「SUMMER SONIC 2012」ライブレポ   

やっと初めて日本の夏フェス&4大ロックフェスと呼ばれている
「SUMMER SONIC」に足を運ぶ事が出来ました!!ず
っと行ってみたかったんですけどね。確か1回だけEGO−WR
APPIN’
VOLA&THE ORIENTAL MACH
INE
の出演が決定したのを知った時、「SUMMER SON
IC」に行きたいという想いがあったんですが。ちなみに今更な
んですが、「SUMMER SONIC」とは、「フジロック」
と並ぶ洋楽ロックフェス。確か「フジロック」が洋楽の大物アー
ティストを招聘しているのに対して、「SUMMER SONI
C」は若手&ブレイクが期待できる洋楽アーティストを招聘して
いるイメージがあるんですが、近年は良くも悪くも幅広いライン
ナップなアーティストを呼んでいる気がします。       

ちなみに「SUMMER SONIC」は東京・大阪の2会場で
行われていて、もちろん私が足を運んだのは大阪会場の方。大阪
会場の方は元々は南港で行われていたんですが、南港の都市開発
が進んでいったのに伴い、2007年から舞洲(まいしま)に変
更となりました。                     

会場となる「舞洲スポーツアイランド」に行くには2つの方法が
あるみたいです。1つはJRの「桜島駅」からのシャトルバス。
そして大阪市営地下鉄の「コスモスクエア駅」からのシャトルバ
ス。私は迷わず「コスモスクエア駅」からのシャトルバス(往復
チケットを購入して)の方を選択しました。で、開場1時間前に
「コスモスクエア駅」に到着したんですが、シャトルバス待ちの
人間が多い多い!!列の最後尾を探してみつけた先は、ATC
見えてきた場所だった事にびっくり!!ただこれでも早く来た方
だったみたいで・・・。それにしても「SUMMER SONI
C」おそるべしと思ってしまった訳なんですが。1時間後ようや
くバスに乗車。で、バス乗車中に列に並んでいる行列が見えてき
たのでチェックしたら、「時の時空館」近くまで行列が出来てい
ました。ちょっと声を失いかけてしまいました・・・。そんな光
景を目にした後、運転手さんから交通事故が発生して運行が遅れ
ているというアナウンスがあったので、これは到着遅れるんだろ
うな?と思っていたら約10分後舞洲に到着。南港→舞洲って意
外と近いのねと思ってしまいました。            

シャトルバス下車後、すぐ近くにリストバンド交換所があったの
で、チケットのリストバンドを交換。やはりこういうフェスでは
リストバンドの方が主流なんだなと。で、パンフレットの方も簡
素なんだなと。ここで「MINAMI WHEEL」との違いを
考えてみたら、こういう有名アーティストが出演するフェスは説
明なんかいらない事に対して、「MINAMI WHEEL」
新人アーティスト・インディーズバンドetc・・・。だから、
ある程度の説明が必要→だからしっかりとしたパンフレットにな
っているんだろうなと。はっきり言って今更なんですが(爆)  

リストバンド交換後、荷物をクローク(1000円)に預けて、
いよいよ私にとって初となる夏フェス「SUMMER SONI
C」がスタート。まずは売店で「ポカリスウェット」を購入。あ
まりにも喉が乾いていたので。まずは「SONIC STAGE」
の前を通過。ここが「サイレントディスコ」が行われている場所
だなと。後でここに移動しようと思った瞬間、ある事を忘れてい
た事に気づきました。実はTシャツの上にシャツを着ていたんで
すが、それを脱いで(両方とも。そしてフジファブリックのライ
ブTシャツに着替える予定だった)戦闘態勢を整える事を忘れて
しまった・・・。この時は”まぁ、いっか。Perfumeが終
わった後、再びクロークから荷物取り出してライブTシャツに着
替えたら”と思っていたんですが、これが後々に大正解だった事
に。それは後のお話という事で。そして「SONIC STAG
E」
を通過して右折をしたら、「FLOWER STAGE」
見えてきました。「FLOWER STAGE」もこの後訪れる
予定だったので、良い感じで場所確認ができました。それにして
もこの時点で「FLOWER STAGE」の列が長いのは気の
せいかな?もう既にあのグループ待ち?そして「FLOWER 
STAGE」
を過ぎて、「SUMMER SONIC」大阪会場
のメインステージ、「OCEAN STAGE」にやってきました。

