「KOYABU SONIC 2012」ライブレポ   
2年振りに「KOYABU SONIC」に行ってきました。
回行った時
は南港にあるインテックス大阪で開催だったんですが、
今回は舞州にある特設会場で開催。舞州とは言えば「SUMME
R SONIC」
でえらい目にあってしまった場所なんですが・・・。
めげずに行ってきました。                 

今回はJR西日本の「桜島駅」で降りてから舞州にある特設会場
までシャトルバス(200円)に乗ってやってきました。実はそ
の特設会場って「SUMMER SONIC」の会場のどこか?
を再び使うのかな?と思ったら全然違っていた。途中「SUMM
ER SONIC」
でいう「FLOWER STAGE」の所の
風景を見た時、”あそこでフェスがあったんだ”という感慨深い
ものがあったんですが。ちなみにそこでPL学園の野球部(公式・
軟式どっちか分からないけど)がウォーミングアップしている風
景を捕らえました。PL学園頑張ってほしいなと。シャトルバス
は途中で止まりそこで下車。そこから特設会場へ歩いて行きました。

着いたのは本当にちょうど10時頃。なのでオープニングアクト
中島舞(アイドリング!!)のライブは観れず・・・。ライブ
会場に着いた時には主催者の小藪千豊とレイザーラモンの2人、
吉本新喜劇の宇都宮まきと今別府直之がフリートークを。その最
初のトークの掴みとして小藪千豊は「10時(開演時間の)にこ
こに来たあなた達は素晴らしい」と言っていました。その後に「
大物が”KOYABU SONIC”にやってきた」と。小藪千
豊いわく前日に「”KOYABU SONIC”行くわ」と言わ
れたそうで。「この世界(お笑いの)に入って数々の大物、ダウ
ンタウンさん
明石家さんまさんと共演できたんですが、この方
とは一生共演できないのではないか?と思っていたんですが」と
言っていたので、吉本興業でまだ絡んだ事のない大物っていたの
かな?と。そういう風に思ったので東京の芸人の方なのかな?と
思ったら、小藪千豊が「この方です、どうぞ」と言って登場して
きたのは笑福亭鶴瓶さんじゃないですか!!まさかの松竹芸能
った事にびっくり!!それ以上に衣装にびっくりしてしまいまし
た!!アフロヘアのかつらにオーバーオールのジーパンというか
つてのオールドスタイルだった事に。どうしてこんな衣装で登場
したかというと、今別府直之にライバル心を抱いたためで。今別
府直之の体型を見て「ほんまいやらしい(芸人として最大級の褒
め言葉)わ〜」と言っていました。小藪千豊と鶴瓶さんの接点は
小藪千豊が鶴瓶さん主催「無学の会」に出演されたのがきっか
けだそうです。そこで「KOYABU SONIC」の宣伝をし
て、鶴瓶さんが都合がつけば出演するという発言をしたんですが、
その後「KOYABU SONIC」直前に鶴瓶さんから「”K
OYABU SONIC”出演できひんわ」という事を告げられ
たそうで。この事に小藪千豊はびっくりしたそうです。こういう
事って社交辞令だと思っていたと。で、「KOYABU SON
IC」前日に鶴瓶さんから行けるという話しが。この後鶴瓶さん
が来てくれた事でRGが鶴瓶さんあるある鶴瓶さんが好きな(
爆)TUBE「SEASON IN THE SUN」に乗せ
て歌う事に。鶴瓶さんのあるあるネタは「眼鏡のフレームが細い」
でした。鶴瓶さんのつっこみは「そこだけかい」というものだけ
なんでしたが。この後、鶴瓶さんが「KOYABU SONIC」
の開催宣言をした後に、小藪千豊いわく奈良の方で”えげつない
落語会”がある(調べてみたら、”鶴瓶一門の落語会[1番弟子
笑福亭笑瓶さんもご出演みたいで。笑瓶さんの落語は一度聞い
てみたい]”だそうで)みたいなので、ここで奈良の方へ移動だ
そうなんですが、それにしても鶴瓶さんが登場した以上に、”
本興業
のタレント主催のイベントに松竹芸能の大物をいきなりぶ
っこんできちゃったよ”という衝撃波の方が凄かった。    

