2007年2回目のライブは、なんと竹中麻実子のワンマンライ
ブ!!まさかですね、ワンマンライブを観に行くくらいはまって
しまうとは予想できませんでした。本当に1年前初めて出会った
時はこんな風になるなんて・・・。(詳しくはこちらに書いたの
で)今回、竹中麻実子のワンマンライブが開催される場所は南堀
江kneve。kneveと言えば、「MINAMI WHEE
L」の1番南の外れにあるライブ会場。または、「MINAMI
WHEEL」の離れ小島。そして一部では「MINAMI W
HEEL」においての罰ゲーム?と言われているライブハウス。
正直言って、私にとっては「MINAMI WHEEL」以外で
は訪れる事はまずないライブハウスです。ちなみに「MINAM
I WHEEL」以外で訪れたのは2回目です。(1回目は加藤
いづみの活動再開ライブツアーに行った時)それにしても、こな
いだ私のホームページの検索で”竹中麻実子”と検索された方が
アクセスしてくれたみたいなんですけど、(Yahoo!で)そ
の足跡を辿って行ったら、テレビ朝日系列で絶賛放映中の「TH
E STREET FIGHTERS」(HYを輩出した!?)
の竹中麻実子のサイトが!!何時の間にそんなサイトが出来たん
だ?と思ってしまった訳で。(2/26現在:80位)そして、
またテレビ朝日かよ!!と。(私の中では。そういえば、HYも
ケツメイシも歌番組は”ミュージックステーション”しか出てい
ない記憶が?[ケツメイシは”FUTURE TRACKS”から])
私の整理番号はローソンチケットで”118番”(ローソンチケ
ットの方ではソールドアウトしたみたいです)という事は、最低
でも118人は竹中麻実子のワンマンライブを心待ちにしている
訳で。で、kneveの前ではたくさんの人が列を作っているの
かな?と思ったら、私を含めて10人くらい・・・。あれ、どう
いう事!?と思ってしまった訳なんですが・・・。並んでいた人
達を見ると、小さいお子さん連れの人やら、かなり御年配なお姉
さん達とか。正直言って、一瞬来る所間違えてしまったかな?と
思ってしまいました。
kneveの中に入り、ライブフロアに行くと椅子が出ていまし
た。今回のkneveのライブも座って鑑賞という訳で。アップ
テンポの曲の時はたまに踊りたい(身体を揺らしたい)と思う時
があるので、ちょっと微妙かな?で、待っている間フライヤーを
読んでいると、前の方の席で小さなお子さんがはしゃいでいる(
花いちもんめとかやっていました)声を聞いていると、ライブを
観に来ているというよりかは、親戚の子がピアノの発表会を観に
来た風にしか思えないんですが・・・。(どうやら本当に親戚だ
ったみたいで)
今回のライブはオープニングアクトがあるみたいで。里奈という
16歳の女の子が登場。バンドメンバーを見ると、どうやら里奈
という子も古賀さんプロデュースなのかな?ライブを始める準備
をしていた時、1人のオーディエンスが何か言葉を発したのでし
ょうか?その後、古賀さんがそのオーディエンスに向かって、「
16歳なんで応援してあげて下さい」と。こんなハートフルな古
賀さんを見たのは初めて。里奈の1曲目、とても歌声がビブラー
ト(歌声が揺れている)している印象を受けました。あと、古賀
さんプロデュースだからでしょうか?里奈もR&Bな曲を歌って
いる様に思いました。歌声的なものを言うならば、私の好みは竹
中麻実子よりも里奈の方なんですが。とても草食的と言えばいい
んでしょうか?イメージ的には、wyolicaのazumiに
近い印象を受けました。で、歌っている時、目が潤んでいる風な
感じがしたので、”やはり16歳だから緊張しているのかな?”
もしくは、”こういう舞台で歌を歌えて感極まっているのかな?”