「OCEAN STAGE」のゲートをくぐってステージの方へ
向かったら、めちゃめちゃ広いフィールドですね。それにまずび
っくりしてしまった!!どうやら私が来た時はステージのセット
チェンジ中だったみたいで、朝日放送の上田剛彦アナウンサー
MCを担当してオーディエンスを盛り上げていました。そしてい
よいよ私にとって初となる「SUMMER SONIC」が幕を
上げます。                        

まず最初に登場してきたのはGYM CLASS HEROES。
ここで洋楽のバンドを観るのって何時以来!?と思ったら、NU
MBER GIRL
の対バンイベント以来!?なのかな。個人的
にはロックバンドを希望していたんですが、ライブ&アジテーシ
ョンをみた限りではミススチャー〜レゲエと書いた方が正しいの
かな?と。ライブを観ての感想は非常にピースフルと書いた方が
正解かな?荒々しさというよりかは、そういう感じの事を思って
しまいました。                      

この後、再び上田剛彦アナウンサーが登場。A SEED JA
PAN
のスタッフの方々が登場してきて、ゴミの分別にご協力み
たいな事のアナウンスをした後、上田剛彦アナウンサーが「こん
だけ熱いと水分補給が欲しいですよね?」という事で、夏の野外
ライブ名物?なホースでの水まきを堪能できる!!と思ったら、
どうやら私が居た右側には水がこないみたいで・・・。    

そして次に登場してきたのはPRINCESS PRINCES
S。この「SUMMER SONIC」に足を運ぶ事を決意した
のはプリプリが出演するのを知ったからなんですが。行きの南港
のシャトルバス待ちの時は、”プリプリに間に合わなければどう
しよう”と思っていた訳なんですが、余裕でプリプリ観られた事
に普通に安堵感を感じている訳なんですが。で、プリプリがステー
ジに登場してきた時、黄色い声で”香コール”が。その後に岸谷
(旧姓:奥居)香がMCを。「私達PRINCESS PRIN
CESSは16年前にバンドを解散しました。その私達が再び再
結成した理由は”東日本大震災”で、1人ではできない支援を5
人だったら出来るのではないかと。勇気と信念を持って復活しま
した」と。で、岸谷香の左肩を見るとタトゥー(シール?)みた
いなものが。キーボードの今野茂子にも左肩にタトゥー(シール?)
が。その後に「まずは1曲。自己紹介代わりに」と言ってやった
のは「Diamond」じゃないですか!!まさか今2012年
にこの曲を聞けるとは思わなかったので、ちょっとうるっとくる
部分がありました。「Diamond」をやり終わった後、再び
岸谷香のMC。「私達が解散する16年前は”夏フェス”という
ものは存在しませんでした。バンド活動していた時は毎年夏はコ
ンサートをしていました。今回、私達は東京と仙台だけでしかコ
ンサートをやらないんですが、全国からライブを観たいという事
なので、北海道・ひたちなか・福岡と夏フェスに出演させてもら
い、今回ここ大阪が夏フェス最後の出演となりました」と聞いて、
4大ロックフェスは「フジロック」以外出演したんだと思ってし
まいました。その後、「夏フェスっていいですよね!!こんな天
国みたいな場所があったんだと」そして「20年前、こういう時
期の頃の事を書いた曲をやります」と言った後に「世界で1番熱
い夏」
じゃないですか!!この曲順は正直グっとくるものがある!!
「OH YEAH」をやった後に「次にやる曲はいろんなアーテ
ィストの方がカバーしてくれているんですが、今日は本家本元が」
と言った後に「M」を。まさかこうやって本家本元の「M」が聞
ける日がやってくるとは思わなかった。この後2曲程ハードロッ
ク調な曲をやってきた事にびっくりしてしまいました。プリプリ
ってど真ん中のポップロックな印象があるので。そしてラストの
曲は今回は夏フェスラストという事で違う曲をやるそうです。ラ
ストの曲は「19 GROWING UP」を。サビの部分で岸
谷香がタオルを上に投げていたのが印象的でした。      