この後のMCで、急遽登場してくれた鶴瓶さんに感謝の言葉を述
べつつ、何故小藪千豊が東京に進出したのか?という理由をしゃ
べっていました。一言で片付けると吉本新喜劇に恩返ししたいた
めだそうで。いくら大阪のテレビ局のおえらいさんや大阪のおば
ちゃんらが「東京に行かんといてや」「大阪にいてや」と言われ
ても、東京から来た人間を優遇する。それだったら東京で売れっ
子になったら、ゲストで今別府を呼んであげられたり、レポーター
で「現場の(島田)一の助兄さん」という事も出来たりする訳で
すと言っていました。                   

そしていよいよ「KOYABU SONIC」のライブが始まる
訳なんですが、今回の「KOYABU SONIC」のラインナ
ップで1番異端だったのはこのバンドだったりします。大体こう
いう野外イベントの主役と言えば”ロック&パンクバンド”だっ
たりする訳なんですが、主催者である小藪千豊が好きな音楽は”
属にいうおしゃれ(かつての渋谷系)な音楽&ヒップホップ”だ
ったので、どの辺りを気に入ったのかな?と思ったら、初めて聞
いのはラジオからみたいなんですが、そこでおしゃれだなと思っ
たそうで。その理由でこのバンドが出演した事に納得しました。

まず最初に登場してきたのはN’夙川BOYS。確かこのバンド
KING BROTHERSのマーヤが新たに結成したバンド
だったはず!?ライブの方はもっとガレージパンク調な感じにな
るのかな?と思っていたら、意外とポップな印象を受けました。
あと曲によってパートチェンジを頻繁に行っていたのがとても印
象的でした。個人的にはMCでマーヤがしきりに「ウォンダム」
という言葉を言っていたのがとても面白かったです。そんなマー
ヤ、人生という年輪を重ねてきたからなんでしょうか、KING
 BROTHERSで観た時
よりもとても柔和な印象を持ちまし
た。曲のラストの方では「お前ら危ないから」と言いながらダイ
ブを敢行(爆)しちゃったんですが。            

ライブが終わった後、セットチェンジの間にアーティストと小藪
千豊とのトークが個人的に「KOYABU SONIC」の1つ
の売りだと思います。小藪千豊はマーヤのシャウトを西日本一素
敵だと言っていました。その後もトークを続けているとHG扮す
レディーガガならぬレディーガカ(画家)が登場。出て来て決
めポーズを取るんですが、ちょっとすべってしまった感が。その
後にミサイルマンの岩部彰さんが登場。武将キャラで登場したん
ですが、小藪千豊からみたらあまりに早口だったみたいで、「
原和男さん
に会場の規模によってしゃべるテンポを変えろと教え
られた」という駄目だしをしたら、あっさりその駄目だしを受け
入れてテンポをゆっくりめにしゃべっていました。で、どうして
この2人が登場したかというと、チャリティーで2人に絵を描い
てもらうそうです。ちなみにHGはポップアートの村上隆さん
「君はプロになった方がいい」と言われたそうで。この絵は「K
OYABU SONIC」終了後にオークション方式で売買→募
金という流れになるそうです。で、この流れの時N’夙川BOY
Sはある意味ほったらかしでした。小藪千豊いわく「武将様をみ
てもらいたかった」そうで。                

次に登場したのはサイプレス上野とロベルト吉野。まずはDJ担
当のロベルト吉野が登場してきてDJプレイをした後にMCのサ
イプレス上野が登場してきたんですが、個人的には非常に楽しい
ライブでした。観た感じはハードコアスタイルだったんですが、
けして俺様スタイルな感じではなくパーティースタイルな感じの
フロアの温度を上げる様な感じのパフォーマンスだったんですが、
会場・環境がまったく合っていなかった気が?サイプレス上野が
必死に盛り上げたからか、最後の方でようやくオーディエンスの
温度が上がってきた感じがしました。あとは”ヒップホップ体操”
が非常に面白かったなと。あれはアイディア賞ものだと思いまし
た。MCで非常に印象的だったのは昨今のクラブに対する風営法
問題ですか。それに絡めて「自分で遊べる場を作った小薮さんの
事を尊敬している」という部分。いわゆるクラブミュージックと
言われているジャンル(R&B・ヒップホップ・エレクトロニカ・
レゲエ etc,,,。)にとっては非常に死活問題だと改めて
思ってしまいました。                   

