタートだから、ある意味極端と言えば極端。knaveと言え
ば、1番最初がビアンコネロだった。というのは、パンフレットに
載っているタイムテーブルを見て初めて知りました・・・。ビアン
コネロも観たかったけど、それ以上にこれからFANJでライブを
やるバンドが観たかったので・・・。
3日目、最初に見るのはPATCH WORK LIFEというバ
ンド。このPATCH WORK LIFEというバンドのVo.
&ギターを務めているのは、フジテレビ系列で毎週土曜日夜8時か
ら放映されている「めちゃ×2イケてるッ!」で、日本一有名な素
人と言われている?ヨモギダ君がいるバンド。PATCH WOR
K LIFEのライブを、めちゃイケで見たとはいえ、一回生ヨモ
ギダ君を観てみたいな〜、というミーハー的発想から、FANJに
来た訳なんですが。ちなみにFANJに行くのがちょっと遅い時間
(アメリカ村を出たのは20分前)だったので、もしかしたら行列
が出来てPATCH WORK LIFE入場規制になるのかな?
と思ったら、余裕で入場できました。しかもライブフロアに入ると、
人少な!!20人ぐらいしかいなかったし・・・。さすがに、放映
からしばらく時が経つと、めちゃイケ効果はないようで・・・。(
ヨモギダ君がバンドやっているという事を知らない人が結構いるの
かな?というよりヨモギダ君自体が、あんまり知られていないのか
もしれないけど・・・。)PATCH WORK LIFEは、3
ピースのバンド。確かパワーポップという名のメロコアだったはず!?
実は秘かにメロコア初体験なので、どんなライブになるのか楽しみ
にしていました。ライブの方は、TVで見た時と同じで、そんなに
悪くはないと思いました。サウンドもしっかりしていると思ったし、
(ドラムがしっかりしていた。という印象がありました)ヨモギダ
君の歌声も、そこそこ良い感じだし、メロディーも悪くない。ただ、
あと一つ何かが足りない・・・。まず歌詞が英語詞だから、そこで
ワンクッション置いてしまう。ヨモギダ君の歌声もポップで親しみ
やすい感じになっているんだけど、もっとエモーション溢れる方が
いいのでは?サウンドも悪くはないんだけど、盛り上がらせたいん
だったら、あともう1つ何かの要素が欲しい。個人的に1番違和感
を感じてしまったのが、ライブパフォーマンスを見ていると、いわ
ゆるモッシュ&ダイブをしてほしいんだな。暴れてほしい!!って
感じだったんだけど、PATCH WORK LIFEが求めてい
たのは、いわゆる腕を振る様な感じの会場全体が一つになる盛り上
がり方。(売れているアーティストがアリーナライブで、アップテ
ンポの曲をやっている時、オーディエンスが一糸乱れぬ動きをする、
みたいな感じ。両手で腕を上下に振る様な)そういう事をオーディ
エンスに求めるのならば、もっと分かりやすい曲を主体にした方が
いいのに。と思いました。あと、正直あんまり盛り上がっていなか
ったけど、半ば強制的に盛り上げようとするのはいかがなものか?