どうやらステージのセッティングチェンジの間は朝日放送のアナ
ウンサーが繋ぐみたいですね。なんか「KOYABU SONI
C」
みたいだなと書いときます。              

次に登場してきたのはPerfume。Perfumeのライブ
を観るのは「COUNTDOWN JAPAN」以来ですか。そ
の間に彼女達はアイドルの枠を超えた存在になった気がします。
ちなみに衣装は3人ともショッキングピンクの物を着用していま
した。1曲目は「レーザービーム」を。良い意味で魅せる事を意
識したダンスになっている様に思いました。2曲目は8/15に
リリースされた「Spending all my time」
この曲はPerfumeにとっては初となる英語詞なのではと。
サウンドは硬質なエレクトロニカなんですが、メロディーライン
はなんか甘ったるい感じ。この「Spending all m
y time」
が終わった所でフロントエリアを脱出する事にし
ました。正直に言うとプリプリが終わった時点でバテてしまった
んですが。Perfumeのライブを楽しみにしていたので、P
erfumeまでは頑張ろうと思ったんですが・・・。で、フロ
ントエリアを脱出した時にやったのが「ポリリズム」でした。正
直言って「ポリリズム」をフロントエリアで観たかったんですけ
どね・・・。この時は失敗したかな?と思ったんですが、この判
断が結果的には成功と。                  

ここで「OCEAN STAGE」の後ろの方にあるフードエリ
アに足を運んで食事を取る事に。ちょうどピザーラの屋台があっ
たので、そこの列に並びながらPerfumeのライブを観賞す
る事に。「SEVENTH HEAVEN」の曲の説明をした後
「PTAのコーナー」が始まったんですが、ここでステージの
後ろの天気がえらい怪しい感じになるんです。”あら、えらい稲
光がするな”と。Perfumeの3人がいろいろとオーディエ
ンスをアジテーションしていく度に、稲光の回数、鋭さも増して
いくという。ステージの後ろの方の空模様もえらいドス黒くなり、
”こりゃ、大阪市内は荒れた天気になっているんだろうな”と思
っていたら、樫野有香が松田聖子「夏の扉」を歌っていたら稲
光が凄い事に。そして西脇綾香が「雷に負けない様に皆も頑張っ
て」と言った数十秒後に「大人の人達が・・・。」と言ってPe
rfumeの3人がステージから消えてしまいました。そしてそ
の後に上田剛彦アナウンサーがステージに現れました。どうやら
大阪市内の天候が非常に荒れている(雷警報がでているみたいで
す)そうで、とても危険な状態になるので、安全確保のためここ
で一旦ライブを中断させて下さいと。その後に、もうすぐここ舞
州も荒れた天候になるので避難してくださいと説明をした2、3
分後まさしく荒れた天気になりました。まずは雹みたいな物が降
ってきた後、スコールと呼んでも支障がない大雨が降ってきまし
た。そして稲光もじゃんじゃんと。急いで避難先に指定された
舞州ベースボールスタジアム」
に行きました。        

「舞州ベースボールスタジアム」の屋根の下に避難した訳なんで
すが衣類がボトボト。まずはジーパン以外のすべての衣類を絞り
ました。その後、情報が欲しくて携帯電話をいじっていたんです
が、電波状況が悪いみたいでなかなか繋がらない。まずは雨がや
まなければ&稲光がおさまらないと思ってずっと待っていました。