3番目に登場してきたのは加藤紀子。実はこの人密かにお目当て
だったりします。「KOYABU SONIC」皆勤賞みたいで。
こういうイベントに呼ぶという事はそれなりに実力があると思う
ので期待していた訳なんですが。で、1曲目は(カラ)オケが流
れてきたんですが。そして歌ったのは「今度私どこか連れていっ
て下さいよ」
ですか!?これって確かデビュー曲で森高千里に提
供された曲だった気が?何故この曲を歌ったんだ!?と思ったら、
今年加藤紀子はデビュー20周年だそうで。「今度私どこか連れ
ていって下さいよ」
を歌い終わった後、「これを歌い終わったら
後は大丈夫」という様な事を言った後に、小藪さんとは音楽の趣
味が合っていると。毎回このイベントに出演できる事を楽しみに
していますという様な事を言った後、明日はex:ピチカートフ
ァイブの野宮真貴さん
も出演するので楽しみという様な事を言っ
た後に、私はピチカートファイブの曲も好きなので、ピチカート
ファイブ
をやっていた小西康陽さんにお願いして曲を提供しても
らいましたと言った後に「いつか王子様が」を。ボサノバタッチ
(さっきのMCの時にギター・サックス・パーカッションのサポー
トの方がステージに登場しました)に乗せて、少女漫画の様な”
夢見る少女”な感じの世界を歌っている様に思いました。この後
に「加藤の時間だけでもまったりと楽しんで下さい」と言った後
に、「私はフレンチポップスもとても大好きでフランスにまで語
学留学をしていました」と言った後に、次の曲は「夢みるシャン
ソン人形」
を歌ったフランス・ギャルの曲を歌うそうで。てっき
「夢みるシャンソン人形」を歌うのかと思ったら、「ジャズる
心」
を歌うそうで。フレンチポップスを歌うものだと思っていた
らジャズですか〜。この後の「イパネマの娘」もフランス語で歌
ったんですが、正直に書くと”語学留学して・・・。”というレ
ベルでした。語学と歌はまた違う部分があるのかな?という部分
を差し置いても・・・。サポートのバックバンドの演奏力はしっ
かりしているんですけどね。バックバンドの演奏力が非常にもっ
たいないなと思っていたらギターは伊藤ゴローさんですか。まさ
かこんな所で伊藤ゴローさんに会えるとは思っていなかった。
イパネマの娘」
を歌い終わった後、今日は私の好きなアーティス
トが出演しているという事でコラボする事に。その方は6月にア
ルバムをリリースして、そのライブを観た時も非常に感動したん
ですが。今日はその曲をやろうと思いますと言ったので誰が登場
してくるのかな?と思ったら、TOKYO No.1 SOUL
SETの渡辺俊美
じゃないですか!!で、渡辺俊美が登場した途
端にオーディエンスがフロントエリアに戻ってきたそうで、その
光景を目にした加藤紀子が「あ、俊美さんがステージに登場した
ら皆戻ってくるんだ〜」とちょっとすね気味なコメントを残した
後、渡辺俊美のソロアルバム「としみはとしみ」の中から「ピノ
キオ」
を。最初イントロが長いなと思ったら、渡辺俊美が「感極
まっています」と。そして歌った「ピノキオ」なんですが、とて
も暖かいタッチの世界の様に思いました。ラストはキャロル
ルイジアンナ」
をボサノバタッチで。正直あと1曲オリジナル曲
を聞きたかった(アイドル時代の曲を現行のボサノバタッチな感
じ?で)です。楽しみにしていただけにガッカリ感の方が強かったかな?