(サビの部分で、一旦演奏を止めて、”ここから腕を振ってくれ”
というのは・・・。)ある程度は協力もするし、頑張って盛り上げ
なきゃ!!とは思うけど、最終的にはバンド(歌い手さん)次第で
はないだろうか?せっかくこっちは、曲を聞いて盛り上がろうとし
ていたのに・・・。(気持ち良くなりかけていたのに)そんなに盛
り上げたかったら、曲に行く前に(もしくは間奏の時に)コール&
レスポンスすればいいだろ!!と。それとベースの人のMCのやる
気のなさ。もうちょっと熱く語っていいんじゃないだろうか?「心
斎橋クアトロの倭製ジェロニモ&ラブゲリラエクスペリエンツを観
に行かなかったあなた達はバカです」は、まだ許せるとして、「俺
も観に行きたかった」とボヤキを言われても・・・。さっきも書い
たけど、パフォーマンス自体は悪くなかった。ただ、オーディエン
スに食い付いてほしければ、何かが欲しい!!(下手くそなんだけ
ど、情熱があるとか、泥臭いとか。正直、PATCH WORK
LIFEのセールスポイントは?と聞かれても、本人達答えられる
のか!?と思ってしまいました)
湯川潮音を見に、FANJからBIG CATへダッシュで移動し
たんだけど、これまた距離がある・・・。(1番北にあるライブ会
場だから、ある程度は覚悟していたけど)しんどいと思いつつも、
こんなルートを選んだのは私自身なんだから。とあきらめて頑張っ
て走る。確かHMVのフリーペーパーかな?湯川潮音のCDの宣伝
文句?の中に”大阪MINAMI WHEELで入場規制させた・
・・。”という文があったので、もしかしたらBIG CAT入場
規制になるかも!?と思い、必死になってBIG CATまで走っ
たんですが・・・。ライブフロアに入ったら、思っていた以上に人
がいなかったのでびっくりしてしまいました・・・。
湯川潮音、ハナレグミやくるりの岸田繁が大絶賛しているアーティ
ストらしいです。1曲目は「緑のマーチ」今日の編成がドラム、キ
ーボード、ウッドベース(もしかしたらコントラバスかも)アコー
スティックギターという、アコースティックな編成だから、聞いて
いてとても心地良いサウンドなんだけど、湯川潮音の歌声と重なる
と、とてもオルタナティブな感じに聞こえてしまいます。(CDを
聞いた時と同じ感想)MCで言っていたんだけど、昨日は福岡のイ
ベントに出演していたみたいで。イベント名を言った後で、これは
言わない方が良かったかな?と言っていたけど。そして自己紹介の
所で気がついたんだけど、私は今まで湯川潮音の読み方って”ゆか
わしおん”だと思っていたんだけど、正式名称は”ゆかわしおね”
だったんですね。ここで初めて気がつきました・・・。2曲目は、
1/9発売の「蝋燭を灯して」のc/w「エデンの園」3曲目は、
ドラムの人がはっぴいえんどが好きみたいなので、はっぴいえんど
の「風来坊」をカヴァー。個人的にはこの曲が1番良かったです。
とても伸びやかに歌っている感じがして。あと、この人の歌声は、
大貫妙子に似ている。と思いました。4曲目はデビュー曲の「裸の
王様」この曲を聞いて、どうして湯川潮音の歌声がオルタナティブ
に思えてしまう一つの要因を見つけました。ハープの音色がそうい
う風に思わせてしまっているんだと。ハープって優雅な音色を醸し
出すというイメージがあるんだけど、湯川潮音の歌声と重なると、
ハープの音色が歪んで聞こえてしまう。という感じが・・・。どう
してだろう?新曲の「海のパイロット」をやった後、明日南堀江に
あるdigmint cafeでライブをやる。という告知をやっ
た後、最後の曲は、このバンドのテーマ曲(この編成を渡り鳥とい
うみたい)「渡り鳥と3つのトライド」という曲を。全体を通して
1番最初に思った事は、歌詞がとても抽象的という感じがしました。
あと、ハープの音色がとても歪んだ音に聞こえた事。個人的には「
風来坊」の様なアップテンポな曲を、もうちょっと聞いてみたかっ
たかな?と。どんなタイプの曲を歌っても、まったりとした色に染
めあげてしまいそうな気がするけど。
次は、堀下さゆりを観に、新たにMINAMI WHEELのライ
ブ会場に加わった、心斎橋にあるunagidani sunsu
