「SUMMER SONIC 2013」ライブレポ   
日本の四大夏フェスの1つ「SUMMER SONIC」に参戦
してきました。去年も参戦した訳なんですが、去年はわざわざ”
ゲリラ雷雨”に遭遇しにいったと書いても過言ではないかと・・・。
この後参戦した「KOYABU SONIC」も”MajiでT
yphoonが来る5秒前
”みたいな感じの状況だったので。こ
れまで野外ライブと言えば”アコースティックでのフリーライブ”
というのがほとんどだったので、炎天下の中での野外ライブとは!?
というのを体験したかったので足を運んだ訳なんですが。   

今回も大阪市営地下鉄中央線の「コスモスクエア駅」で下車。そ
こから「SUMMER SONIC」の会場である舞洲に向かう
事にしたんですが、前回は「コスモスクエア駅」の前にあるバス
広場から舞洲に向かった事に対して今回は「コスモスクエア駅」
を右側に降りて、ちょうど高速の入り口付近にある空き地を臨時
のバス発着場にしていました。そして去年バスに乗車するまで1
時間かかったというのがネット等の情報で溢れたからなんでしょ
うか?ここ南港にある「コスモスクエア駅」から舞洲に行くオー
ディエンスの方々の人数が思っている以上に少ない。バスに乗車
&舞洲に向けて発車が約30分くらい(逆にもう1つの舞洲に向
けてのアクセスであるJRの「桜島駅」から行くオーディエンス
がかなりいた様で。待ち時間が約1時間以上だったそうです)で
した。そして会場である舞洲に着いたんですが、そこからリスト
バンドをもらうのに約40分・・・。炎天下の中にさらされてし
まいました・・・。これも夏フェスの洗礼なんでしょうか?  

ようやくリストバンドを装着。今年のリストバンドは今までの物
とはちょっと違う気がする。そしてまず1番最初に行くのは去年
は行く事ができなかった「MOUNTAIN STAGE」へ。

ライブが始まる前に朝日放送北村真平アナウンサー「ごきげ
ん!ブランニュ」
の”おいどん”でおなじみ桂紗綾アナウンサー
がライブでの禁止事項等をしゃべっていました。そしてその後に
この後、登場するアーティストの紹介みたいな事をしていました。
なんでも非常に”女子力が高い”んだそうで。今はこういう風に
思われているんだなと。個人的にはちょっと意外な印象を持って
しまった訳なんですが。                  

そして今年の「SUMMER SONIC」最初に観るのはSC
ANDAL。SCANDALを観るのは「MINAMI WHE
EL」
以来となりますか〜。かなり久しぶりと書いても間違いな
い。それにしてもビジュアルがおもいっきり変わったなと。ここ
だけ見ると”女子力が高い”というコメントは正解だなと。そし
てライブが始まる前にギター&Vo.のHARUNAが「SUM
MER SONIC」と絶叫してライブが始まったんですが、か
つて観た時は”拙い”という風に感じてしまった演奏力が、とて
も鍛えられたロックサウンドになっていた事にびっくりしてしま
いました。そして歌詞の方もかつては”大人に対して反抗”して
いる様な歌詞だった事に対して、この日やった曲では”女子の内
面をさらけ出す”とでも書けばいいのでしょうか?そういう風な
印象を受けました。3曲目に「サディスファクション」をやった
後に再びMC。SCANDALは「SUMMER SONIC」
に出演するのはこれが初めてだそうで。この後にHARUKAが
EARTH,WIND&FIRECYNDY LAUPER
と同じステージでライブが出来て感激です」と言った後に新曲を。
「下限の月」という曲をやったんですが、月が照らされる夜に好
きな人に恋焦がれるとでも書けば良いんでしょうか?そんな印象
を持ちました。そして次の曲、この曲がSCANDALのライブ
で1番印象に残りました。実はライブが始まる前から気にはなっ
ていたんですが、ステージ前方真ん中にキーボード、そして左側
に何かテーブルの様な物が置かれていたので、”パートチェンジ
があるのかな?”とは思っていたんですが。ドラムのRINAが
キーボード、そしてHARUNAがサンプラーですか?そしてベー
スのTOMOMIがボーカルを取った曲だったんですが、まさか
のレトロなディスコチューンだった曲にびっくり!!それ以上に
TOMOMIの歌声がとてもエモーショナル溢れる物だった事に
びっくりしてしまいました!!この後は再びオリジナルの立ち位
置に戻り、「会わないつもりの、元気でね」そして歌謡曲調な
太陽スキャンダル」
でSCANDALのライブは終了したんです
が、さっきも書いたんですが本当に久しぶりに観たSCANDA
Lのライブは骨太なギターロックバンドに変貌していました。そ
れとこれは以前観た時も思った事なんですが、SCANDALの
バンドサウンドを支えているのはTOMOMIなんだなと。これ
はこれからもそんな気がするんだけど。           