この後の小藪千豊のトークでは加藤紀子は上沼恵美子さんに気に
入られているというトークを。小藪千豊が上沼恵美子さんのラジ
オに出演(”上沼恵美子のこころ晴天”)していた時に上沼恵美
子さん
が加藤紀子の事を「あの子は奇麗やな」と。あと、ハワイ
にある別荘に加藤紀子が招待されたみたいなんですが天候が荒れ
て中止になったみたいだそうです。で、加藤紀子がほっとしてい
たと。ちなみに上沼恵美子さんの別荘はとても広い敷地にあるみ
たいで、そこに行くまでに2回検問にかからないといけないみた
いで。そして加藤紀子がニッセンのモデルをやっている事に対し
て小藪千豊が「モデルの中のモデル」という風な事を言っていま
した。なんでもニッセンのモデルが1番ギャラが良いみたいで。

4番目に登場してきたのはTOKYO No.1 SOULSE
T。一昨年初めてライブを観たんですが、その時のBIKKEの
はしゃぎっぷりに愕然としてしまったんですが。本当にBIKK
Eのクールでニヒルなイメージが消えてしまった訳なんですが。
というより、あのはしゃぎっぷりは頭のネジを何本か外していな
いとできない・・・。今回のBIKKEも凄い感じのはじけっぷ
りなダンスを披露していました。私の中のBIKKEが・・・。
で、そんなBIKKEのまさかのぶっこみが今年の「KOYAB
U SONIC」で1番印象に残ってしまいました。ステージに
渡辺俊美の息子さん(トーイ君だったかな?)を上げて、「今か
ら歌う曲を親父にやっていいか!?許可取ってこい」と言われて、
お父様である渡辺俊美に許可を取りに行った息子さん。返ってき
た言葉は猛烈な激と共にO.Kのサイン。そして「inocen
nt Love」
を歌ったんですが親子だけあって非常に声質が
似ている!!そして息子さんのコーラスは非常に上手かった!!
何でも学校でバンドを組んでいるそうで。ラストは「Sunda
y」
この曲聞けただけで本当に感激なんです!!       

「KOYABU SONIC」は”音楽と笑い”の融合。という
訳でここからはお笑いのコーナー。トップバッターで出て来たの
はcow cow。漫才 or 当たり前体操を期待していたん
ですが、「アイアンメイシン」というハードロックな衣装を着た
cow cowが迷信を歌に乗せたコントだったんですが、映像
の方にトラブル(ステージ上部にスクリーンが設置)があったみ
たいでコントがグダグダになってしまったんですが、それでも面
白いという感想を持ったという所はネタがしっかりしているから
なんだろうなと。                     

土肥ポン太のネタが始まった頃にお昼ご飯を食べにフードエリア
へ。まずは「もつ鍋」(600円)を食べたんですが、これが非
常に美味しかった!!リピートしてしまいたくなる美味しさ。こ
の後、「炭火焼き肉たむら」の「メンチカツカレー」(800円)
「肉巻きドック」(400円)「唐揚げ」(400円)を食べた
んですが正直微妙でした・・・。              

本当なら千鳥でフロントエリアに再び戻る予定だったんですが、
戻れなかったので遠目でちょっとだけ。ネタの方は「THE M
ANZAI」
の決勝でも披露した旅館のやり取りと癖のネタでし
た。そして矢野・兵藤の漫才も見たかったんですが、トイレに行
かないといけなかったので・・・。この2組を見れなかったのが
ちょっと悔いが残ってしまった・・・。           