iへ。堀下さゆりは、去年観たライブでとても印象に残ったので観
に行く事にしました。今日のライブは、打ち込みを使いながらのキ
ーボードでの弾き語り。1曲目、そして2曲目「恋のチカラ」いわ
ゆる恋をする楽しさ、ウキウキさを表現している様に思うんだけど、
その歌詞を子猫声で歌うのは、ちょっと反則かな?と、思うぐらい
はまっている。去年もこんな感想を書いたとは思うけど、90年代
にムーブメントを起こしたGIRLPOPを彷佛とさせる物があり
ます。MCで、MINAMI WHEELに出演するのを楽しみに
していたと。街全体が音楽色に染まっているのが凄い!!と言って
いました。そんなイベントに出演できて幸せだと。次の曲は新曲み
たいで、確かタイトルは、「いつか恋をする」みたいな感じだった
っけ?(タイトルが聞き取りにくかったので)打ち込みの音源がデ
ィスコ調だったからか、非常に乗りが良く、手拍子をしている人が
いました。この曲は去年、NHK「みんなのうた」で流れていたん
だけど、また再放映される事になったみたいです。「カゼノトオリ
ミチ」やりたい事が分からず道に迷っている時、何かに戸惑ってい
る時、その時吹いた風がそっと道しるべになって行き先を教えてく
れるみたいな歌詞の様に感じました。今日のライブでやった曲の中
で、この曲だけがしっとりとした感じの曲でした。そして「君とわ
らった」1番の歌詞は、恋人との距離を少しずつ少しずつ縮めれる
事に喜びを感じているかの様に感じたんだけど、2番は、わが子の
成長に喜びを感じている。としか受け取れない歌詞・・・。この感
じは去年のライブを観た時にも同じ様に思ったんだけど・・・。そ
の時々の心の状態によって、いろんな風に受け取られる様に書いた
のかな?(ダブルミーニングと思ったんだけど)次の曲は、子供連
れでライブを観にきたお母さんに、何か感じる事があったらしく、
それがきっかけで出来た曲「あいのうた」今度は1番が、子供に対
しての愛情のこもった様な感じの歌詞になっているんだけど、2番
は恋人に対してのものになっているかの様な歌詞。あれ!?どうし
て、そう感じてしまうのだ!?最後は、この曲も新曲。「そしてい
つか」かな?この曲もアップテンポだったからか、ほぼ全員が手拍
子をしていました。堀下さゆりのライブを見て、1番思った事。と
いうよりひっかかってしまった事は、やはり「君とわらった」「あ
いのうた」最初は、GIRLPOPという言葉が似合う人だな。と
思ったんだけど・・・。ここまで歌詞にひっかかり、もしくはいろ
いろ考えさせられたのは、Amika以来の事でした。(考えれば
考える程、深みにはまっていく様な・・・。)
当初の予定では、この後は
SONOMI@TRIANGLE
に行く予定だったんだけど、MINAMI WHEEL公式HPに
あるスケジュール表を見ていると、AtlantiQsの欄にAm
icaという名前が!!最初Amicaという名前を見た時、私は、
「とうとうAmika、大阪に来てくれるんだ。嬉しい!!」と思
ったんだけど、よくよく名前を見るとAmikaの”k”の部分、
そこが”c”になっている。最初誤植か!?と思ったのでAmik
a公式HPにアクセスして、スケジュールのページを見ると、ライ
ブの予定何もないじゃないか!!仕方がないので、YAHOO!で
Amicaと検索すると、な、なんとASAYANで結成された。
という検索文が!!”えぇ〜、これはどういう事!!”やはり、A
micaというのは誤植か!?と思って、もう一度MINAMI
WHEEL公式HPにあるスケジュール表を見ると、Amicaの
名前がクリック出来る状態だったので、クリックして見る。クリッ
クすると、プロフィールがあり、よく見ると公式HPもあるみたい
なので、クリックしてみる。Amica公式HPのプロフィールを
見ると・・・。どうやら関西で活動しているインディーズバンドみ
たいです。
Amicaは4人組の紅一点バンド。1曲目が終わった後、「今日
はMINAMI WHEELで弾けましょう」という事を言ってい
た様な?Amicaのスタイルは、いわゆる正統派のロックにポッ
プな要素を加えたという感じ。印象に残ったのはVo.の歌う仕種
と、ドラムがしっかりしていた事。Vo.は、曲ごとに姿勢を変え