雨が段々と小降り&やみ始めた感じの頃、オーディエンスが1人
また1人と「舞洲ベースボールスタジアム」から離れていきまし
た。ここに避難している人達はほぼ100%「OCEAN ST
AGE」
に戻ると書いても支障はない。考えられる事はPerf
ume
のライブがそのまんま再開される事を信じてなんでしょう
ね。雨がほとんどやんだ頃、私も避難先の「舞州べースボールス
タジアム」
を立ち去りました。               

「舞州ベースボールスタジアム」を後にして、再び「OCEAN
 STAGE」
の前を通ったら、やはりたくさんのオーディエン
スが!!Perfumeのライブが再開する事を信じてという奴
でしょうか?私はその「OCEAN STAGE」を通り過ぎて
「SONIC STAGE」に向かいました。        

「SONIC STAGE」は4つある会場の中で唯一室内の会
場だったので、”もしかしたら、ここはやっているかも!?”と
思っていたら、「SONIC STAGE」も中断だったんだと・・・。

なので、実は密かに楽しみにしていた「ソニックドルチェ」を堪
能しに行ってきました。「ソニックドルチェ」は、こちらも行っ
てみたかった「サイレントディスコ」があるフロアの隣にあるス
ペース。スウィーツが大好きな人間にとっては天国の様な場所。
”ここはパラダイスだ〜!!”と思っていたんですが、よくよく
考えたら、お昼はピザーラの屋台で買ったピザ(400円)だけ
だったので、スウィーツの前に「ソーセージ揚げパン」(250
円)と「ビール」(600円)で喉を潤した後、さぁ、スウィー
ツと思っていた矢先、twitterのタイムラインを見たら、
Perfumeがライブを再開したみたいで。急いで「OCEA
N STAGE」
に向かいました。             

急いで「OCEAN STAGE」に向かったら、既にPerf
ume
のライブが終わってセットチェンジ。これだったらスウィー
ツ堪能できたのに・・・。ちょっとお腹が膨れていないので、飲
食ブースがメインの「OASIS STYLE」の方へ足を運び
ました。                         

「OASIS STYLE」の飲食ブースはいろいろあってちょ
っと悩んでしまうな〜と思ったんですが列が長い・・・。その中
で比較的列の長さが短い「堂島精肉店」の「ベーコン串」(50
0円)を購入。これが非常に美味しかった!!        

お腹が膨れて「OASIS STYLE」を離れた後、作戦を練
り直しました。普通に考えたら中断した時間はそのまんま時間を
ずらす方向になるだろうと。ただ、私がライブを観る予定にして
いるももいろクローバーZは、確か年齢制限で20時以降は活動
ができないはず?多分入れ替えるとするならば阿部真央とかな?
という予測を立て、”確実にももいろクローバーZを観たいなら
ば、いろんな物を犠牲にしなくてはいけない”と思ってしまった
ので、この時点でギャンブルにでました。残りの時間は”ももい
ろクローバーZ
に捧げよう”と。本当は「SUMMER SON
IC」は洋楽フェスなので、こういう時じゃないと聞けない外国
のトップバンド・アーティストのライブを観ようと思ったんです
が、こうなっては仕方がありません。それにしてもここで「MI
NAMI WHEEL」
での経験(観たいアーティストが観れな
かった場合の別プラン作成能力)が役に立つとは思ってもいなかった。

そして私がやってきた頃には既に前方は結構な人だかり。ちょう
ど小南秦葉がライブが終わった後、ステージに朝の人気番組「お
はよう朝日です」
の司会をしている喜多ゆかりアナウンサーが登
場してきました。どうやら時間変更が行われる様で。”やはり、
阿部真央ももいろクローバーZがチェンジか”と思ったら、ど
うやらUNISON SQUARE GARDENを1番後ろに
回す様で。タイムテーブルが変更になるのは予想通りだったんで
すが、個人的にはちょっと意外なチェンジだったなと。(明日の
東京の兼ね合いもあるんでしょうけど)           

という訳で、ここで私は一旦「FLOWER STAGE」を出
て、ポカリスウェットを購入してきました。昼間のステージで1
ステージが終わっただけで喉がカラカラになってしまったので。
これから段々と涼しくなっていくだろうけど油断しては禁物だろうと。