と思ったら、その後、里奈のMCで「今日が初めてのライブ」だ
と。あの感極まった感じは、初めてのライブ&緊張した感じから
きたみたいで。私的には、デビューライブを観たのはAmika
以来ですか。里奈の緊張している感じを見ていると、Amika
のデビューライブとは全然違った感じでした。Amikaは余裕
かましていましたから。(年齢が違うけど)それでも、人生初め
てのライブで余裕かませるAmikaって凄い。と思うのと同時
に特殊なのかな?とも。2曲目は「光」という曲を。1曲目は歌
声に重点を置いて聞いたので、2曲目は歌詞を中心に聞いたんだ
けど、てっきり里奈が作詞をしているんだと思ったら、古賀さん
少なくとも補作詞しているのかな?と。(何となくですが)この
曲は、サビまではとてもビブラートが効いた歌声なんだけど、サ
ビの部分の歌声は一転してとても力強い。メロディーが、とても
壮大な感じのロックチューンみたいだから。という所もあるけれ
ど。里奈のライブはこの2曲で終了。個人的には、洋楽のカバー
曲でもいいからあと1曲聞きたかったな。今日聞いた限りでは、
フォーキーソウル〜ロック当たりをやっていきそうな感じがしま
した。あと、今日が初ライブという点を差し引いても、未熟さみ
たいなものを感じてしまいました。ちょっと厳しい批評になって
しまったかもしれないけど、インディーズとはいえ歌い手さんに
なったと思うのでこういう評価をしているんですが。最後に里奈
の今日の衣装は、ロングTシャツ(裾の所は絞っていました)に
ジーパン。どう考えても”ロック”という感じなんですが。これ
は古賀さんがこういうのを着させているのかな?(今現在はR&
Bな感じ[フォーキーソウルだったけど]ではないのでつっこみ
ませんが)最後に里奈の次のライブは4/29の「ハーベストの
丘」(これはアコースティック編成かな?)でのライブみたいです。
いよいよ本日の主役、竹中麻実子が登場。今日のバンド編成は”
”エレキギター、アコースティックギター、ベース、キーボード、
ドラム、パーカッション”と、本当に豪華編成。衣装の方は、黒
の水玉模様のワンピース。80年代アイドルというイメージをし
てしまったんですが・・・。そして1曲目は「Amano−Jy
aku」だと思っていたら、「つよがり」ですか。びっくりして
しまいました。今まで行ったライブの1曲目はすべて「Aman
o−Jyaku」だったので。2曲目が「JOY TO LOV
E」ですか。やはりワンマンライブだけに曲順も違うな〜と。そ
して竹中麻実子のMC。「いつもは持ち時間が30分だから、大
体6曲ぐらいしか歌えないけど、今日はワンマンなのでその倍は
歌える」と。このコメントにとても初々しさを感じてしまいまし
た。そして今日はワンマンライブだけに、普段はやらない曲もや
るみたいです。で、どんな曲をやるのかな?と思ったら、ここで
「Amano−Jyaku」ですか。3曲目に「Amano−J
yaku」は何か違和感があります。私の中では1曲目。という
イメージがあるので。4曲目は「HELP」これは「Amano
−Jyaku」にも言える事なんだけど、とてもソウルフルで激
情的に歌っていたのが印象的でした。ちなみにこの4曲をやって
いる時は、オーディエンスの皆さんずっと手拍子をしていました。
(結構私も煽り叩きみたいな事をやっていましたが)正直言って
びっくりしました。特に「Amano−Jyaku」に関しては。
これだったら、ライブイベントの時も手拍子してあげたらいいの
に。と思ってしまいました。次の曲は「アップテンポの曲ばかり
やったので、しっとりとした曲を」と言った後に「君のそばで」
きちんと情感を伝える様に歌っている感じがいいです。嬉しい時
も楽しい時も悲しい時もあなたと一緒にいたい。みたいな感じが。
次の曲は、思いっきり感情をぶつけている様な感じで歌っている
様に見えました。見えない何かに対して激情をぶつけている様な?
どうやらこの曲は、「Exit」という曲で、3・4月にインター
ネットで配信される曲みたいです。そのインターネットで配信と
いう表現の仕方が悪かったからか、古賀さんに思いっきりつっこ
まれていましたけど。その後、今wowowでやっているネット
ラジオについて語り、ライブの感想はそちらに送ってくれると嬉
しいと。次の曲は楽しい曲を。という事で「夏の日」を。この曲
をやった事が、ちょっと意外だったかな?どちらかと言うと、季
節感にこだわっている感じのタイプの人なのかな?と思っていた
ので。この選曲は本当に意外でした。でも本当に楽しそうに歌っ
ていました。竹中さんの表情を見ていると、本当に夏が来た嬉し
さみたいな感じだったので。「夏の日」を歌った後、竹中さんと
古賀さんのMCのコーナー。正直この時点では、いつものMCよ
りも長いだけかな?と思っていたんですが・・・。ワンマンライ
ブを出来る所までたどり着けた or オープニングアクトの里
奈の初ライブを舞台袖で観ていたからなのか、竹中さんは初ライ
ブの事を思い出して語っていました。竹中さんの初ライブは、今
も時々ライブをさせてもらっている「阿倍野HOOP」が初ライ
ブだったみたいで。その時はカラオケ+古賀さんのアコースティ
ックギターだけでの演奏。まだその時はCDをリリースしていな