5組目に登場したのはスチャダラパー。サイドMCにロボ宙を従
えてのライブ。まずは「CHECH THE WORD」を。そ
の後に「ライツカメラアクション」をやった後に「ポンキッキー
ズ」のテーマ曲
「GET UP AND DANCE」(一部
かな?)を聞けた事にちょっと涙が出てきそうになりました。次
にやる曲は8月にドロップされた新曲「悲しみturn it 
up」
を。”turn it up”は”ボリュームを大きくす
る”という意味だそうです。ちなみにこの曲はANIが全面的に
フィーチャーされている曲だそうなんですが、聞いてみた感想は
ヒップホップではないですよね、完璧に。ラップじゃなくて歌っ
ている!!そして何となくなんだけど風見しんご「涙のtak
e a chance」
を彷彿とさせるものが。というより間奏
部分でブレイクダンスを踊っていました。そして次の曲も新曲の
「Boo−Wee Dance」を。こちらは千鳥の”癖のある
漫才”からインスパイアされたそうで。確かに途中のラップで”
癖のある”言い回しになっていたのが印象的でした。ラストは「
この季節にはもう合わないのではないか?と思ったけどまだいけ
る」とBOSEが言った後に「サマージャム’95」を。この曲
もスチャダラパーの中で好きな曲の1つなので聞けて嬉しかった!!

この後、小藪千豊とのトークで小藪千豊が「数々のフェスで”観
に来た物同士が結婚した”というのはよく聞く話なんですが、”
出演者同士が結婚”したのはこのフェスだけ」だという事を言っ
てました。BOSEとアヤマンJAPANのファンタジスタ桜田
との事を言っているんですが、ファンタジスタ桜田は最初からそ
れ目当てだった様で、BOSEをみつけた途端即抱きしめに行っ
たそうで、当初小藪千豊はどけるつもりだったんですがBOSE
が嫌がっていなかったみたいなんでやめたと。この後もトークを
続けていたら急に音楽が鳴り池乃めだかが登場。”え、何が起き
るんだ!?”と思ったんですが、展開をみたら一昨年のチャット
モンチーと同じ展開
になっている様な?で、池乃めだか「今夜
はブギーバック」
を歌いたいという流れになり、池乃めだか
今夜はブギーバック」
を歌うんですが、よくこんな曲を歌わした
なと。案の定池乃めだかは所々で詰まってしまったんですが。こ
の後のMCの時に宇都宮まきが感極まり、そして池乃めだかも感
極まっていたみたいで。その様子をみてBOSEが「こんなに感
動する曲じゃないのに」と言っていました。今回も池乃めだかさ
は3ヶ月前から練習していたそうで。小藪千豊に「乗り方が分
からない」という相談をした時に小藪千豊は「(美空ひばりの)
お祭りマンボ”と同じ乗り方でいい」というアドバイスをした
そうです。それにしても良い事なのか悪い事なのか分からないけ
ど、物凄い無茶振りをするな〜と思ってしまいました。    

6番目に登場してきたのはORIGINAL LOVE。この方
も一度観てみたいアーティストの1人だったんです!!で、ステー
ジを見るとバンドセットが組まれていない気が?どうするのかな?
と思ったら田島貴男1人だけで登場。出て来ていきなり「1人ソ
ウルショー」と何度もシャウトした後、1曲目は「朝日の当たる
道 AS TIME GOES BY」
じゃないですか!!まさ
かこの曲を聞けるとは思っていなかったのでとても感激!!1曲
挟んだ後に「接吻 kiss」も聞けるとは!!もうこの2曲で
「KOYABU SONIC」に満足してしまいました。この後
スチャダラパーが登場してきてコラボした「カミングスーン」を。
ドラマをテーマにした感じの曲の様に思いました。この後雨脚が
強くなったので雨具を購入。フロントエリアに戻ってきた時には
ORIGINAL LOVEのライブは終わってしまいました・・・。