て歌っていたのが印象的でした。歌詞の世界に入りこんでいたとい
う感じがしました。あと、歌声がSHAKALABBITSのUK
Iを、もうちょっとポップにした様な感じの様に聞こえました。と
ても魅力的だと思います。全体を通してとても聞きやすかったし、
親しみやすかったんだけど、ただ、もう少しバンドとしての個性が
あった方がいいのかな?とも思いました。
この後は、TRIANGLEでEAST ENDを観に行く事に。
TRIANGLEに入ったら、まだSONOMIのライブがやって
いて、ちょっとだけSONOMIのライブを堪能。(10秒ぐらい
だけど)ちょっとだけお得な気分!!EAST ENDのMCをや
っているGAKU−MCのライブは、過去2回(そのうちの1回は
MINAMI WHEELで)観た事があるんだけど、いわゆるE
AST ENDとして見るのはこれが初めて。はっきり言って、ど
んなライブパフォーマンスを見せてくれるのだろうか?と、とても
楽しみにして、EAST ENDのライブを待っていました。
EAST ENDは、GAKU−MC・YOGGY・ROCK−T
eeの3人組の1MC2DJユニット。この人達は、その昔EAS
T END×YURI(東京パフォーマンスドールの市井由理)で
「DA.YO.NE」という曲をドロップして、お茶の間にラップ
という言葉を根付かせた人達。(その時、ROCK−Teeはいな
かったけど。っていうよりEAST END再始動で、昔ROCK
−Teeという人は、EAST ENDにいたんだと初めて理解し
たので)EAST ENDのライブを観て1番印象に残ったのは、
GAKUさんの風貌とライブパフォーマンス。GAKUさんの風貌、
物凄く精悍な感じになっている。肌の色も黒くて、まるでサファー
みたい。あと、ライブパフォーマンス、アジテーションが、もの凄
くハードコアヒップホップ寄りだった事。これには驚いてしまいま
した。GAKU−MC名義(ソロでのライブ)でのライブは、物凄
く素朴というか、ありのまんまの姿を見せているのに対して、EA
ST ENDのMCとしてのパフォーマンスは、常にオーディエン
スをアッパーにさせる事を最優先にライブをやっている様に感じま
した。個人的に楽しかったのは、「ラブハンドル」という曲。オー
ディエンスにジェスチャーをさせていくんだけど、これが自分もラ
イブに参加しているんだ!!と思わせてくれたので。最後の方には、
2階にいる業界関係者にもやらせていたみたいだし。EAST E
NDは、昨日もライブをやっていたみたいで。(確かclub j
ouleでのFILTER 88に出演)そのライブでお酒の飲み
過ぎだったのか、YOGGYとROCK−Teeが午後3時まで使
い物にならなかったみたいです。ちなみにGAKUさんは、その前
の時間がSONOMIだった事が非常に気になっていたらしく、も
しかしたらSONOMIを観た後に、みんな出ていっちゃうんじゃ
ないかと・・・。だからこんな事を言っていました。「SONOM
Iを観た後に出遅れた奴も、BEAT★NUTUREを観に来て前
乗りし過ぎた奴も、EAST ENDのライブを楽しんでくれ!!」
と。それに対して、私は心の中で、”みんなEAST ENDのラ
イブを楽しみに観に来た人達ですよ!!”と言ってみました。その
後「数ある会場の中から、ここTRIANGLEを選んでくれてあ
りがとう」と言って、ターンテーブルで自己紹介。(ちょっとした
小ネタを挟んで)その後、GAKUさんは何故か温度計を上にかざ
して「昨日のFILTER 88は3度、温度を上げた。今日も昨
日に負けない様に温度を上げる。温度が上がらなければ、温度が上
がるまでライブをする」と。ちょっと面白い趣向。その後、「今日、
この中でEAST ENDを知っている人います?」と言う質問を
した後、「知らない人のために、この曲をやります」と言ったので、
何の曲をやるのかと思いきや、流れて来たのは「here we
go!! here we go!! comon comon」
がループしている。どっかで聞いた事のある曲だな〜。と3秒ほど
考えてみる。思い出しました。エェ〜〜〜、あの曲やるんですか!!