そして雷雨中断後初となるbacknumberのライブを。実
はリハーサルで1曲やっていたんですが。この日はサポートにギ
ター・アコースティックギター・キーボード(元々は3ピースバ
ンド)を入れての6人編成でした。ライブも曲も聞くのは初めて
だったんですが、ポップロックなサウンドに乗せて、恋の酸い甘
いな情景を歌っている様に思いました。個人的には「わたがし」
が非常に印象に残りました。好きな女の子がお祭りの縁日で購入
した「わたがし」を食べている姿をみて、僕もそのわたがしにな
って・・・。みたいな感じの思春期の淡い片思いを彷彿とさせる
感じの内容がとても印象的でした。最後の曲に行く前のMCでい
つか「OCEAN STAGE」でライブをしたいという決意表
明がとても印象的でした。                 

backnumberのライブ終了後、オーディエンスの入れ替
わりと同時に場所取り合戦が発生!!正直私も前の方に行きたか
ったんですけどね、”これ、前に行ったらステージが見えない”
なと、とっさに思ってしまったので、”凹”のちょうどくぼんで
いる部分、3列目辺りに陣取りました。これだったら完璧とまで
はいわないものの、ステージがほぼ視界におさまります。   

この後は阿部真央のライブ。確か「MINAMI WHEEL」
の3日目、BIG CATのトリを3年前くらいにやっていた記
憶があるんですが?で、サウンドチェックをしている時、ギター
の方を見たら、もしかして西川進さん!?こんな所で西川さん
出会うとは。それにしても西川さんは相変わらずマッチ棒(爆)
みたいに細い。                      

そして阿部真央が登場。衣装と雰囲気から姐さんという言葉が非
常にしっくりときてしまう訳なんですが(爆)まずは「ふりぃ」
を。その後に最新シングルとなる「世界はまだ君を知らない」
歌ったんですが、椎名林檎的と書くべきなのか、矢井田瞳的とで
も書いた方がいいのか?そういう情念的な物を非常に感じる歌い
方だったんですが。そう言えば西川さんは両者のサポートをして
いたなと。この後もう1曲やった後にMC。ちょうど阿部真央が
会場に着いた時に雷雨がとても凄い状態になったみたいで。皆さ
んは大丈夫でしたか?という事を言っていました。そして歌った
後に思い入れがあるという様な事を言った「19歳の唄」を。聞
いた印象は、自分のたまっている物を吐き出している印象を受け
ました。この後に阿部真央が「今日、初めて阿部真央を観た人?」
という質問をしたら、前方がほぼ全員だった事にびっくり!!阿
部真央自身も、「初めてなのにそこまで堂々と手をあげなくても」
みたいな事を言っていました。最後の曲は「ロンリー」阿部真央
の中で1番好きな曲だったので聞けて非常に嬉しかったです!!

阿部真央のライブが終わると、前方の位置を取るべく激しい陣取
り合戦が始まります。私は引き続き同じ場所で。で、廻りを見渡
すと、法被を着たももいろクローバーZの熱烈なファン(モノノ
)の皆さんがたくさんいた事にびっくりしてしまいました。そ
して各自それぞれ好きなメンバーの名前のコール。そしてサイリ
ウムを振る訳なんですが。それにしてもサイリウム凄いですね!!
ペンライト型だけかとおもいきや、いろいろな形のサイリウムが。
小さいお子様(居た事にびっくり。結構危ない場所なのに)の指
輪型のサイリウムや、””と点滅していくタ
イプのサイリウム等。正直自分が場違いなのか!?と錯覚してし
まいました・・・。アイドルのライブを観るのは、さっき&「C
OUNTDOWN JAPAN」のPerfume以来
なんです
けど、Perfumeはこういう感じの雰囲気ではない。こうい
う雰囲気なライブという定義ならば、変声期による活動休止後に
行われた三浦大知のライブ(ジャニーズな感じのうちわを持って
きていた女の子が何人か居た)以来
になるんだろうなと。   

ちなみになんですが、ももいろクローバーZは一応ファンではあ
ります。だから雷雨中断後すべてを捨ててここ1本に絞った訳な
んですが。どういう所が好きかというのは、こちらで詳しく書い
のでそちらを参照してください。で、ももいろクローバーZの
ライブはバンド形式ではないはずなのですが、何故かステージ両
端にバズーカーと階段みたいな物が?            