この後は再びお笑いのコーナー。タイムテーブルではトップバッ
ターは南海キャンディーズになっていたんですが、登場してきた
のはモンスターエンジン。ネタは小説を題材とした感じの物でし
た。個人的には西森さんの中小企業なコール&レスポンスが非常
に好みでした。この後ドリンク&トイレをしに再びフードエリア
の方へ。何とかこちらも密かに楽しみにしていた桂三度の落語を
観る事が出来ました。枕(いわゆるつかみの部分)は聞けなかっ
たんですが、何とか落語本編は聞ける事が出来ました。昔話の創
作落語だったんですが個人的には言葉遊びに終始していた気が?
言葉遊びが悪いという訳ではないんですが・・・。落語を生で聴
いた事があるのは立川志らくだけ
なのであんまり詳しい事は書け
ないんですが、”ネタに引き込む力がなかった”とでも書いた方
が良かったんでしょうか?桂三度の落語は”ネタの世界に入り込
む事を拒絶させられている”感じがちょっとしてしまったんです
が・・・。でも落語に転向してまだ1年未満。これからネタの世
界にグっと引き込んでくれる落語が出来る事に期待です!!  

その後に登場してきたバッファロー吾郎はロボットを操縦するパ
イロットと作り出した博士のコントだったんですが、1つのパン
チ・レーザーに企業名を盛り込んだ感じのコントでした。これは
もっと密閉された空間でやったら受ける気がしました。    

ラストに登場してきたのは南海キャンディーズ。掴みの部分で拍
手が何かの壮行会だと山里亮太は言っていたんですが。ネタの方
はテレビで観た事がある”犯人を説得するネタ”ですか。山崎静
代の動体模写がとても素敵すぎでした!!          

出演順が変わったのは南海キャンディーズがなんばグランド花月
(NGK)
の合間に「KOYABU SONIC」に出演したか
らみたいで。これはご苦労さまですかな?そして桂三度がここで
落語をやるという事に対して笑福亭鶴瓶さんは凄いと。俺はここ
では落語はできないと言っていました。最後に今年は「KOYA
BU SONIC」の後に行われるバッファロー吾郎主催の「K
IMURA SONIC」
が行われないみたいで・・・。非常に
残念がっていました。あと今年の「キングオブコント」で優勝し
バイきんぐはバッファロー吾郎主催のライブに呼んだとかと誰
か(ステージ上)が言っていました。            

この後、再び歌のコーナーになるんですが、そこで獅子舞を身に
まとった人がフロントエリアに侵入。という事は!!やはりたむ
らけんじが登場。10月に淡路島で行われる「TKF祭り」の告
知をしていました。それにしても両者とも”言葉のプロレス”が
非常に上手いな〜と思ってしまいました。だからこそテレビとい
うメディアに進出できるんでしょうけど。          

6組目はEGO−WRAPPIN’ AND THE GOSS
IP OF JAXXが登場。まず1曲目はオーセンティックス
カな感じの曲で軽く準備運動みたいな感じになった後、「A L
OVE SONG」
ですか。SWINGさせられてしまいます。
この後に「くちばしにチェリー」ですか。雨具を着ているのに皆
さん飛び跳ねている!!この後のMCで中納良恵が「”KOYA
BU SONIC”が終わらないと夏が終わった感じがしません」
と言った後に「皆さん盛り上がる準備はいいですか!?」と言っ
た後に「BRAND NEW DAY」そして「GO ACTI
ON」
だったんですがフロントエリアが非常にうねっていました!!
私自身も雨具がなかったら暴れる気満々だったんですが。   

この後にRGと今別府直之が楽屋中継を。最初はいろいろとイン
タビューしていたんですが、段々とコール&レスポンスコーナー
になっていった気が?モンスターエンジンの西森さんの中小企業
ネタや土肥ポン太のグダグダな感じのコール&レスポンス。で、
この時中山功太にインタビューした時”芸人やめてタレントにな
る”という発言が。で、新たな芸名は”功太シャイニング”らし
いんですが、どこまで本当なんでしょうか?         