この後、MOUNTAIN STAGE後方にある屋台でスパー
クリングワイン(600円)とハーブ入りのフランクフルトを食
べて栄養補給した後、他の所へ行こうと思ったんですが、この次
に登場するWILLY MOONが日本でのライブが初めてっぽ
い感じだったので観ようかな?と思ったんですが、ここで食事タ
イムを取らないと次いつ取れるか分からないので泣く泣く断念。

という訳でフードエリアなOASIS STYLEにやってきま
した。色々と魅力的なフードラインナップが揃うなか「もつ鍋酒
房 らい也」
の「もつ焼きうどん」(800円)を購入して食べ
たんですが、結果的には成功だった(この後ラストまでお腹が持
ったので)とはいえ、ちょっとにんにくの味が全面に出ていても
つの旨味が消えていたのが残念でした・・・。        

この後、唯一の室内ステージなSONIC STAGEで休憩中
にtwitterのフォロワーさんからのリプライ(返信)で”
お逢いしませんか?”というものが来たので喜んで待ち合わせ場
所に行ったんですが、すれ違ってしまったみたいで・・・。(こ
の後もお誘いを頂いたんですが、携帯のバッテリーが切れてしま
い・・・。)                       

この後やってきたのは「SUMMER SONIC」で1番大き
なライブ会場となるOCEAN STAGE。ここで観るのはM
isia。まさかMisiaをライブで観れる機会が出来るとは
思わなかった。まずは3人いるコーラス隊の1人がヒップホップ
調なコール&レスポンスでオーディエンスを盛り上げた後いよい
よMisiaが登場!!なんかアフリカンな衣装とでも書けば良
いのでしょうか?そんな印象を持ちました。いよいよライブが始
まる訳なんですが1曲目にびっくり!!まさか「BELIEVE」
をやるとは思わなかった!!そして2曲目がデビュー曲の「つつ
込むように...」
ですか。この2曲聞けただけで「SUMME
R SONIC」に来て良かったと思ってしまいました。この後
に挨拶をした後、「”SUMMER SONIC”盛り上がって
いる!?」というアジーテションの後、「こんな青空の下で歌え
て幸せです」と言った後に2曲やったんですが、R&Bというよ
りかはアフリカンなビートを感じてしまったんですが。この後に
MC。今年でデビュー15周年という事を言った後に、ここで少
しクールダウンするためにゆったりする曲を歌うと言った後にや
った曲は「Everything」だったんですが、この曲にす
んなり入る事ができなかったんですよね・・・。理由はここOC
EAN STAGE後ろにあるDANCERS FIELDでち
ょうどダンスホールレゲエの曲をやっていたみたいで・・・。こ
れのおかげで曲に入っていく事ができなかった・・・。その後に
2曲ミディアムテンポな曲をやった後、ラストに「THE GL
ORY DAYS」
を歌ってMisiaのライブが終了したんで
すが、圧巻だったというのが本音でした!!圧倒的な歌唱力とい
うか、ある意味でオーディエンスをひれ伏せさせるというか。 