そして出囃子(overtune)が流れてきたんですが、モノ
ノフさんのコールが凄い!!私も”れに・かなこ・ももか・しお
りん・あーりん、行くぜももいろクローバー
”という部分は思わ
ず言ってしまった(爆)んですが。出囃子が終わった後、いよい
よももいろクローバーZが登場したんですが、メンバーの顔の部
分を見るとプロレスラーのマスクマンがするマスクを被っている
じゃないか!!いわゆる”マスク・ド・クローバー”状態ですか。
それにしても、”マスク・ド・クローバー”って、ザ・デストロ
イヤー
調な感じだった記憶があるんですが、今日の”マスク・ド・
クローバー”は金色地な感じが?なんかメキシコのルチャドール
みたいな感じが?そして1曲目にびっくりしてしまいました。
BIONIC CHERRY」
ですか。正直意外な選曲というイ
メージだったんですが、よくよく考えたらこの曲はハードコア調
だし合っていると言われれば合っているなと。曲の最後にマスク
を取って”ももいろクローバーZ”登場と言った感じなんでしょ
うか?衣装の方はメンバーのイメージカラーの短パンタイプなオー
バーオールと書いた方がいいのでしょうか?そして真ん中に各メ
ンバーの名前の頭部分のイニシャルが書いているんですが、玉井
詩織のイニシャルが非常にみにくい・・・。白地に黄色文字だか
らなんですが。2曲目は「D’の純情」この曲は百田夏菜子の振
りが非常にセクシーに見えました。3曲目は「CONTRADI
CTION」
正直もっと”良く言えばおちゃらけた系な曲”をセ
ットリストに入れてくるのかな?と思ったら、とてもストイック
というかストロングなセットリストの様に思いました。この後に
MC。百田夏菜子がまず自己紹介をした後、「ロックの祭典”S
UMMER SONIC”にアイドル代表として乗り込んできま
した」と言った後、佐々木彩夏が「ロックの祭典でアイドル代表
の意地をみせます」と。そして最後に玉井詩織が「私達が、ちま
たで噂のももクロだ〜。お前ら最後までついてこいよ」というア
ジテーションをした後、百田夏菜子が「私達、桃黒亭一門です」
と言った後に、「ニッポン笑顔百景」を。落語のネタ?部分をえ
らい早口で言っている気が?あとももいろクローバー時代のコン
セプトだった”和”を非常に感じる曲でした。この後「労働讃歌」
を。曲最後の部分でハンドマイクを持ってラップしていたんです
が、特に声が変わっていなかったのは気のせい?この後百田夏菜
子が曲紹介をした後、「お前ら、こんなものか〜?」というアジ
テーションを。その後に「ももクロちゃんは準備が整っていない
みたいなんで」的な発言をした後、「ロックの祭典で私達の様な
アイドルを観に来ていただいてありがとうございます」だったか
な?で、各メンバーそれぞれ手を振っているんですが、有安杏果
だけステージではなく真横に手を振っている。何故だ!?その後
に佐々木彩夏が「こんなにも沢山の方に来ていただいて、ありが
たやー」と言ったら、他のメンバーも「ありがたやー」と。その
後に誰だか忘れたけど「なむなむー」だったかな?と言ったら、
他のメンバーも「なむなむー」と言ったら、有安杏果が「もうお
盆は過ぎたから」という突っ込みが。この後に百田夏菜子が「皆
さん準備はいいですか〜?」という問いかけに対してO.Kなか
け声をかけた後、「ももクロちゃんも準備はいいですか〜?」と
いう声をかけて、「行くぜ!怪盗少女」を。Cメロのラストの百
田夏菜子の代名詞になっている”えびぞりジャンプ”を目視で捉
えられる位置で見られた事に感動!!最後に決めゼリフ(以上、
私達”いま会えるアイドル、週末ヒロインももいろクローバーZ”
でした)を言って、ももいろクローバーZのライブが終了しました。