7組目に登場したのは私のお目当てチャットモンチー。3ピース
から2ピースになって初めて観るライブ。まず1曲目の「ハテナ」
は橋本絵莉子がギターでドラムが福岡晃子だったんですが、観た
感じえらいソリッドな感じのロックチューンになっていた気が?
2曲目は「きらきらひかれ」を。こちらはとてもエモーショナル
に歌い上げていました。あと福岡晃子のドラミングがアヒトイナ
ザワ
を彷彿とさせる様なぶん殴り系なドラミングが個人的に好印
象です。この後MCなんですが、はぁはぁ言いながら「このフェ
スに出られてとても嬉しいです。徳島は関西圏なので」と言った
後、次の曲は9月にリリースされた奥田民生プロデュースの「コ
ンビニエンスハネムーン」
を。ここで橋本絵莉子がタンバリンを
首にかけてギターを弾きながら歌っている姿にとてもびっくりし
てしまいました。この後パートチェンジ。橋本絵莉子がドラム、
福岡晃子はキーボードに移動して「染まるよ」を。橋本絵莉子が
叩くドラムはドラムに弄ばれている気がしてしまったんですが・・・。
この後もう1曲橋本絵莉子がドラムを叩く曲をやったんですが、
こちらは非常にエモーショナルな感じでした。最後の曲に行く前
に福岡晃子が「ただいまメンバー募集中です。特にMC担当の方
を」と言った後に、ラストは1番最初の編成に戻り「東京ハチミ
ツオーケストラ」
を。なんかとてもソリッドな感じの印象が残っ
たライブでした。                     

この後の小藪千豊とのトークでHGが「今日”シャングリラ”ま
だやっていないですよね!?」という発言をしたら、福岡晃子が
「3人編成ではよくやっていたんですが」と言った後、HGが「
どこかにドラムできる人がいませんかね!?」と探していたら、
小藪千豊が「私がドラム叩きます」と。何でもこの日のために2
46スタジオで3ヶ月間、南野陽子との芝居(”吉本百年物語[
笑う門には、大大阪]
”の7月公演)の間に練習していた(ここ
で宇都宮まきが円弘志さんの所やという発言が)と言っていまし
た。この後に「シャングリラ」をやったんですが、途中でスティ
ックを手放してしまったとはいえ、橋本絵莉子・福岡晃子よりも
上手いと思ってしまいました。この後に3人で歓喜の輪を作った
後、「大阪でライブがある時は僕を呼んでください。いつでもか
けつけますから」と言っていました。            

この後、サニーディサービスだったんですが、ここでちょっと休
憩させてもらいました。ここで再びトイレに行ってきたんですが、
本当はサニーディサービスも観たかったんですよ!!ただ次に登
場する方を万全の状態で観るために・・・。         

この後再び楽屋中継へ。雨が降っていたからテントの中で行われ
ていたんですが、RGがシルバーウルフのキャラで服装をいじっ
ていたのが非常に面白かった。特に千鳥のノブさんのシマシマの
Tシャツと刈り上げた所を上手くいじった後、最後に「テントの
中」と叫ぶんですが、ここでノブさんが手のジェスチャーで円を
描いていくんですが、それが段々と広がっていき最後にいじられ
た方全員が円のジェスチャーをする様に。そのいじられた1組に
チャットモンチーもいたんですが、2人ともノリノリでした。 

9番目に登場してきたのは小泉今日子。まさかキョンキョンをラ
イブで観れる日がくるとは正直思わなかった!!そして1曲目が
「あなたに会えて良かった」ですか。これはキラーチューンすぎ
る!!「木枯らしに吹かれて」を歌い終わった後、MCで「私は
晴れ女なので」と言った後に、次の曲は新曲を。「100%」
いう曲を。聴いた感想は女の人はいくつになっても恋したいのか!?
夢見る少女でいたいのかな?と思いました。で、イントロの時に
ベースの方がコーラスしていたんですが、よく見ると上田ケンジ
さん
じゃないですか!?まさかこんな所でウエケンに会えるとは
思わなかった。この後は飛び道具なメドレーだそうで。私が分か
ったのは「艶姿ナミダ娘」「ヤマトナデシコ七変化」「渚のはい
から人魚」「なんてたってアイドル」
だけでした・・・。この頃
のキョンキョンはよく分からない・・・。で、ライブをしていく
うちに段々と雨が上がってきました。キョンキョン自身も自ら「
晴れ女の効果がでた」と。そして「もう1曲飛び道具を持ってき
た」と言って「学園天国」を。もうお腹一杯だ〜。      