まさかまさかの「DA.YO.NE」そりゃ〜この曲やれば、盛り
上がっちゃいますよ!!キラーチューンすぎる。フックをやった後、
1番はYURIのパートだからどうするのかな?と思ったら、「ね
ぇーちょっと聞いてよ 私の彼」の所を「ねぇーちょっと聞いてよ
私は誰」と上手い具合に落とす。それにしても、「DA.YO.N
E」をやった後のGAKUさんの言った言葉が、「だからこの企画
やめようと言ったんだよ。変な汗をかいた」と。見ている方からし
たら、もの凄いサプライズだったんですけど。どう考えても100
%やらないと思ったし、本人達も封印したいんだろうな、と思った
ので。今思ったんだけど、「DA.YO.NE」って、普段のクラ
ブとかでのライブでもやっているんですか!?(変な汗をかいた。
と言ってた以上、本当に久しぶりだったんだろうな?とは思うんで
すが)いやぁ〜、物凄くいいものが見れたな〜。と思ったら、もう
1回「DA.YO.NE」やってくれるみたいで。正直、2回も生
で「DA.YO.NE」(フックだけ)聞いちゃっていいんだろう
か?と思ってしまいました。2回目の「DA.YO.NE」が終わ
った後、誰かがGAKUさんに対してこんな事言ったのかな?「Y
URIちゃんとは、もうやらないの?」と。だからGAKUさんは、
こんな言葉を言ったのかな?「YURIちゃんはギャラ高いから」
と。「DA.YO.NE」以前でも、結構盛り上がっていたけど、
「DA.YO.NE」以降は、それ以上に盛り上がっていた!!「
4WD Turbo」という曲を聞いて、”GAKUさんも、ちゃ
んと韻を踏んでいくんだ”と思ってしまいました。(ヒップホップ
をやっているんだから当然なんだけど)ラストは、「ココロエ」と
いう曲を。「ココロエ」が終わった後、GAKUさんが温度計を見
ると、なんと1度上がっていたみたいで。改めてフロアの温度とい
うものは上がるもんだと実感。EAST ENDのライブを見終わ
っての感想は、やっぱり「DA.YO.NE」でしょう。個人的に
やるとは思っていなかったので。それと、GAKUさんのライブパ
フォーマンスかな。ヒップホップ用語でlockですか?そんな感
じにオーディエンスをさせるために、ハードコアヒップホップテイ
ストな感じになっていたんだろうけど、個人的にはあまり好きでは
ないです。(GAKUさんの飾らない感じが好きなので)EAST
ENDとGAKU−MC、どっちのライブが見たい!?と聞かれ
たなら、”GAKU−MC”と、答えます・・・。(スイマセン)
今年のMINAMI WHEEL、ラスト2はBIG CAT!!
急いでBIG CATに行ったんだけど、行列が出来ていました・・・。
(BIG STEPの4階にBIG CATがあるんだけど、その
行列に並んでいた時の私がいた位置は、ちょうどBIG STEP
の2階と3階の踊り場)しばらく並んでいたんだけど、列が動かな
かったので、BIG CATはあきらめて、knaveに変更。B
IG STEPを出てすぐ先に、さっきまでいたTRIANGLE
があるから、TRIANGLEの前にあるホワイトボードでkna
veの状況を確認。結果は×(入場規制)。と、いう事は、今年の
MINAMI WHEELも心斎橋クアトロという事に・・・。ま
さかの4年連続、心斎橋クアトロ。進行方向を南堀江から心斎橋へ
変えます・・・。(ちなみに、さっきのホワイトボードの所で、心
斎橋クアトロの欄は見ていません。余裕で入れるだろうと思ってい
たので)
心斎橋クアトロに着くと、退場していく人続出。やはり予想は当た
っていた訳で・・・。ライブフロアに入ると、前の方にあるスタン
ディングエリアの所でジベタリアン(地べたに座る人)が一杯!!
私もそんなジベタリアンになるべく、スタンディングエリアの前方
真ん中らへんで、ジベタリアン。ちなみに次にライブをする人は、
伊沢麻未という人。まったく予備知識なしで心斎橋クアトロに来た
ので、どんなタイプのアーティストなのかな?と思い、ステージを
見ると、ターンテーブルとアコースティックギターがありました。
何となく伊沢麻未はR&BDIVAなんだな。と認識。
そして伊沢麻未が登場。1曲目を聞くと、やはりDIVA系だった
んだ、と。伊沢麻未の歌声を聞いていると、透明感があって、高音
がとても伸びやかな感じ。しばらく聞いていると、この歌声どっか
で聞いた事あるぞ!!と。2曲目を聞いていると、やはりどっかで
聞いた事のある歌声。3曲目は伊沢麻未がとても大事にしている曲、
「涙がポロリ」この曲を聞いて思い出しました。特に高音がとても
伸びやかな感じが似ていると思います。まさか、傳田真央の歌声を
彷佛とさせる人と出会えるなんて。めちゃめちゃびっくりしました。
ラストにやった「Fly Away」という曲以外は、スローテン
ポ、もしくはミディアムテンポの曲だったんだけど、歌が上手かっ
た。もしくは歌声が良かった!!あと、曲調がいわゆるポップでは
なく、初期の頃のDIVA系を彷佛とさせる感じが良かった!!最
後の「Fly Away」も、めちゃめちゃ尖っている感じで、か
っこよかったし!!いい出会いをしたな〜。と思えるアーティスト
でした。(BIG CAT、knaveに行かなくて正解だった!!)