この後、急いで「OCEAN STAGE」に行き、18日のヘ
ッドライナーRIHANAを観に行きました。雷雨がなければ最
初から観れて、RIHANAの世界にどっぷりと浸かっていたん
だろうなとは思ったんですが、何せ途中からだったので・・・。
ライプアクトだけを観ると、”QUEEN”という言葉が相応し
いと思ったんですが。本当ならもうちょっとだけ観ていたかった
んですが、クロークで荷物を取り出せる時間が22:00までだ
ったので、後々の事を考えるとこの時間(約1時間前)に行って
いないと大混雑間違いなしだったので涙を飲んで・・・。そして
私の初となる夏フェス&4大ロックフェスの1つ「SUMMER
 SONIC」が終了しました。              

私にとって初となる夏フェス&4大ロックフェス参戦だった訳な
んですが、1番印象に残ったのはアーティストのライブアクトで
はなく雷雨による中断でした・・・。服をボトボトにしながら避
難していた時、”伝説の「フジロック」1回目はこんな感じだっ
たのか!?”なんて想いながら避難していたのは秘密です(爆)
ライブの方はなんだかんだ言ってPRINCESS PRINC
ESSかな?と。16年のブランクからの復活→各種夏フェス&
音楽番組で勘を取り戻したという部分を差し引いても、DNAが
いろいろと覚えているんだなと。フロント3人がステージを駆け
回っている姿を見ていると、”かつて天下を取ったバンド”の風
格を感じさせてくれました。そして途中ですべてを投げうって観
に行ったももいろクローバーZ。前々からライブを観たいなとは
思っていたんですが、初めて観るライブは評判が非常に高い”ア
ウエーでのももいろクローバーZ”をと思っていたんですが、結
論からいうとそんなにアウエーではなかった(爆)サイリウムの
花があちらこちらで咲いていたし。ただ彼女達のパフォーマンス
は凄いなと思いました。彼女達のライブパフォーマンスを観てい
ると、アイドルのライブではなくエモコアバンドのライブを観て
いる感じを覚えました。”自分たちのすべてをさらけ出す”とい
う部分が。                        

私は南港時代に行われた「SUMMER SONIC」を観に行
った事がないので、なんとも比較しがたいんですが、交通アクセ
スに関してはなんとかして欲しいというのが本音かな?と。とい
うよりなんとかしたくてもどうしようもないんでしょうけど。た
だレジャー感というか、フェス感みたいなものは表面だけかもし
れないけれど楽しむ事が出来ました。都会と言っても隔離されて
いる世界(舞州は”ある意味僻地”と書いても支障はない)なの
で、残りの3つのロックフェスもこんな感じの雰囲気かな?と。
個人的に非常に残念な部分は、「SUMMER SONIC」は
洋楽フェスなのに、洋楽アーティストは実質1組しか観れなかっ
た事。この点に関しては本当に・・・。           

これまで夏の野外でアコースティックライブを観た事は何回かあ
ったんですが、こういう野外ロックフェスは初めてだったので、
自分の体調がどういう感じになるのか非常に心配だったんですが、
当たり前の事かもしれないけど水分補給は必須だな?と。あとラ
イブフロアにいてもペットボトルを持ち込まない(禁止されてい
なければ)といけないなと。この「SUMMER SONIC」
で野外ロックフェス(イベント)の良さが分かったら、次は「京
都大作戦」
に行こうと心に誓っていたんですが、正直雷雨の影響
が非常に大きいんですが、とても消化不良でした。”次また行き
たいか?”となったら、大きなクエスチョンですね。本当に出演
アーティスト次第だと。