この後、小藪千豊とのトークで小泉今日子がしきりに”当たり前
というワードを使ってきたんですが、すべてはこのためですか。
cow cowが”体操のお兄さん”に扮して登場。そして”
たり前体操
”をするんですが、まさか”当たり前体操”を肉眼で
観れるなんて感激!!この後”当たり前キョンキョン”をやるん
ですが、結構な暴露ネタを。その後にキョンキョンも”当たり前
体操
”をやるんですが、結構恥ずかしい(ポーズをさせられる)
ネタもあったんですが、やりきったキョンキョンは凄いなと。さ
すがかつてとんねるず・ザ・ドリフターズのコントに出演しただ
けの事はあると。あと小藪千豊は違う意味で感激していました。
”同期(cow cow)がキョンキョンを挟んでいる”と。 

そしてラストは小藪千豊率いるビッグポルノが登場。まずは「K
ING TIMER」
を。この曲段々と聞いているうちに何とも
思わなくなってきた。次の曲は「La buffo」というラブ
ホテルをテーマにした曲を。次の「Oh! shit Real」
はメンバー全員後ろを向いてお尻を振っていました。次の曲は9
/26にリリースされた「Tea! Tea! No! oh.
..喫茶?」
について、この曲が出来たいきさつについて小藪千
豊が語っていました。テレビ番組で胸についての特集をしていた
時に小藪千豊の娘が「私の胸はまだペったんこ」と言ってみせた
みたいで。これはテレビの影響が悪いと。この曲でそんな風潮を
払拭したいと言っていました。ちなみにオリコン30位が目標だ
そうです。聞いてみた感想はフックの部分の「AでもE。Eでも
A」
という部分が非常に印象に残りました。ラストは「SUNR
ISE SUNSET」
を。美輪明宏もついているという部分が
頭にこびりついてしまう・・・。で、この時AFRAも一緒に出
演していたんですが、正直AFRAの存在があんまりなかったと
いうのが本音かな?                    

ラストは「KING TIMER」のマイクリレーなんですが、
あれ、チャットモンチーがいない・・・。これはとても残念。た
だそれでもこのマイクリレーは非常に豪華!!というよりここで
しか絶対に観られない・・・。               

ライブ終演後、レディー画家に扮したHGと武将様に扮したミサ
イルマンの岩部彰
の絵を公開。HGの絵はポップアートの巨匠、
村上隆さんに認められるだけあって上手いですね!!日本地図と
台風と小藪千豊をディフォルメしたキャラを上手い事まとめてい
る気がしました。そして岩部彰の方も良いんじゃないんですか!?
水墨画を彷彿とさせる色使いでした。            

ライブ終演後、「もつ鍋」が半額(300円)だったので、再び
食べる事に。身体が冷えていたのでこれを食べると暖まる!! 

今日のライブで1番印象に残ったのはTOKYO No.1 S
OUL SETでした。渡辺俊美親子による「inocent 
love」
ですか。あれは本当に良い物が観れたなと思いました。
正直また観たいと思うんですが果たして?そして2人体制になっ
て初めて観たチャットモンチーなんですが、ポップさが抜けてよ
りロックな・もしくは非常にエモーショナルな感じになってきた
気がするんですが。ある意味でリセットされた事により新たなる
初期衝動と書いた方が正解なのでしょうか?そんな物を感じまし
た。そしてまさか観れるとは思わなかったORIGINAL L
OVE&小泉今日子。名曲の数々をライブで聞けて幸せでした♪

天候は最悪だったんですが(”SUMMER SONIC”に続
いて)野外ライブがちょっとだけ楽しくなりました!!もう真夏
じゃなくなったからという部分もあるんでしょうけど。これだっ
たら「京都大作戦」行ってみようかな?と思うようになりました。
あと、小藪千豊が目指す”音楽とお笑い”の融合がとても良い感
じになっている気が?ここから新たなる化学反応が出てくる事を
ある意味望んでいる気がします。出演者次第な部分もあるんです
が、これだったらまた来年もこの空間に身を寄せたいなと。