この後、SONIC STAGEでライブを観る予定だったんで
すが、あまりの熱さ(この日はとても酷暑だった様で・・・。)
で、ちょっと疲れてしまったのでSONIC STAGEのエン
トランスで休憩を。ここだけ屋内で唯一空調が効いているので。
これが去年は体感できなかった夏フェスの洗礼なんだと・・・。
ここで大活躍したのは物販で購入してきたクリスタルカイザー
いうミネラルウォーター。体内から、そして身体・頭にも水をか
けて体温を落としにかかったんですが、これがある程度成功した
みたいで、少しは楽になりました。             

そして再びOCEAN STAGEへ。次に観るのはTHE S
MASHING PUMPKINSを。洋楽方面はまったくうと
い私なんですが、このスマパンは名前は知っていた(友達が好き
なので)ので、楽しみにして足を運んだ訳なんですが。ライブの
感想はというとまずVo.&ギターの方が新日本プロレスのTシ
ャツを着ていた事が何気に印象に残っていたりします(爆)こん
な所にも”金の雨が降っていた(爆)”のかと。あとは何故か電
子楽器のテルミンを使用していた所も。そして個人的にはもっと
パンクというかミクスチャーな印象を持っていたスマパンなんで
すが、どっちかというと典型的なアメリカンなロック or オ
ルタナティブな印象を持ってしまいました。たまたまこの日がそ
ういうセットリストだったからなのかもしれないんですが。  

THE SMASHING PUMPKINSのライブが終了し
た後、オーディエンスは前方に移動しようと必死!!私もその中
の1人なんですが。その前方に移動しようとした時なんですが、
所々で座っている人が多数いた事にとてもびっくりしてしまった
訳なんですが。                      

次に登場したのはMr.Children。まさか私がミスチル
のライブを観る時が来るとは正直思わなかったし、このライブを
観るまでは”これまでも・これからもテレビの中のバンドなんだ
な〜”と思っていた訳なんですが。サポートにミスチルのプロデ
ューサーでもある小林武史(キーボード)を伴ってのライブなん
ですが、1曲目の時から既に桜井和寿がステージ上を走り回って
いたのがとても印象的でした。これは去年のPRINCCES 
PRINCCESでも思った事
なんですが、”アリーナクラスの
ライブが出来るアーティストは魅せ方がやっぱ違うな〜”と。2
曲目は桜井和寿はアコースティックギターに持ち替えて「NOT
 FOUND」
3曲目がエレキギターに持ち替えての「光の射る
方へ」
を歌い終わった後にMCだったんですが、個人的にこのM
Cがこの「SUMMER SONIC」で1番印象に残りました。
「僕らをメインに観に来た人も、僕ら以外を観に来た人も心に残
る様なそんなパフォーマンスを目指すのでもし宜しければ聞いて
下さい」ですか。はっきり言ってアウエーな環境だとはいえ、こ
のクラスのバンドが言う言葉ではないと思うんですが、こういう
音楽に・ファンに・オーディエンスに対して真摯だからこそ、日
本の音楽シーンのトップに君臨できるのかな?と。そしてこの後
にやったのは「tomorrow never knows」
ゃないですか!!まさかこの曲をライブで聞ける日が来るとは想
像できませんでした。そして「GIFT」を歌った後、ミディア
ムテンポな曲が2曲続くんですが、ミスチルの魅力の1つとして
桜井和寿が作り出す素朴なメロディが心にグっとくるのかな?と。
あとですね、今日やった曲の歌詞を聞いていると”光”というワー
ドが結構な確立で使われている気がしました。ミスチルの曲の中
で1番印象に残ったのは「REM」ですか。ミスチルのシングル
曲の中でここまで衝動を叩き付ける曲を聞いたのは初めてだった
んですが、ライブで観ると桜井和寿の今まで”POPという名の
元に”隠していた凶暴性(アルバム曲ではあるのかもしれないけ
ど)をさらけ出したというか。なんかエレファントカシマシ
ガストロンジャー」
を彷彿とさせる物があります。そして「ニシ
エヒガシヘ」
ですか。この曲をやってきた事にちょっとびっくり
してしまいました。それにしても改めて思う事なんですが、ミス
チルはヒット曲というか誰もが口づさめる曲を沢山持っているな
と思ってしまったんですが。個人的には「終わりなき旅」「HE
RO」
のコンボはちょっと反則すぎる!!と思ってしまいました。
そしてラストは「innocent world」ですか!!個
人的予測では「シーソーゲーム〜勇敢な恋の勇者〜」かな?と思
っていたんですが。普段はめったにしないんですが、サビの部分
で思わず声に出して歌ってしまいました!!日本の音楽シーンの
トップに君臨するライブパフォーマンスを魅せてくれたと思います!!