かったので、どれだけ来るか心配だった。と言っていたけど、終
わった後行列(握手会?)が出来て、「良かった」と言ってくれ
たのがとても嬉しかった。と言っていました。「その時来ていた
人って、今日いますか?」と竹中さんが言ったら、1人手を挙げ
たじゃないですか!!ただ竹中さんいわく「私のおばあちゃん」
だったそうで。あと、竹中さん自分自身で「私のライブは毎回編
成が変わる」と。こないだのライブは「アコースティックギター、
キーボード、コンピューター」だったそうで。古賀さんいわく「
僕達ねくらなんで」と。アコースティック編成での1曲目は「コ
イノウタ」この曲は、初めてのライブで歌った曲みたいです。「
コイノウタ」をアコースティック編成で歌っているのを聞いた時、
頭の中で思わず「竹中麻実子を好きになって正解だった」と自画
自賛してしまいました!!フォーキーソウル調な感じのスタイル
でやっているから、もしかしたらアコースティックをやったらと
ても似合うのかな?と思っていたんですが。アコースティックで
やる事によって、より竹中麻実子の微妙な情感が強調された感じ
がしました。この後は告知です。まず3/17にアメリカ村にあ
る「Apple Store」でインストアライブ。そして3/
27に表参道FABで東京初上陸を果たすものだと思っていたら、
その2日前の3/25に吉本∞(無限大)ホールで、アコーステ
ィック編成でのライブが行われます。この2つのライブは無料ラ
イブみたいなんですが、古賀さんいわく「無料なんでMCにあま
り力を入れない」と。「こんなにサービスしませんよ」と。そし
てその後、竹中さんが「東京のライブ観に行く人?」と言ったら、
1人いたじゃないですか!!す、凄い!!あと、竹中麻実子のB
BSで「マミーと一緒に歌を歌いたい」という書き込みがあった
んですけど、その書き込みを見つけた時は既にセットリストが決
まっていたみたいで・・・。(”Relation”みたいです。
その書き込みを見たら)アコースティック編成2曲目は「ハナレ
ズニ...」音色が少なくてもきちんと歌の世界を表現できる人
は凄いなと。そして私はそういうアーティストがとても好きです!!
再び残りのバンドメンバーがステージに戻り「虹を渡った羽」を。
この曲から再びオーディエンスの皆さん手拍子を。ラストは竹中
さんが「最後は盛り上がって終わりましょう」と言った後に「L
ife goes on」を。過去2回観た時の「Life g
oes on」を聞いた時の事を思うと、正直この曲でラストを
飾ったのはとても意外でした。
今回は皆さん、ちゃんとアンコールの手拍子を叩いています。そ
して後ろの方からは「アンコール」という声が。これで盛り上が
るんだったら、「アンコール」コールにつき合ってもいいかな?
と思ったけど、「アンコール」コールが思った以上に尻すぼみし
てしまいました・・・。
そしてアンコールに応えて再び登場してきました。衣装も変えて
きていますね。今度は白の水玉のワンピースを着ています。1曲
目はこの曲もインターネットで配信される曲みたいです。「He
art」春は旅立ちの季節なので、それにぴったり合う感じの曲
と言っていましたが、まさしくそんな感じの曲に聞こえました。
「Life goes on」が思いっきり背中押します系の曲
だとしたら、「Heart」は優しく背中を押す様な感じと言え
ばいいのかな?その後MCで、2/27に音楽雑誌「MISIQ」
に竹中麻実子のライブの模様が収録されているDVDと、ライブ
が終わった後サイン会をやると。そこでパンフレットが販売され
るみたいです。(今までのライブの模様の写真が掲載されている
みたいです)ラストは「Dear」情感を込めて初のワンマンラ
イブを観に来てくれた親愛なる人達に対して歌っている様に見え
ました。「Dear」を歌い終わった後、1番最初に書いた親戚
の小さいお子さんが竹中さんに花束のプレゼントを。とても微笑
ましい光景でした。
ライブが終わった後、ステージから見てライブフロアの左後方に
物販スペースが設けられていました。いつの間に!?結構CDを
購入している人がいたなか、私はパンフレット(1000円)を
購入。その後、竹中さんに「”Heart”良かったです」と言
ったら、「是非ダウンロードしてください!!」と言われたけど、
「機種が古いので・・・。」と言ったら竹中さんガックリ。「も
うすぐ新しい機種を買うので」と言ったら、「その時は宜しくお
願いします」と言われました。で、このサイン会にさきほどオー
プニングアクトを務めた里奈がいるじゃないですか!!ファンと
の接し方を見学して(学んで)いるのかな?
今日のライブ、とても良かったです!!正直言ってあそこまで盛
り上がるとは思っていませんでした。ただ個人的には「powd
er snow」が聞きたかったんですが・・・。もう時期外れ
なのかな?3月の東京でのライブも頑張ってほしい!!(もしか
したら業界関係者も観に来るのかな?)ここで竹中麻実子の存在
を東京の人達に印象つけてほしいなと。里奈の方も歌声はとても
良いものを持っていると思うので頑張ってほしいです。(本当に
私の好み[歌声の]は里奈の方なので)
竹中麻実子
「for Dear」ライブレポ
「for Dear」ライブレポ