今年のMINAMI WHEEL、どうして心斎橋クアトロに行き
たくなかったか?というと、4年連続で同じ場所でラストをむかえ
ても仕方ないだろう。という所もあるんだけど、ラストが加藤ミリ
ヤだから。というのが最大の理由でした。どうして加藤ミリヤを観
たくなかったかというと、1番最大の原因は、去年のMINAMI
WHEELで観たから。(去年はTRIANGLEでライブをや
ったんだけど、30分前からすでに行列が出来ていて、最終的には
BIG STEPの近くまで行列が出来たらしい)そして、そのラ
イブで満足しちゃったんですね。2回目はいいかな?と。特に観た
い気がおきなかったので・・・。だから、もし私の観たかったアー
ティストが観れなかった時の保険として、心斎橋クアトロを選んだ
んでしょうけど。(だったら、他の所行けよ!!と思う人もいるだ
ろうけど、体力がなくなった&加藤ミリヤ以上に観たいアーティス
トがいなかったので)
加藤ミリヤって確か今年で17歳だっけ?17歳って、この時間ま
で(21:00)仕事して良かったんだったっけ?と一瞬思ってし
まった訳なんですが。まずは女のダンサー2人だけが登場。しばら
くの間ダンスタイム。そしてその後、「ディア・ロンリガール」の
イントロが。そして加藤ミリヤ登場。1番最初に思った事が、”加
藤ミリヤって、こんな感じだったっけ!?”何かフケて見える。そ
して、「ディア・ロンリーガール」を。確かこの曲は、あのECD
の「ロンリーガール」のアンサーソングらしいです。それにしても、
加藤ミリヤがドロップしてくるシングルって、すべてキャッチコピ
ーがつけやすいな!!と思ってしまう訳で。2曲目は10/26に
ドロップされる1stアルバム「Rose」から、「Dont’
stop!」これはアップテンポな曲なんだけど、個人的にフック
の部分で、加藤ミリヤが踊っていた事に驚いてしまいました。けし
て踊れない訳じゃなかったんだと。(ちょっとだけだったけど)M
Cで、大阪に着いたのは、ライブが始まる直前だったみたいで、と
りあえず大阪来たらお好み焼き食べなきゃ。という事で、お好み焼
きを食べにいったみたいで。(加藤ミリヤ・ダンサー・DJ)ちょ
っとだけ、吐息がお好み焼きフレーバーだった事が気になっていた
みたいです。3曲目は、「夜空」デビューシングル「Never
let me go」のc/w曲。この曲は、BUDDER BR
ANDの「人間発電所」をサンプリングした曲。そして次の曲は「
one day」この曲も、「Rose」に収録されている曲。こ
こでアルバム「Rose」について。加藤ミリヤは、アーティスト
として認められるには、やっぱりアルバムを出さないと。と、いう
事で1年頑張ってきて、やっとアルバムがリリース出来る様になっ
て嬉しい。このアルバムは、ミリヤ自身もいろいろアイデアを出し
たから、思い入れが深い。と言っていた様な?ラストは「ジョウネ
ツ」この曲は、UAの「情熱」をサンプリング。歌詞をUAの「情
熱」のサビの部分と合わせるため、上手くリンクさせている感じが
しました。あと、「ジョウネツ」の歌詞が、とても切ない感じがし
ました。思春期特有の・・・。と言えばいいのかな?
アンコールの手拍子に応える様に加藤ミリヤが登場。どうやら、ア
ンコールを求めてくれるとは思っていなかったらしく、トラックを
用意していなかったみたいで。ダンサーも、DJも登場してきませ
んでした。ここで加藤ミリヤが「私は普段、ほとんど東京でしかラ
イブをやった事がないんだけど、東京以外の場所でも私のファンが
いるんだな、と。今日は年齢層が高めなんだけど、いつもは私と同
じ位の女の子の前でライブをやっているのでとても新鮮です。これ
が、デビューしてから1年経った成果なのかな?と思いました」み
たいな事を言っていたと思います。アンコールは、「STAR」を
1番だけア、カペラで。正直言って、加藤ミリヤって歌上手いんだ〜。
と初めて思いました。とても神々しい!!今年のMINAMI W
HEEL、ラストを飾るのに相応しい曲でした。