この後、お腹が減ったのでOCEAN STAGE後ろにある飲
食ブースで「1ポンドステーキハンバーグタケル」で「フィレス
テーキ丼」(900円)を。これでエネルギーを補給した所でい
よいよヘッドライナーへ。                 

「SUMMER SONIC」1日目のヘッドライナーはMUS
E。サポートに1人入っていたんですが、非常に圧巻だったとい
うのが率直な感想でした。ライブパフォーマンスにしてもそうな
んですが、ライブの演出ですか。夜という闇の空間を上手い事利
用した光・映像の演出というより、ヘッドライナーってここまで
してもらえるものなのか?と思うくらい。最終的にはステージに
ロボットが登場した事にびっくり。実はこのMUSEのライブ中
に”ライブ終了後にクロークが混雑する事をさける”ために一旦
OCEAN STAGEを抜けて荷物を取りに行った後再び戻っ
てきたんですが、まだMUSEのライブが終わってなかった事に
びっくりしてしまった訳なんですが。びっくりしたと言えばアン
コールがなかった事にもびっくりしてしまった訳なんですが。 

MUSEのライブ終了後、飲食のエリアであるOASIS ST
YLEに行こうと思ったんですが、ちょうど桜島方面に行くシャ
トルバスのショートカットになったみたいで。そこから「桜島駅」
に向かうシャトルバスに乗り込みました。          

ライブで1番印象に残ったのはSCANDALでした。かつて制
服を衣装として着ていた時代とは異なり、骨太なギターロックを
聞かせてくれるバンドに成長した事に驚いてしまいました。そし
てMisia・Mr.Childrenという日本を代表するアー
ティストのライブアクト。そして海外のバンドのパフォーマンス
を観れて非常に満足しました。               

去年は体感する事が出来なかった「SUMMER SONIC」
を体感するために今年も足を運んだ訳なんですが、”夏フェス”
とは!?というのを実感できたと思います。実は今年の「SUM
MER SONIC」はお目当てのアーティストが特にいないま
ま、文字通り”SUMMER SONICを体感する”という形
になったんですが、非常に酷暑だった今年の「SUMMER S
ONIC」を何とか乗り越えられたら、他の音楽フェスも観に行
けるのでは!?と。実は夏フェス仕様の服装って「???」だっ
たんですが、”首にタオルを巻く”というのが、”どれだけ暑さ
から守ってくれた”というのを実感してしまいました!!そんな
に暑さを感じなかったんですよね〜。確か何かのテレビ番組で”
身体の中で温度を1番感じる場所は首”というのを改めて実感し
てしまいました。あとはクリスタルカイザーというミネラルウォー
ターが非常に有効だったなと。中盤以降はクリスタルカイザー
か購入していなかった気が?                

また来年の「SUMMER SONIC」に行きたい気持ちがあ
るのと同時に、なんとなく夏の野外音楽フェスティバルの魅力が
分かったので、もし行けるなら京都の10FEET主催の「京都
大作戦」
そして4大夏フェスの1つ「ROCK IN JAPA
N」
に足を運んでみたいなと。